幻海(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
幻海(げんかい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。人間界でも5本の指に入る霊能力者にして、人体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の高名な使い手。主人公・浦飯幽助に霊力を使った戦い方を教えた人物であり、彼との師弟の絆は強い。霊能力者としても有名で、霊的現象に悩まされる人々の相談に乗ることもある。霊力を高めると細胞が活性化し、一時的に若かったころの姿に戻ることができる。「暗黒武術会編」でその姿が披露されると、あまりの美しさに会場がどよめいた。
50年前の暗黒武術会の優勝者
50年前、武術家として全盛期を迎えていた幻海(げんかい)は、武術仲間の戸愚呂兄弟(とぐろきょうだい)と鍛錬に励む日々を送っていた。
しかし、潰煉(かいれん)という妖怪が現れ、「暗黒武術会」へゲストとして参加することを告げ、戸愚呂弟の前で彼の弟子や仲間を惨殺した。
幻海はこの一件で人が変わってしまった戸愚呂弟が率いるチームメンバーとして、暗黒武術会に出場。決勝戦で戸愚呂弟が宿敵・潰煉を倒して優勝した。
大会優勝者の特権で、「2度と大会に呼ばれないこと」を望む。しかし戸愚呂兄弟は妖怪への転生を望み、彼らとは袂を分かつこととなった。
幻海師範門下生大選考会の開催
自分の死期が近いことを悟った幻海は、霊光波動拳の後継者を決めるために「幻海師範門下生大選考会」を開催。そこで武闘家殺しをする妖怪・乱童(らんどう)を阻止する指令を受けた霊界探偵の浦飯幽助(うらめしゆうすけ)、彼の喧嘩仲間の桑原和真(くわばらかずま)と出会う。
魑魅魍魎がうごめく迷いの森の試練の突破、アーケードゲームで参加者の霊力を計測するなど、幻海は参加者を振るい落としていく。そして彼女に認められた参加者たちでトーナメントを行い、優勝したものを後継者とすることを宣言。力を持つ霊能者や武闘家が残る中、幽助と桑原もトーナメントを勝ち進んでいく。
桑原の対戦相手・修行僧の少林(しょうりん)こそが乱童であり、桑原は縮身の術をかけられて体が縮み、そこを攻撃されて全身の骨が砕かれてしまった。その後、幽助が乱童を破り、霊光波動拳の継承者の座を勝ち取ると、玄海は術によって桑原のダメージを回復させた。幽助に1ヶ月の修行をさせ、霊力の使用法を叩き込むのだった。
暗黒武術会に出場
霊界からの指令を受けて氷女という妖怪の少女、雪菜(ゆきな)を救出した幽助たち。その際、幻海のかつての仲間だった戸愚呂兄弟と戦った。幽助たちは敵を倒したと思い込んでいたが、実は雇い主・左京(さきょう)の指示に従い、負けたふりをしていた戸愚呂兄弟。その後、戸愚呂弟が幽助の元を訪れて実力の差を見せつけ、ゲストとして暗黒武術会に出場するよう告げた。
力の差に危機感を抱いた幽助は、暗黒武術会に向けての2度目の修行を幻海に頼み込む。幽助が本気であることを知った幻海は、以前より厳しく弟子を指導した。
幽助ゲストに選ばれたことから、幻海も浦飯チームの一員として参加することに。幻海は霊波動で若返った状態で、覆面を被った覆面戦士として活動する。修業を終えた後の幽助と共に桑原や幽助の仲間の蔵馬(くらま)・飛影(ひえい)たちと合流するが、この頃は幽助にも正体を隠していた。
初戦は蔵馬・飛影・幽助が3勝したため、幻海の出番はなかった。Dr.イチガキチームとの2回戦、蔵馬と飛影が森で足止めされて試合に間に合わず、取ると死んでしまう「操血瘤」という装置を付けられた格闘家3名と戦うことになった。
実は試合の前に桑原はDr.イチガキチームの格闘家3名がが高名な格闘家・三田村(みたむら)の弟子、円(えん)・梁(りょう)・魁(かい)であり、師匠の病を治すという約束でイチガキに体を提供したこと、彼らが不本意に操られていることを知る。
3人の意識を取り戻そうと必死に呼びかける桑原だったが、相手の攻撃を受けて倒れてしまった。それでも彼らを助けることを諦めず、幽助たちに3人を殺さずに助けるよう告げる。その思いを受け取った幻海が3人の前に立つと、「修の拳・奥義(光浄裁)」を使う。攻撃された者に善の心があればその身を浄化するとう秘技によって3人は正気を取り戻した。その後、イチガキが戦闘妖液を打って巨大化し戦闘を行うが、幽助に一瞬で倒され、浦飯チームの勝利となった。
3回戦の魔性使いチームとの試合では、運営の策略にハマり、飛影と共に結界師・留架(るか)の結界に閉じ込められてしまう。
蔵馬が化粧使いの画魔(がま)、呪氷使いの凍矢(とうや)との戦いを制する。連戦でボロボロになった蔵馬は3回戦の相手・爆拳(ばくけん)に痛めつけられてしまう。
しかし怒り狂った幽助が次の対戦相手としてリンクに上がると、爆拳をボコボコに叩きのめした。その後の副将戦では風を操る妖怪・陣(じん)との戦いに勝利したはずだったのだが、運営側裏工作で試合を引き分けにされてしまう。怒り狂った飛影があと一歩で結界を破れるというところで、2回戦のダメージが回復していない桑原が大将戦に望むことになった。戦える状態ではない桑原相手に、容赦なく攻撃を仕掛ける敵チーム大将の吏将(りしょう)。追い詰められた桑原だったが、その時応援に駆け付けた雪菜の声援を受けて、「愛の力」でパワーアップ。相手を客席まで殴り飛ばして試合を制した。こうしてチームは次の試合に駒を進めることになったのだった。
準決勝戦を前に、幻海は幽助に正体を明かし、霊光波動拳の継承者の証である霊光玉を継承させた。しかし、霊光玉を作り出したことで自身の霊力を大幅に消耗しただけでなく、霊波動による若返りが出来なくなってしまう。
迎えた準決勝戦、飛影が2勝、妖狐に変化した蔵馬が1勝をあげ、桑原が死々若丸と対決する。しかし桑原は死々若丸が使う「死出の羽衣」によってどこかに飛ばされ、勝負は一瞬で決着が着いてしまった。
覆面を着けて出場した玄海だったが、戦いの中で覆面を傷つけられて素顔を晒すことに。以前の若い女ではなく、年老いた姿だったため、「覆面を利用して、規定以上の数で選手を出している」と勘違いされ、一旦試合は中断。観客からは「死刑」と野次を飛ばされるが、戸愚呂弟から2回戦の若い女と、今リンクに立っている人物は同一人物だと説明があったため、試合続行となった。
美を好み、醜を憎む死々若丸に追い詰められるが、波長を合わせて相手が発した妖気を取り込み、跳ね返す技・霊光鏡反衝によって勝利を収めた。
その後、会場に戻ってきたばかりの桑原は怨爺(おんじい)との試合に挑むが、敵が「死出の羽衣」をブラックホール状に再現したことにより、再びどこかに飛ばされてしまった。
幻海は怨爺との戦いに挑むが、姿を偽っていることを見抜き、本性を表わすよう告げた。すると怨爺はピエロのような風貌の美しい魔闘家鈴木(すずき)に姿を変える。「美しいものだけが生きる権利がある」という美学を披露し、優勝した暁には自分に従う美しい物だけに生きる権利を与えると豪語した。
7色の妖気を放つレインボーサイクロンと、戸愚呂弟が使う筋肉操作をコピーした爆肉鋼体で幻海を攻撃するが、どの技も全く通用せず、幻海は顔面の原型を留めないほど相手を殴り続けて試合に勝った。
こうして浦飯チームは決勝戦へと進むのだった。
戸愚呂弟との戦いとトーナメントの行方
決勝戦前、戸愚呂弟が現れて決闘に。幽助に霊光玉を託したことで霊気の大半を失っており、霊丸は3発しか撃てない状態。1発目は心臓から逸れるも45%状態の戸愚呂弟の左腕を貫いた。80%状態になって左腕を再生した戸愚呂弟に放った2発目は、左手だけで受け止められてしまう。3発目は限界まで霊力を高めて若返った状態で放ったものの、相手に傷ひとつつけることできず、パンチで腹部を貫かれて敗北した。その直後に現れた幽助に看取られながら、幻海は息を引き取った。
彼女の死は桑原以外は察知しており、それぞれの思いを胸に決勝戦へと挑む。
そして決勝戦、先鋒戦は蔵馬が鴉を殺すものの10カウントを先に取られていたために敗北。次鋒戦は飛影が武威を圧倒して勝利。その後、幻海の死を知らず、彼女の死を戸愚呂兄が愚弄したことに怒った桑原が試合に勝ち、幽助も全力を出して激戦の末に100%中の100%となった戸愚呂弟を破った。
試合終了後に「戦わない代わりに命を賭ける」とコエンマに告げていた左京が、会場を爆破。
実はコエンマは戸愚呂弟から、「浦飯チームが優勝したときの願いは幻海の復活だろう」と助言を受けていた。コエンマによって亡骸は冷凍保存されており、優勝した浦飯チームの願いという形で幻海は復活を果たすのだった。
仙水編
その後、左京の「人間界と魔界を繋ぐトンネルを作る」という野望の影響で、人間の中にも特殊な能力を発言する者が出始めた。身体から魂が抜けてしまう「禁句(タブー)」の能力者、海藤優(かいどうゆう)を助けようと、突如能力を身に着けた城戸亜沙斗(きどあさと)と柳沢光成(やさぎさわみつなり)たちに相談を受けた幻海。彼らに一芝居打ってもらい、幽助を誘拐すると、桑原たちに城戸・柳沢・海藤を戦わせ、暗黒武術会で戦ってきた相手とは違う脅威が迫っていることを気付かせた。
暗黒武術会に優勝したことで天狗になっていた幽助たちは現実を突きつけられ、異能者たちと戦い、「人間界と魔界を繋ぐトンネルを作る」という左京の野望を引き継いだ元霊界探偵の仙水忍(せんすいしのぶ)との戦いに挑む。
その後、城戸たちと共に情報収集をしつつ、仙水の刺客を退けていく。そこで桑原が人間界と魔界を繋ぐ「界境トンネル」を開くために必要な能力「次元刀」を有していることが仙水に知られ、さらわれてしまう。再び飛影が行動を共にすることになり、桑原を取り戻すために幽助・蔵馬・飛影・海藤・柳沢・幻海は敵の本拠地である蟲寄市郊外・入魔洞窟にやって来た。
洞窟の入り口で仙水からの刺客、天沼月人(あまぬまつきと)と戦う。ゲームソフト・『ゲームバトラー』を現実化させ、能力で作った「ゲー魔人」を相手に、テニスで御手洗、シューティングで幻海、パズルで柳沢(アニメ版ではアクションバトルで幽助に変更)と戦い、ゲー魔人は敗北。その後ゲー魔王役と天沼も戦いに参加し、クイズで海藤に勝利。蔵馬とパズルで戦うが、蔵馬の話から天沼は仙水に利用されているだけだと教えられ動揺する。ゲー魔王の負けは死を意味し、もうゲームは止められないと怯えるが、蔵馬は自分は死ぬ気は無いと語り、天沼は死の恐怖で涙を流しながら敗北、ゲームのルールにより死亡した。
その後、幽助・飛影・蔵馬は仙水のいる場所へ進み、仙水から「巻原に勝てたら桑原は解放する」という案を受けた刺客「美食家(グルメ)」巻原定男(まきはらさだお)と戦う。天沼を死に追いやった直後で怒りが収まらない蔵馬を挑発したが、蔵馬は薔薇棘刃鞭(ローズウィップ)で巻原の頭部下の歯から上の部分を切断。巻原は意識がない状態で死亡したが、頭部下から戸愚呂兄が正体を現し巻原の胴体はそのまま彼の身体として乗っ取られた。実は暗黒武術会で桑原に島外に殴り飛ばされた戸愚呂兄は、驚異的な再生能力で頭部を再生しており、仙水に拾われていた。食べた人間の能力を手に入れる能力を持つ巻原は戸愚呂兄を食べたが、内側から侵食され、既に意識は戸愚呂兄のものになっていた。しかし蔵馬によって、魔界植物・邪念樹を寄生させられ、戸愚呂兄は邪念樹に寄生されたまま蔵馬を殺す幻覚を見続ける無間地獄をさ迷い続けることになった。
その後、仙水のパートナーの妖怪・樹(いつき)は、次元を自由に移動出来る能力「影ノ手」によって飛影・蔵馬そして桑原を裏男という樹のペットの体内に閉じ込め、幽助に仙水との1対1の戦いを強いた。仙水の力は強大で、苦戦を強いられ続けた幽助は心臓を貫かれて倒れてしまう。
一部始終を見ていた桑原は、幽助を助けようとする衝動で霊力が高まり次元刀を出し、裏男を斬って体内から脱出。しかし幽助の心臓は止まっており、蔵馬・飛影・桑原は幽助の弔い合戦をすると決める。
仙水は界境トンネルの結界を通りぬけると、「自分を倒したければ結界を切ってこちらに来い」と挑発。桑原はそれを受け入れて次元刀で結界を斬り、一同は仙水の望み通り魔界へと行った。しかし妖狐に変化した蔵馬とA級妖怪レベルの強さになった桑原、飛影の3人の力を持ってしても、仙水を倒すことができない。
一方、死んだと思われていた幽助が突如立ち上がり、復活。実は幽助は隔世遺伝により魔族の血を濃く受け継いでおり、先の戦いで死んだことで魔族として覚醒したのだった。幽助は、霊獣プー、そしてコエンマと共に魔界へ行き、桑原たちと再会する。
幽助は仙水との戦いを続行する中で突如何者かによって身体を乗っ取られて、段違いのパワーを発揮して仙水を倒した。仙水の死によって、人間界の危機は去ったのだった。
魔界統一トーナメント編と幻海のその後
仙水を倒し、その後、魔界へ向かった幽助。雷禅の死後、勝者が魔界のトップに君臨する「魔界統一トーナメント」の開催を提案する。それを受け、蔵馬は幻海に依頼し、かつて暗黒武術会で戦った酎(ちゅう)、鈴駒(りんく)、凍矢(とうや)、陣(じん)、死々若丸(ししわかまる)、鈴木(すずき)の6人を指導し、彼らを成長させた。
原作では、「審判の門事件」直後に天寿を全うしてこの世を去った。葬儀は幽助たちの手で行われ、「自宅周辺の広大な山林を人間と妖怪が共存できるような場所にしてほしい」という内容が記された遺言状を遺している。
アニメでは最終回の時点でも生存しており、自分の元を訪ねてきた桑原たちに遺言を直接伝えるのだった。
幻海の関連人物・キャラクター
浦飯チーム
浦飯幽助(うらめしゆうすけ)
本作の主人公。登場時は皿屋敷中学校2年生の14歳。未成年でありながら喫煙・飲酒・パチンコを嗜み、喧嘩早く短気で、学校に行かず頭も悪い、絵に書いたような不良少年として近所では有名な存在だった。桑原とは喧嘩仲間で、顔を合わせる度に勝負をしていた。
ある日、子どもを助けて交通事故にあって死亡してしまうが、「霊界獣の卵を育てる」という試練を乗り越え、生き返る。その後、霊界探偵となり人間界で悪さをする妖怪を退治する任務に就く。
必殺技は霊気を収束させて撃ち抜く「霊丸」。序盤では霊丸は1日1回が限度だったが、幽助が成長していくと威力と限度も上がっていく。元々喧嘩三昧の生活をしていたため、戦闘能力は高く、幻海の弟子になってからは2回の修行を経て、人体に宿る霊力を活用する武術「霊光波動拳」の正式継承者となる。
仙水に殺された事で、魔族の子孫であることが発覚し、魔族として覚醒。遺伝子上の父親は魔界で非常に強い存在だった雷禅で、雷禅と人間の食脱薬師の女性との間に魔族大隔世(長い年月を経て、何世代も後の子孫に魔族としての遺伝子が誕生する)で出来た子供。
最初の事故死で魔族に覚醒しなかったのは、覚醒に見合うだけの力が足りなかったため。覚醒時は髪の毛が伸び、体に刺青のような模様が浮かぶ。原作では初覚醒の一回だけこの姿になり、アニメでは黄泉と戦うときにも同じ姿になった。
仙水との戦いの中で体を雷禅に乗っ取られ、仙水とちゃんと戦えなかった事に腹を立てる。1度人間界に帰るが、魔族になったことにより霊界側からは危険視され、霊界探偵を解雇され、霊界に命を狙われる身に。その後魔界へ行き雷禅と対面し、雷禅を越えるために修行をする。雷禅の死後、幽助がトーナメントを提案・開催し、魔界のあり方が変えていく。
浦飯幽助(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
浦飯幽助(うらめしゆうすけ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの主人公。喧嘩に明け暮れる不良中学生だったが、子供を庇って車に撥ねられ死亡し、その後霊界探偵として復活する。指令をこなしていくうちに自分をライバル視する桑原和真、妖怪の飛影、蔵馬が仲間になり、人間界を狙う敵と戦う。物語後半の仙水忍との戦いで死亡するものの、魔族として復活を果たす。
桑原和真(くわばらかずま)
幽助のケンカ仲間であり腐れ縁。本作のムードメーカー的な存在。
単純だが義理人情に厚く仲間思いで、一方的な暴力は振るわず万引きやカツアゲなどの犯罪もしない主義。
不良仲間の大久保・桐島・沢村の3人組が親友。数匹の猫を飼っており、不良にさらわれた猫の永吉を助けるため我を忘れる溺愛ぶりを見せる。
幽助とはライバル関係とされているが、桑原が一方的に絡み叩きのめされ、1話の時点で0勝156敗。
幽助に永吉を助けてもらった事や、幽助の復活に一役買った事など、幽助復活前から出番が多くあり、幽助が霊界探偵になった後も幽助の相棒的な立場として登場。
生まれつき霊感が高く、金縛りにあったり、ジャンケンが強いなどの傾向があった。
幻海に霊感の事を相談しに行き、成り行きで霊光波動拳門下生選考会に出て、武蔵との戦いで霊気の剣「霊剣」を操るようになる。次第に霊剣の使い方を覚えて行き、曲がったり伸びたり巨大化させたりなどの応用がきくようになる。
仙水編では仙水たちの求めていた能力「次元刀」の持ち主である事が分かり、攫われてしまう。
また霊力の高さからか他人の意識が流れ込むこともあり、捕らわれた雪菜の過去やDr.イチガキチームの戦士たちの過去を知り、彼らを救う。
雪菜に一目惚れし、雪菜を救う作戦に参加し、その後も一途に雪菜を守ろうとしている。
雪菜はまだ恋が分からないため桑原との恋愛的な発展はないが、桑原を友人として好ましいとは思っている。
桑原は雪菜救出作戦の際に届けられたコエンマからのビデオを最後まで見なかったため、雪菜が飛影の妹である事は知らず、幽助たちからも良かれと思って隠されている。
主要キャラの中で1番顔が良くないとされており、飛影からは「つぶれた顔」、死々若丸からは「失敗ヅラ」と呼ばれ、ルックスの悪さが公式でネタにされている。
魔界へ続くトンネルを通った際には、B級妖怪から仙水・蔵馬・飛影・桑原の4人が自分達より強いと評価されており、その時点で桑原はA級妖怪相当の強さを持っている。
魔界トーナメント編では人間界に残り猛勉強、元々成績は悪かったが努力の末に骸工大付属高校に補欠合格した。
桑原和真(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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桑原和真(くわばらかずま)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人である。霊感の強い不良少年で、主人公の浦飯幽助とは喧嘩仲間。霊界探偵となった幽助と行動を共にするようになり、霊気で作り出した「霊剣」を用いて様々な妖怪と戦いを重ねる。暗黒武術会では、ムードメーカーとして仲間を牽引。魔界の扉を開こうとする仙水忍との対決では、敵が欲する「次元刀」の持ち主であることが判明し、仙水一味にさらわれてしまった。
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コエンマとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。霊界の長・閻魔大王の息子で、主人公・浦飯幽助に生き返るきっかけを与えた人物。赤ん坊のような姿で常におしゃぶりをくわえているが、実年齢は700歳を超えている。人間界に来る際は、赤ん坊ではなく長身のイケメン姿になる。また、おしゃぶりはただの飾りではなく、最強クラスの防御技「魔封環」を使うエネルギーを貯めるための道具。アニメ版では秘書の鬼・ジョルジュ早乙女と漫才のようなやり取りを何度も見せた。
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戸愚呂弟(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
戸愚呂弟(とぐろおとうと)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品中盤のボスで、主人公・浦飯幽助とは2度に渡って対戦している。元は人間だったが、実兄の戸愚呂兄と共に妖怪に転生した。体格が良く、常にサングラスを身につけている。戦う相手の力量に合わせ、筋肉量をコントロールして戦う。暗黒武術会の決勝では、「100%中の100%」の姿になったが、激闘の末に幽助に倒された。
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雪村螢子(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
雪村螢子(ゆきむらけいこ)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。主人公・浦飯幽助の幼馴染であり、メインヒロイン。品性方向でスポーツ万能な優等生で、中学では学級委員長だった。正義感が強く、幽助とは顔を合わせれば口喧嘩をするが、相思相愛である。幽助の弱点として人間・妖怪問わず狙われるなど、幾度も危険な目に遭っている。物語後半では幽助からプロポーズされた。
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左京(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
左京(さきょう)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。オールバックにした長髪と右目の傷、煙草がトレードマークの男性。「暗黒武術会編」に登場した戸愚呂チーム大将兼オーナーで、富裕層の賭博団体BBCのメンバーである。アニメ版では弟を応援しに来た桑原静流とお互いに恋心を抱いていた。副将だった戸愚呂弟が負け、彼の勝利に命を賭けていた左京は会場を爆破し、その生涯に幕を下ろした。
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雪菜(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
雪菜(ゆきな)とは冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。氷女という妖怪の少女で、流した涙は氷泪石と呼ばれる希少な宝石になる。主要キャラクターの1人・飛影の双子の妹。闇ブローカーにさらわれ、金の亡者・垂金権造に幽閉されていたところ、霊界探偵の浦飯幽助とその友人の桑原和真によって救出された。桑原は雪菜に一目惚れしているが、雪菜本人は恋愛についてよく理解しておらず、恋仲には発展しなかった。
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黄泉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
黄泉(よみ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』および、アニメに登場する人物。かつて妖狐蔵馬と共に盗賊団の副総長を務めていたが、粗野な性格に見切りをつけた蔵馬に刺客を差し向けられ失明。その後は聴覚と嗅覚を頼りに実力をつけ、魔界三大妖怪と呼ばれるまでに成長する。魔界の制覇と人間界への進出を狙っていたが、主人公・浦飯幽助に感化されて魔界統一トーナメントに挑んだ。3回戦で幽助とあたり、60時間に及ぶ激闘の末に勝利を収めている。
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鴉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
鴉(からす)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。「暗黒武術会編」のラスボス、戸愚呂兄弟が率いる戸愚呂チームのメンバーで、爆弾を作り出せる「支配階級(クエストクラス)」の妖怪。美しいものを自分の手で壊したいという歪んだ性癖の持ち主で、決勝戦で戦うことになった蔵馬に異常な執着を見せた。「トリートメントはしているか?」など印象的なセリフが多く、第2回キャラクター人気投票では第8位にランク入り、蔵馬vs鴉の戦いはコミックスの「究極の名場面コンテスト」で1位を獲得している。
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桑原静流(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
桑原静流(くわばらしずる)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。メインキャラクターの1人・桑原和真の姉で、弟同様に霊感が強い。面倒見の良い姉御肌な女性で、喧嘩も強く頭も良いため、桑原にとって頭が上がらない存在である。アニメ版では敵の戸愚呂チームのオーナー・左京に助けられ、彼に好意を抱く。決勝戦後は自死を選んだ左京から愛用のライターを渡されていた。作者・冨樫義博のお気に入りのキャラクターの1人である。
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ぼたん(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
ぼたんとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。閻魔大王の息子・コエンマの部下で、霊界の水先案内人として、物語序盤から主人公・浦飯幽助をサポートしてきた。髪をポニーテルに結い、若い女性の見た目をしているが年齢などは全て不明。江戸っ子のような姐御喋りをする。ファンの間でも人気の高い女性キャラクターである。映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』では、メインヒロインとして描かれた。
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武威(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
武威(ぶい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。「暗黒武術会編」のラスボス、戸愚呂弟が率いる戸愚呂チームのメンバーで、大きな斧を武器に戦う鎧武者。鎧は武装闘気(バトルオーラ)を抑えるためのもので、決勝戦で浦飯チーム次鋒の飛影との試合では、鎧なしの本来の力で戦う。奥義・邪王炎殺黒龍派によって妖力をアップさせた飛影に、完膚なきまでに叩きのめされた。暗黒武術会の飛影の対戦相手の中で、唯一殺されなかったキャラクターでもある。
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プー(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
プーとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。主人公・浦飯幽助の生命エネルギーによって孵化し、彼の心をエネルギーとして生きる霊界獣。長く垂れた耳とペンギンのような見た目が特徴で、「プー」と鳴く。本作のマスコット的存在。暗黒武術会決勝時と霊界クーデター時の2度、霊界にいた幻海が憑依し、周囲の人間を助けた。かつて霊界探偵だった仙水忍に幽助が殺された際にプーも命を落とすが、幽白が魔族として覚醒すると鳳凰のような姿で甦った。
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幽遊白書の桑原和真は桑田選手・清原選手に影響を及ぼす男だった
冨樫義博の人気マンガ・幽遊白書。主人公である浦飯幽助にライバル心を燃やす、桑原和真という登場人物がいる。彼の名前の由来はプロ野球選手の桑田選手・清原選手であるのだが、名前をもらったはずの桑原が二人の野球選手に影響を及ぼしてしまっていた。にわかには信じられない架空のキャラクターと有名スポーツ選手たちとの奇妙なつながり。それが転じて原作にある変化をもたらした。その解説。
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【週刊少年ジャンプ】80年代後半から90年代中盤のマンガ【黄金期】
ジャンプ黄金期のマンガ(80年代後半から90年代中盤に開始されたマンガ)をまとめました。
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漫画・アニメに登場するかっこいい男の子の名前まとめ!「学園アリス」の棗など多数紹介!
ここでは漫画・アニメに登場する男の子のかっこいい名前をまとめた。嵐士(あらし)、要(かなめ)、紫呉(しぐれ)、唯世(ただせ)、棗(なつめ)、といった名前を紹介している。漢字の意味を調べると印象の変わる名前もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。
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人気漫画の今昔比較画像まとめ!絵柄・タッチに変化あり?
長年にわたって描かれ続けている人気漫画の数々。改めて最初から読み返してみると、なんだか途中から絵柄やタッチが違っていると感じたことはないでしょうか。もはや同じ作者とは思えないほど絵が変わっているものもあって、ちょっとビックリしてしまいますよね。この記事では、人気漫画の今昔画像を集めました。初期の頃の絵と今の絵と、あなたはどっちが好きですか?
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【幽遊白書】超懐かしい!20~30代が反応するアニソン名曲集【微笑みの爆弾】
世の中には様々なアニメがありますが、そのOPやEDなど、一度聴いただけでもなかなか忘れられないようなインパクトの強いものもたくさんあります。この記事では、主に20~30代が「懐かしい!」と感じそうなアニソンを集めました。どれも有名なものばかりだから、たとえアニメを知らなくても曲ぐらいなら知っているかもしれません。思わず口ずさみたくなっちゃいますね!
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HUNTER×HUNTER 主人公ゴン=フリークスの歩み ハンター試験編
アニメ化、そして映画化もされ、コミック累計発行部数6000万部以上。 海外でも人気が高い、HUNTER×HUNTER。 その主人公ゴン=フリークスのハンター試験合格までの成長記録。 純粋でまっすぐな少年の物語です。
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HUNTER×HUNTER 主人公ゴン=フリークスの歩み トリックタワー編
晴れてハンター試験に合格したゴン。 キルアを取り戻すため、ククルーマウンテンへ。 そして天空闘技場で修行を開始する。 そこで念の存在を知り、そして因縁のヒソカとも…
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冨樫義博は伊藤潤二の影響を受けまくり!?HUNTER×HUNTER&レベルE&幽遊白書を画像付きで検証!
漫画家の冨樫義博は、同じく漫画家である伊藤潤二の影響を強く受けているとする説がある。実際冨樫の作品には伊藤潤二作品の構図や演出が応用されているシーンが少なからず散見しており、ここではそれを画像付きで検証していく。
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【HUNTER×HUNTER】冨樫義博の考えた少女漫画ヒロインを徹底紹介!妻・武内直子からの評価付き!【セーラームーン】
人気漫画『HUNTER×HUNTER』の作者冨樫義博が考えた「少女漫画のヒロイン」を紹介する。冨樫は有名少女漫画『セーラームーン』の作者として知られる武内直子の夫でもあり、この企画はその縁で組まれたものである。
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目次 - Contents
- 幻海の概要
- 幻海のプロフィール・人物像
- 幻海の能力
- 治療術
- 魂を戻す術
- 幻海の必殺技
- 霊丸(レイガン)
- 霊光弾(れいこうだん)
- 霊光波動拳 修の拳・奥義 光浄裁(れいこうはどうけん しゅうのけん おうぎ こうじょうさい)
- 霊光鏡反衝(れいこうきょうはんしょう)
- 霊光玉(れいこうぎょく)の継承
- 修の行 呪霊錠(しゅうのぎょう じゅれいじょう)
- 幻海の来歴・活躍
- 50年前の暗黒武術会の優勝者
- 幻海師範門下生大選考会の開催
- 暗黒武術会に出場
- 戸愚呂弟との戦いとトーナメントの行方
- 仙水編
- 魔界統一トーナメント編と幻海のその後
- 幻海の関連人物・キャラクター
- 浦飯チーム
- 浦飯幽助(うらめしゆうすけ)
- 桑原和真(くわばらかずま)
- 蔵馬(くらま)
- 飛影(ひえい)
- 霊界関係
- コエンマ
- ぼたん
- かつての仲間
- 戸愚呂兄(とぐろあに)
- 戸愚呂弟(とぐろおとうと)
- 霊界探偵編
- 乱童(らんどう)/少林(しょうりん)
- 雪菜(ゆきな)
- 暗黒武術会編
- Dr.イチガキ
- 円(えん)/M-1号
- 魁(かい)/M-2号
- 梁(りょう)/M-3号
- 死々若丸(ししわかまる)
- 美しい魔闘家鈴木(うつくしいまとうか すずき)/怨爺(おんじい)
- 瑠架(るか)
- 仙水編
- 城戸亜沙斗(きど あさと)
- 海藤優(かいとう ゆう)
- 柳沢光成(やなぎさわ みつなり)
- 天沼月人(あまぬま つきひと)
- 幻海の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あんたも年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」
- 「できの悪い弟子で本っ当ーに苦労した 当分お前のツラは見たくないからこっちにくんな 勝てよ……」
- 「おいおいなんて冷たいんだろーね 年寄りおいて帰る気かい?」
- 幻海の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 戸愚呂弟との関係は仲間以上恋人未満
- 敵・味方の心を射抜く美貌の持ち主