シン・仮面ライダー(庵野秀明)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・仮面ライダー』(シンかめんライダー)とは、改造手術でバッタと融合させられた青年と、それを成した秘密結社ショッカーとの戦いを描いた、2023年の映画作品。日本を代表するクリエイターである庵野秀明が監督を務める、国民的特撮ヒーロー『仮面ライダー』の生誕50周年記念作品である。
バッタとの融合人間に改造された本郷猛は、恩師の娘である緑川ルリ子に巻き込まれる形で秘密結社ショッカーと戦うこととなる。当初成り行きで戦っていた彼は、やがて正義の意志に目覚め、ショッカーの暴威に立ち向かっていく。
立花(たちばな/演:竹野内豊)
日本政府の対ショッカー部隊の人間。本郷とルリ子に接触し、彼らへの協力を提案する。
対ショッカーという点では本郷たちと志を同じくしており、大局的に見て“仲間”といっていい存在ではあるが、そのための手法や思惑は異なる。それでも本郷の人柄は気に入っていたらしく、「仮面の回収と修理、それを一文字に渡す」という彼から頼まれた仕事をその死後も律儀に果たしている。
名前は『仮面ライダー』の登場人物である立花藤兵衛(たちばな とうべえ)から取ったもの。本作における下の名前は不明である。
滝(たき/演:斎藤工)
日本政府の対ショッカー部隊の人間。本郷とルリ子に接触し、彼らへの協力を提案する。
対ショッカーという点では本郷たちと志を同じくしており、大局的に見て“仲間”といっていい存在ではあるが、そのための手法や思惑は異なる。ハチオーグとの交渉が失敗し、さらに本郷が彼女にトドメを刺せないと見て取ると、サソリオーグの毒を打ち込むことで代わりに始末した。
名前は『仮面ライダー』の登場人物である滝和也(たき かずや)から取ったもの。本作における下の名前は不明。
チョウオーグ:緑川イチロー(みどりかわ イチロー/演:森山未來)
現在のショッカーの頭領。緑川の息子であり、ルリ子からすると実兄にあたる人物。理不尽に母を奪った通り魔と、一瞬で幸せが崩壊する今の世界に対し憎しみと嘆きを抱き、全ての人間のプラーナを肉体の外へと弾き飛ばすことで新世界を作ろうと目論んでいる。
チョウオーグは人外合成型オーグメントの完成型の土台となった、「仮面ライダー0号」とでもいうべき存在。膨大なプラーナをその身に蓄えており、打撃と共にこれを相手に打ち込むことで生命体としての機能そのものに大ダメージを与える。決死の覚悟で乗り込んだ本郷と一文字が「強い」と感嘆するほどの攻撃力を誇るが、それだけに消耗も激しく、プラーナが尽きると戦闘力が一気に低下するという弱点を持つ。
クモオーグ
CV:大森南朋
人外合成型オーグメントによって生まれたオーグの1人。名前の通りクモとの融合体で、3対の腕と糸を吐いて相手を拘束する能力を持つ。
言動は慇懃無礼で、「裏切り者には死を」がモットー。相手の命を自分が直接奪うことに固執し、これを己の“幸せ”と捉え、殺す際には「私の幸せになってください」と告げるのが常。
仲間に対しては面倒見が良かったらしく、カマキリ・カメレオンオーグからは「先輩」と呼ばれて慕われていた。
コウモリオーグ(演:手塚とおる)
人外合成型オーグメントによって生まれたオーグの1人。名前の通りコウモリとの融合体で、飛行能力を持つ。
生物兵器の研究をしており、これを評価する者が少ないことを嘆いている。拳銃弾でもそれなりのダメージを受けるなど、オーグとしての能力はそれほど大したものではない。
サソリオーグ(演:長澤まさみ)
人外合成型オーグメントによって生まれたオーグの1人。名前の通りサソリとの融合体で、オーグとしての完成型とされる本郷ですら死の危険がある毒物を生成する能力を持つ。
その毒を使って大量殺戮を行おうとしていたが、立花たちの部下たちに拠点を急襲されて応戦。何十人もの隊員を殺害するも、物量と火力に押し切られて絶命した。
ハチオーグ:ヒロミ(演:西野七瀬)
人外合成型オーグメントによって生まれたオーグの1人。名前の通りハチとの融合体で、周囲の人間の精神を操り、自分の支配下に置く能力を持つ。人間離れした支配欲の持ち主で、作中では街1つの住人を丸ごと自分のためなら命も投げ出す部下にしていた。
ルリ子とは彼女がショッカーにいた頃から交流があり、互いに「“友人”という言葉で定義するのが一番近いかもしれない相手」だと認識していた。このためショッカーを裏切ったルリ子が訪ねてきた際も、最初は話し合いに応じる姿勢を見せる。
カマキリ・カメレオンオーグ(演:本郷奏多)
人外合成型オーグメントによって生まれたオーグの1人。名前の通りカマキリとカメレオンとの融合体で、ルリ子がショッカーを去った後に完成した個体。
クモオーグのことを「先輩」と呼んで慕い、彼の復讐のためにルリ子を襲い、致命傷を負わせる。怒りに燃える一文字に叩きのめされるも、他のオーグがそうだったように泡となって消えるシーンが無く、生存している可能性がある。
『シン・仮面ライダー』の用語
ショッカー/SHOCKER
人類の平和と幸福のために活動する組織。名前は「Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling」の頭文字をつなげたもので、訳すと「計量的な知能の埋め込み改造により持続可能な幸福を目指す組織」といった意味合いになる。
その発祥は「人工知能アイによる人類全体の幸福の模索」にあり、現在もこれを様々な方法で成し遂げようとしている。
しかしこの人工知能アイが「全ての人間を平等に幸福にする」のではなく「より深い絶望にある人間を幸福だと感じる状態にする」ことが目的達成の最短ルートだと定義したため、次第に組織全体が狂気を帯びていき、最終的に暴走。自らの定義する「人類の幸せ」のために、「人類全ての死滅」さえ是とする存在へと成り果てた。
機密保持のため、ショッカーの構成員は死亡すると肉体が泡となって溶け、身に着けていた装飾品も合わせて消え去る仕組みになっている。
人外合成型オーグメント
Related Articles関連記事
トキワ荘とは?歴史・逸話・トリビア・暮らしていた漫画家・メンバー・どこにあるかを紹介!
トキワ荘(トキワそう)とは、かつて東京都豊島区南長崎三丁目にあった木造2階建アパート。1953年から1962年頃まで、手塚治虫や藤子不二雄などの日本の漫画界の黎明期を支えた超一流の漫画家たちが共同生活を送っていたことで知られる建築物である。1982年に老朽化により解体されるも、「漫画の聖地」として非常に知名度が高い。現在も「トキワ荘マンガミュージアム」や「トキワ荘プロジェクト」の形で漫画界にその名を残している。 本記事では、トキワ荘に関する情報と、ここで暮らしていた漫画家たちについて紹介する。
Read Article
新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』とは、監督・庵野秀明が率いるGAINAXによるTVアニメ作品および登場する巨大人型兵器の名称。略称『エヴァ』。 本作を原作とする劇場版、漫画、ゲーム作品などの派生作品が存在する。本記事では1994年10月から翌3月まで放送されたTVシリーズについて記述。 90年代に社会現象とまで言われた国民的アニメの一つ。ストーリーは主に少年少女の苦悩が描かれ、人類の敵「使徒」との闘うにつれ、使徒やエヴァの正体など多くの謎解きが展開されるが、すべては説明されずに完結した作品。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版(ヱヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とは、2007年から公開されているアニメ映画シリーズである。 1994-1995年のTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』が原作。総監督はTVシリーズと同様に庵野秀明が担当している他、主要スタッフや声優もほぼ同一でリメイクではなく「リビルド(再構築)」作品。 全4部作予定で、現在3作目まで公開済み。巨大人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットの少年少女を主人公とし、人類の敵「使徒」との闘いや人間同士の争い、陰謀の謎解き、主人公の苦悩や成長を描いたストーリーである。
Read Article
シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(シン・エヴァ)のネタバレ解説・考察まとめ
『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』(EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME)とは、2021年に公開されたSFアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の4作目にあたり、四半世紀にわたる『エヴァンゲリオン』シリーズの集大成の作品として、公開前から注目を集めた。総監督・脚本・原作・製作総指揮を庵野秀明が務める。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の後、失意のどん底にいる碇シンジが立ち直る姿を描く。
Read Article
新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)のネタバレ解説・考察まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版(旧劇場版)』とは、ガイナックス制作による庵野秀明監督のアニメーション映画。主たるジャンルはロボットアニメに分類される。同名TV作品のリメイク映画作品。 地球に突如として謎の巨大生命体「使徒」が出現。これへの対処に組織された特務機関「ネルフ」は、巨大人造人間「エヴァンゲリオン」を創造した。操縦には資格を持った14歳の少年が必要である。操縦者に選ばれた少年碇シンジと、彼を取り巻く人間たちの複雑怪奇な愛憎劇を描く。
Read Article
EVA-EXTRA-EXTRA(シンエヴァの薄い本)のネタバレ解説・考察まとめ
『EVA-EXTRA-EXTRA』とは『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の入場者プレゼントとして2021年6月12日から全国の映画館で配布された入場者特典である。前作である『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前日譚を描いた漫画『EVANGELION:3.0 (-120min.)』を始めとして、公式アニメーターによるイラストが多数収録されたことから話題を呼んだ。表紙のイラストは総作画監督である錦織敦史が担当している。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(ヱヴァ:破)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの二作目である。 謎の巨大生物・使徒により、「セカンド・インパクト」という大災害が発生してから15年。14歳の少年碇シンジは、父ゲンドウの命令で汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と戦うことを強いられる。同じくパイロットに選ばれた少女たちと交流しながら、シンジは世界の謎を巡る奇怪な陰謀に翻弄されていく。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(ヱヴァ:Q)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの三作目である。 主人公碇シンジが目覚めると、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』から14年もの月日が流れていた。自身が起こした大災害により滅亡に瀕する世界で、かつての仲間たちが新世界創世を画策する「NERV」とそれを阻む「WILLE」の二派に別れて相争う中、シンジは14年前の真実を求めてNERV本部へと向かう。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(ヱヴァ:序)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(以下ヱヴァ:序)とは、ガイナックスの取締役だった庵野秀明氏が独立し、2006年に設立した株式会社カラーの第1回作品である。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(以下TVシリーズ)に新たな設定とストーリーを追加して、再構築したシリーズの第1作目である。本作は全4部作の第1作目にあたる。またタイトルの『序』は雅楽の用語『序破急』から来ている。ヱヴァ:序はTVシリーズの第壱話~第六話までのストーリが基盤となっているが、TVシリーズの原画の流用は1枚もない。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの使徒まとめ
使徒とは、庵野秀明監督率いるGAINAX制作のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』及び同作の再構築版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する敵である。大きな災厄セカンドインパクトから15年。14歳の少年少女が人造人間エヴァンゲリオンに乗り、謎に包まれた敵、使徒と戦う物語が主軸となっている。使徒は戦い方やデザインが従来のロボット物の敵と一線を画しており、『エヴァ』の人気を支えた一要素でもある。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの機体とパイロットまとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』とはGAINAXによるアニメ作品、及びそこからメディア展開された作品である。14歳の少年少女が、巨大な人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と呼ばれる謎の敵と戦うのが主軸。そこに聖書や心理学の要素を絡めた実験的な作風や人間ドラマが人気を呼び、社会現象にまでなった。2007年には「再構築」として『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開された。今尚アニメ界で異彩を放つ作品である。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズのWILLE(ヴィレ)まとめ
WILLE(ヴィレ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場する組織で、反NERV(ネルフ)を掲げて行動する軍事団体。NERVによるフォースインパクトの阻止を目下最大の目標として活動している。 サードインパクトによって世界各国がほぼ壊滅した中、元NERVの職員や軍と民間の有志によって結成された混成部隊。それだけに兵器を扱い慣れている者もいればそうでない者もいるなど練度はまちまちである。組織のイメージカラーは青で、構成員はこの色のバンダナを身に着けている。
Read Article
エヴァンゲリオンシリーズの伏線・謎まとめ
社会現象にまでなったアニメ『エヴァンゲリオン』シリーズには、複雑怪奇な謎と詳細に語られることなく終わった設定や伏線が数多く存在する。それらは強烈な魅力ともなったが、「誰が何をしたいのかよく分からない」との評価の原因にもなった。 世界を滅ぼしかけたセカンドインパクトの真実。汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの正体。使徒たちはどこから現れたのか。人類補完計画の全貌とその目的。綾波レイや渚カヲルは何者なのか。ここでは、『エヴァンゲリオン』シリーズで描かれた伏線と謎について紹介する。
Read Article
ヱヴァンゲリヲン新劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとは、1995年制作のテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を原作とした劇場版アニメ。総監督庵野秀明を始めとして、ほとんどの声優やスタッフがテレビアニメシリーズに引き続き制作を手掛けている。単なるリメイクではなく「再構築(リビルド)」と位置づけ、14歳の少年少女が人型兵器エヴァンゲリオンに乗って謎の使徒と戦うという大本の設定は同一ながら、中盤から全く新しい展開を見せている。2021年にシリーズ完結作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が公開された。
Read Article
新世紀エヴァンゲリオン・旧劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年に製作された庵野秀明監督によるロボットアニメ作品。巨大な人造人間である「エヴァンゲリオン」のパイロットである14歳の少年少女たちと、謎の敵「使徒」との戦いを描く。謎めいたストーリー展開、今までにない独特の世界観から社会的ブームを巻き起こした。それぞれの個性的なキャラクターたちから印象深いセリフが放たれている。
Read Article
仮面ライダークウガ(空我)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダークウガ』とは2000年1月よりテレビ朝日系で放送された特撮テレビドラマ作品で、平成『仮面ライダー』シリーズ第1作である。超古代の戦闘種族グロンギは長き封印から蘇り、人間に対して“殺人ゲーム”を繰り返す。若き冒険家・五代雄介は、超古代の遺跡から発掘されたベルトの意思に導かれて戦士クウガに変身し、人々の笑顔を守るために熾烈な戦いにその身を投じてゆく。仮面ライダーと警察の連携や、怪人による生々しい殺人描写など従来のヒーロー番組にはなかったリアリティを追求した内容が特徴。
Read Article
仮面ライダービルド(Build)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダービルド』とは、2017年に放送された、仮面ライダーシリーズの作品。平成仮面ライダーシリーズの第19作目。全体的に物理学のモチーフが綴られた話になっている。ストーリーは記憶を失った天才物理学者・桐生戦兎と、無実を証明する為に脱獄した脱走犯・万丈龍我のバディによる謎解きと、北都・東都・西都の戦争などミリタリー要素が多く、シリアス要素が強い作品となっている。
Read Article
トップをねらえ!(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『トップをねらえ!』とは、1988年にGAINAXによって制作された庵野秀明初監督のSFロボットアニメ作品。主人公タカヤ・ノリコが、努力と根性で苦難を乗り越え成長しながら未曾有の脅威「宇宙怪獣」と戦っていく。OVAの金字塔とまで言われ、いまだに多くのファンに愛され続けている。キャッチフレーズは「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」。
Read Article
仮面ライダー(初代)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。45年以上の長きにわたって、日本の等身大ヒーローの代表格であり続けるシリーズの1作目となる番組である。ショッカーによる改造手術を受けて、自らが望まぬ圧倒的な力を得てしまった本郷猛と一文字隼人は、仲間の力を借りつつ、仮面ライダーとして明日も知れぬ戦いに身を投じていく。「人類の自由と平和」のために。
Read Article
仮面ライダー電王(Den-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー電王(Den-O)』とは、石ノ森章太郎原作の東映製作特撮テレビドラマシリーズの一つで「電車」がモチーフである仮面ライダーである。2007年1月28日~2008年1月20日までテレビ朝日系列で放送された。平成仮面ライダーの8作品目で、未来の人間の精神体である「イマジン」と呼ばれる怪人が過去の世界を支配して自分たちの良いように歴史を変えようとするが、仮面ライダー電王が「時の列車デンライナー」で現在と過去を行き来して悪のイマジンから現在の世界を守るために戦う時間SFストーリーである。
Read Article
仮面ライダージオウ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
仮面ライダージオウは、平成仮面ライダーシリーズ最後の作品である。2018年9月2日から2019年8月25日、毎週日曜日朝9時から9時30分のニチアサとして、テレビ朝日系列で放送された特撮作品だ。制作は東映、全49話放送。過去の平成仮面ライダーシリーズにおいて、仮面ライダーの変身者やヒロインなどのメインキャストがゲスト出演し、大きな話題となった。高校生である常磐ソウゴは仮面ライダージオウに変身し、未来を切り開く。
Read Article
仮面ライダーゼロワン(Zero-One)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーゼロワン』とは、東映制作で2019年に放送された仮面ライダーシリーズの特撮テレビドラマ。令和初の仮面ライダーシリーズ。主人公の飛電或人/仮面ライダーゼロワンは祖父が亡くなったため飛電インテリジェンス社長兼仮面ライダーゼロワンとして戦うことになる。人工知能搭載型ロボットヒューマギアを暴走させようとするサイバーテロリスト組織滅亡迅雷.netとの闘いや夢と情熱の大切さを描く。キャッチコピーは「令和仮面ライダー元年」、「世界最強の社長はただひとり!オレだ!」。
Read Article
仮面ライダーガッチャード(GOTCHARD)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーガッチャード』とは、錬金術をモチーフとするヒーローの活躍を描く、令和仮面ライダーシリーズの第5作目にあたる特撮番組。複数の仮面ライダーが登場するのが当たり前だった令和仮面ライダーシリーズの中にあって、「仮面ライダーは主人公が変身する1人だけ」という原点回帰的な工夫で話題となった。 錬金術により生み出された、101体の人口生命体ケミーが解放された。その現場に居合わせた高校生の一ノ瀬宝太郎は、成り行きからガッチャードライバーを与えられ、ケミーの回収を任されることとなる。
Read Article
仮面ライダーゴースト(Ghost)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーゴースト』とは、生と死をテーマにした仮面ライダーシリーズの第17作目である。2015年10月4日から2016年9月25日まで放送された。 主人公のタケルは、眼魔と呼ばれる怪物に襲われて命を失う。その後、死後の世界にて仙人と出会ったタケルは、仙人の力によって幽霊として現世に復活した。タケルは15個揃うと願いが叶う眼魂を集め、生き返るために仮面ライダーゴーストとして戦う事となる。 命の尊さに向き合うタケルの姿や格好いい戦闘シーンなどから、子供たちを中心として人気を得た作品だ。
Read Article
仮面ライダーX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーX(エックス)』とは、特撮テレビシリーズ「仮面ライダー」、「仮面ライダーV3」に続くシリーズ第3弾のタイトルであり、同時に主人公の名前でもある。秘密組織「GOD]が送り出す怪人たちと戦いながら、人々を守る仮面ライダーXの活躍を描くヒーロー物である。スマートなビジュアル、変化に富んだストーリー作り、シリーズ初のアンチヒーローや巨大ロボットが登場することなど、挑戦的な試みにあふれた意欲作である。1974年に、全35話が放映された。
Read Article
仮面ライダー鎧武(ガイム)のネタバレ解説・考察まとめ
仮面ライダー鎧武(かめんライダーがいむ)とは、異界の森の侵略に立ち向かうヒーローたちの活躍を描いた、平成『仮面ライダー』第15作目の特撮番組。作中で主人公が変身するヒーローの名称でもある。 アルバイトで家計を助ける少年葛葉紘汰は、ある時不思議な森に迷い込み、そこで装着者を超人へと変身させる謎のベルトを手に入れる。同じタイミングで街の若者たちが同様のベルトを入手し、己の野望を叶えるためにこれを悪用。紘汰は時に彼らと戦い、時に協力しながら、不思議な森が招く世界の危機に立ち向かっていく。
Read Article
仮面ライダーオーズ/OOOのネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーオーズ/OOO』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で、2010年9月5日から2012年8月28日まで全48話がテレビ放送された。平成仮面ライダーシリーズ第12作目。800年前に封印されたコアメダルの怪物、グリードが蘇った。火野映司(ひのえいじ)はオーズドライバーと3つのコアメダルを渡され仮面ライダーオーズに変身する。戦いの中で新たなコアメダルを獲得し、3つのメダルを差し替えて多彩なフォームチェンジができるなど大人にも子供にも人気の作品である。
Read Article
仮面ライダー1号(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダー1号』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』を原典とした映画。45年の時を経て、再び藤岡弘、が本郷猛として、仇敵の地獄大使が率いるショッカーと、そして新たな敵ノバショッカーと戦う。「偉人の魂」を駆使して戦う若きライダー、仮面ライダーゴーストは共闘の後に言う。「本郷猛は永遠の英雄」と。
Read Article
仮面ライダーキバ(Kiva)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーキバ』は2008年から2009年にかけて、テレビ朝日系列で毎週日曜8時から8時30分に放送された特撮番組。人間を食らう敵ファンガイアと、人間を守る謎の戦士仮面ライダーキバによる戦いを描いた。ファンガイアのモチーフに吸血鬼を取り入れるなど西洋ホラーの要素を入れつつ、異種族間の恋愛や三角関係など複雑な人間ドラマも組み込んだ作品である。
Read Article
仮面ライダーフォーゼ(Fourze)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で2011年9月4日から2012年8月26日まで全48話放送された。平成仮面ライダーシリーズ第13作目にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品である。天ノ川学園高校に転校してきた如月弦太朗(きさらぎげんたろう)は、学校を荒らす怪人「ゾディアーツ」から生徒を守るために「仮面ライダーフォーゼ」に変身し、宇宙のパワーで戦う、近未来を舞台に繰り広げられる青春学園物語である。
Read Article
仮面ライダーアマゾン(Amazon)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーアマゾン』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダー』シリーズ第4弾のタイトルであり、同時に主役が変身するヒーローの名前である。通称、アマゾンライダーともよばれている。物語は、世界征服をたくらむ悪の組織ゲドンやガランダー帝国の放つ獣人(じゅうじん)と戦うアマゾンライダーの活躍を描いている。1974年10月から1975年3月までの間で、全24話が放映された。仮面ライダーシリーズの原点回帰を目指した作品と言われている。
Read Article
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)』とは、2019年に公開された特撮ヒーロー映画である。特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』の単独映画作品。興行収入11.7億円、観客動員数78.0万人を記録した。ソウゴは仮面ライダージオウとして平成ライダーの力であるライドウォッチを集めていた。全てのライドウォッチを集めた時、平成をやり直そうとする集団クォーツァーが現れた。平成に築いた人々の暮らしを守るため、ソウゴと仲間達がクォーツァーに立ち向かう。
Read Article
平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(平ジェネFOREVER)のネタバレ解説・考察まとめ
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』とは、2018年に東映系で公開された平成最後の仮面ライダーコラボ映画である。『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』のクロスオーバー作品となっている。仮面ライダージオウまでの歴代の平成ライダーが集結するファンも多い。常盤ソウゴと桐生戦兎の仲間の記憶がなくなっていく事件が発生していた。二人の前に現れたティードという男と彼に狙われる少年・久永シンゴを追いながら真実を解明していく特撮ヒーロードラマである。
Read Article
仮面ライダーストロンガー(Stronger)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーストロンガー』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1975年に全39話がTBS系列にて放映された。『仮面ライダーシリーズ』第5弾であり、同シリーズ昭和第1期最終作として知られている。西部劇風のストーリー展開を見せる序盤と、歴代仮面ライダーとの客演が豊富な終盤との対比が鮮やかであり、高い人気と評価を得てきた。主人公の城茂は、悪の組織ブラックサタンに殺害された親友の仇を討つためあえて同組織で改造手術を受け、仮面ライダーストロンガーとなりブラックサタンに立ち向かう。
Read Article
仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)』とは2020年に劇場上映、BD/DVDが発売された特撮ヒーローオリジナルビデオ作品である。『仮面ライダージオウ』のテレビシリーズの後日談で、主人公は仮面ライダーゲイツに変身する明光院景都。普通の高校生・明光院景都は謎のロボットに襲われ、戦いに巻き込まれてゆく。”守るために戦う”ことを決めた景都は仮面ライダーゲイツに変身した。景都が”救世主”を目指すきっかけとなった物語が描かれる。
Read Article
仮面ライダーBLACK RX(ブラックRX)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーBLACK RX』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。1988年から1989年まで放映された。放映時期が昭和と平成に跨っており、初の平成テレビ放映『仮面ライダーシリーズ』であるが昭和ライダーに分類されている。武器や銃を用いて戦う戦闘スタイル、別のライダー形態への変身など多くの新機軸が盛り込まれて人気と高評価を得た。前作『仮面ライダーBLACK』で暗黒結社ゴルゴムを滅ぼした主人公の南光太郎が、仮面ライダーBLACK RXに転生して新たなる敵クライシス帝国と戦う物語である。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『シン・仮面ライダー』の概要
- 『シン・仮面ライダー』のあらすじ・ストーリー
- 仮面ライダーの誕生
- オーグたちとの戦い
- 衝突と和解と別離
- 受け継がれる正義の意志
- 『シン・仮面ライダー』の登場人物・キャラクター
- 仮面ライダー1号:本郷猛(ほんごう たけし/演:池松壮亮)
- 緑川ルリ子(みどりかわ ルリこ/演:浜辺美波)
- 緑川弘(みどりかわ ひろし/演:塚本晋也)
- 仮面ライダー2号:一文字隼人(いちもんじ はやと/演:柄本佑)
- 立花(たちばな/演:竹野内豊)
- 滝(たき/演:斎藤工)
- チョウオーグ:緑川イチロー(みどりかわ イチロー/演:森山未來)
- クモオーグ
- コウモリオーグ(演:手塚とおる)
- サソリオーグ(演:長澤まさみ)
- ハチオーグ:ヒロミ(演:西野七瀬)
- カマキリ・カメレオンオーグ(演:本郷奏多)
- 『シン・仮面ライダー』の用語
- ショッカー/SHOCKER
- 人外合成型オーグメント
- プラーナ
- ハビダット世界
- 『シン・仮面ライダー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 本郷「俺はライダー、仮面ライダーだ」
- 本郷「俺は父のように優しく、父のように使うべき時に力を使うことをためらわない人間になりたい」
- チョウオーグ「ルリ子が信じた人間を俺も信じてみることにする」
- 一文字「これでだいぶスッキリした」
- 『シン・仮面ライダー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- “4人目のオーグ”の正体に関する混乱