HUNTER×HUNTER（ハンター×ハンター）の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

暗殺一家ゾルディック家の四子アルカ=ゾルディックには、もう1つの人格が宿っている。人の願いを何でも叶えることができる能力を持つ得たいの知れないその謎の生命体を周囲の人間は”ナニカ”と呼んでいた。ナニカは、暗黒大陸の出身であり、過去ジグ=ゾルディックという人間が持ち帰ったものだという。その正体は、暗黒大陸の欲望の共依存、ガス生命体”アイ”ではないかと考察されている。ナニカは返事をする時に「はい」ではなく、「あい」と返事をすることがこの考察に繋がっている。

アルカ（ナニカ）がキルアの言うことだけを聞く理由

ゾルディック家の四子アルカ=ゾルディックには、ナニカという得体の知れない人格が宿っている。そしてナニカは他人の願いを叶えるという能力を持っていた。アルカとナニカは兄であるキルアにとても懐いており、キルアの命令だけをきく。何故キルアの命令だけを聞くのかは謎のままである。

幻影旅団関連

クロロVSヒソカで浮上した共闘説

キメラアント編が終わった後、天空闘技場でクロロとヒソカの戦いが描かれた。この戦いはクロロの勝利で終わったが、死亡したヒソカが死後強まる念を利用して復活し、旅団狩りを始める。この戦いにおけるクロロの戦術は非常に複雑で、一度読んだだけで理解するのは難しいものだった。そんな中で生まれたのが共闘説だ。これはクロロとヒソカの戦いの中で、シャルナークやコルトピといった旅団員が協力していたのではないかとする説だ。これはクロロが短時間で200体ものコピー人形を作り出していたこと、戦い後のマチの「戦う相手と場所はちゃんと選ぶ事だね」というセリフなどの不自然な描写が根拠とされる。
一方で共闘ではないとする説もあり、ファンの間でも意見が割れている。

メンバー全員死亡説

盗賊集団「幻影旅団」は、1人1人が相当な手練である。しかし当然ながら戦う相手がそれよりも強ければ負ける時もあり、死ぬこともある。作中で最初に死亡したのは、ウボォーギンという屈強な大男だった。職業柄いつ死んでもおかしくない「幻影旅団」。読者としては今後この「幻影旅団」がどうなっていくかというのは気になるところである。作者である冨樫義博は、読者からの「幻影旅団」の今後に関する質問に対して「全員死ぬ」と答えているため、「幻影旅団」のメンバーが最終的に全員死亡する未来は見えている。死んだメンバーも多数いるが、まだ生きているキャラクターもいるため、本当に全員死亡するかは謎である。

単行本の表紙から見えるイルミ=ゾルディック死亡説

『HUNTER×HUNTER』の単行本には、表紙に「幻影旅団」のメンバーが描かれたものがある。12巻と36巻の2冊だ。2冊の絵を見比べると、特定のメンバーが花に置き換えられていた。これは死亡したメンバーが花に置き換わっていると考察されている。真ん中にいたウボォーギンは、新しく「幻影旅団」に加入したイルミ=ゾルディックに変わっていた。しかしこのイルミは、他のメンバーと違って花を持っている。そして口が描かれていない。「花＝死」というところと、「口がない＝死人に口なし」という考え方からイルミが既に死亡していると考えられている。

ヒソカがイルミに化けている説

イルミ死亡説とも関連するのが幻影旅団の前に姿を見せたイルミはヒソカが化けているのではないかとする説だ。「婚前契約（エンゲージメントリング）」という言い回しがヒソカらしくあること、自己紹介時に「ヒ」ポーズを披露したこと、マチがイルミを睨みつけているように見えることなどからこの説が噴出した。また単行本の36巻の背にはイルミが描かれているが、カバーを取るとマチが現れるといった点も意味深である。

団長クロロの船室番号「37564（みなごろし）」

暗黒大陸編で、「幻影旅団」の団長であるクロロ=ルシルフルは、暗黒大陸に向かう船に乗り込んでいた。クロロのいる船室の番号は「37564」。これは語呂合わせで「みなごろし（皆殺し）」と読める。この船室番号はクロロが何かの事件を起こすのではないかという伏線になっていると考えられている。

クロロとマチの会話

ヒソカを巡るクロロとマチの会話にて、吹き出しがどちらのものかが判然とせず、「… 早い者勝ちだ 見つけた者が殺る」「無理だね」「駄目だ」というセリフがどちらのものであるのかで意見が割れている。漫画は基本的に「S」読みであり、その場合はマチが「ヒソカは… あたしが殺る」といった後に、クロロが「… 早い者勝ちだ 見つけた者が殺る」と言い、マチとクロロが「無理だね」「駄目だ」と言いあう流れとなる。しかし「N」読みの方が自然だと考える人もおり、その場合はマチが「ヒソカは… あたしが殺る」といった後に、クロロが「無理だね」と言い、マチとクロロが「… 早い者勝ちだ 見つけた者が殺る」「駄目だ」と言いあう流れになる。

グリードアイランド編

グリードアイランドの制作者

ジンたちが製作したゲーム「グリードアイランド」のゲーム名は、制作者全員のファーストネームの頭文字が由来となっている。作宇宙で判明しているのはG（ジン・フリークス）、R（レイザー）、EE（エレナとイータ）、D（ドゥーン）、L（リスト）のみ。ファンの間ではIはハッカーハンターのイックションペ＝カットゥーヂャではないかと言われている。

キメラアント編

キメラアントがNGLに流れ着いた理由