長谷川明日郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

長谷川明日郎(はせがわ あしたろう)は、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』、及び前日譚に当たる『明日郎前科アリ』の登場人物である。性格は短気で粗暴。限界集落の生まれという過去から食べ物に対する執着が非常に強く、腐っていたり泥だらけの食べ物でも平気で食べようとする程、「食」に関して貪欲な性格である。志々雄真実(ししお まこと)一派の元構成員であり、アジト崩壊時に志々雄の愛刀・無限刃(むげんじん)を持ち出していた事から、物語に深く関わって行く事となる。

長谷川明日郎の概要

長谷川明日郎(はせがわ あしたろう)は、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』、及び前日譚に当たる『明日郎前科アリ』の登場人物で志々雄真実(ししお まこと)一派の元構成員である少年。かつて新潟県の山奥に住み着いていた孤児であり、里に下りて田畑の産物や山の幸を盗んで暮らしていた。その悪行からかつては「悪太郎」(あしたろう)と呼ばれていた。このような経歴から、食べ物に対する執着が非常に強く、好戦的な荒々しい性格の持ち主である。
そんな生活をしていたある時、志々雄のアジトに侵入し、食事を食い荒らしていた所を志々雄一派に拘束される。その際、悪太郎は志々雄に対し、「喰えれば生き!喰えなけりゃ死ぬ!それだけだ!!」と言い放ち、その発言を志々雄、及び志々雄の部下達が気に入った事から、悪太郎は志々雄一派の末端に入る事となった。この時に我流で鍛錬を積んでおり、槍を顎の力で折ったり警官と互角以上に渡り合う等、高い戦闘力や身体能力を身に付けている。
志々雄一派が壊滅しアジトが崩壊した際に、悪太郎は志々雄の愛刀・無限刃を偶然発見し、持ち出していた。この経緯から悪太郎は「無限刃を受け継ぐ者」として、主人公・緋村剣心(ひむら けんしん)、そして物語に関わって行く事となる。

長谷川明日郎のプロフィール・人物像

拘置所から出所した明日郎。この時の名前の漢字は「悪太郎」である。

生年月日:明治元年
出身地:新潟県長谷川郷

つり目とトゲトゲした髪型が特徴の少年。志々雄一派の構成員時代に我流で鍛錬を積んでいた事から、警官や大人の戦闘員にも引けを取らない強さを誇る。作物等を盗んで生活をしていた悪童であった為、短気で好戦的な性格の持ち主である。また食欲が非常に旺盛であり、腐ったビスケットや泥まみれの握り飯を何の躊躇も無く食べようとする程、食べ物に対する執着が強い。
非常に荒々しい性格であるが、同時期に集治監から出所した井上阿爛(いのうえ あらん)の説得を聞き入れて親友になったり、文字が読めない久保田旭(くぼた あさひ)に文字を教えるように阿爛に提案する等、仲間に対して気遣いや優しさを見せる一面もある。
主人公・緋村剣心に対しては、強さは認めているものの剣心が掲げる「剣と心を賭す戦いの人生」という生き方には反発しており、剣心の忠告を聞き入れない場面も見受けられる。
明日郎は「善悪どちらにも転びうる少年」という立ち位置におり、仲間や敵と出会う中で明日郎自身はどう変化して行くか、という所も北海道編の見所となっている。

長谷川明日郎の能力・必殺技

長谷川明日郎の能力

暴走し、無限刃を抜きそうになる明日郎。身体能力は高いが、精神的に未熟な部分が垣間見える。

明日郎は志々雄一派の末端構成員時代に我流で鍛錬を積んでいた事から、警官隊や志々雄一派残党等、大人の戦闘員とも渡り合える強さを誇る。敵の槍を歯で受け止めて折りそのまま反撃したり、手加減されていたとはいえ剣心の逆刃刀を受けて気絶で済む等、常人離れした身体能力を見せている。
しかし実戦経験の無さや力任せの戦闘スタイル、逆上しやすい性格が災いし、剣心や闇乃武で教育を受けていた旭等には戦闘能力は及んでいない。特に逆上しやすい性格が致命的であり、無限刃を使用し「壱の秘剣・焔霊」を発動させてしまった事で、無限刃に魅入られてその破壊力を些細な事で引き出してしまう可能性を剣心に危険視されている。

壱の秘剣・焔霊

逆上して無限刃を使用し、偶然「壱の秘剣・焔霊」を発動させた明日郎。

無限刃を引き抜いた際に発生する摩擦熱で炎を発生させ、焼き斬る事で斬撃と火傷を同時に引き起こす技。元々は無限刃の元使用者である志々雄真実の技である。明日郎が逆上して無限刃を使用した際に偶然発動し、明日郎自身も焔霊を繰り出した事に気付かなかった。剣心が使用していた木杖を焼き切る威力を見せ、明日郎と無限刃を危険視した剣心が無限刃を封印するきっかけとなった。

長谷川明日郎の来歴・活躍

北海道編前日譚・明日郎前科アリ

剣心から授かった門弟札。阿爛の計らいで「悪太郎」から「明日郎」という名前に変え、生きていく事となった。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の前日譚に当たる『明日郎前科アリ』にて登場。
悪太郎は食い逃げの罪で東京の集治監に投獄されており、5年の服役を経て出所。その際、アメリカへ渡る為に密航未遂を働いて投獄されており、悪太郎と同時期に出所した井上阿爛(いのうえ あらん)と出会う。出所した際に江戸幕府直属のスパイ組織であった「闇乃武」(やみのぶ)残党の久保田旭(くぼた あさひ)と遭遇し、無限刃と握り飯を交換する取引を持ち掛けられる。その時、同じく闇乃武の残党・蒲原(かんばら)が現れる。蒲原は悪太郎を殺そうとするも、悪太郎は蒲原の槍を顎で受け止めて反撃し、圧倒的な強さを見せつけ蒲原を撃破した。そして悪太郎は蒲原との戦いで泥まみれになった握り飯を食おうとするが、阿爛の説得によりそれらを放棄し「人として生きていくため」阿爛と行動を共にする事となった。その後、悪太郎が隠していた無限刃を売却して金銭を得る為、「塚山商会」へ赴く。そこで無限刃を狙う志々雄一派残党の襲撃に遭い、悪太郎は無限刃を抜いて応戦しようとする。その時、主人公・緋村剣心(ひむら けんしん)が介入し、志々雄一派残党を撃退する。その後、明日郎と阿爛は剣心らが住む神谷道場に入門という名目で道場預かりの身となる。その後、剣心から門弟札を授かった際に阿爛の計らいで「悪太郎」から「明日郎」と名前を変え、生きて行く事となった。

北海道編・神谷道場入門後

闇乃武の幹部の横暴に怒り、暴走した結果、無限刃を抜いてしまった明日郎。

神谷道場預かりの身になった明日郎は、牛鍋屋「赤べこ」前で立て札を見ていた所、赤べこにスカウトされ日雇いで働く事となった。その時、出所時に遭遇した久保田旭、及び彼女が所属する「闇乃武」幹部である老婆と佐古(さこ)と接触する。そこで「闇乃武」から抜ける為に旭は金銭で自らの身柄を買おうとする。しかし幹部らは利子を理由としてそれを認めず、幹部らの旭に対する横暴な引き戻しに腹を立てた明日郎は暴走し、幹部らが逃走した後も駆け付けた警官隊に対して見境なく暴れてしまった。そこに剣心が現れ明日郎の暴走を止めようとするが、その際に明日郎は無限刃を使用し志々雄真実の技「壱の秘剣・焔霊」(いちのひけん・ほむらだま)を発動させる。剣心は木杖で応戦していたが、明日郎が無限刃を使用した事を見て逆刃刀を使用し、明日郎を気絶させその場を納めた。そして剣心は無限刃を抜けないように封印し、身寄りの無くなった旭も神谷道場に招き入れ、明日郎・阿爛・旭の三人と改めて行動を共にする事となった。
その後、剣心の妻で神谷道場の道場主である緋村薫(ひむら かおる)及び剣心が、神谷道場先代・神谷越路郎(かみや こしじろう)捜索の為北海道へ向かう事を決定する。その際、明日郎は阿爛、旭と共に北海道への旅に同行する事となった。

長谷川明日郎の関連人物・キャラクター

井上阿爛(いのうえ あらん)

アメリカへの密航未遂により、明日郎と同じく収監されていた青年・井上阿爛。

外国人とのハーフの少年であり、文明開化の申し子を自称している。ハーフ特有の外見から差別され、アメリカへ逃げようと密航未遂を働いた為、明日郎と同じ小菅集治監に投獄されていた。明日郎と同時に出所し、身寄りが無い為明日郎と共に行動する事となった。出所当初は空腹で気が立っていた明日郎の対応や強さを目の当たりにして怯えていたが、泥まみれの握り飯を躊躇い無く食べようとした明日郎を涙ながらに説得し、それに明日郎が応じた事で仲間となった。
明日郎と阿爛が神谷道場預かりの身となった際に「悪太郎」から「明日郎」に変えたのも阿爛であり、「人として生きていく」為、明日郎に影響を与えて行く事となる。

久保田旭(くぼた あさひ)

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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高荷恵(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

高荷恵(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

高荷恵(たかに めぐみ)とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物であり、会津出身の美人女医である。悪徳商人の武田観柳に命じられアヘンの精製・密造を行っていた。その後、本作の主人公・緋村剣心に助けられ、剣心たちの仲間となる。戦闘へは参加しないが、その医療技術で剣心たちの怪我を治療をしたり、客観的な立場からアドバイスを送るなど裏方的な立ち回りが多い。恵は自分を助けてくれた剣心に恋心を抱いていたが、同じ剣士という立場から彼を支えていた神谷薫には勝てないことを悟り自ら身を引いた。

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沢下条張(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

沢下条張(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

沢下条張(さわげじょう ちょう)とは『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』やその続編『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』の登場人物で、志々雄真実の精鋭部隊である十本刀の一員。二つ名は「刀狩りの張」であり、戦いを好み名のある名刀をコレクションしている。剣客としての技量も確かで、自慢の名刀を次々に持ち替え敵を翻弄する変幻自在の戦術を得手とする。残忍な性格ではあるが仲間思いな一面もあり、同じ十本刀の同士には職の斡旋なども行った。志々雄亡きあとは警察の密偵として様々な場面で登場する。

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比古清十郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

比古清十郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

比古 清十郎(ひこ せいじゅうろう)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクター。十三代目飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)継承者。髪は黒く長髪で、肉体は鍛え上げられ、大きな白外套を羽織る。人間嫌いのため、山中で一人で暮らしており、陶芸家・新津 覚之進(にいつ かくのしん)として活動している。自身の才能を自画自賛するナルシストだが、それに見合う実力を持つ。主人公、緋村 剣心(ひむら けんしん)の師匠であり育ての親でもある。

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