ハリー・ポッターシリーズの登場キャラクターたちの19年後の職業・結婚相手まとめ

『ハリー・ポッターシリーズ』の作者J・K・ローリングは、ハリーをはじめとする登場人物・キャラクターの19年後についてインタビューで語っている。またUSJの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」でも、映画では描かれなかった彼らのその後に関する情報が公開されている。ここでは、ハリー達登場人物のその後の職業や結婚相手についてまとめている。

『ハリー・ポッター』の概要

『ハリー・ポッター』とは、J・K・ローリングによるイギリスの小説シリーズ、およびそれを原作としたメディアミックス作品である。原作シリーズは第1作である『ハリー・ポッターと賢者の石』が1997年に発売されるなり、世界的なベストセラーになった。本作は全7巻の構成となっており、1巻で1年が経過する。シリーズの最終巻である『ハリー・ポッターと死の秘宝』でハリーとヴォルデモートの最後の戦いが描かれたが、2016年7月31日にシリーズの後日談を描いた実質的な第8巻『ハリー・ポッターと呪いの子』(舞台脚本の書籍化)が発売されたため、「完結巻」ではなくなった。

ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ製作による映画版は、2001年から8本のシリーズで公開されている。主人公のハリー・ポッター役はダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリー役はルパート・グリント、ハーマイオニー・グレンジャー役はエマ・ワトソンが演じる。

ストーリーは1990年代のイギリスを舞台に、主人公である魔法使いの少年、ハリー・ポッターの魔法学校での生活や、宿敵である闇の魔法使いヴォルデモートとの戦いを描く。赤ん坊のときに両親を亡くして孤独な日々を過ごしてきたハリー・ポッターは、11歳の誕生日に自分が魔法使いであることを知らされる。そしてホグワーツ魔法魔術学校へ入学したハリーは、魔法のことを学び、多くの人々との出会いを通じて成長していくのだった。

ハリー・ポッター → 魔法省の役人

出典: www.tumblr.com

ハリー・ポッター

ハリーは闇祓い部の部長になってほしいと、魔法省の終身大臣になったキングスリーに頼まれて、それを引き受ける。
ウォルデモートがいなくなったからといって、闇の魔法使いが今後出てこないとは限らないからだ。
ハリーは当初の希望通り、魔法省の闇払い魔法職につくことになった。魔法省の役人は、日本で言うなら官僚である。

アーサーが修理したシリウスのバイクに乗っている。

最後の戦いで分霊箱の蛇のナギニを殺され、ヴォルデモートが消滅したため、彼の中に植え込まれた元も無くなり、今では蛇語は使えなくなっている。
なお、ヴォルデモートとハリーの先祖たちは兄弟同士だったため、2人は遠い血縁関係である。
「闇魔法に対する防衛術」の教師はヴォルデモートの呪縛が無くなったため、今では教師は何年も続いている。年に数回ハリーが特別授業を受け持っている。

ハリーはジニー・ウィズリーと結婚

ジニーはロンの妹。
ハリーが6年生、ジニーが5年生の時のクィディッチ対抗戦でグリフィンドールが優勝し、その夜に祝勝会が開かれた。ジニーは思わずハリーに駆け寄り抱き合って、なんとみんなが見ている前でキスを交わす。
実はハリーも好意を寄せており、既にジニーと付き合っていたディーンに嫉妬するほど好きになっていたのだった。

この夜の出来事をきっかけに2人の仲は周りにも認められ、交際を開始するに至った。
ヴォルデモートと忌まわしい縁を持ち、さまざまな事件に巻き込まれてきた二人。
ハリーがジニーの身の危険を案じたことで一度は別れを告げるが、事件が収束を迎えた後は晴れて結ばれた。

物語終了後、ハリーはホグワーツには復学せず、ロン、ネビルとともに魔法省に入省して闇祓いとなる。そしてジニー・ウィーズリーと結婚し、2男1女をもうけた。
子供たちはポッター家、ウィーズリー家、ブラック家、ペベレル家の血を引く。
また、ルーピン夫妻の息子テディ・リーマス・ルーピンの後見人も務めている。
魔法省の役人として激務に追われながら、ハリーは子どもたち、特に次男のアルバスとの関係に思い悩まされている。

ハリーとジニーの子供にはハリー・ポッターの登場人物の名前が入っている

ジェームズ・シリウス・ポッター(長男)
ハリーの父ジェームズと、ハリーの名付親シリウスの名を与えられている。性格も学生時代の2人に近く、加えて伯父のロン同様の鈍感さも持ち合わせている。ホグワーツでは、グリフィンドール寮に所属。映画ではウィリアム・ジューンが演じた。

アルバス・セブルス・ポッター(次男)
ハリーの恩師、ダンブルドアとスネイプのファーストネームから名付けられている。ホグワーツ入学以前のハリー同様、自分に自信がない描写があり、スリザリン寮に入る事に不安を感じてもいた。なおハリーの子供達の中では唯一、ハリーの母リリーとハリーの緑色の目を受け継いでもおり、3人の子供の中では最もハリーに似ていると言える。映画ではアーサー・ボーエンが演じた。

リリー・ルーナ・ポッター(長女)
ハリーの母リリーと、ジニーの友人ルーナの名を与えられている。「ホグワーツに行きたい」と愚図る描写があり、ホグワーツに入学する前のジニーを髣髴とさせる。映画にも登場。

ハリーの息子を演じたのはハリーの幼児時代を演じた赤ちゃん

出典: twitter.com

ハリーの赤ちゃんの時の役の子が、最終話では息子を演じた。

後日談『ハリー・ポッターと呪いの子』のストーリー

ハリーは旧友と再会する

ホグワーツ特急の待つ9と3/4番ホームでは、ハリーの盟友ロンとハーマイオニーに再会する。
彼らの娘、ローズ・グレンジャー・ウィーズリーも、今年ホグワーツに入学するのだ。

ハリーの次男はスリザリンに組み分けされる

不安と期待を胸にホグワーツ魔法魔術学校に入学した次男アルバスが組分けされたのは、ハリーが所属していたグリフィンドールではなく、闇の帝王・ヴォルデモート卿などを輩出したスリザリン。
そして、そこで仲良くなったのは、ハリーの宿敵だったドラコ・マルフォイの息子・スコーピウス・マルフォイだった。

ハリーとは正反対にも思える道を歩み出すアルバスは、周囲からの視線に苦しみ、スコーピウスもまた父親に関連するとある噂に苦しめられることになる。

アルバス達は過去に行く

学校を嫌い、劣等感ばかり募らせ続けるアルバスは、ある日、ふとしたことからハリーと闇の帝王との戦いに巻き込まれて死亡したセドリック・ディゴリーの存在を知る。

「父さんは間違いも犯した。大きな過ちも。僕はその一つを正したいんだ。僕たちでセドリックを助けたいんだ」。
スコーピウスとともに、過去の時間に戻れる「逆転時計」を使って、セドリックの死んだ過去を変える冒険に出たアルバス。

けりをつけたはずの過去と再び向き合わねばならなくなった時、ハリーはどうするのか。
ヴォルデモートがいない世界でどういうわけかハリーの額の傷が疼き始める。

ドラコはハリーに言葉を投げる

そんなハリーに対して、ドラコは次の言葉を投げかける。

「俺は、ハリーとロンとハーマイオニーの3人が仲いいのが羨ましかった。
俺の親父は、俺のことを守ろうと考えていたが、結果として俺は孤独だった。
そしてその孤独こそが、俺を心の闇へと導いた。トム・リドル(ヴォルデモート)もまた孤独な子供だった。ハリー、お前には分からないかもしれないが、俺には分かる!
おそらくジニーだってわかるだろう! トム・リドルは闇から抜け出すことができなかった。そのような孤独によって、トム・リドルはヴォルデモート卿になったんだ!
ベインが見たという黒い雲は恐らく、アルバスの孤独のことだ! 彼の痛みのことだ! アルバスを失うな! お前も後悔するだろうし、アルバスも後悔することになるだろう!
アルバスには、お前とスコーピウスが必要なんだ! 彼がそれを意識していようとなかろうと」

Sonochy
Sonochy
@Sonochy

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