SAND LAND(サンドランド)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『SAND LAND』(サンドランド)とは、未踏の水源を目指して砂漠化した世界を旅する元軍人と悪魔の少年の活躍を描いた、鳥山明による漫画作品。『週刊少年ジャンプ』誌上で2000年23号から同年36・37合併号にかけて連載された。
気候変動と天変地異により砂漠化した世界。悪魔の少年ベルゼブブは、ある日元軍人のラオという人間と出会い、彼と共に未踏の水源を探す旅に出立する。水源の独占を目論む人間の王と軍部の妨害を受けながらも2人は冒険を続け、やがて人間の過去の過ちと世界の秘密を知っていく。

『SAND LAND』の概要

『SAND LAND』(サンドランド)とは、未踏の水源を目指して砂漠化した世界を旅する元軍人と悪魔の少年の活躍を描いた、鳥山明による漫画作品。『週刊少年ジャンプ』誌上で2000年23号から同年36・37合併号にかけて連載された。
気候変動と天変地異により砂漠化した世界。悪魔の王子であるベルゼブブは、ある日元軍人のラオという人間と出会う。ラオは人も魔物も含め砂漠に住まう全ての民のために未踏の水源を探そうとしており、強靭な肉体を持つ魔物にボディガードを依頼しようと考えていた。

「水源を見つけたら、それを人間だけが独占するつもりはない。民に必要なだけ水を分けてくれるなら十分で、なんなら魔物たちにそこに暮らしてもらっても構わない」というラオの提案に、ベルゼブブは仲間と相談した上で自ら同行することを名乗り出る。付き人のシーフという魔物の老人も一緒に、ベルゼブブたちは未踏の水源を目指す旅に出立する。
砂漠に潜む悪党たち。水源を独占する人間の王と、彼の配下である軍部の兵士たち。様々な妨害を受けながらも2人は冒険を続け、やがて人間の過去の過ちと世界の秘密を明らかにしていく。

『SAND LAND』のあらすじ・ストーリー

目指すは未踏の水源

戦争や自然破壊など、人間たちの愚かな行いに天変地異が重なったことで、世界の大部分が砂漠化して50年。わずかに残った水源は人間の国王に独占され、民は大金を払ってそれを購入する苦しい生活を強いられていた。魔物たちにとってもすっかり砂漠化した世界は窮屈で仕方がなく、悪魔の王子であるベルゼブブは「どうしてこんなことになってしまったのか」と苛立ちを募らせていた。
ある日、そんなベルゼブブたち魔物たちの拠点にラオという人間が訪ねてくる。保安官をしているという彼は、水鳥の動きから「南方に未踏の水源がある」と判断し、人も魔物も含む全ての民のためにこれを解放しようと考えていた。「水源を見つけたら、それを人間だけが独占するつもりはない。民に必要なだけ水を分けてくれるなら十分で、なんなら魔物たちにそこに暮らしてもらっても構わない」というラオの提案に、ベルゼブブは仲間と相談した上で自ら同行することを名乗り出る。

付き人のシーフという魔物の老人も引き連れて、ベルゼブブはラオと共に未踏の水源を目指す旅に出立。しかし野盗や巨大生物の襲撃を受けて車を失い、代わりに国王軍から最新式の戦車を奪取する。これにより一行は国王軍からも追われる立場となるも、相手の動きから「自分たちの目指す水源は、その存在を民には秘密にしたまま国王側が独占しているものである可能性が高い」ことにも気付く。それはつまり、この砂漠世界で民を苦しめる元凶が国王であることを示していた。

ラオの過去

旅の最中、ベルゼブブたちはラオが30年前に戦死したはずの国王軍の英雄シバ将軍であることを知る。当時国王やゼウ大将軍のやり方に公然と異を唱えていた彼は、“世界を滅ぼす兵器”を作ろうとしていたピッチ族を滅ぼすも、その際の事故で部隊もろとも全滅したとされていた。実際はただ1人生き延びて「国王やゼウと戦うためにも今は身を隠すしかない」と考え、ラオと名を変えて時を待ち続けていたのだ。
この時ピッチ族が作ろうとしていたのは兵器などではなく、水を作り出す装置だった。彼らは今のラオと同じく「自分たちだけでなく全ての種族のために」これを研究していたが、水源を独占して金儲けしていた国王からすれば邪魔なものでしかなく、シバもろとも滅ぼそうとしたというのが真相だったのだ。

野盗や国王軍との戦闘を繰り返す内、ベルゼブブたちの旅の目的を知って彼らに協力する者も現れるようになる。特に国王軍のアレ将軍はラオが自分の父が尊敬していたシバだということに衝撃を受け、国王側のやり方やその過去の罪を知って彼らへの疑念を強くしていく。
水源を永遠に独占することを目論む国王たちは、ベルゼブブたちを執拗に追撃。やがて彼らの旅の目的は、「未踏の水源を見つける」ことではなく、「国王が牛耳る水源を発見し、全ての民のためにこれを解放する」ことへとシフトしていった。

水源の発見と思わぬ再会

やがて一行は、ついに豊かな水源を発見する。しかしそこは国王側も知らなかった本当に未踏の水源で、そこにはピッチ族の生き残りが細々と暮らしていた。騙されていたとはいえ許されないことをしてしまったとラオは彼らに謝罪し、「せっかく見つけた水源だが、ピッチ族のためにここのことは秘密にしておきたい」と提案。ベルゼブブたちもこれを了承し、一行は改めて国王軍の独占する水源を目指す。
ベルゼブブたちが目的の水源に辿り着いた時、同じタイミングでゼウ大将軍が到着。一気に邪魔者を始末するべく、新型の生物兵器である虫人間を解き放つ。対魔物用に調整された虫人間の恐るべきパワーの前に、ベルゼブブたちは窮地に陥る。

決戦と決壊と決着

暴れる虫人間を倒すため、ベルゼブブはフルパワーを解放。なんとかこれを無力化するも力を使い果たして動けなくなってしまう。これを好機と見たゼウ大将軍は、戦車の死角である頭上から爆弾を落としてラオたちを始末しようとするが、彼らを援護しようと密かについてきていたアレ将軍の攻撃によって命を落とす。
回復したベルゼブブたち、アレ将軍、これまたこっそりついてきていた野盗たちの攻撃により、水源の水を堰き止めていたダムは決壊。枯れ果てていた国内を流れる川に大量の水が流れ込む。アレ将軍はこれを利用してベルゼブブたちのことを英雄として祭り上げ、30年前の事件についても全国民に報告すると約束する。

ピッチ族を滅亡させようとした一件が明らかとなったことで、国王の現体制は崩壊。人も魔物も含めた全ての民が水を自由に手に入れられるようになり、世界には平穏が訪れる。そんな中、新しい車を調達したラオが魔物たちの拠点を訪れ、「ピッチ族に水と食料を届けに行くところだ」と言ってベルゼブブとシーフを誘う。旅の中で人間の乗り物がすっかり気に入っていたベルゼブブは大喜びでこれを承諾し、運転席に乗り込んでハンドルを握るのだった。

『SAND LAND』の登場人物・キャラクター

ベルゼブブ

悪魔の王サタンの息子。悪辣を気取るが、根は仲間想いで純粋な少年。人間のゲームの類が大好きで、ラオとの旅の中で乗り物を操縦することも大いに気にいる。
戦車を傾けるほどのすさまじいパワー、拳銃弾程度ではかすり傷にしかならない強靭な肉体、さらには人間の心をある程度見透かす力を持つ。ラオとは種族も年齢も超えた友情を築き、「最初に発見した水源はピッチ族のために見なかったことにしてほしい」という彼の頼みも快く引き受けた。

ラオ/シバ将軍

保安官をしている壮年の男性。水源を目指して飛ぶウォーターフィンチという鳥の行動から、「南方に未踏の水源がある」と確信し、人も魔物も含めた全ての民のためにこれを見つけて解放しようと画策。ベルゼブブたち魔物にこの計画を打ち明け、護衛になってほしいと訴えた。

本名はシバであり、かつては国王軍の将軍だった。常に民のために働き、おかしいと感じれば国王やゼウ大将軍にも公然と異を唱え、軍の英雄として国民からも人気が高かった。しかしそれを目障りだと感じた国王とゼウ将軍により、「世界を滅ぼす兵器を作ろうとしているピッチ族を殲滅しろ」との命令を受け、ピッチ族と自分の部下もろともに葬られそうになる。ただ1人この惨劇を生き延びた後、「いずれ国王やゼウ大将軍と雌雄をつけるにしても、今目立つのは危険だ」と考え、名を変えて潜伏生活を続けていた。
当時は妻帯者だったがシバの名を捨てる頃に死別し、現在は独り身である。

シーフ

魔物の老人。ベルゼブブの付き人の1人で、イタズラばかりする彼には手を焼いている。
名の通り何かを盗むことが得意で、「自分より強い魔物はほとんどいないし、こういうヤツの方が便利だ」と判断したベルゼブブに命じられて未踏の水源探しの旅に同行する。当初は帰れるかどうかも分からない危険な旅に腰が引けていたが、次第にノリのいいところを発揮し、ラオとも信頼関係を築いていった。

サタン

ベルゼブブの父。魔物たちの王であり、ベルゼブブの数倍の巨躯の持ち主。ラオの提案を「我々にとっても利益があるし、あの人間は信用できそうだ」と判断して受け入れ、ベルゼブブに協力してやるよう伝えた。
息子の教育はしっかりやっているようで、ラオからゲームを譲られて喜ぶベルゼブブに「1日に1時間まで」ときっちり釘を刺している。

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