桑原和真(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

桑原和真(くわばらかずま)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人である。霊感の強い不良少年で、主人公の浦飯幽助とは喧嘩仲間。霊界探偵となった幽助と行動を共にするようになり、霊気で作り出した「霊剣」を用いて様々な妖怪と戦いを重ねる。暗黒武術会では、ムードメーカーとして仲間を牽引。魔界の扉を開こうとする仙水忍との対決では、敵が欲する「次元刀」の持ち主であることが判明し、仙水一味にさらわれてしまった。

伸びる霊剣を用いた棒高跳びで、四聖獣との戦いに使用された技。白虎との戦いでは足元は濃硫酸(アニメでは溶岩)という場所で戦い、鳴虎衝壊波で破壊された後の足場を土台として霊剣棒高跳びをし、奇襲のパンチを白虎を叩き込むことに成功した。アニメ版では養殖人間との戦いでも使用。塔の窓に飛び移ろうとするが失敗してしまった。

霊手裏剣/霊気手裏剣

手裏剣状の霊気を散弾のように飛ばす技。
暗黒武術会での戸愚呂兄との試合で、幻海の死を嘲笑った相手への怒りで霊気が高まり、使用が可能となった。しかし、桑原が霊気の放出系に慣れていない上に、身体のダメージも大きかったせいで霊力使用も著しく、脅威的な再生力を持つ戸愚呂兄に対しては決定打とはならなかった。

必殺スペシャルソード

暗黒武術会の決勝戦前に美しい魔闘家鈴木(すずき)から贈られた闇アイテム「試しの剣」を使用することで発現する技。使用することで桑原の持ち味である回復力も高まり、蔵馬からは「攻防一体の剣」と評された。
その切れ味は戸愚呂兄の身体を切り裂くほど鋭い。

変形霊剣/巨大霊気棒

「試しの剣」の効果で作り出した剣。脅威的な再生能力を持ち、心臓などの急所も自在に体内を移動できる戸愚呂兄に決定打を与えられずに苦戦する桑原の意志に応えて剣が変形。刃の部分が巨大なラケット状となっている。桑原は「俺の今の気分ぴったりに変形してくれやがった」と評した後、戸愚呂兄の全身を叩き潰して倒した。

次元刀(じげんとう)

対象物の強度や硬度にかかわらず次元ごと断ち斬ることが出来る刀で、破壊することは不可能とされていた魔界と現世を隔てる亜空結界すらをも斬り裂ける力を持つ。斬り裂いた空間の裂け目に入り込み、空間を隔てた場所や離れた場所へと移動することも可能。
「仙水編」で試しの剣を使った副作用で霊力を失っていたところを、敵の刺客・御手洗(みたらい)に襲われた際に霊力復活と共に出現させた。しかし、仲間のピンチ時などの感情が昂った状況でなければ発現しない。
魔界と人間界を繋ぐために仙水が欲していた能力。幽助を殺した仙水を追って桑原たちが魔界へ向かった際、桑原は次元刀で亜空間内で通行の邪魔になる結界を切り裂いている。

霊気供給

自身の霊気を他者に供給する能力で、四聖獣のリーダー・朱雀(すざく)との戦いで心臓が止まりかけた幽助を救うために使用した。桑原自身が白虎との戦いでの重いダメージを受けていたために蔵馬に自殺行為だと止められるが、桑原は「今、霊気を送れるのは俺しかいない」と無茶を承知で幽助に霊気供給を決行した。この行動により幽助は救われた。

桑原和真の来歴・活躍

ライバル・幽助の死と復活

皿屋敷中学校に通う不良少年の桑原和真(くわばらかずま)は、顔を合わせるたびに「永遠のライバル」と勝手に認めている浦飯幽助(うらめしゆうすけ)に勝負を挑んでは負けるという日々を過ごしていた。
そんなある日、道路に飛び出した子どもを助けようとして幽助が命を落としてしまう。彼の死は死者が向かう霊界でも予想外の出来事であり、極楽にも地獄にも行き場が無い幽助は生き返るための試練を受けることに。閻魔大王の息子・コエンマから与えられた試練の内容は、人の心から発するエネルギーに影響を受けて成長する霊界獣の卵を育てることであった。霊感の強桑原の体を借り、復活を告げるために幼馴染の雪村螢子(ゆきむらけいこ)を探す。しかし桑原の外見のため、螢子の両親からは怒鳴りつけられ、不良に絡まれ続け、なかなか見つけることができない。タイムリミットの日没まであとわずかとなった時、螢子を発見。後ろから胸を揉むという幽助しかとらない行動をしたため、見た目は桑原でも中身は幽助だと信じ、螢子は「待ってる」と胸の中で泣いた。幽助の霊体が抜けた桑原は状況が理解できず、呆然とするのだった。

喧嘩好きの桑原たちに手を焼いていた教師の明石(あかし)は、桑原の舎弟・大久保(おおくぼ)のアルバイトの許可と引き換えに、1週間の喧嘩禁止とテストで50点を取ることを約束させる。大久保は家計を支えるためにアルバイトを特別に許可されていたため、途方に暮れてしまう。桑原の性格をよく知る桐島(きりしま)・沢村(さわむら)も諦める中、桑原だけは約束を守ると決意。喧嘩を売られても一切買わずボコボコにされるだけ。そして悔しい気持ちを押し殺し、テストに向けて猛勉強をするのだ。
霊体の幽助が見守る中、桑原は1週間喧嘩をせず、テストの点数も50点をとるという2つの約束を見事に果たしたのだった。

ある時、幽助は神妙な面持ちの桑原が仲間と話しているところに遭遇した。桑原は累中の不良たちに、愛猫の永吉(えいきち)を人質に取られたのだ。リーダー格の眼鏡をかけた少年は桑原一行を脅し、漫画を万引きするよう言いつけた。しかし万引きはしない主義の桑原は漫画を購入。それに不満を抱いた累中のリーダーは、今度は舎弟たちを殴るように命じる。仲間は殴れないと躊躇う桑原に、自分たちを殴るよう必死に説得する沢村たち。そんな中、一時的に復活した幽助が永吉を奪い返して形勢逆転。桑原一行に仲間たちを倒され、逃げ出したリーダーは追いかけてきた幽助に倒される。この後、前科5犯の指名手配犯である小鬼の邪鬼に取り憑かれていたことが判明した。永吉が無事、自分の元に戻り、桑原は幽助に感謝の気持ちを抱くのだった。

ぼたんと共に現世の悩みを抱える人間や成仏できない霊魂と関わる中で、幽助は粗野ながらもひたむきに人々を勇気づけていく。
そんな中、ついに幽助復活の時がやってきた。しかし、魂と肉体の波長があった時に生命エネルギーを吹きこまないと肉体と魂が一緒に復活できないため、螢子や桑原にテレパシーでそのことを伝える。しかし送られたのは幽助とキスをする光景だったため、2人は躊躇ってしまう。しかし、タイムリミットギリギリになって螢子がキスをしたため、幽助は無事復活。テレパシーで送られた光景が気になって様子を見に来た桑原は、幽助の復活に驚きと喜びを隠せない様子だった。

霊界探偵・幽助をサポート

少林(左)と桑原(右)の戦いでのワンシーン。

元の身体に戻った幽助は、人間界で悪事を働く妖怪たちが関わる事件を解決する「霊界探偵」としての使命を与えられる。
そんな中、長い間金縛りに遭っていた桑原は高名な霊能者である玄海(げんかい)に相談するため、玄海邸を訪れていた。偶然にもその日は霊力を駆使して戦う武術・霊光波動拳継承者選抜試験の日であり、桑原は指令を受けて会場に来ていた幽助に出会う。霊光波動拳の奥義を奪おうと目論む妖怪・乱童(らんどう)を退治することが幽助の指令だったが、いつしか桑原と幽助はどちらが優れているか競い合うようになる。魑魅魍魎がうごめく迷いの森の試練を最短ルートで突破し、霊力を測るジャンケンゲームで全勝するなど、霊感の高さを見せた桑原。その後、妖魔退治を生業とする武蔵(むさし)と戦うことになり、その最中、相手が使用していた破邪刀の破片を媒介にして、霊気の剣「霊剣」を出現させることに成功。霊剣を使って武蔵を撃破した。その次に対戦することになったのは修行僧の少林(しょうりん)。桑原は肉弾戦で圧倒するが、実は少林こそが乱童であり、桑原は縮身の術をかけられて体が縮み、そこを攻撃されて全身の骨が砕かれてしまった。その後、幽助が乱童を破り、霊光波動拳の継承者の座を勝ち取った。桑原は玄海の術を受け、ダメージを回復させている。

しばらくは平穏な日々が続いていたが、朱雀(朱雀)、青龍(せいりゅう)、白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)ら「四聖獣」と呼ばれる妖怪を中心とした犯罪組織・妖魔街の住民たちが、霊界に対して人間界への移住権を要求してきた。四聖獣は人間界に「人々の破壊・暴力・殺害衝動を強制的に引き起こす」とされる寄生虫を放ち脅迫してきたのだ。桑原は厳しい修行から戻ってきた幽助、霊界の秘宝を盗んだことで幽助と対峙した妖怪の蔵馬(くらま)・飛影(ひえい)と共に四聖獣の根城へ向かう。鞍馬が強靭さを誇る玄武(げんぶ)を倒し、桑原は次に現れた白虎(びゃっこ)と戦う。
自身の毛で妖獣を作り出し、体毛で霊力を吸収。触れたものを塵にする「超振動弾・鳴虎衝壊波」を出すなど、多彩な攻撃に苦しめられる桑原だったが、相手の能力を逆手に取り、許容量以上の霊剣を吸わせて腹を破裂させた。しかし白虎はまだ生きており、戦う場所を濃獄酸だらけの部屋に移動すると、桑原の足場を超振動弾・鳴虎衝壊波で破壊。しかし窮地にも臆さず、棒高跳びの要領で霊剣を伸ばして白虎のいる足場に飛ぶと、その勢いで相手に一撃を入れ、濃獄酸に叩き落して勝利した。その後は飛影が氷の拳闘士・清龍(せいりゅう)を撃破。幽助も自分の生命エネルギーを攻撃力に変えてリーダーの朱雀(すざく)を倒し、虫笛を破壊したことで脅威は去った。瀕死の幽助を発見した桑原は、蔵馬が止めるのも無視して自分の霊気を供給し、幽助を救ったのだった。

その後、幽助と共にBBCと呼ばれる賭博団体のメンバーの1人・垂金権造(たるかねごんぞう)によって監禁された妖怪の少女・雪菜(ゆきな)救出に向かう。実はこの少女は、飛影の行き別れた妹で、飛影は赤子の時に別れた切りだった彼女の行方を探し続けていた。
司令のビデオに写っていた雪菜に一目惚れしてしまった桑原。垂金によって雇われた傭兵らを次々と倒していった2人は、最後に立ちはだかった闇ブローカーの戸愚呂兄弟(とぐろきょうだい)と戦うことに。体を武器等に変形させる戸愚呂兄と、相手の強さに応じて筋肉の量をコントロールする能力を持つ戸愚呂弟。流した涙が氷泪石という高価な宝石になるため、雪菜は残酷な戦いを見るよう強要されてしまう。その時、桑原の頭に雪菜の記憶が入ってきた。垂金のもとに連れてこられてから、様々な精神的・肉体的苦痛を与え続けられたこと。自分を助けてくれようとした使用人が目の前で無惨に殺されてしまったこと。あまりにもひどい仕打ちを受けてきた雪菜を救いたいと、力を振り絞って再びたび立ち上がった桑原。幽助の必殺技・霊丸を背中で受けてスピードをあげ、戸愚呂弟に霊剣を突き立てた。死闘の末、強敵を撃破し、無事に雪菜を救い出した幽助と桑原。ボロボロの2人に駆け寄った雪菜は自分の力を使って傷を癒していく。
彼女のけなげな姿に心を動かされた桑原は、これまで人間が雪菜にしてきた仕打ちを詫びる。そして悪い奴ばかりではないから、人間すべてを嫌いにならないでくれと呟いた。その言葉を聞いた雪菜は優しく微笑み、「あなたのことは好きですよ」と答えるのだった。

暗黒武術会編

決勝戦に挑む桑原。

幽助・桑原・蔵馬・飛影の4人は闇の世界の一大イベント「暗黒武術会」のゲストに選ばれてしまう。優勝者はどんなものでも望むものを手に入れることができるが、負ければ死が決まっており、生き残るすべは勝ち残る以外にない。覆面の戦士を助っ人に加え、トーナメントに挑むことになった5人は、暗黒武術会の会場となる首縊島へと向かう。

浦飯チームの初戦の相手は六遊会チーム。桑原は先鋒戦で、8つの「魔妖妖(デビルヨーヨー)」に自身の妖気を通わせて自在に操る妖怪・鈴駆(りんく)と戦う。魔妖妖や敵の素早い動きに翻弄されつつも、タフネスさで攻撃に耐えた桑原は曲がる霊剣によって相打ちに。互いに場外に飛ばれるが、鈴駆が魔妖妖で桑原を場外に拘束したために、カウント負けしてしまった。
その後、蔵馬、飛影、幽助が連勝し、浦飯チームは2回戦へと駒を進めた。

次の対戦相手はDr.イチガキチーム。
取ると死んでしまう「操血瘤」という装置を付けられた格闘家3名と、科学者2名で編成されたチームだ。
実は試合の前に桑原はDr.イチガキチームの格闘家3名がが高名な格闘家・三田村(みたむら)の弟子、円(えん)・梁(りょう)・魁(かい)であり、師匠の病を治すという約束でイチガキに体を提供したこと、彼らが不本意に操られていることを知る。
3人の意識を取り戻そうと必死に呼びかける桑原だったが、相手の攻撃を受けて倒れてしまった。それでも彼らを助けることを諦めず、幽助たちに3人を殺さずに助けるよう告げる。その後、幻海の「修の拳・奥義(光浄裁)」によって3人は正気を取り戻した。イチガキが戦闘妖液を打って巨大化し戦闘を行うが、幽助に一瞬で倒され、浦飯チームの勝利となった。

勝ち抜き戦形式となった3回戦の相手は、魔界の忍で構成された魔性使いチーム。
飛影と覆面戦士は大会本部の命令を受けた結界師・瑠架(るか)により、連戦する浦飯チームのメディカルチェックという名目で結界に閉じ込められてしまう。
蔵馬が化粧使いの画魔(がま)、呪氷使いの凍矢(とうや)との戦いを制する。しかし、連戦でボロボロになった蔵馬は3回戦の相手・爆拳(ばくけん)に痛めつけられてしまう。
しかし怒り狂った幽助が次の対戦相手としてリンクに上がると、爆拳をボコボコに叩きのめした。その後の副将戦では風を操る妖怪・陣(じん)との戦いに勝利したはずだったのだが、運営側裏工作で試合を引き分けにされてしまう。怒り狂った飛影があと一歩で結界を破れるというところで、2回戦のダメージが回復していない桑原が大将戦に望むことになった。戦える状態ではない桑原相手に、容赦なく攻撃を仕掛ける敵チーム大将の吏将(りしょう)。追い詰められた桑原だったが、その時応援に駆け付けた雪菜の声援を受けて、「愛の力」でパワーアップ。相手を客席まで殴り飛ばして試合を制した。こうしてチームは次の試合に駒を進めることになったのだった。

4回戦の相手は裏御伽チーム。飛影が2勝、妖狐に変化した蔵馬が1勝をあげ、桑原が死々若丸と対決する。しかし桑原は死々若丸が使う「死出の羽衣」によってどこかに飛ばされ、勝負は一瞬で決着が着いてしまった。飛ばした場所は死々若丸本人にも分からないとのことであったが、桑原は首縊島にある以前の闘技場に飛ばされていた。幸運にも割と近場であったため、試合会場に再び姿を現している。
覆面選手の正体だったことが明かされた玄海は死々若丸と戦い、試合に勝利。帰ってきたばかりの桑原は怨爺(おんじい)との試合に挑むが、敵が「死出の羽衣」をブラックホール状に再現したことにより、再びどこかに飛ばされてしまった。
その後玄海が怨爺こと美しい魔闘家鈴木(すずき)に勝ち、浦島チームは決勝戦へと進むのだった。

戸愚呂チームのメンバーはそれぞれが桁違いに強く、今のままでは勝てないと判断した浦飯チームの面々は、それぞれ特訓を開始。桑原は蔵馬と一緒にいたところ、鈴木から試作品のアイテム「試しの剣」を渡された。相手の霊気や妖気によって形を変える剣だが、どんな副作用があるのかは鈴木にも分からないとのこと。リスクはあるものの、桑原は試しの剣を決勝戦で使うことを心に決めるのだった。
一方で玄海の前に霊光波動拳の奥義を狙って戸愚呂弟が現れ、玄海の命を奪う。幽助は慟哭を上げ、蔵馬と飛影は玄海の妖気が消えたことから、彼女が殺されたことに気付く。
桑原だけが玄海の死に気が付かず、浦飯チームは決勝戦の日を迎えた。

先鋒戦・蔵馬が鴉の命を奪うものの、先に10カウントを数えられていたため、試合には負けてしまった。
次鋒戦、飛影は強大な闘気を駆使する武威(ぶい)と戦い、奥義・邪王炎殺黒龍波を喰らって相手を圧倒。その後、桑原は戸愚呂兄と対戦する。体の様々な箇所を変形させるだけでなく、心臓の位置までも動かすことができる相手に苦戦する桑原。試合中に自らの腕を若かりし頃の幻海に変形させ人形劇のようにして戸愚呂弟と幻海の過去を惨たらしく説明し、幻海が老いて醜くなったことや戸愚呂弟に殺された事を嘲笑した。
桑原の剣を警戒した戸愚呂兄に「試しの剣」を奪われてしまうが、幻海を馬鹿にされたことで怒りのパワーアップをした。「試しの剣」を奪い返すと、剣の部分が平たく丸い形状に代わり、桑原はありったけの力を込めて戸愚呂兄を叩き潰し、試合に勝利した。
大金星を上げたことに喜ぶ幽助に対して、玄海の死を知らせなかったことを責めたが、師匠の死を受け入れたくないという彼の気持ちを知ると、「勝てよ」と送り出した。戸愚呂弟に100%の力を出させたものの、幽助の実力不足、危機感の欠如に苛立った戸愚呂弟によって、桑原は心臓を握りつぶされてしまう。これは幽助の本気を引き出すための策で、桑原は重傷だったものの、死んではいなかった。しかし、幽助のために敢えて死んだふりをしていた。怒りと悲しみで幽助は本気を引き出した幽助は、人々を守るため全身全霊を込めた一撃を放ち、戸愚呂弟を倒したのだった。

こうして100%中の100%まで力を高めた戸愚呂弟を激闘の末に破り、戸愚呂チームを率いる左京は戦闘能力を持たないため会場ごと爆破して自害し、浦飯チームの優勝が決まった。
優勝の報酬として幻海の生命は救われ、再び幽助たちに日常が戻ったのだった。

仙水編

激闘の暗黒武術会が終わり、大会優勝者に与えられる特権で、幽助たちは玄海を甦らせ、それぞれが日常を過ごしていた。しかし蟲寄市という場所の近辺で、特殊な能力を持つ人間が出現する事件が次々と起こる。それは人類抹殺を企む元霊界探偵の仙水忍(せんすいしのぶ)と、彼に賛同した能力者たちが魔界と人間界を繋ぐ界境トンネルを開こうとしていた影響だった。仙水は純粋で強い正義感を持った青年であったが、霊界探偵の任務の最中に妖怪をいたぶって楽しむ残酷な人間たちを目撃し、人間の持つ醜悪さに絶望してしまったのだ。
トンネルが完全に開ききれば、戸愚呂兄弟を容易に超える能力を持つ妖怪たちが人間界を自由に行き来できるようになってしまう。

幻海からの指示で幽助たちを試すために、能力者の城戸亜沙斗(きどあさと)、海藤優(かいとうゆう)、柳沢光成(やさぎさわみつなり)が現れ、幽助が捕らわれてしまった。
桑原・蔵馬・飛影・ぼたんが救出に向かうも、海藤の能力「禁句(タブー)」によって、テリトリー内で指定された禁句を口にしてしまい、蔵馬以外は魂を抜かれてしまうという危機に陥る。蔵馬が頭脳戦を制し、仲間の魂と幽助を無事取り戻した。しかし飛影は、「魔界に帰るから、幽助たちに手は貸さないが邪魔もしない」と告げて幽助らと袂を分かつ。

その後、城戸たちと共に情報収集をしつつ、仙水の刺客を退けていく。「試しの剣」を使った副作用で霊力を失っていた桑原は「水兵(シーマン)」の御手洗清志(みたらいきよし)に、沢村・桐島・大久保を人質に取られ、液体生物の中に閉じ込められてしまう。さらに桑原もその中に閉じ込められ、溺死させられそうになったところ、仲間と自分のピンチから「次元刀」の能力に目覚めた。その新しい力で液体生物、そして御手洗を斬り、仲間を救ったのだった。そして敵だった御手洗が本当は助けを求めていることを察して救いの手を差し伸べると、御手洗は改心して味方になる。
しかし、この戦いで人間界と魔界を繋ぐ「界境トンネル」を開くために必要な能力「次元刀」を有していることが仙水に知られ、桑原はさらわれてしまう。再び飛影が行動を共にすることになり、桑原を取り戻すために幽助たちは敵の本拠地である蟲寄市郊外・入魔洞窟にやって来た。

幽助・蔵馬・飛影・海藤・柳沢・幻海は、洞窟の入り口で仙水からの刺客、天沼月人(あまぬまつきと)と戦い勝利する。
幽助・飛影・蔵馬は仙水のいる場所へ進み、仙水から「巻原に勝てたら桑原は解放する」という案を受けた刺客「美食家(グルメ)」巻原定男(まきはらさだお)と戦うことに。天沼を死に追いやった直後で怒りが収まらない蔵馬を挑発したが、蔵馬は薔薇棘刃鞭(ローズウィップ)で巻原の頭部下の歯から上の部分を切断。巻原は意識がない状態で死亡したが、頭部下から戸愚呂兄が正体を現し巻原の胴体はそのまま彼の身体として乗っ取られた。実は暗黒武術会で桑原に島外に殴り飛ばされた戸愚呂兄は、驚異的な再生能力で頭部を再生しており、仙水に拾われていた。食べた人間の能力を手に入れる能力を持つ巻原は戸愚呂兄を食べたが、内側から侵食され、既に意識は戸愚呂兄のものになっていた。しかし蔵馬によって、魔界植物・邪念樹を寄生させられ、戸愚呂兄は邪念樹に寄生されたまま蔵馬を殺す幻覚を見続ける無間地獄をさ迷い続けることになった。

その後、仙水のパートナーの妖怪・樹(いつき)は、次元を自由に移動出来る能力「影ノ手」によって飛影・蔵馬そして桑原を裏男という樹のペットの体内に閉じ込め、幽助に仙水との1対1の戦いを強いた。
仙水の力は強大で、苦戦を強いられ続けた幽助は心臓を貫かれて倒れてしまう。
一部始終を見ていた桑原は、幽助を助けようとする衝動で霊力が高まり次元刀を出し、裏男を斬って体内から脱出。しかし幽助の心臓は止まっており、蔵馬・飛影・桑原は幽助の弔い合戦をすると決める。
仙水は界境トンネルの結界を通りぬけると、「自分を倒したければ結界を切ってこちらに来い」と挑発。桑原はそれを受け入れて次元刀で結界を斬り、一同は仙水の望み通り魔界へと行った。しかし妖狐に変化した蔵馬とA級妖怪レベルの強さになった桑原、飛影の3人の力を持ってしても、仙水を倒すことができない。

一方、死んだと思われていた幽助が突如立ち上がり、復活。実は幽助は隔世遺伝により魔族の血を濃く受け継いでおり、先の戦いで死んだことで魔族として覚醒したのだった。幽助は、霊獣プー、そしてコエンマと共に魔界へ行き、桑原たちと再会する。
幽助は仙水との戦いを続行する中で突如何者かによって身体を乗っ取られて、段違いのパワーを発揮して仙水を倒した。仙水の死によって、人間界の危機は去ったのだった。

その後

幽助、蔵馬、飛影が魔界に向い、それぞれ三大妖怪と呼ばれる雷禅(らいぜん)、黄泉(よみ)、軀(むくろ)の下につくことになった。その1年後に雷禅が死に、幽助が魔界を収める大将を決めようと「魔界統一トーナメント」の開催を宣言。激しい戦いを繰り広げる一方で、桑原は人間界に残り、猛勉強。見事、骸工大付属高校に補欠合格した。魔界統一トーナメントの詳細は人間界に戻ってきた蔵馬から聞いており、雷禅(らいぜん)の喧嘩仲間だった煙鬼(えんき)が優勝し、人間界に迷惑をかけずに暮らすことを宣言したと知る。
また、玄海邸に身を寄せていた雪菜が桑原家にホームステイすることになり、1人大喜びをしていた。

魔界統一トーナメント後、霊界で武装教団正聖神党が蜂起した際には、戦いから退いていた桑原も駆り出されている。次元刀を出すように頼まれるものの、「出せと言われて出せるものじゃない」と言っていた。しかし、桑原の扱いに慣れてきた飛影が「正聖神党のテロの標的が皿屋敷町で、雪菜が巻き添えになる」とホラを吹いたところ、あっさり発動。空間を切り裂いて建物内部に直接侵入してみせた。

その後、玄海が亡くなり幽助たちは葬式を開き、幽助・桑原・蔵馬・螢子・静流・雪菜などのメンバーが集まる。玄海は「自宅周辺の広大な山林を人間と妖怪が共存できるような場所にしてほしい」という遺言を残していた。
葬式後に一同は海へ行き、海水を掛け合って遊び、物語は静かに終わりを迎えた。

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幽☆遊☆白書(幽白)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

幽☆遊☆白書(幽白)の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『幽☆遊☆白書』とは、漫画家・冨樫義博による少年漫画、およびそれを原作としたアニメ。ファンからは「幽白」の愛称で親しまれている。交通事故で死亡した不良中学生・浦飯幽助が霊界探偵として生き返り、様々な妖怪と闘っていくストーリーで、白熱したバトルシーンや美麗なキャラクターが人気を博した作品である。2023年にはNetflixで実写ドラマが放送され、話題となった。この記事ではテレビアニメ版と、1993年、1994年にそれぞれ公開された劇場版の歴代OP・ED主題歌・挿入歌を紹介する。

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飛影(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

飛影(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

飛影(ひえい)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人。額には第三の眼「邪眼」を持ち、魔界の炎を操る「邪王炎殺拳」を使って戦う。主人公・浦飯幽助の敵として登場するが、敗れてからは味方として活躍した。人間界に来ていたのは、生き別れた双子の妹・雪菜の行方を探していたため。格闘センスが非常に高く、暗黒武術会では無敗を誇る。

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煙鬼(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

煙鬼(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

煙鬼(えんき)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。魔界三大妖怪の1人・雷禅の大昔の喧嘩仲間で、魔界の覇者を決める魔界統一トーナメントの優勝者。見た目は鬼のような姿をしているが、性格は非常に温厚。トーナメントでは優勝候補といわれていたむくろを破るなど、かなりの実力を持つ。優勝した際に、「人間界に迷惑をかけないこと」という法律を制定。魔界・霊界・人間界を繋ぐ重要人物となった。

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蔵馬(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

蔵馬(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

蔵馬(くらま)とは冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人で、元は妖狐という魔界で名の知れた盗賊だったが、瀕死の重傷を負って人間界に逃げ込み、妊娠していた南野志保利の胎児に憑依・転生。その後、復活のタイミングを図りながら志保利の息子・南野秀一として暮らしていた。主人公・浦飯幽助の敵として登場したものの、彼に救われ、その後味方として活躍する。容姿端麗で頭脳明晰な人物で、作中でトップレベルの人気を誇る。

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軀(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

軀(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

軀(むくろ)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品終盤に登場した魔界三大妖怪の1人。いつもは包帯で顔を隠している。一人称は「俺」だが、性別は女性。魔界随一の軍事力を誇る軍団を有している。魔界三大妖怪の雷禅の死期が近いことから、残る1人の黄泉との全面戦争に供えて、主人公・浦飯幽助の仲間の飛影をスカウトした。飛影の記憶を知り、自分の過去を彼に見せた。

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雷禅(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

雷禅(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

雷禅(らいぜん)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品終盤に登場し、主人公・浦飯幽助の遺伝子上の父親であること、幽助が魔族の血を引いていることが明かされた。魔界三大妖怪の1人で、「闘神」の異名を持つ。食人鬼だが、大昔に運命の女性と出会ってからは、彼女と再会するまでは人を食べないと誓った。空腹と栄養失調で大きく力が衰え、最期は幽助の目の前で「あー、腹減ったな」という言葉を残して餓死した。

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戸愚呂兄(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

戸愚呂兄(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

戸愚呂兄(とぐろあに)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。元は人間だったが、実弟の戸愚呂弟と共に妖怪に転生した。小柄で黒くウェーブがかった長髪をしており、弟の肩に乗っている姿がよく描かれている。身体を自由自在に変形させる能力を持ち、戦闘時には弟の武器になることが多い。ただ、単独で戦っても相手を瞬殺するなど高い戦闘能力を持つ。寿命も殺す手段も存在しない完全な不死身。「暗黒武術会編」で命を落としたと思われていたが、「仙水編」で再び登場した。

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浦飯幽助(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

浦飯幽助(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

浦飯幽助(うらめしゆうすけ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの主人公。喧嘩に明け暮れる不良中学生だったが、子供を庇って車に撥ねられ死亡し、その後霊界探偵として復活する。指令をこなしていくうちに自分をライバル視する桑原和真、妖怪の飛影、蔵馬が仲間になり、人間界を狙う敵と戦う。物語後半の仙水忍との戦いで死亡するものの、魔族として復活を果たす。

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コエンマ(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

コエンマ(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

コエンマとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。霊界の長・閻魔大王の息子で、主人公・浦飯幽助に生き返るきっかけを与えた人物。赤ん坊のような姿で常におしゃぶりをくわえているが、実年齢は700歳を超えている。人間界に来る際は、赤ん坊ではなく長身のイケメン姿になる。また、おしゃぶりはただの飾りではなく、最強クラスの防御技「魔封環」を使うエネルギーを貯めるための道具。アニメ版では秘書の鬼・ジョルジュ早乙女と漫才のようなやり取りを何度も見せた。

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戸愚呂弟(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

戸愚呂弟(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

戸愚呂弟(とぐろおとうと)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品中盤のボスで、主人公・浦飯幽助とは2度に渡って対戦している。元は人間だったが、実兄の戸愚呂兄と共に妖怪に転生した。体格が良く、常にサングラスを身につけている。戦う相手の力量に合わせ、筋肉量をコントロールして戦う。暗黒武術会の決勝では、「100%中の100%」の姿になったが、激闘の末に幽助に倒された。

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雪村螢子(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

雪村螢子(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

雪村螢子(ゆきむらけいこ)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。主人公・浦飯幽助の幼馴染であり、メインヒロイン。品性方向でスポーツ万能な優等生で、中学では学級委員長だった。正義感が強く、幽助とは顔を合わせれば口喧嘩をするが、相思相愛である。幽助の弱点として人間・妖怪問わず狙われるなど、幾度も危険な目に遭っている。物語後半では幽助からプロポーズされた。

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左京(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

左京(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

左京(さきょう)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。オールバックにした長髪と右目の傷、煙草がトレードマークの男性。「暗黒武術会編」に登場した戸愚呂チーム大将兼オーナーで、富裕層の賭博団体BBCのメンバーである。アニメ版では弟を応援しに来た桑原静流とお互いに恋心を抱いていた。副将だった戸愚呂弟が負け、彼の勝利に命を賭けていた左京は会場を爆破し、その生涯に幕を下ろした。

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雪菜(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

雪菜(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

雪菜(ゆきな)とは冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。氷女という妖怪の少女で、流した涙は氷泪石と呼ばれる希少な宝石になる。主要キャラクターの1人・飛影の双子の妹。闇ブローカーにさらわれ、金の亡者・垂金権造に幽閉されていたところ、霊界探偵の浦飯幽助とその友人の桑原和真によって救出された。桑原は雪菜に一目惚れしているが、雪菜本人は恋愛についてよく理解しておらず、恋仲には発展しなかった。

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黄泉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

黄泉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

黄泉(よみ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』および、アニメに登場する人物。かつて妖狐蔵馬と共に盗賊団の副総長を務めていたが、粗野な性格に見切りをつけた蔵馬に刺客を差し向けられ失明。その後は聴覚と嗅覚を頼りに実力をつけ、魔界三大妖怪と呼ばれるまでに成長する。魔界の制覇と人間界への進出を狙っていたが、主人公・浦飯幽助に感化されて魔界統一トーナメントに挑んだ。3回戦で幽助とあたり、60時間に及ぶ激闘の末に勝利を収めている。

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鴉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

鴉(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

鴉(からす)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。「暗黒武術会編」のラスボス、戸愚呂兄弟が率いる戸愚呂チームのメンバーで、爆弾を作り出せる「支配階級(クエストクラス)」の妖怪。美しいものを自分の手で壊したいという歪んだ性癖の持ち主で、決勝戦で戦うことになった蔵馬に異常な執着を見せた。「トリートメントはしているか?」など印象的なセリフが多く、第2回キャラクター人気投票では第8位にランク入り、蔵馬vs鴉の戦いはコミックスの「究極の名場面コンテスト」で1位を獲得している。

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桑原静流(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

桑原静流(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

桑原静流(くわばらしずる)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。メインキャラクターの1人・桑原和真の姉で、弟同様に霊感が強い。面倒見の良い姉御肌な女性で、喧嘩も強く頭も良いため、桑原にとって頭が上がらない存在である。アニメ版では敵の戸愚呂チームのオーナー・左京に助けられ、彼に好意を抱く。決勝戦後は自死を選んだ左京から愛用のライターを渡されていた。作者・冨樫義博のお気に入りのキャラクターの1人である。

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ぼたん(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

ぼたん(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

ぼたんとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。閻魔大王の息子・コエンマの部下で、霊界の水先案内人として、物語序盤から主人公・浦飯幽助をサポートしてきた。髪をポニーテルに結い、若い女性の見た目をしているが年齢などは全て不明。江戸っ子のような姐御喋りをする。ファンの間でも人気の高い女性キャラクターである。映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』では、メインヒロインとして描かれた。

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武威(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

武威(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

武威(ぶい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。「暗黒武術会編」のラスボス、戸愚呂弟が率いる戸愚呂チームのメンバーで、大きな斧を武器に戦う鎧武者。鎧は武装闘気(バトルオーラ)を抑えるためのもので、決勝戦で浦飯チーム次鋒の飛影との試合では、鎧なしの本来の力で戦う。奥義・邪王炎殺黒龍派によって妖力をアップさせた飛影に、完膚なきまでに叩きのめされた。暗黒武術会の飛影の対戦相手の中で、唯一殺されなかったキャラクターでもある。

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幻海(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

幻海(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

幻海(げんかい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。人間界でも5本の指に入る霊能力者にして、人体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の高名な使い手。主人公・浦飯幽助に霊力を使った戦い方を教えた人物であり、彼との師弟の絆は強い。霊能力者としても有名で、霊的現象に悩まされる人々の相談に乗ることもある。霊力を高めると細胞が活性化し、一時的に若かったころの姿に戻ることができる。「暗黒武術会編」でその姿が披露されると、あまりの美しさに会場がどよめいた。

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プー(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

プー(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ

プーとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。主人公・浦飯幽助の生命エネルギーによって孵化し、彼の心をエネルギーとして生きる霊界獣。長く垂れた耳とペンギンのような見た目が特徴で、「プー」と鳴く。本作のマスコット的存在。暗黒武術会決勝時と霊界クーデター時の2度、霊界にいた幻海が憑依し、周囲の人間を助けた。かつて霊界探偵だった仙水忍に幽助が殺された際にプーも命を落とすが、幽白が魔族として覚醒すると鳳凰のような姿で甦った。

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漫画・アニメに登場するかっこいい男の子の名前まとめ!「学園アリス」の棗など多数紹介!

漫画・アニメに登場するかっこいい男の子の名前まとめ!「学園アリス」の棗など多数紹介!

ここでは漫画・アニメに登場する男の子のかっこいい名前をまとめた。嵐士(あらし)、要(かなめ)、紫呉(しぐれ)、唯世(ただせ)、棗(なつめ)、といった名前を紹介している。漢字の意味を調べると印象の変わる名前もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

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人気漫画の今昔比較画像まとめ!絵柄・タッチに変化あり?

人気漫画の今昔比較画像まとめ!絵柄・タッチに変化あり?

長年にわたって描かれ続けている人気漫画の数々。改めて最初から読み返してみると、なんだか途中から絵柄やタッチが違っていると感じたことはないでしょうか。もはや同じ作者とは思えないほど絵が変わっているものもあって、ちょっとビックリしてしまいますよね。この記事では、人気漫画の今昔画像を集めました。初期の頃の絵と今の絵と、あなたはどっちが好きですか?

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【幽遊白書】超懐かしい!20~30代が反応するアニソン名曲集【微笑みの爆弾】

【幽遊白書】超懐かしい!20~30代が反応するアニソン名曲集【微笑みの爆弾】

世の中には様々なアニメがありますが、そのOPやEDなど、一度聴いただけでもなかなか忘れられないようなインパクトの強いものもたくさんあります。この記事では、主に20~30代が「懐かしい!」と感じそうなアニソンを集めました。どれも有名なものばかりだから、たとえアニメを知らなくても曲ぐらいなら知っているかもしれません。思わず口ずさみたくなっちゃいますね!

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