ハリー・ポッターシリーズの死喰い人/デス・イーターまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、物語の主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。「死喰い人」とは、ヴォルデモートの思想に賛同し忠誠を誓った闇の魔女・魔法使い集団。
ピーター・ペティグリュー
演 :ティモシー・スポール
ハリーの父親ジェームズ・ポッターの親友の1人。小心者で、いつも強者に従属し、自分の立場が悪くなると情に訴えて助けを請う。学生時代も同じくジェームズの親友シリウス・ブラックの腰巾着のような存在だった。死喰い人としても下働きの役割が多く、立場は低い。
ホグワーツ卒業後に、友人とともに不死鳥の騎士団に加わったが、恐怖心から裏で死喰い人に加わっていた。敵を欺くためにポッター家の「秘密の守人」になっていたが、結果としてはポッター家の潜伏先をヴォルデモートに密告し、ジェームズとリリー夫妻を死に追いやった。しかし、ヴォルデモートが敗れたことから、仲間である死喰い人にはヴォルデモート敗北の元凶と見なされた。その後はネズミに姿を変え、長らくウィーズリー家でペットとして飼われていた。
第3巻終盤で正体を暴かれ、ヴォルデモートのもとに戻る。第4巻では自分の右手首から先を「下僕の肉」として捧げヴォルデモートの復活に貢献した。このとき、代わりとしてヴォルデモートから与えられた銀色の手は、第7巻の「マルフォイの館」で、ハリーの殺害を躊躇したピーターを絞殺した。
バーテミウス・クラウチ・ジュニア
演:デイヴィッド・テナント
もっとも古い純血の家系のひとつ、クラウチ家の出身。父は魔法省国際魔法協力部の役人、バーテミウス・クラウチ・シニア。ホグワーツ在学中は優等生であったが、父との不和から人格が歪み、10代のころに死喰い人に加わった。
ヴォルデモートとは「父親を憎悪していた」「父親と同じ名前をつけられた」「父親を殺した」といった共通点があり、ヴォルデモートに対する忠誠心はきわめて高く、死喰い人のなかでも数少ない、失踪後のヴォルデモートを探したひとりでもあるため、信頼も厚い。
1981年のヴォルデモートの失踪後、ベラトリックス・レストレンジたちとともに、ネビル・ロングボトムの両親であるフランク・ロングボトムとアリス・ロングボトムを「磔の呪文」で拷問し廃人にした。アズカバンに投獄されていたが、母と入れ替わり脱獄する。脱獄後は父に「服従の呪文」をかけられて自宅に幽閉されていた。
ヴォルデモートによって父から解放された後は、闇祓いアラスター・ムーディを襲撃して監禁し、ポリジュース薬で彼に化けてホグワーツに潜入する。三大魔法学校対抗試合にハリーを参加させ優勝へ導き、「移動キー」に変えた優勝杯に触れさせることで、ヴォルデモートの御前へ送る。その後、ヴォルデモートの元からホグワーツに戻ったハリーを殺そうとしたところをダンブルドアに捕らえられた。真実が明るみになった後は、吸魂鬼のキスを受け、死よりも酷い姿となる。その後の消息は描かれていないがほどなくして死亡したと予想される。
ベラトリックス・レストレンジ
演:ヘレナ・ボナム=カーター
純血主義の一族ブラック家の出身で、シリウス・ブラックの従姉にあたる。愛称は「ベラ」。ドラコの母ナルシッサの姉。夫は死喰い人のロドルファス・レストレンジ。
感情の起伏が激しいかなりのサディスト。
ヴォルデモートに対しては敬愛を抱いており、その愛情は夫に対するものよりも深いとされる。ヴォルデモートも「ベラ」と愛称で呼び、「分霊箱」のひとつを預ける。
ヴォルデモートから直々に闇の魔術を教わっており、その戦闘能力は死喰い人のなかでも随一である。
1981年にヴォルデモートが失脚すると、他の死喰い人が保身のために去るなか主君を探し求め、その過程でロドルファスや義弟のラバスタン・レストレンジ、バーテミウス・クラウチ・ジュニアとともにフランク・ロングボトムとアリス・ロングボトム夫妻を磔の呪いで拷問し、廃人にした。この罪でほかの3人とともに逮捕され、アズカバンに収監された。このことからヴォルデモートには高く評価される。魔法省神秘部の戦いに参加し、従兄弟であるシリウスを殺害した。
第7巻では、ホグワーツの戦いに参加しニンファドーラ・トンクスを殺害した。これは自身の妹アンドロメダがマグル生まれの魔法使いと結婚したために生まれた娘であり、またニンファドーラが人狼リーマス・ルーピンと結婚したことで、彼女を「一族の恥」として目の敵にしていたためである。その後の戦いで、娘ジニー・ウィーズリーを攻撃された上息子フレッドの死について煽られたモリー・ウィーズリーの怒りを買い、決闘の末死亡した。
ホグワーツの戦いの前夜にヴォルデモートとの間に授かった娘・デルフィー二を産み落としていたとされる。
ロドルファス・レストレンジ
狂信的な純血主義の一族レストレンジ家の出身。上述のベラトリックス・レストレンジの夫であり、後述のラバスタン・レストレンジの兄。
1981年にヴォルデモートがハリー・ポッターに退けられた際、ほかの死喰い人たちが相次いで闇の陣営を去るなか、妻や弟とともにヴォルデモートを探し、ロングボトム夫妻を拷問し廃人にした罪でアズカバンに収監された。第5巻でヴォルデモートの手引きによって妻や弟らとともに脱獄。「神秘部の戦い」に参加するが、駆けつけたダンブルドアにより投獄される。
第7巻でアズカバンを再脱獄し七人のポッター作戦の襲撃に参加して負傷したとされるが、それ以降の消息は描かれていない。
ホグワーツの戦いを生き延びるもアズカバンに投獄された。結果、彼は3度に渡ってアズカバンに収監されたことになる。出所後に、妻であるベラトリックスが産んだヴォルデモートの娘デルフィーニを育て、闇の魔術を教え込んだ。
一族に「ヴァルプルギスの夜」の一員であったレストレンジ・シニアがいる。親子であったかは言及されておらず不明。
映画では登場しない。
ラバスタン・レストレンジ
上述のロドルファスの弟。1981年にヴォルデモートが失脚した後も兄や義姉とともに彼を探し続けた。ロングボトム夫妻を拷問した罪で兄や義姉とともにアズカバンに収監される。第5巻で復活したヴォルデモートの手引きで脱獄し、「神秘部の戦い」に参加したが、ダンブルドアに捕らえられ、兄ロドルファスとともにアズカバンへ再収監された。後に多くの死喰い人達が再脱獄を果たしているため、同じように脱獄したと考えられるが、「神秘部の戦い」以降の消息は描かれていない。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場するフランスのレストレンジ家を本流とする魔女リタ・レストレンジとの関係は、明かされていない。
映画には登場しない。
アントニン・ドロホフ
演:アーベン・バジラクタラジ
死喰い人の中でも最古参の1人。「ヴァルプルギスの騎士」の頃からヴォルデモートに使えている。ロン・ウィーズリーの母モリーの兄弟ギデオンとフェービアンを殺害した罪で、アズカバンに収監された。カルカロフの司法取引にその名が挙げられたが、その時にはすでに逮捕されていた。第5巻でヴォルデモートの手引きでアズカバンを脱獄しており、「神秘部の戦い」で優秀な闇祓いのアラスター・ムーディを圧倒するも、ダンブルドアに捕らえられ、再収監された。第7巻では再脱獄しており、魔法省制圧を知って逃亡したハリーらをトテナム・コート通りで襲撃するが失敗する。
「ホグワーツの戦い」ではリーマス・ルーピンを殺害するが、「呪文学」の教授フィリウス・フリットウィックに敗れる。非常に好戦的な描写が多く、死喰い人のなかでも戦闘に秀でており、杖を鞭のように振るい、紫の炎を出して相手に致命傷を与えるという特殊な魔法を使う。
ワルデン・マクネア
演:ピーター・ベスト(映画『アズカバンの囚人』『不死鳥の騎士団』)、アシュリー・アートス(映画『炎のゴブレット』)、トニー・カーウッド(映画『死の秘宝』二部作)
魔法省危険動物処理委員会の死刑執行人。第3巻でドラコ・マルフォイを負傷させたヒッポグリフ・バックビークの死刑執行人としてホグワーツを訪れるが、バックビークが脱出したため失敗に終わる。
第5巻では巨人の居住地に赴き闇の陣営に与するよう説得した。その後、「神秘部の戦い」に参加してダンブルドアに捕らえられ、アズカバンに収監される。第7巻では脱獄しており、「ホグワーツの戦い」にも参加する。最終盤でハグリッドに投げ飛ばされ、そのまま壁にぶつかって意識を失っている様子が確認された。その後については言及されていないが、おそらくアズカバンへ投獄されたと思われる。
オーガスタス・ルックウッド
演:ガンディー・エバンズ(映画『不死鳥の騎士団』)、ポール・カンナ(映画『死の秘宝 PART1』)
元魔法省官僚で「神秘部」に勤務していた。純血の一族を多く抱える死喰い人に属しているが、 “間違いなく純血とされた28の魔法界の名門”である「聖28一族」には名を連ねていない。魔法省の情報に精通していたことから、ヴォルデモートに頼りにされる。魔法省の「魔法スポーツ・ゲーム部長」ルード・バグマンの父とは古い親友で、その関係から若いころのバグマンを騙し、情報収集に利用していた。
魔法省は彼が死喰い人であったと把握していなかったため、ヴォルデモートの凋落の1981年頃まで内通を続けたが、カルカロフの告発に遭いアズカバンに収監される。第5巻で脱獄し、神秘部に保管されていた「予言」の情報をヴォルデモートに与える。「神秘部の戦い」にも参加するが、駆けつけたダンブルドアにより捕らえられ、他の死喰い人らとともにアズカバンに再収監された。第7巻で再脱獄し、ホグワーツの戦いに参加するが、ダンブルドアの弟アバーフォース・ダンブルドアに敗れる。
マルシベール
「服従の呪文」に長けた死喰い人。純血の一族を多く抱える死喰い人に属しているが、「聖28一族」には名を連ねていない。第5巻でアズカバンを脱獄し、神秘部の戦いに参加するが、ダンブルドアに捕らえられてアズカバンに再収監となる。ハリーの両親やスネイプとは同じ世代であったらしく、スネイプとも親密な交流があった。学生時代から他の学生に闇の魔術を使用しており、ハリーの母リリーには名前をあげて非難されるほど嫌われていた。スネイプは彼との友情を捨てなかったため、リリーとのあいだに亀裂を生じさせる一因になった。
一族に「ヴァルプルギスの騎士」であったマルシベール・シニアが存在する。親子であったかは不明。
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目次 - Contents
- 『ハリー・ポッター』の概要
- 「死喰い人/デス・イーター」とは
- 「死喰い人/デス・イーター」の印
- 「闇の印」
- 「死喰い人/デス・イーター」の成り立ち
- 「死喰い人/デス・イーター」の活動歴
- 結成
- 全盛期
- ポッター家襲撃と死喰い人の離散
- ロングボトム夫妻拷問
- カルカロフの司法取引
- バーティミウス・クラウチ・ジュニアの脱獄と監禁
- 賢者の石を求める
- ピーター・ペディグリューの帰還
- クィディッチ・ワールドカップでの「闇の印」
- 闇祓いアラスター・ムーディを襲撃
- 三大魔法学校対抗試合での陰謀
- ヴォルデモートの復活
- アーサー・ウィーズリー襲撃
- アズカバンの集団脱獄
- 神秘部の戦い
- 天文台塔の戦い
- アズカバンの集団脱獄(2度目)
- プリベッド通り襲撃(七人のポッター作戦)
- 魔法省制圧
- ラブグッド邸の待ち伏せ
- マルフォイの館での戦い
- グリンゴッツで分霊箱を奪われる
- ホグワーツの戦い
- 「死喰い人/デス・イーター」の拠点
- アルバニアの森
- リドルの館
- リトル・ハングルトンの教会墓地
- マルフォイの館
- 叫びの屋敷
- 「死喰い人/デス・イーター」のメンバー
- セブルス・スネイプ
- ルシウス・マルフォイ
- ドラコ・マルフォイ
- ピーター・ペティグリュー
- バーテミウス・クラウチ・ジュニア
- ベラトリックス・レストレンジ
- ロドルファス・レストレンジ
- ラバスタン・レストレンジ
- アントニン・ドロホフ
- ワルデン・マクネア
- オーガスタス・ルックウッド
- マルシベール
- コーバン・ヤックスリー
- アミカス・カロー
- アレクト・カロー
- ソーフィン・ロウル
- トラバース
- セルウィン
- エバン・ロジエール
- ウィルクス
- クラッブ
- ゴイル
- ノット・シニア
- エイブリー
- ジャグソン
- ギボン
- 「死喰い人/デス・イーター」から脱退したメンバー
- イゴール・カルカロフ
- レギュラス・ブラック
- 「死喰い人/デス・イーター」の主な関係者
- ヴォルデモート卿/トム・マールヴォロ・リドル
- ナルシッサ・マルフォイ
- クィリナス・クィレル
- フェンリール・グレイバック
- スカビオール
- パイアス・シックネス
- 「死喰い人/デス・イーター」の主な被害者
- 魔法族
- ジェームズ・ポッター
- リリー・ポッター
- フランク・ロングボトム
- アリス・ロングボトム
- セドリック・ディゴリー
- チャリティ・バーベッジ
- バーサ・ジョーキンズ
- バーテミウス・クラウチ・シニア
- エメリーン・バンス
- ルーファス・スクリムジョール
- テッド・トンクス
- シリウス・ブラック
- アラスター・ムーディ
- フレッド・ウィーズリー
- リーマス・ルーピン
- ニンファドーラ・トンクス
- マイキュー・グレゴロビッチ
- アルバス・ダンブルドア
- 非魔法族(マグル)
- ピーター・ペディグリュー逃走時の死者12人
- フランク・ブライス
- ハーバート・チョーリー
- ブロックデール橋爆破に巻き込まれた人々 10名程度
- その他
- ヘドウィグ
- ドビー