ハリー・ポッターシリーズの魔法学校まとめ
『ハリー・ポッター』とは、イギリスの作家J・K・ローリングが生み出した児童文学、及びそれを原作としたメディアミックス作品。1990年代のイギリスと魔法界を舞台としており、主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と闇の帝王ヴォルデモートとの戦いを描いている。作中にはホグワーツの他、ダームストラング専門学校とボーバトン魔法アカデミーが登場し、同世界には全部で11の魔法学校が存在することが明かされている。そこで、世界の魔法学校の名前や、どこにあるのかという情報を一覧で紹介していく。
『ハリー・ポッター』の概要
『ハリー・ポッター』とは、イギリスの作家J・K・ローリング原作の1990年代のイギリスと魔法界を舞台にした児童文学作品。ハリー・ポッターとは、作中に登場する主人公ハリー・ポッターの名前を由来としている。ハリーは、魔法界を暗黒時代へ陥れた強大な闇の魔法使いヴォルデモートに両親を殺害され、魔法使いでありながら、マグルと呼ばれる非魔法族の伯母夫婦に養育され自身が魔法使いと知らぬまま育った少年である。
ホグワーツ魔法魔術学校への入学を機に、自身が魔法使いだと知ったハリーは、同時に自身が闇の帝王ヴォルデモートに襲撃され生き残った唯一の人物であることを知る。年端も行かぬうちから闇の帝王との戦いを余儀なくされ、仲間とともに優秀な魔法使いへと成長していく物語である。
1997年に本作の第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』がイギリスのブルームズベリー社から刊行されると、瞬く間に大ヒット作品となり、世界各国で翻訳され刊行された。日本では静山社から1999年12月に刊行された。
2001年にはワーナー・ブラザーズにより、本作を原作とする同名の映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開され、これによりさらにブームは加速し、本シリーズの全世界累計発行部数は2018年12月1日の時点で5億を突破した。
その後、映画を中心とする作中設定を活用した『魔法ワールド(Wizarding World)』というファンタジー・メディア・フランチャイズが派生している。また本作のスピンオフとして、1920年代を舞台に、「魔法生物飼育学」の教科書「幻の生物とその生息地」の著者ニュート・スキャマンダーを主人公とした映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズが制作されている。
「魔法学校」とは
魔法学校とは、『ハリー・ポッター』とその世界観を共有する「魔法ワールド(Wizarding World)」における10代の魔女・魔法使いが魔法の扱い方を習得する学び舎である。イギリス出身である本作の主人公はスコットランドにある「ホグワーツ魔法魔術学校」という魔法学校へ入学している。
原作者であるJ・K・ローリングは、歴史の長い一流の魔法学校が世界11ヶ国に実在すると明言している。これらは国際魔法使い連盟に登録されている。学校名と特徴が明らかになっているのは全部で7校であり、作中ではホグワーツの他「ダームストラング専門学校」と「ボーバトン魔法アカデミー」が登場した。また、スピンオフ作品である『ファンタスティク・ビースト』シリーズにはアメリカに『イルヴァーモーニー魔法魔術学校』があることが明かされている。
それ以外にロシアとオーストラリアに魔法学校が存在することが仄めかされている。
魔法学校は魔法戦争の影響やマグルによる迫害を免れるため、学校がどこにあるかという詳細な情報は明かされていない。一般に魔法学校は、内陸の山の多い地域に位置しがちだとされる。これはマグルが行きづらく、また闇の魔法使いからの防衛がしやすいためだ。
ホグワーツ魔法魔術学校(Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry)
創設者 ゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、サラザール・スリザリン
生徒数 約1000人
制度 7年制、全寮制
主人公のハリー・ポッターが進学した7年制・全寮制の魔法学校。10世紀頃に設立されたホグワーツ魔法魔術学校は、後述するボーバトン魔法アカデミーやダームストラング専門学校と並び、有名な魔法界最高の魔法教育機関のひとつである。
学校のモットーは「Draco Dormiens Nunquam Titillandus」。意味は“眠れるドラゴンをくすぐるべからず”。
設立:993年頃
10世紀当時のイギリスでは、魔法を教育する公的機関などがなく、多くの魔女・魔法使いは家庭や民間団体などで教育を受けていた。当時最も力ある魔法使いであったゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、サラザール・スリザリンの4人が、専門的な教育機関にて魔法使いの卵達を育成し世に送り出すべきと考え、総力を結集してこの学校を築き上げた。
彼らによってホグワーツ魔法魔術学校が993年ごろに創設された。
立地:イギリス・スコットランド高地のどこか
イギリスの魔法学校で、スコットランドのどこかに存在する。校舎のあるホグワーツ城は黒い湖の近くの山に建てられている。ホグワーツの正確な位置は魔法によって隠されており、マグルには決して突き止めることができない。辿り着いたとしてもマグルには学校が古い廃城のようにしか見えない魔法がかけられている。
魔法の力が強いため、マグルの精密機械は壊れて使えなくなる。
夏期休暇が明けると、イギリスのロンドンにあるキングズ・クロス駅からホグワーツ特急が特別運行しホグワーツまで生徒を連れて行く。毎年11時の出発であるが、最寄駅の「ホグズミード駅」に到着する頃には夜になっており、ロンドンからかなりの距離であることが伺える。
入学条件
魔法能力を確認された子どもたちは、11歳の時にふくろう便によって入学通知書を受け取る。しかし、入学生がマグル生まれであったり、何らかの事情で魔法界の外で育った子どもである場合などは、学校の教職員が両親や養育者のもとへ出向く。作中でも、魔法使いでありながらも孤児だったためにマグルの伯母夫婦の家庭で育ったハリー・ポッターにはホグワーツの鍵と森の番人ルビウス・ハグリッドが登場している。マグルの孤児院で育ったトム・リドルについても、後にホグワーツの校長となるアルバス・ダンブルドアが出向いている。
運営形態
全寮制であることや、パブリックスクールに存在するような特別行事も設けられていることから、これをモチーフにしていると推察される。
クィディッチの寮対抗トーナメント、生徒の成績や態度などによって得点が加減される寮対抗杯、3年生以上のホグズミードへの週末外出などがその例である。
城内の設備
城内は創設者の1人ロウェナ・レイブンクローが設置した142の動く階段や隠し通路、隠し部屋など特殊な仕掛けが満載であり、校長であるアルバス・ダンブルドアであっても全容は把握しきれていないとしている。
大広間
生徒や教職員が食事や式典をするための広間。玄関ホールの右横の扉から入ることができる。
入って奥側に教職員たちが座る長テーブル、手前側に生徒たちが座る長テーブルが4つあり、寮ごとに座る。天井は魔法でそのときの天気を映し出される。ハロウィン、クリスマス、学期末の寮対抗杯の祝宴などのイベントに合わせて装飾が変更される。
普通魔法レベル(O.W.L)試験は教室ではなく大広間で行われ、個人用の小さい机が並べられた。また、寮対抗杯のための各寮の得点が一目でわかる砂時計がある。
後述の厨房から魔法で大広間に食事を転送されている。大広間からの食事の持ち出しは制限されていない。
厨房
大広間の下に配置されている厨房。ハッフルパフ寮の出入り口の近くに入口がある。厨房内に入るには、地下廊下の絵画の梨をくすぐって現れた扉を通る。多くの屋敷しもべ妖精が働いて食事の支度をしている。生徒が厨房に入ることは禁止されておらず、訪れた生徒に対して屋敷しもべ妖精がいろいろな菓子や紅茶などを持って奉仕してくる。
校長の合図があると、大広間と全く同じに配置されたテーブルから食事を大広間へと魔法で転移しているよう。
天文塔
Related Articles関連記事
ハリー・ポッター/ファンタスティック・ビーストシリーズの魔法動物まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズおよび『ファンタスティック・ビースト』シリーズとはJ・K・ローリングが原作をてがける小説および映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。同じ魔法界を舞台に、それぞれの時代での闇の魔法使いや闇の勢力との戦いが描かれる。『ファンタスティック・ビースト』シリーズは『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚で、『ハリー・ポッター』の世界の過去の出来事が分かる作品だ。これらのシリーズには様々な魔法動物が登場し、戦いの中で活躍している。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリング原作のイギリスの小説および映画作品である。1990年代のイギリスを舞台に、魔法使いとなった主人公のハリー・ポッターの学校生活や、強大な闇の魔法使いであるヴォルデモートとの因縁と戦いが描かれている。作中の登場人物・キャラクターの多くが学生ということもあり、青春時代の甘酸っぱい恋愛も描写されている。子供たちが成長していくためにも欠かせない部分となっており、ハリーやロン、ハーマイオニーの大人になっていく姿を楽しむことができる。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
世界中にファンが多い『ハリー・ポッター』シリーズ。その壮大な物語の中には数々の謎や伏線が存在している。物語が進むにつれて鮮やかに回収される伏線・謎の数々は、多くのファンを魅了した。ほとんどの伏線・謎は回収されているが、中には作中で回収されなかった伏線や謎も存在している。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの死喰い人/デス・イーターまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、物語の主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。「死喰い人」とは、ヴォルデモートの思想に賛同し忠誠を誓った闇の魔女・魔法使い集団。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの歴史・時系列・年表まとめ
『ハリー・ポッター』とは、イギリスの作家J・K・ローリングが原作のファンタジー小説、およびそれを原作とする映画・ゲーム・舞台などのメディアミックス作品である。1990年代のイギリスと魔法界を舞台としており、主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学生生活と、闇の帝王ヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。 作中では、非常に古くから魔法の存在が言及されており、中世の魔女狩りの時代を経て、20世紀に台頭してきた闇の魔法使いらとそれらへの対抗勢力による魔法界の変遷が描かれる。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの7つの分霊箱まとめ
『ハリー・ポッター』は、J・K・ローリングが生み出した小説作品。壮大な魔法の世界は映画化をきっかけに爆発的なヒットを記録し、世界中のファンを魅了した。そんな『ハリー・ポッター』の世界には様々な魔法道具が登場するが、その中でも特に物語の中で重要となるアイテムが「分霊箱」である。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズのハッフルパフまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとはイギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説、およびそれを原作とする映画作品。イギリスではブルームズベリー出版から、日本では静山社から刊行された。「ハッフルパフ」は作中に登場するホグワーツ魔法魔術学校の学生寮の1つである。主人公ハリー・ポッターの同学年の生徒が多数所属する他、ハリーの人生に影響を与えた人物セドリック・ディゴリーが所属する。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズのスリザリンまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとはイギリスの児童文学作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説、およびそれを原作とする映画・舞台劇・ゲーム等のメディアミックス作品。原作小説はイギリスではブルームズベリー出版から、日本では静山社から刊行された。 スリザリンは作中に登場するホグワーツ魔法魔術学校の学生寮の1つであり、主人公ハリー・ポッターのライバルであるドラコ・マルフォイが所属する。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズのグリフィンドールまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとはイギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説、およびそれを原作とする映画作品。イギリスではブルームズベリー出版から刊行され、日本では静山社から刊行された。グリフィンドールは作中に登場するホグワーツ魔法魔術学校の学生寮の1つであり、主人公ハリー・ポッターが所属する。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの不死鳥の騎士団まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作の1990年代のイギリスと魔法界を舞台とするファンタジー小説。主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。「不死鳥の騎士団」とは、闇の帝王が唯一恐れる魔法使いアルバス・ダンブルドアをリーダーに、闇の勢力の対抗陣営として結成された秘密組織。ここでは「不死鳥の騎士団」のメンバーや活動内容などを解説していく。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの地理まとめ
『ハリー・ポッター』とは、イギリスの作家J・K・ローリングのファンタジー小説、および映画・ゲーム等のメディアミックス作品である。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、主人公であるハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学生生活と、闇の帝王ヴォルデモートとの因縁と戦いを描いている。 作中ではハリーの育った伯母夫婦の家や魔法界の学校ホグワーツの他、学用品を買い付けるダイアゴン横丁、魔法界の政府機関である魔法省など様々な場所が登場する。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの本・書物・新聞・教科書・雑誌まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作の、ファンタジー小説および映画・ゲーム等のメディアミックス作品である。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学生生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いている。 作中には教科書をはじめとして数多くの書籍・出版物が登場しており、いくつかの書籍タイトルが原作者の言葉遊びになっている他、作中の随所で問題を打開していく重要なアイテムとなっている。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズのレイブンクローまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとはイギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説、およびそれを原作とする映画作品。イギリスではブルームズベリー出版から、日本では静山社から刊行された。レイブンクローは作中に登場するホグワーツ魔法魔術学校の学生寮の1つであり、主人公ハリー・ポッターの初恋の女子チョウ・チャンやハリーが闇の帝王を打ち破るのに力を貸したルーナ・ラブグッドが所属する。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの魔法薬まとめ
『ハリー・ポッター』とは、イギリスの作家J・K・ローリングが原作のファンタジー小説、および映画・ゲームなどのメディアミックス作品である。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学園生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモート卿との戦いと因縁を描いた物語である。 「魔法薬」とは、魔法学校での授業やその他の魔法界の生活で登場する多種多様の効能を持つ薬のこと。それぞれの魔法薬に特徴的な名前がつけられている。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズのクィディッチまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、イギリスの作家J・K・ローリング原作のファンタジー小説。1990年代のイギリスと魔法界を舞台に、物語の主人公ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校での学校生活と、両親を殺害した強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの因縁と戦いを描いた物語である。「クィディッチ」とは、作中に登場する飛行用箒を活用した魔法界のスポーツ。主人公のハリーは、自身の所属する寮の代表チームに100年ぶりに選出された1年生選手として活躍する。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ハリー・ポッター』とはJ・K・ローリングによる小説及びそれを原作とした映画、舞台、ゲーム作品である。本作は1997年にイギリスで1作目が刊行。その後、全7シリーズが刊行され2007年に完結した。児童書でありながら緻密に設定された世界観に、子供だけではなく大人も引き込まれる物語だ。バラエティ豊かな登場人物たちの言葉には見ている人を勇気づけたり、人生を導くほどの説得力があるものが数多くある。そのため、幅広い世代の人に愛され、共感を持たれる作品となっている。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ
「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。
Read Article
ハリー・ポッターと謎のプリンス(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。活発に動き始めた死喰い人。ハリーとダンブルドアはヴォルデモートを倒すため、秘密裏に対策を取り始める。そんな中ハリーは半純血のプリンスと署名された魔法薬学の教科書を発見。疑いながら、所有者に感情移入していく。しかし、死喰い人がホグワーツに現れたことで状況が一変。ダンブルドアが倒され、ホグワーツは最大の危機に陥る。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第六弾。
Read Article
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。三年生となったハリ―。魔法界を訪れるとアズカバンに投獄されていたシリウス・ブラックが、脱獄していたことを知る。シリウスが自分を狙っていることを知るハリー。学生時代、父とシリウスが親友だったことを知り、ハリーは父を裏切ったシリウスに対し憎しみを抱き始める。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第三弾。
Read Article
ハリー・ポッターと賢者の石(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと賢者の石』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。魔法学校を通じて、ハリーと友人たちの絆や成長を描いていく。 1997年に刊行されたJ・K・ローリング原作小説を映画化したもので、2001年に公開された。ハリーポッターシリーズ第一弾。
Read Article
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』とは2018年に公開された『ファンタスティック・ビースト』シリーズ2作目の映画。『ハリー・ポッター』シリーズと同じ"魔法界"を舞台とした作品で、『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚の第2弾。 闇の魔法使いグリンデルバルドが移送中に逃亡するシーンから物語が始まる。巨大な力を求め仲間を集めるグリンデルバルドとの攻防が繰り広げられる。 黒い魔法使いグリンデルバルドを追う魔法動物学者ニュートの新たな冒険が描かれる。
Read Article
ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。
Read Article
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。復活を遂げたヴォルデモート。しかし魔法省はそれを受け入れずホグワーツに干渉するようになる。そんな中、ダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再び活動させる。五年生となったハリーたちはヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドア軍団を結成。そしてヴォルデモートや死喰い人と再び対峙することとなる。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第五弾。
Read Article
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。四年生となったハリーたち。ハリーは何者かの陰謀により、トライ・ウィザード・トーナメントに参加することとなる。待ち受ける過酷な課題を乗り越えていくハリー。そんな彼の前で因縁の敵、ヴォルデモートがついに復活する。肉体を持ったヴォルデモートと初めて戦うことになったハリー。その強大な力に圧倒される。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第四弾。
Read Article
ハリー・ポッターと秘密の部屋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。二年生になったハリーはドビーに「ホグワーツに行ってはいけない」と忠告を受ける。そして忠告通り、ホグワーツで生徒が襲われるという事件が発生。五十年前に開かれたという秘密の部屋をヒントに、ハリー、ロン、ハーマイオニーがその謎を追う。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第二弾。
Read Article
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』とは2016年に公開された『ファンタスティック・ビースト』シリーズ1作目の映画。『ハリー・ポッター』シリーズと同じ"魔法界"を舞台とした作品で、『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚。原作者J.K.ローリングが脚本を手がけた。 イギリスの魔法使いニュートが魔法動物達と共にニューヨークに降り立つところから物語が始まる。手違いで逃げ出してしまった魔法動物達とニューヨークで起こった不思議な事件。魔法動物と魔法使いによる新たな魔法界の物語。
Read Article
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』とは2022年に公開された『ファンタスティック・ビースト』シリーズ3作目の映画。『ハリー・ポッター』シリーズと同じ魔法界を舞台とした作品で、『ハリー・ポッター』シリーズの公式スピンオフ前日譚の第3弾。主人公ニュートらに協力を要請し闇の魔法使いグリンデルバルドの陣営に対抗するチームを作ったダンブルドア。魔法界を支配しようとするグリンデルバルドの企みを阻止するため、寄せ集めの凸凹チームが魔法動物と共に戦いに挑む。ダンブルドアの過去が明かされる物語。
Read Article
ホグワーツ・レガシー(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『ホグワーツ・レガシー』とは、ワーナー・ブラザーズ ゲームズからポートキー・ゲームズのレーベルのもとで発売された、『ハリー・ポッターシリーズ』の世界を再現したオープンワールドRPGゲーム。プレイヤー自身がホグワーツ魔法学校へ入学し、学校内で起こる様々な出来事を魔法を用いて謎解きしていく。対応ハードはPS4・5およびWindowsPC(Steam)など。
Read Article
『ハリー・ポッター』と『ファンタスティック・ビースト』の最強魔法使いランキングTOP10
J・K・ローリング原作の『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場する魔法使いの中から、最強の10人を選出。10位から順に登場人物・キャラクターの人物像や、作中での活躍を画像付きで紹介していきます。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズのスピンオフ映画3部作制作決定!主人公はルーナ・ラブグッドの義祖父
『ハリー・ポッター』シリーズ完結後、その前時代を舞台にしたスピンオフ映画の制作が発表されました。そのタイトルは、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ。主人公はニュート・スキャマンダーという人物で、かつてハリーとともに戦ったルーナ・ラブグッドの義祖父にあたります。この記事では、そんなファンタビについて、作者のJ・K・ローリングが語った内容などをまとめました。ハリポタファンなら、絶対見逃せないですね!
Read Article
ハリー・ポッタースピンオフ3部作の制作が決定!ファン歓喜!【ファンタスティック・ビーストシリーズ】
世界中で大ヒットした映画『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ『ファンタスティック・ビースト』シリーズ3部作の制作が決定!2016年に1作目が劇場公開されることが明かされ、ハリポタファンを喜ばせました。ここでは情報が明かされた当時の情報をまとめています。ハリポタシリーズの簡単なあらすじ・ストーリーや、重要ワードの説明もあわせて紹介しています。
Read Article
ホグワーツの寮の組み分け基準まとめ【ハリー・ポッターシリーズ】
『ハリー・ポッターシリーズ』に登場するホグワーツ魔法魔術学校では「グリフィンドール」「ハッフルパフ」「レイブンクロー」「スリザリン」の4つの寮が存在しており、生徒たちは組み分け帽子によってこの中のどれかに割り振られる。どの寮になるのかは生徒の資質などによって決まる。ここでは4つの寮の、組み分けの基準をまとめた。
Read Article
【全80人】ハリーポッターシリーズの登場人物一覧! 【画像付き】
ハリーポッターシリーズの登場人物の特徴、関係性をまとめた。有名キャラクターから少しマイナーなキャラクターまで全80人! 『ハリー・ポッター』(英:Harry Potter )は、作家J・K・ローリングによるファンタジー小説。第一巻がロンドンのブルームズベリー出版社から刊行される。2001年からの映画も大ヒットを記録。最終巻が2007年に発売され、完結した。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの登場キャラクターたちの19年後の職業・結婚相手まとめ
『ハリー・ポッターシリーズ』の作者J・K・ローリングは、ハリーをはじめとする登場人物・キャラクターの19年後についてインタビューで語っている。またUSJの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」でも、映画では描かれなかった彼らのその後に関する情報が公開されている。
Read Article
目次 - Contents
- 『ハリー・ポッター』の概要
- 「魔法学校」とは
- ホグワーツ魔法魔術学校(Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry)
- 設立:993年頃
- 立地:イギリス・スコットランド高地のどこか
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 大広間
- 厨房
- 天文塔
- 校長室
- 監督生のバスルーム
- 3階の女子トイレ
- 秘密の部屋
- 必要の部屋
- 薬草室
- クィディッチ競技場
- ふくろう小屋
- 禁じられた森
- 黒い湖
- 制服
- 寮
- 歴代の校長
- アルバス・ダンブルドア
- セブルス・スネイプ
- 主な生徒・卒業生
- ハリー・ポッター
- トム・マールヴォロ・リドル/ヴォルデモート卿
- ダームストラング専門学校(Durmstrang Institute)
- 設立:遅くとも1294年頃
- 立地:探索不可能(スウェーデンもしくはノルウェー最北)
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 寮
- 歴代の校長
- ネリダ・ヴァルカノヴァ(Nerida Vulchanova)
- ハーファング・マンター(Harfang Munter)
- イゴール・カルカロフ
- 主な生徒・卒業生
- ビクトール・クラム
- ゲラート・グリンデルバルド
- ボーバトン魔法アカデミー(Beauxbatons Academy of Magic)
- 設立:遅くとも1294年頃
- 立地:ピレネー山脈のどこか
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 寮
- 歴代の校長
- マダム・オリンペ・マクシーム
- 主な生徒・卒業生
- フラー・デラクール
- ニコラス・フラメル
- ペレネレ・フラメル
- イルヴァーモーニー魔法魔術学校(Ilvermorny School of Witchcraft and Wizardry)
- 設立:17世紀(1634年以前ということが明かされている)
- 立地:グレイロック山
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 寮
- サンダーバード寮
- ワンプス寮
- ホーンド・サーペント寮
- パクワジ寮
- 歴代の校長
- イゾルト・セイア
- 主な生徒・出身者
- ティナ・ゴールドスタイン
- クイニー・ゴールドスタイン
- 魔法処(マホウトコロ、原語:Mahoutokoro School of Magic)
- 設立:不明
- 立地:南硫黄島
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 寮
- ワガドゥー(Uagadou)
- 創設:1000年以上前
- 立地:月の山脈
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 主な生徒・卒業生
- ババジデ・アキンバデ(Babajide Akingbade)
- カステロブルーショ(castelobruxo)
- 設立:不明(ホグワーツと同じくらい古い)
- 立地:ブラジルの熱帯雨林の奥地
- 入学条件
- 運営形態
- 城内の設備
- 制服
- 歴代の校長
- ベネディータ・ドゥラド(Benedita Dourado)
- 主な生徒・卒業生
- リバチウス・ボラージ
- その他の魔法学校
- コルドフストリーツ(Koldovstoretz)
- オーストラリアの魔法学校