エスカノール(七つの大罪)の徹底解説・考察まとめ
エスカノールとは漫画『七つの大罪』に登場する人物である。「傲慢の大罪(ライオン・シン)」を背負う男で、主人公メリオダス率いる最強の騎士団「七つの大罪」の一員。普段は頼り無い優男であるが、太陽が正午に近付く程力が増し、正午には最強の力を発揮する筋肉質で傲慢な男となる。この力は元々女神族のマエルのものであり、人間の肉体で何度も耐えられるものではなく、一時は力を返還する。しかし最後まで七つの大罪の一員として戦う事を選んだエスカノールは、再びマエルから力を借りて戦場で戦い、自らの力で燃え尽きて死亡した。
周囲に太陽(サンシャイン)で作り出した小さな火球を撒き散らす技。
天上天下唯我独尊(ザ・ワン)
正午から1分間だけ発揮できる、エスカノール最強の状態。見上げる程の巨漢な男となり、それまでとは比べ物にならない程の強さを発揮する。
最強の状態であるものの、性格も傲慢さを極めて、自制出来ない程攻撃的な状態となってしまう。その為エスカノールは仲間達といる時は、正午になると離れた場所へ移動していた。
聖剣エスカノール
天上天下唯我独尊(ザ・ワン)の状態で放つエスカノールの手刀。凄まじい切れ味と威力を有する。暴走したメリオダスとの戦いで使用し、メリオダスを戦闘不能にした。リッタを使用した攻撃よりも強力な斬撃である。武器よりも、己の肉体が最強の武器となっている。
聖槍エスカノール
エスカノールが繰り出す、人差し指による突き。対ゼルドリス戦で使用し、大ダメージを与えて彼をかなり追い詰めた。
天上天下唯我独尊 極み(ザ・ワン アルティメット)
天上天下唯我独尊(ザ・ワン)のもう1段階上の状態。自らの生命力をも力に変換して戦う諸刃の剣でもある。魔神王との戦いで披露した。この時、エスカノールは自らの死を覚悟していた為、この状態となった。戦いが終わった後、エスカノールの肉体は限界を超えて、太陽(サンシャイン)の魔力で焼き尽くされてしまった。
終末の業火(ファイナル・プロミネンス)
魔神王との戦いで使用したエスカノール最大最強の技。太陽(サンシャイン)を全解放し、超特大の太陽を形成させて相手に叩き込む。
エスカノール(七つの大罪)の来歴・活躍
3000年前の出来事
本編より3000年前、創造神が率いる女神族と、魔神王が率いる魔神族は終わりの無い戦いを繰り広げていた。そんな中、十戒の統率者であり魔神王の息子であったメリオダスが女神族に寝返る。十戒とは魔神族の中でも特に力の強い「最上位魔神」を10人集めた精鋭部隊である。魔神王より「戒言」という強大な力を授かっており、無類の強さを誇るっていた。メリオダスは本作の主人公である。これにより魔神族と女神族のパワーバランスが崩れ「聖戦」という他種族も巻き込んだ全面戦争が勃発した。だが“「無欲」のゴウセル”は魔神王を裏切り、自分の命と引き換えに聖戦を終結させる。“「無欲」のゴウセル”は十戒の1人であり、精神操作や記憶操作の魔法を得意とする人物である。彼は世界中の生命体の記憶を書き換え、マエルに偽りの記憶を植え付けて、十戒のエスタロッサという架空の人物に成り代わらせた。マエルは女神族の主力である「四大天使」の1人であり、恩寵「太陽」を持っていた。恩寵とは女神族を統率する最高神が配下の女神族四大天使に与えた強力な力である。
マエルが魔神族側に寝返った事により再び女神族と魔神族のパワーバランスが拮抗した。この事態に女神族は「常闇の棺」を発動する。常闇の棺は発動者の命を代償に、対象を封印させるアイテムである。魔神族は常闇の棺に封印され、代償に女神族は肉体を失って魂だけの存在となった。これにより聖戦は終結したのである。またマエルの恩寵「太陽」は宿主を失って彷徨い、エスカノールの身体に宿ったのであった。
タリム王国の王子として生まれる
エスカノールはタリム王国という小国の王子として生まれる。両親の愛を受けて育ったものの、デマンドがその事に嫉妬を抱いてしまう。デマンドはエスカノールの実の兄である。以降、彼はエスカノールに陰湿ないじめをする様になった。
エスカノールが少年に育った時「太陽(サンシャイン)」の能力が覚醒する。この能力は太陽が昇る程エスカノールの魔力が増大し、正午に最強の力を発揮する。性格も傲慢になり、肉体が筋骨隆々になっていく性質を持っていた。これによりエスカノールはいじめを繰り返すデマンドの腕を意図せずにへし折ってしまう。この事件以降、エスカノールは両親からも疎まれる様になった。
国を追われる
家族から忌み嫌われる様になったエスカノールは、遂に国から命を狙われる様になった。自分の能力に絶望しかけていた彼はローザによって救い出される。ローザはタリム王家に仕えていた侍女である。彼女に導かれ、エスカノールはタリム王国を脱出した。
以降はローザの言葉を希望にして放浪の旅を始める。尚、タリム王国はその後蛮族の襲撃に遭い、滅亡していた。ローザもこの時に死亡した事が推察される。
七つの大罪に加入する
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目次 - Contents
- エスカノール(七つの大罪)の概要
- エスカノール(七つの大罪)のプロフィール・人物像
- エスカノール(七つの大罪)の装備・能力
- 通常時の姿
- 太陽(サンシャイン)
- 神斧リッタ
- 技
- 無慈悲な太陽(クルーエル・サン)
- 炸裂する傲慢(プライド・フレア)
- 暴発する矜持(クレイジー・プロミネンス)
- 天上天下唯我独尊(ザ・ワン)
- 聖剣エスカノール
- 聖槍エスカノール
- 天上天下唯我独尊 極み(ザ・ワン アルティメット)
- 終末の業火(ファイナル・プロミネンス)
- エスカノール(七つの大罪)の来歴・活躍
- 3000年前の出来事
- タリム王国の王子として生まれる
- 国を追われる
- 七つの大罪に加入する
- 十戒と戦う
- マエルに力を返す
- 七つの大罪の一員としての誇りと共に死亡
- エスカノール(七つの大罪)の関連人物・キャラクター
- 大切な人
- ローザ
- 七つの大罪
- マーリン
- メリオダス
- ゴウセル
- キング/ハーレクイン
- ディアンヌ
- バン
- 家族
- デモンド
- 母
- 父
- 十戒
- エスタロッサ/マエル
- ゼルドリス
- ガラン
- メラスキュラ
- グロキシニア
- ドロール
- 女神族
- リュドシエル
- 魔神族
- チャンドラー
- キューザック
- 原初の魔神
- 魔神王
- その他
- エリザベス
- ホーク
- アーサー・ペンドラゴン
- エスカノール(七つの大罪)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
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- 「貸してあげましょう!!!」
- 「彼らが誰かのために命を賭けて戦うならば、僕は彼らの為に命を賭けて戦いたい!!」
- 「我も共に戦う事を――許してください」
- 「どうかみなさんお元気で」
- エスカノール(七つの大罪)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヨハネの黙示録における「憤怒の大罪」