雷禅(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
雷禅(らいぜん)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品終盤に登場し、主人公・浦飯幽助の遺伝子上の父親であること、幽助が魔族の血を引いていることが明かされた。魔界三大妖怪の1人で、「闘神」の異名を持つ。食人鬼だが、大昔に運命の女性と出会ってからは、彼女と再会するまでは人を食べないと誓った。空腹と栄養失調で大きく力が衰え、最期は幽助の目の前で「あー、腹減ったな」という言葉を残して餓死した。
雷禅の喧嘩仲間。
アニメでは九浄の双子の妹という設定。
トーナメント1回戦(アニメでは予選)で、かつて幽助と戦った妖怪・酎(ちゅう)と対戦し、酎から一方的に惚れられ何度も勝負を挑まれアプローチを受ける。
本人も満更ではなくその戦いを律儀に受けており、九浄が酎を揶揄するととても怒った。
トーナメント2回戦で軀と当たり敗北。
九浄(くじょう)
雷禅の喧嘩仲間。
アニメでは棗の双子の兄。
トーナメントでは3回戦で蔵馬と戦い勝利。準決勝で才蔵に敗れる。アニメでは凍矢とも戦い、妖力を凍矢と同じまで落として戦い、勝利した。
痩傑(そうけつ)
雷禅の喧嘩仲間。
トーナメントでは陣と戦い勝利。
陣以上の飛翔能力を持っており、陣の戦う姿に昔雷禅に挑んでいた頃の自分を重ねた。
その後トーナメントでは1008年ぶりに雷禅の喧嘩仲間・周と対決。
周にハンチング帽が似合ってないとツッコミを入れられた。
周(しゅう)
雷禅の喧嘩仲間。
メタル族で、体が銀色に発光してる。
痩傑とは久しぶりの対決となり、「金物臭いチビ」と言われた。
才蔵(さいぞう)
雷禅の喧嘩仲間。
本編で活躍するシーンはないが、準決勝まで進み煙鬼に敗北。
トーナメントの準優勝者という実力者。
鉄山(てつざん)
雷禅の喧嘩仲間。
本編で活躍するシーンはない。
2回戦で才蔵に敗北。
電鳳(でんほう)
雷禅の喧嘩仲間。
本編で活躍するシーンはない。
魔界三大妖怪
軀(むくろ)
魔界三大妖怪の1人。
いつもは包帯で顔を隠しており、一人称は「俺」であるが女性。黄泉や蔵馬よりも年上。
軀の軍は雑魚でもA級妖怪で、三大妖怪の中でも1番の軍事力を持ち、厳選した77人の戦士を直属の側近にしている。
元々は魔界の奴隷商人「痴皇」の娘で、玩具奴隷として生まれ育つ。生まれた時から腹を改造され、痴皇に弄ばれ、恐らく子供を宿し生む機能を奪われている。
7歳の時に自ら酸を被って痴皇の興味を失くさせ、自由を手に入れる。
しかしこの時に痴皇に復讐防止の催眠を掛けられ、痴皇に殺意を抱くと痴皇から愛情を受けたという(偽の)記憶を思い出すようになる。
その後目に映る物を全て殺す日々を続け、呪う事で強くなって行き、国家を築き、雷禅と魔界二大妖怪と呼ばれる程の強さを持っていた。
この頃は蔵馬・黄泉はまだ弱い勢力で、飛影はまだ生まれていなかった。
後に飛影が落とした氷泪石を貢物として捧げられ、氷泪石の浄化作用によって心が癒されていく。
雷禅の死が近いことを感じ、三大妖怪と呼ばれるまで強い勢力を持った黄泉と全面戦争をするために、飛影をスカウト。
飛影と部下の時雨を戦わせ、見事な試合をした飛影に褒美として氷泪石を返却。
重傷を負った飛影を施設で回復させ、その際に軀は飛影の記憶を見て、飛影には軀の記憶を見させた。
精神状態で強さが変動するため、比較的穏やかな魔界トーナメントでは本気を出し切れず、煙鬼に敗北。
本気でキレた時は手がつけられないため、この強さをトーナメントで出せていれば楽に優勝できただろうと言われている。
誕生日の付近になると痴皇から受けた性的虐待と、痴皇から受けた愛情を思い出して情緒不安定になる。
その事を察した飛影が軀の心に土足で上がりこみ挑発する発言をしたため、トーナメントで軽く優勝できたであろう力で飛影を吹っ飛ばした。
飛影は傷を癒しつつ、蔵馬に頼んで寄生植物のヒトモドキを調達し、痴皇を捕まえて寄生させる。
そして軀に植物状態になった痴皇を軀に誕生日のプレゼントとして渡し、軀が思い出す愛情の記憶は偽者だったと明かす。
ヒトモドキの寄生した痴皇は頭を潰さなければ死なないため、好きなだけ恨みを晴らしてから殺すと良いと言う。
恨みから解放された軀は穏やかな表情になり、その後の生活は描かれて居ない。
作者お気に入りのキャラクターで、キャラクターのモデルは『風の谷のナウシカ』に登場するクシャナ。
軀(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
軀(むくろ)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品終盤に登場した魔界三大妖怪の1人。いつもは包帯で顔を隠している。一人称は「俺」だが、性別は女性。魔界随一の軍事力を誇る軍団を有している。魔界三大妖怪の雷禅の死期が近いことから、残る1人の黄泉との全面戦争に供えて、主人公・浦飯幽助の仲間の飛影をスカウトした。飛影の記憶を知り、自分の過去を彼に見せた。
黄泉(よみ)
魔界三大妖怪の1人。
三大妖怪の中では1番若く、野心家で狡猾。
元々は妖狐蔵馬と共に盗賊をしていたが、身勝手な性格と血の気の多さが禍して蔵馬に見限られ、蔵馬の雇った刺客によって両目を失った。
視覚が失われた事で音や空気の流れを読んで戦う術を身に付けていき、それと共に耳の数も増え、性格も辛抱強く知的で落ち着いたものに変わる。
現在は人の心拍数や国中を把握できる聴力と頭脳を持ち、二大妖怪と呼ばれていた雷禅と軀と並び、三大妖怪と呼ばれるまでになった。
蔵馬の雇った刺客は捕まえてギリギリ死なない程度に痛めつけて幽閉している。
現在では自分がここまで成長するきっかけとなった蔵馬や刺客に感謝の気持ちすら覚えていると言うが、内心どう思っているかは不明。
雷禅曰く、霊界や人間界まで侵略しようと考えていた様子。
しかし魔界統一トーナメントを開くことになり、幽助の気持ちや、雷禅の旧友のパワーなどに影響されて、野心と作り上げた国家を捨てて1人の男として戦うことを望んだ。
トーナメントでは息子の修羅と戦い勝利。修羅に対しては厳しくも親バカな面を持っている。
幽助との戦いでは長時間の激闘の末に勝利。しかし披露から雷禅の旧友・煙鬼との戦いで敗北した。
トーナメント終了後は幽助に賞賛を述べ、わだかまりのあった蔵馬と和解し、修羅と共に旅に出た。
黄泉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
黄泉(よみ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』および、アニメに登場する人物。かつて妖狐蔵馬と共に盗賊団の副総長を務めていたが、粗野な性格に見切りをつけた蔵馬に刺客を差し向けられ失明。その後は聴覚と嗅覚を頼りに実力をつけ、魔界三大妖怪と呼ばれるまでに成長する。魔界の制覇と人間界への進出を狙っていたが、主人公・浦飯幽助に感化されて魔界統一トーナメントに挑んだ。3回戦で幽助とあたり、60時間に及ぶ激闘の末に勝利を収めている。
雷禅の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「よォ…息子」
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目次 - Contents
- 雷禅の概要
- 雷禅のプロフィール・人物像
- 雷禅の能力
- 桁違いの強さ
- 強靭な意志
- 雷禅の来歴・活躍
- 運命の女との出会い
- 幽助との出会い
- 雷禅の最期
- 雷禅の関連人物・キャラクター
- 遺伝子上の息子
- 浦飯幽助(うらめしゆうすけ)
- 運命の女
- 食脱医師の女(くだくすしのおんな)
- 部下
- 北神(ほくしん)
- 東王(とうおう)
- 西山(せいざん)
- 南海(なんかい)
- 喧嘩仲間
- 煙鬼(えんき)
- 孤光(ここう)
- 棗(なつめ)
- 九浄(くじょう)
- 痩傑(そうけつ)
- 周(しゅう)
- 才蔵(さいぞう)
- 鉄山(てつざん)
- 電鳳(でんほう)
- 魔界三大妖怪
- 軀(むくろ)
- 黄泉(よみ)
- 雷禅の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「よォ…息子」
- 「口説いた この女しかいねェと思った 一晩かけておがみ倒した」
- 「あー……ハラへったな」
- 雷禅の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 読者を混乱させた幽助と雷禅の関係
- 雷禅は作者が恋愛を描きたくて誕生したキャラクター