アイアン・マイケル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
アイアン・マイケルとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン。第1作『グラップラー刃牙』では、プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンこそは「世界最強の男」だと証明するため、仲間の反対を押し切って地下最大トーナメントに出場。テコンドー選手の李猛虎に勝利し、暴走族の柴千春にはセコンドの違反行為で敗れたが終始圧倒した。第3作『範馬刃牙』では刑務所で服役しており、犯罪者がプロボクシング界に復帰することを疎んだ者に派遣された三つ子の戦士「マウス」と対決した。
アイアン・マイケルVS範馬勇次郎
「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)は自分が推薦した選手の不甲斐ない姿を見て試合に乱入する。推薦選手を痛めつけて試合を台無しにしてしまうが、それでも気が済まない勇次郎は「最大トーナメントに勝ち残っている選手を集めて全員倒す」と宣言。大会を壊されたくない「これまで敗退した選手達」は勇次郎の暴走を止めるために立ち向かう。マイケルも勇次郎に挑むが自慢のパンチが全て躱され、カウンターを決められて敗れた。誰にも止められない勇次郎であったが、猛獣用の麻酔銃で眠らされて退場させられた。
範馬刃牙のイメージトレーニングの対象として登場
地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)は父である勇次郎に挑む事を決めた。刃牙の特技の一つにイメージを具現化して疑似的な敵を作り出して闘う訓練方法があるのだが、ある日の刃牙のイメージにマイケルが登場している。マイケルの幻影が放つパンチで刃牙が突き飛ばされる場面があったが、刃牙のハイキックが命中し、マイケルの幻影は消えて刃牙が勝利した。
刑務所で服役
刃牙は勇次郎との闘いに向けてより強い戦士に挑戦し、実力を付けていった。刃牙が次に挑戦するのは勇次郎に並ぶ程の実力者といわれるビスケット・オリバで、アメリカで最大の刑務所「ブラックペンタゴン」に収監されていながら極悪人の逮捕に協力することによって自由の身を手にしている人物だ。刃牙が自ら犯罪を犯してブラックペンタゴンに収監されると、そこには刑務所で服役中のマイケルの姿があった。偶然にも同室となったマイケルは真面目に服役し、出所後に控えているプロボクシングの試合を楽しみにしている。マイケルが再び世界統一ヘビー級チャンピオンに返り咲く事を刃牙も応援した。
アイアン・マイケルVSマウス
国際ボクシング協会はかつて刑務所でボクシングを覚えた人物がボクシングチャンピオンになった事により興行的な影響を受けた事があり、マイケルが服役後に試合出場することを阻止しようと企んでいた。マイケルがボクサーとして闘えなくなるような怪我を負わせるようにマウスに依頼した。マウスとは「唇(リップ)」「歯(トゥース)」「舌(タング)」と名付けられた三つ子の戦士で、普段は別々の場所に配属されている刑務官である。マウスと呼ばれる由来は魚を食べる時の口の動きのコンビネーションに似ている事である。刑務所の所長から命を受けたマウスは早速夜にマイケルを1人で呼び出す。マウスはマイケルの戦闘能力を一般成人男性の3.2倍程度の戦力と分析する。マウスと同伴していたサミュエル副所長はマイケルの戦力は10人いても敵わないはずだと納得が行かない様子であったが、マウスは複数人で連携して闘った場合の計算だと訂正する。マイケルを中心にしてマウス3名が囲む配置で闘いが始まる。マイケルは3方向からの攻撃に対応できず、一方的に攻撃され続けてダウンする。ナイフで腕の腱を切断されそうになったところでオリバに挑もうとしている戦士J・ゲバル(ジェイ ゲバル)/純ゲバル(じゅん ゲバル)が現れてマウスの手が止まる。ゲバルはマイケルを同室の仲間として助けに来たのもあるが、三人揃う事で驚異的な強さを誇るマウスと闘える事を喜んでいる。ゲバルがマウスの1人を一撃で倒した事で残りの2人は戦意喪失して逃げていった。マイケルは立ち上がり、ゲバルに心からの感謝を伝えた。
アイアン・マイケルの関連人物・キャラクター
範馬刃牙(はんま ばき)
現役高校生にして地下闘技場チャンピオンに君臨する本作の主人公。マイケルとの直接対決は無いが、刃牙はマイケルのボクサーとしての能力を超一流と認めており、刃牙の特殊能力によってイメージでマイケルを具現化して闘う事で修行を積む場面があった。マイケルは若くして地下闘技場チャンピオンである刃牙に敬意を払っている。刃牙がビスケット・オリバと闘う為に自らブラックペンタゴンに入った際、偶然マイケルと再会している。
範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)
範馬刃牙の父親で「地上最強の生物」と呼ばれる格闘家。地下闘技場最大トーナメントに乱入した勇次郎にマイケルが立ち向かったが、勇次郎にパンチを全て躱されて強烈なカウンターで敗れている。
柴千春(しば ちはる)
暴走族の特攻隊長。自慢の根性で粘り強く闘うファイターで、最大トーナメントでは一流の格闘家にも臆せず挑んだ。マイケルとは2回戦で対決し、戦闘能力は圧倒的にマイケルが有利であったが、マイケルの拳を破壊する事でセコンドの乱入を招き、千春が勝利した。
李猛虎(り もうこ)
韓国の海兵軍曹でテコンドーの選手。マイケルとは最大トーナメント1回戦で対決。ボクシングの攻撃範囲に立たないようにうまく立ち回っていたが、最終的にマイケルが柵に足を着いて下にパンチした事でクリーンヒットを食らって敗れた。
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目次 - Contents
- アイアン・マイケルの概要
- アイアン・マイケルのプロフィール・人物像
- アイアン・マイケルの能力
- ボクシング
- アイアン・マイケルの必殺技
- パンチ
- ピーカーブー(いないいないバァ)
- アイアン・マイケルの来歴・活躍
- 地下闘技場最大トーナメントに出場
- アイアン・マイケルVS李猛虎
- アイアン・マイケルVS柴千春
- アイアン・マイケルVS範馬勇次郎
- 範馬刃牙のイメージトレーニングの対象として登場
- 刑務所で服役
- アイアン・マイケルVSマウス
- アイアン・マイケルの関連人物・キャラクター
- 範馬刃牙(はんま ばき)
- 範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)
- 柴千春(しば ちはる)
- 李猛虎(り もうこ)
- サム
- ジョン・L(エル)・サリバン
- J・ゲバル(ジェイ ゲバル)/純ゲバル(じゅん ゲバル)
- マウス
- アイアン・マイケルの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「プロボクシングのヘヴィウェイトこそが“世界最強の男”の代名詞だったハズだ」
- 「俺だってブルックリンを代表するけんか小僧(ファイティングキッズ)だ」
- 「ミドル級程度のオマエがミスターと打ち合うなど自殺行為なんだッッ」
- アイアン・マイケルの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- モデルはマイク・タイソン
- アニメ版の名称はイアン・マクレガー
- マイケルがどんな罪で刑務所にいたのかは不明