ゲリー・ストライダム(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ゲリー・ストライダムとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するアメリカ陸軍の大佐である。地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎に側近として仕え、同時に危険人物として監視する任務も遂行している。側近として勇次郎の移動手段の手配や情報伝達の役割を担う一方、彼の息子である範馬刃牙の動向も気にかけており、2人が対決する時は会場の用意や互いの状況を頻繁に伝えるなど忙しく立ち回った。米軍で戦場格闘技の指導をするほどストライダム自身の戦闘力は高いが、完全武装をしても勇次郎には敵わない。
ベトナム戦争の最中、範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)は「己の肉体のみの戦闘力で一国の軍事力を超える強さを手に入れる」事を目的に、世界最強の軍事力を誇るアメリカの軍隊に戦場で本気の殺し合いを挑んでいた。ストライダムは勇次郎の存在を知り、これを打倒するために動くと共に個人的に尊敬するようになっていた。
米軍仮説本部として利用されていたホー・チ・ミン独立記念図書館に潜入した勇次郎はアメリカ兵を次々と倒していく。医務室の敵を片づけた勇次郎が部屋を出ると、当時少佐であったゲリー・ストライダムが銃を構えた兵士を複数人連れて待ち構えていた。これがストライダムと勇次郎の初めての出会いである。
ストライダムは肉弾戦のみで活躍する勇次郎の事を尊敬していると言って、握手を求める。ストライダムは勇次郎が自分を人質に取って身を守る可能性があると予想しており、そうなった時は部下に自分もろとも一斉射撃するように指示していた。案の定、勇次郎はストライダムを引き寄せ首を絞めて人質とする。部下達は指示された通り、ストライダムもろとも銃撃して勇次郎を殺害しようとするが、ストライダムは防弾スーツを脱ぐのを忘れており、体を貫通することなく勇次郎は無傷で逃亡してしまう。
この後、一国の軍事力を超える戦闘力を手に入れた勇次郎はアメリカ合衆国と「アメリカ合衆国は勇次郎における一切の生活を侵害することなく、この確約をいかなる事態が起ころうが遵守する」という内容の友好条約を結んだ。勇次郎は腐れ縁的にたびたび顔を合わせるストライダムの実力をそれなりに認め、その権力に利用価値を見出し、「年に1度自分を襲撃しろ」という条件付きで側近として振る舞う許可を与えた。ストライダムもそれを受け入れて、監視する任務もあって勇次郎と行動を共にするようになっていった。
刃牙との交流
勇次郎の息子である範馬刃牙(はんま ばき)は、母の朱沢江珠(あけざわ えみ)の英才教育を受けて格闘家としての実力をつけていた。刃牙は母に愛されるためには勇次郎が満足するだけの強さを手に入れる必要があると考えており、13歳でありながら一流の格闘家に闘いを挑むなど常軌を逸した修行を積んでいた。また、江珠も「息子への愛情」というよりは「勇次郎から愛されたい、自分に関心を持ってほしい」という思いから刃牙の苛烈な修行を後押ししていた。
刃牙はより強くなるために危険な相手とも闘うようになり、喧嘩自慢のヤクザの組長である花山薫(はなやま かおる)と対決。お互いにほぼ戦闘不能の状態まで戦い続けて刃牙が勝利するが、ストライダムのヘリによる送迎で勇次郎が会場に現れて刃牙と花山を痛めつけ、どちらも自分が闘いを楽しめるほどの実力がなかった事から失望して去っていく。刃牙はこの出来事をきっかけにより一層勇次郎に対する敵意を抱くようになり、勇次郎に勝つヒントを得るためにストライダムのもとに向かった。
ストライダムがホテルの一室で女性3人からマッサージを受けているところに刃牙が訪問し、勇次郎と闘う意志を伝える。ストライダムは刃牙が勇次郎と闘うという事は獅子とうさぎが闘うに等しいと言って諦めさせようとするが、刃牙の意志は硬く、ストライダムは渋々応じる。ストライダムによると勇次郎の強さを支えるものは、自分こそが最強という自我で、その地上最もわがままな主張を通し続けて遂にたどり着いたのが戦場だと語る。
刃牙が戦場を体験するのは国内で十分と言うストライダムに刃牙は日本のどこに戦場があるのかを問う。ストライダムはベッドのシーツからナイフを出して突然刃牙に投げて実力を試す。刃牙がこれを顔面に刺さる寸前に片手でキャッチすると、ストライダムは彼の実力を認めて北海道に送り届ける。ここに国連軍が防衛庁に要求して編成された、5名の自衛官から成る最強の部隊がいるというのだ。
ストライダムは日本に滞在中であった上官のSir(サー)に会いに行く。刃牙を防衛庁に編成されたの5名の自衛隊と闘わせているとストライダムが伝えると、Sirはその5名の中にガイアがいる事を告げて自身の胸にあるガイアに付けられた大きな十字傷を見せる。高齢でありながら戦場に身を置き続け、ストライダムから尊敬されているSirは、「自分でも勇次郎とガイアには勝てると断言できない」と語る。Sirがジャングル戦でガイアと一対一で立ち合う危険性を語ると、ストライダムは刃牙の身を案じて不安になるが、刃牙は見事ガイアを倒して帰ってきた。
生存して帰ってきた刃牙にストライダムは驚き、刃牙がガイアに勝利した事を勇次郎に伝える。勇次郎は自分がガイアと同じ強さと位置付けられている事を不満に思い、自分の戦闘力を証明するために日本の内閣総理大臣を襲撃した。その事をストライダムは江珠に会って伝えると、江珠は勇次郎が刃牙の活躍に応えようとしていると喜んでいる。勇次郎に愛されたい一心で、江珠は刃牙を利用している。刃牙が危険な目に遭っている状況に、ストライダムは「彼は君達の息子だぞ」と意見するが、江珠は全く相手にしなかった。勇次郎が刃牙の成長を認めた事で、2人の親子対決の実現は決定的なものとなる。
勇次郎VS刃牙
ストライダムは刃牙と勇次郎の決闘会場として米軍横田基地を手配する。この場所は治外法権であり、日本の警察が手を出せないため、極秘で決闘をするのに適している。ストライダムは対決が始まる12時間前に下見のつもりで刃牙を連れてきたが、刃牙は対決の時間までウォーミングアップを続けストライダムを驚かせた。
24時に始まった決闘は勇次郎の圧勝であったが、動かなくなった刃牙に対して勇次郎の攻撃は止まらない。殺されそうになる刃牙を見て江珠は母親の感情を取り戻し、乱入して勇次郎に立ち向かうが返り討ちにあって殺害されてしまう。瀕死で倒れる刃牙の上に殺害された江珠が重なる悲惨な状況を見たストライダムは「13歳の少年が勇次郎と闘ってこうなる事は誰にでも予想できた事。なぜ止められなかったのか」と対決を止めることができなかった事を悔やむ。母の乱入により生き延びた刃牙は消息を断ち、修行の旅に出た。
高校生になった刃牙と再会
刃牙は世界各国の格闘家と闘う修行の旅に出ていたが、最後にたどり着いたのは東京ドーム地下にある世界最強の格闘家を決める闘技場「地下闘技場」であった。高校生になった刃牙は地下闘技場のチャンピオンに君臨していた。防衛戦として空手家の鎬昂昇(しのぎ こうしょう)との闘いが繰り広げられる中、刃牙の情報を得たストライダムは観客席から刃牙の試合を観戦していた。
闘いを終えた刃牙の前に現れたストライダムは「今のオマエでは逆立ちをしてもユージローには勝てまい」と言い、勇次郎は限りなく広大な宇宙が光の速度でさらに膨張を続けるように強くなっていると例えて勇次郎に追いつくにはほど遠い事を伝えて去る。後日、次の防衛戦となったマウント斗羽戦にストライダムは勇次郎を連れてきて観戦しており、刃牙と勇次郎は再会した。
最凶死刑囚ヘクター・ドイルと面会
世界から同時に脱獄した凶悪死刑囚5名は「最凶死刑囚」と名付けられ、敗北する事を求めて日本の地下闘技場に集結し、地下闘技場戦士選抜選手5名とストリートファイト形式での対決が行われていた。中には自身の強さを証明すべく、選抜されていないのに最凶死刑囚に挑む地下闘技場戦士も現れるなど、闘いは混沌とした様相を呈していく。
ストライダムはホテルの一室で以前から面識があるイギリスの死刑囚ヘクター・ドイルと面会し、ドイルの体内に仕込まれた武器についての説明を受けていた。そこに5名に選抜されなかった昂昇がドイルの滞在先の情報を得て部屋を訪れる。昂昇はストライダムを突き飛ばし、真っ先にドイルに対決を挑む。
闘いは昂昇の素早い打撃がドイルに次々命中して昂昇が有利に進めるが、ドイルは体内に仕込んだスプリングによって放たれるノーモーションのパンチなどで形勢を逆転する。最後はドイルの胸に仕込まれた爆薬による攻撃で昂昇が瀕死の重傷となりドイルが勝利した。
闘いを見ていたストライダムは「これが男の闘いと呼べるのか」とドイルの闘いぶりを批判する。ストライダムは刃物、スプリング、あげ句に爆薬まで使用するドイルに対し「これはファイトじゃない」と続け、例えば自分が拳銃を取り出してドイルを攻撃するとしたらどう思うかを問う。ドイルは使えばいいとあっさり答える。さらにストライダムはもし自分が核ミサイルを持っていたらドイルに向けてスイッチを押したいところだと言うが、ドイルは「私に仕留められずにスイッチを押せたらのハナシだ」とそれでも自分が勝つと自信を見せた。
ジュラ紀から復活した人類ピクルを日本に連れてくる
勇次郎と刃牙が2度目の対決を迎える少し前、アメリカでは偶然にも塩漬けの状態で冷凍保存されていたジュラ紀の人類が蘇生され、名前はピクルと名付けられた。ピクルは生き甲斐であり、食料であり、誇りでさえあったライバルのティラノサウルスが冷凍されて動かなくなっている事を横取りされたと感じて怒り、暴れ出す。ピクルはあまりの強さに手に負えず、米軍の最新軍事兵器でも制圧できない。
そこにストライダムが現れ、服を脱いで一頭の雄として尊敬以上の感情を表し、敵意を含まぬ澄んだ瞳で話しかける事により言葉は伝わらないがピクルと心を通わせ、ティラノサウルスがいない現代でピクルの狩猟本能を満たせるのは日本の地下闘技場戦士だと考え、日本に連れて行った。
来日したストライダムは刃牙にピクルの存在を伝える。その後は地下闘技場支配人の徳川光成(とくがわ みつなり)とともに地下闘技場戦士と闘うピクルの戦闘を観察した。ピクルは格闘家達が術を活かす余地もないほどの身体能力で圧勝していった。
最終的に刃牙と死闘を繰り広げ、ピクルが勝利。しかし、決着の時にピクルが咄嗟に合気の技を真似て使ってしまった事を現代武術の勝利と考える人物もおり、賛否の分かれる結果となった。
その後、世界中でピクルを今後どのように扱うかの議論が始まり、再び冷凍保存されて発見された岩塩層のあるニューメキシコ州に返すか、現代社会で共存させるかを投票で決めた。投票結果は「岩塩層に戻す」で決定したが、ピクルは冷凍保存用のコンテナから脱走してしまう。ピクルは恐竜の首をストライダムの前に置いて現れ「ストライダムくん…これは感謝だ…約束を果たした君への…手土産だよ…」と言葉にせずとも伝わる無言のメッセージを残して姿を消した。
2度目の最強親子対決への介入
地下闘技場のチャンピオンとして実力を磨き、遂に勇次郎と再戦する事になった刃牙が修行を積んでいるところにストライダムが勇次郎の近況を伝えに現れた。ストライダムは刃牙に勇次郎が恐竜サイズのアフリカ象を倒したと伝え、これは刃牙を挑戦者として認めているという事を意味していると話す。
刃牙は自分達の闘いを煽るかのように振る舞うストライダムに対し、アメリカ人のストライダムが日本人の自分達親子の闘いに介入しなくてもいいのではないかと言うが、ストライダムは「コレハ一国ト一国ノ喧嘩ニ匹敵スル問題ナノダ」と自分が介入しなければならないほどに事は重大になっていると言った。
親子対決は無事に行われ、今回も勇次郎が格闘の面では圧勝であった。しかし、刃牙の「父親に食事を作らせたい」という我儘と勇次郎の「自分は食事を作らない」という我儘の闘いでは勇次郎が模倣でありながらも食事を作った事で我儘を曲げてしまい、親子喧嘩としては刃牙が勝利した。刃牙は勇次郎から地上最強を名乗る事を許可されて闘いは終わった。
年に1回勇次郎に挑むストライダム
ある日、在日米軍基地でストライダムは部下に戦場格闘技の指導をしていた。ムエタイキャリアが長く総合格闘技でもプロのリングに上がった経験がある兵隊との組み手ではストライダムの金的で簡単に倒してしまう。ストライダムはその後も次々と格闘技経験者を倒していく。ストライダムは部下達に戦場では正々堂々と闘っていては命を失うため「反則があれば即使う」という考え方を持つように指導した。
指導を終えて帰宅するとストライダムは自宅で武器を作り防具を着用する。これは勇次郎の側近でいる条件として年に1度本気で勇次郎を襲って「脅かす」という恒例行事の準備である。戦場格闘技で一流のストライダムでも勇次郎を相手にする時は完全に装備をして臨む必要がある。
勇次郎を襲いに来たストライダムだが、ストライダムは簡単に勇次郎に背後に立たれ、驚かされてしまう。改めて対決を始めようと構えるストライダムであったが、勇次郎の蹴り一撃で防具を破られ、敗北を確信したストライダムは自らグローブに仕込んでいた爆薬を爆破させて降参した。この年もストライダムの敗北で終わった。
ゲリー・ストライダムの関連人物・キャラクター
範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)
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アレクサンダー・ガーレン(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
アレクサンダー・ガーレンとは、『刃牙シリーズ』に登場するロシア人レスラー。ロシアの明日のために戦う熱烈な愛国主義者で、作中でも実力を高く評価される強豪の1人だが、それゆえに強さの指標としてたびたび噛ませ犬にされる。第1作目『グラップラー刃牙』で開催された地下闘技場最大トーナメントの補欠選手として出場し、控室では暴走族の柴千春や喧嘩師の花山薫と揉めた後、アナコンダやカナダのピットファイター(喧嘩屋)であるジャック・ハンマーと戦った。第2作目『バキ』ではロシアの死刑囚シコルスキーとも戦っている。
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アイアン・マイケル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
アイアン・マイケルとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン。第1作『グラップラー刃牙』では、プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンこそは「世界最強の男」だと証明するため、仲間の反対を押し切って地下最大トーナメントに出場。テコンドー選手の李猛虎に勝利し、暴走族の柴千春にはセコンドの違反行為で敗れたが終始圧倒した。第3作『範馬刃牙』では刑務所で服役しており、犯罪者がプロボクシング界に復帰することを疎んだ者に派遣された三つ子の戦士「マウス」と対決した。
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劉海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。
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J・ゲバル/純・ゲバル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
J・ゲバル/純・ゲバル(じゅん・ゲバル)とは、『刃牙シリーズ』の第3部作目、『範馬刃牙』に登場する個性溢れる強者の1人で、アメリカ合衆国のアリゾナ刑務所に収容された囚人。ミスター2(セカン)と呼ばれる。2というのは実力ナンバー2という意味ではなく、2代目という意味である。初代はビスケット・オリバで、世代交代のための対決が行われる。オリバとの対決の前にも、総合格闘家やマウスとの対決でその強さが描かれており、強さだけでなく端正なルックスとユーモアのある口調からファンも多い。
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スペック(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
スペックとは、『刃牙』シリーズの第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人。だまし打ちや武器使用を平気で行う卑劣さに加え、5分間の無呼吸運動も可能な強者。脱獄能力が高く、日本上陸後は警視庁をホテル代わりにする。作中では敗れ去りたいという願いを叶えるために最凶死刑囚VS地下闘技場戦士に参戦。範馬刃牙(本作主人公。地下闘技場覇者)、花山薫(やくざの組長。地下闘技場戦士)と戦い、数々の脱獄シーンも描かれる。花山との死闘の末敗れると願いが叶うことで一気に老化し、実年齢が97歳だった事が判明する。
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ジェーン/ダイアン・ニール(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ジェーン/ダイアン・ニールとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場するピット・ファイターであるジャック・ハンマーの母親。ベトナム戦争時、国連軍の一員であったジェーンは近々一国の軍事力同等の戦闘力を持つと懸念されていた当時16歳の範馬勇次郎を殺害するために接触を図った。アメリカ軍の激しい爆撃から身を守り、勇次郎が背後から銃撃されそうになった時に敵を銃撃して援護するなど戦闘能力は高い。戦場で行動を共にしていた勇次郎に正体が暴かれて強姦された際にジャックを妊娠し、獄中で出産している。
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ドリアン/怒李庵海王(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ドリアン/怒李庵海王(どりあんかいおう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する、世界各地から同時に脱獄し日本に集結した最凶死刑囚の1人で、中国拳法の達人である。中国拳法最高の称号「海王」の名を持つ実力がありながら、勝利のために凶器や催眠術など卑怯な戦法を使っている。最凶死刑囚編では愚地独歩(地下闘技場戦士の空手家)などの空手団体神心会戦士達と対決し、神心会総動員で戦う程の激戦となった。烈海王(中国拳法家)に敗れ、ドリアンが敗北を認めた時に自我が崩壊した。
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柳龍光(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
柳龍光(やなぎ りゅうこう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する最凶死刑囚の1人で猛毒の柳と恐れられる日本人。空道や毒手などの暗殺拳と武器を使用した戦いを得意としており、刑務所内では素手で十数名の受刑者を殺害している。敗北を求めて脱獄し、地下闘技場を訪れた柳は世界から集結した最凶死刑囚と地下闘技場戦士の戦いに参戦する。地下闘技場チャンピオンの範馬刃牙(はんま ばき)との戦いでは空道の技で1度は勝利し、毒手の効果により刃牙を死の淵に追い込むなどの脅威となった。
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ピクル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ピクルとは『刃牙シリーズ』の第3部作目『範馬刃牙』に登場する、恐竜と闘い勝ってきた白亜紀最強の原人である。岩塩の中に閉じ込められた状態を掘削作業員達の手によって発掘され現代に蘇った。闘い方は野性的で、武器を使わずに己の肉体のみで勝負し、数々の猛者を圧倒したために多くのファンを魅了した。白亜紀時代に恐竜と闘い、勝った後は食していた。自己顕示欲で闘っていたわけではなく、他の野生動物と同様に生存のために闘っていただけである。強い相手と出会った時は喜び、笑顔を見せるチャーミングな一面もある。
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ヘクター・ドイル(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
ヘクター・ドイルとは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第2作『バキ』に登場する最凶死刑囚の1人で、体中に仕込んだ武器の使用や爆撃など格闘家の意表を突く攻撃を得意とする戦士である。電気椅子の死刑に耐え抜き、脱獄して来日すると、地下闘技場戦士やビスケット・オリバ(最凶死刑囚の捕獲に協力する囚人)と死闘を繰り広げた。愚地克巳(地下闘技場戦士の空手家)との戦いで敗北を認めたが、海外に逃亡する船で最凶死刑囚の柳龍光に襲撃されて失明し、海に落下する。なんとか生き延びていたドイルだがオリバに捕獲された。
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天内悠(刃牙)の徹底解説・考察まとめ
天内悠(あまない ゆう)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』の第1作『グラップラー刃牙』の最大トーナメント編に登場するアメリカ合衆国大統領のボディーガードである。天内流格技と称される空中殺法や組み技を得意としており、地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎も天内の実力を認めている。戦いに勝ち続けるために愛は必要不可欠で、相手を喜ばせる事と倒す事は表裏一体との持論を述べており、相手の考えている事を見抜く洞察力が優れている。勇次郎の推薦で最大トーナメントに出場し、空手家の愚地独歩と死闘を繰り広げた。
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目次 - Contents
- ゲリー・ストライダムの概要
- ゲリー・ストライダムのプロフィール・人物像
- ゲリー・ストライダムの能力
- 権力
- 戦場格闘技
- ゲリー・ストライダムの必殺技
- 投げナイフ
- 打撃
- 投げ技
- ゲリー・ストライダムの来歴・活躍
- ベトナム戦争で範馬勇次郎と出会う
- 刃牙との交流
- 勇次郎VS刃牙
- 高校生になった刃牙と再会
- 最凶死刑囚ヘクター・ドイルと面会
- ジュラ紀から復活した人類ピクルを日本に連れてくる
- 2度目の最強親子対決への介入
- 年に1回勇次郎に挑むストライダム
- ゲリー・ストライダムの関連人物・キャラクター
- 範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)
- 範馬刃牙(はんま ばき)
- 朱沢江珠(あけざわ えみ)
- Sir((サー)
- ヘクター・ドイル
- ピクル
- ゲリー・ストライダムの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「なぜ止められなかったッッ」
- 「これはファイトじゃない」
- 「コレハ一国ト一国ノ喧嘩ニ匹敵スル問題ナノダ」
- ゲリー・ストライダムの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 日本のロックバンド「キャプテンストライダム」命名に使用されている