ハリー・ポッターシリーズの死喰い人/デス・イーターまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、物語の主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。「死喰い人」とは、ヴォルデモートの思想に賛同し忠誠を誓った闇の魔女・魔法使い集団。
演:イアン・ハート
ホグワーツ魔法魔術学校の教師。元々は「マグル学」の担当であったが、第1巻では「闇の魔術に対する防衛術」の教師として登場する。
物語開始前の1990年頃にアルバニアの森でヴォルデモートと出会い配下に下った。
しかしこの時のヴォルデモートは瀕死の状態であり、クィレルを死喰い人として遇することが出来たかは疑問である。
ヴォルデモート復活のため「賢者の石」を探し求めたが、ハリー・ポッターによって阻まれ死亡した。
フェンリール・グレイバック
演:デイブ・レジェノ
人狼。その残忍性と子どもへの攻撃を好むことで悪名高く、人狼の一般的なイメージそのものの人物。闇の陣営の人狼としては代表的な人物だが、死喰い人としては遇されておらず、闇の陣営の中でも差別されていることが伺える。
第6巻の「天文台塔の戦い」にも登場し、子どもを攻撃することを望み、ビル・ウィーズリーに重傷を与えた。
第7巻では「人さらい」のリーダーに就任し、ハリーらを捉え「マルフォイの館」へ連行している。「ホグワーツの戦い」にも参戦し、ハリーらの同期のグリフィンドール生のラベンダー・ブラウンを襲撃した。映画ではラベンダーを殺害しているが、原作ではハーマイオニー・グレンジャーや「占い学」の教授シビル・トレローニーの猛攻に合い、ラベンダーを絶命させるに至らなかった。その後最終盤でロン・ウィーズリーやネビル・ロングボトムに敗北したことが明かされている。
スカビオール
演:ニック・モラン
ハリーらを捉え「マルフォイの館」へ連行した「人さらい」のリーダー格の1人だが、第一次魔法大戦やヴォルデモートの全盛期に闇の陣営に所属したとは言及されていない。罪状は不明だがアズカバンに投獄されており、魔法省の陥落により闇の陣営とともに脱獄した。以降報酬と引き換えにマグル生まれの魔法使いを摘発していた。
「ホグワーツの戦い」にも参戦しているが、ハリーの同級生のネビル・ロングボトムが橋を崩落させたことで多くの人さらいとともに転落し死亡したとされる。
パイアス・シックネス
演:ガイ・ヘンリー
魔法省大臣ルーファス・スクリムジョールの後任として34代目の大臣に就任した。元々は魔法省の中でも最大部署の「魔法法執行部」の部長。死喰い人のコーバン・ヤックスリーに「服従の呪文」で操られており、闇の陣営の傀儡に成り果てている。
物語の終盤「ホグワーツの戦い」でも支配されたまま闇の陣営側で参戦し、魔法省から抜け出してホグワーツ側に参戦したパーシー・ウィーズリーと対決した。
終戦後、「服従の呪文」から解放されてからは大臣職を辞任している。また、「大臣が(服従の呪文で支配されていたとはいえ)闇の陣営に与した」ことを恥じた魔法界は、この記録を抹消し、なかったことにしている。
作中では初登場から退場するまで「服従の呪文」にかけられた状態であり、本来の彼がどのような人物であったかは定かではない。少なくとも「服従の呪文」が必要であったことから察するに、闇の陣営には共感的でなかったと考えられる。
「死喰い人/デス・イーター」の主な被害者
魔法族
ジェームズ・ポッター
演:エイドリアン・ローリンズ
主人公ハリー・ポッターの父。闇の陣営の対抗勢力「不死鳥の騎士団」に所属。
息子ハリーが「予言の子」の可能性があると知り、ポッター家を隠し潜伏したが、友人の裏切りにより襲撃された。妻子を守ろうとしてヴォルデモートに挑み死亡した。
リリー・ポッター
演:ジェラルディン・サマーヴィル
主人公ハリー・ポッターの母。マグル生まれの優秀な魔女。夫とともに「不死鳥の騎士団」に所属。ヴォルデモートの襲撃を受け、息子ハリーを守って死亡した。
死後、ハリーは彼女の姉ペチュニアが嫁いだダーズリー家に預けられ養育された。
フランク・ロングボトム
演:ジェームズ・ペイトン
ハリーの同級生ネビル・ロングボトムの父。「不死鳥の騎士団」に所属する闇祓い。
ハリーに退けられ、行方をくらませたヴォルデモートを探し求めるベラトリックス・レストレンジらにより「磔の呪い」で拷問され、心神喪失となった。受傷後「聖マンゴ魔法疾患傷害病院」に入院。
アリス・ロングボトム
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目次 - Contents
- 『ハリー・ポッター』の概要
- 「死喰い人/デス・イーター」とは
- 「死喰い人/デス・イーター」の印
- 「闇の印」
- 「死喰い人/デス・イーター」の成り立ち
- 「死喰い人/デス・イーター」の活動歴
- 結成
- 全盛期
- ポッター家襲撃と死喰い人の離散
- ロングボトム夫妻拷問
- カルカロフの司法取引
- バーティミウス・クラウチ・ジュニアの脱獄と監禁
- 賢者の石を求める
- ピーター・ペディグリューの帰還
- クィディッチ・ワールドカップでの「闇の印」
- 闇祓いアラスター・ムーディを襲撃
- 三大魔法学校対抗試合での陰謀
- ヴォルデモートの復活
- アーサー・ウィーズリー襲撃
- アズカバンの集団脱獄
- 神秘部の戦い
- 天文台塔の戦い
- アズカバンの集団脱獄(2度目)
- プリベッド通り襲撃(七人のポッター作戦)
- 魔法省制圧
- ラブグッド邸の待ち伏せ
- マルフォイの館での戦い
- グリンゴッツで分霊箱を奪われる
- ホグワーツの戦い
- 「死喰い人/デス・イーター」の拠点
- アルバニアの森
- リドルの館
- リトル・ハングルトンの教会墓地
- マルフォイの館
- 叫びの屋敷
- 「死喰い人/デス・イーター」のメンバー
- セブルス・スネイプ
- ルシウス・マルフォイ
- ドラコ・マルフォイ
- ピーター・ペティグリュー
- バーテミウス・クラウチ・ジュニア
- ベラトリックス・レストレンジ
- ロドルファス・レストレンジ
- ラバスタン・レストレンジ
- アントニン・ドロホフ
- ワルデン・マクネア
- オーガスタス・ルックウッド
- マルシベール
- コーバン・ヤックスリー
- アミカス・カロー
- アレクト・カロー
- ソーフィン・ロウル
- トラバース
- セルウィン
- エバン・ロジエール
- ウィルクス
- クラッブ
- ゴイル
- ノット・シニア
- エイブリー
- ジャグソン
- ギボン
- 「死喰い人/デス・イーター」から脱退したメンバー
- イゴール・カルカロフ
- レギュラス・ブラック
- 「死喰い人/デス・イーター」の主な関係者
- ヴォルデモート卿/トム・マールヴォロ・リドル
- ナルシッサ・マルフォイ
- クィリナス・クィレル
- フェンリール・グレイバック
- スカビオール
- パイアス・シックネス
- 「死喰い人/デス・イーター」の主な被害者
- 魔法族
- ジェームズ・ポッター
- リリー・ポッター
- フランク・ロングボトム
- アリス・ロングボトム
- セドリック・ディゴリー
- チャリティ・バーベッジ
- バーサ・ジョーキンズ
- バーテミウス・クラウチ・シニア
- エメリーン・バンス
- ルーファス・スクリムジョール
- テッド・トンクス
- シリウス・ブラック
- アラスター・ムーディ
- フレッド・ウィーズリー
- リーマス・ルーピン
- ニンファドーラ・トンクス
- マイキュー・グレゴロビッチ
- アルバス・ダンブルドア
- 非魔法族(マグル)
- ピーター・ペディグリュー逃走時の死者12人
- フランク・ブライス
- ハーバート・チョーリー
- ブロックデール橋爆破に巻き込まれた人々 10名程度
- その他
- ヘドウィグ
- ドビー