東方密葉(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
東方密葉とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する東方家の一人であり、長男・常敏の妻でつるぎの母親。年齢は31歳。自他ともに認めるほどに容姿が整っており、一家が経営している東方フルーツパーラーの広告モデルを務めている。学生時代はミスさくらんぼにも選ばれており、フルーツのために海外を旅行していた時に常敏と出会った。矢印を具現化して貼り付け、矢印が向いている方向にエネルギーを発生させるスタンド「アウェイキング・IIIリーブス」を持つ。
能力
矢印の具現化によるエネルギー操作
矢印を具現化してそれを貼り付けることにより、向いている方向にエネルギーを発生させるスタンド。ヴィジョンは矢印が大量についた頭巾をかぶったような人型をしている。
例えば相手の後ろに向いた矢印を出現させれば、その相手は後方に向けて吹き飛ばされる。エネルギーの強さはかなりのものであり、家の壁くらいならば破壊することができる(加減ができるかは作中に明確な描写がないため不明)。矢印は1度に3つまで出現させることができる。また、出現させてもすぐに貼り付けず、矢印を任意の場所まで持ち運ぶことも可能。直接的な戦闘能力はなく、エネルギー操作以外は特に特殊な能力のないシンプルなスタンドだが、矢印の貼り付け方を工夫することで様々な応用が利くスタンドである。
X軸・Y軸・Z軸に矢印を貼り付けて外部からの攻撃を防御する
具現化する3つの矢印をX軸・Y軸・Z軸の異なる方向に貼り付けることで、3つの矢印が囲んだ空間内に力場を形成する。力場内のものを外部へ排除するバリアのような使い方ができる。また、力場内であれば自身がエネルギーに乗ることで、3方向の最短距離(矢印の交点の対角線上)に移動することも可能である。
同方向に重ねることでエネルギーを倍加
矢印を同じ方向に重ねることで、貼り付けた分だけエネルギーを倍化させることができる。作中においては羽伴毅戦のエレベーター内にて3つ貼り合わせることで、上昇速度を3倍にした。それによって発生する慣性も3倍に増加させることで、羽を地面に押し付けて拘束することが狙いだった。
体内外への物体の移動
自身や他者の肉体に矢印を貼り付けることで、体内に侵入した異物を体外へ除去することができる。作中では破片となって体内に侵入してきた羽伴毅を追い出すために使用した。また、逆に矢印を体に向けることで、物質を体内に収納することも可能。羽によるロカカカの等価交換で犠牲にしてしまった我が子(胎児)を救うべく、羽の破片と一緒に排出された胎児の体を胎内に戻すために使用した。同様の使い方として、矢印の力で切断された肉体を強引に繋ぎ合わせることもできる。
東方密葉の関連人物・キャラクター
東方常敏(ひがしかたじょうびん)
東方家の長男で年齢は32歳。密葉の夫であり、息子に東方つるぎがいる。顔には額から頬にかけて流線形の傷のような模様が2本ずつあり、前髪をヘアピンで止めている。愛車は黄金色のランボルギーニ。尊敬する「相田みつを」の言葉をよく引用する。仕事面では非常に優秀で、東方フルーツパーラーを日本有数の規模にまで成長させたのは彼だと言われている。一方で、私生活はどこか子供っぽいところがあり、クワガタの採集が趣味で仕事の傍らに海外で珍しい種を捕まえて持ち帰ってくるほど。息子のつるぎ曰く、「毎日が夏休みみたいな人」。
家族や家を愛する気持ちが非常に強く、東方家の更なる発展、息子のつるぎの奇病を治すことを最優先として行動し、そのためならば殺人すら躊躇いなく行う。妻である密葉との仲は非常によく、石化した彼女の鼻を見たときは性癖に刺さったのか、昼間から性行為に及ぼうとするほどだった。スタンドは触れたものの温度を上昇させる「スピード・キング」。厳密には熱をある1点に貯め、何かが触れると同時に一気に放熱する能力である。少し触れる程度だと数度上昇させるのがせいぜいだが、プアー・トム戦では塩素酸ナトリウムから酸素を発生させている。これに必要な温度は300度であり、その気になればすさまじい高温を発生させられる能力と言える。
東方常敏(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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東方常敏(ひがしかたじょうびん)とは『ジョジョの奇妙な冒険』第8部『ジョジョリオン』に登場するスタンド使いである。東方家の長男で年齢は32歳。父に東方憲助、母に東方密葉、息子に東方つるぎがいる。顔には額から頬にかけて流線形の傷のような模様が二本ずつあり、前髪はヘアピンで止めている。愛車は黄金色のランボルギーニ。尊敬する「相田みつお」の言葉をよく引用するのも特徴の一つ。スタンド名はスピード・キング。「熱」を操る能力で定助や岩人間と幾多のスタンドバトルを繰り広げることになる。
東方つるぎ(ひがしかたつるぎ)
密葉と常敏の息子。年齢は9歳。長男が10歳になると奇病に罹るという東方家の呪いから逃れるため、女の子として育てられている(これは東方家に代々伝わる風習である)。年相応に無邪気であどけないが、同時に子供故に世間知らずで善悪の判別が曖昧なところがある。頻繁に「豆乳を投入」「氷らしたコーラ」等の寒いオヤジギャグを言う癖があり、見た目とのギャップから周りからは好評。
無邪気ではあるが9歳児とは思えないほどに頭がよく、東方家に伝わる奇病のことを知っていて、それを治すべく行動している。上記の女の子として育てる先祖代々の行為が、ただの迷信にすぎないことも理解している。両親に深く愛され、彼もまた両親を深く愛している。
スタンドは折り紙の形をした「ペーパー・ムーン・キング」。能力は大きく分けて2つあり、まずは折り紙で作ったものを本物同様の特性を与えて操る(バナナの形にして相手の足を滑らせるなど)能力である。もう1つが、その折り紙に触れた相手に人相やデザインなどの区別をつかなくさせる能力である。こちらが主に使う能力であり、自動車を人間と誤認させて激突させたり、ただの梨の枝をロカカカと誤認させて本物を手に入れる等、幅広い応用が利く。ちなみに初期の呼称は「ペーパー・ムーン」であり、コミックス化された際に「キング」が付け足された。これはおそらく、東方家の家族のスタンドには全て「キング」というフレーズが入っているため、それに合わせたものと思われる(例えば密葉のスタンドは「アウェイ”キング”・IIIリーブス」であり、常敏が「スピード・”キング”」)
東方つるぎ(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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東方つるぎ(ひがしかた つるぎ)とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する東方家の一人であり、東方常敏とその妻の東方密葉の息子。年齢は9歳。東方家の長男が代々罹患する、体が石化する奇病を避ける為の風習によって、女の子として育てられている。年齢相応の無邪気さと、特殊な境遇ゆえの善悪の曖昧さという危険さを併せ持つ。触れた者に対して認識を誤認させる効果を与える折り紙の形をしたスタンド、「ペーパー・ムーン・キング」を持つ。
広瀬康穂(ひろせやすほ)
『ジョジョの奇妙な冒険 part8 ジョジョリオン』のヒロイン。杜王町に住む大学1年生であり、母子家庭に育つが親子関係は悪い。物語開始当初はスタンド使いではなかったが、壁の目で定助を助けた際に右足首に謎の歯形がつき、それをきっかけとしてスタンド「ペイズリー・パーク」を身につける。彼女が定助を偶然にも発見したことからジョジョリオンの物語は幕を開ける。密葉にとっては義弟の常秀(じょうしゅう)の元カノだったからか以前よりの顔見知りであり、気さくに接していることから仲がいいと思われる。
スタンドは「自分や他人を導く」能力である「ペイズリー・パーク」。電子機器等を介して能力が発現する。あくまでも「最善」を導く能力であり、一見すると遠回りであったり理解不能な選択をさせることもあるのが玉に瑕。しかし指し示すのは紛れもない「最善」であるので、従っておけば間違いない。物語が進むと成長して電子機器へ潜航してハッキングする能力も身につけたが、その最中に機器を破損させられると本体もダメージを負う。肉弾戦は得意ではないが、生身の人間の腕の骨を折るくらいのことは出来る。
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目次 - Contents
- 東方密葉の概要
- 東方密葉のプロフィール・人物像
- 東方密葉の来歴・活躍
- 家族の集合写真を撮るために初登場
- 羽伴毅戦
- つるぎが参加した野外活動での事件
- 透龍戦
- 全ての決着がついた後の東方家
- 東方密葉のスタンド:アウェイキング・IIIリーブス
- スタンドとは
- 能力
- 矢印の具現化によるエネルギー操作
- X軸・Y軸・Z軸に矢印を貼り付けて外部からの攻撃を防御する
- 同方向に重ねることでエネルギーを倍加
- 体内外への物体の移動
- 東方密葉の関連人物・キャラクター
- 東方常敏(ひがしかたじょうびん)
- 東方つるぎ(ひがしかたつるぎ)
- 広瀬康穂(ひろせやすほ)
- 羽伴毅(うーともき)
- 喜谷真亜子(きたにまあこ)
- 東方密葉の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「『知らなかった』で逃げたら…幸せになれない」
- 「手じゃなかった お前の前足をどけろ」
- 東方密葉の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- スタンド名の由来は不明