SAND LAND(サンドランド)のネタバレ解説・考察まとめ
『SAND LAND』(サンドランド)とは、未踏の水源を目指して砂漠化した世界を旅する元軍人と悪魔の少年の活躍を描いた、鳥山明による漫画作品。『週刊少年ジャンプ』誌上で2000年23号から同年36・37合併号にかけて連載された。
気候変動と天変地異により砂漠化した世界。悪魔の少年ベルゼブブは、ある日元軍人のラオという人間と出会い、彼と共に未踏の水源を探す旅に出立する。水源の独占を目論む人間の王と軍部の妨害を受けながらも2人は冒険を続け、やがて人間の過去の過ちと世界の秘密を知っていく。
『SAND LAND』の概要
『SAND LAND』(サンドランド)とは、未踏の水源を目指して砂漠化した世界を旅する元軍人と悪魔の少年の活躍を描いた、鳥山明による漫画作品。『週刊少年ジャンプ』誌上で2000年23号から同年36・37合併号にかけて連載された。
気候変動と天変地異により砂漠化した世界。悪魔の王子であるベルゼブブは、ある日元軍人のラオという人間と出会う。ラオは人も魔物も含め砂漠に住まう全ての民のために未踏の水源を探そうとしており、強靭な肉体を持つ魔物にボディガードを依頼しようと考えていた。
「水源を見つけたら、それを人間だけが独占するつもりはない。民に必要なだけ水を分けてくれるなら十分で、なんなら魔物たちにそこに暮らしてもらっても構わない」というラオの提案に、ベルゼブブは仲間と相談した上で自ら同行することを名乗り出る。付き人のシーフという魔物の老人も一緒に、ベルゼブブたちは未踏の水源を目指す旅に出立する。
砂漠に潜む悪党たち。水源を独占する人間の王と、彼の配下である軍部の兵士たち。様々な妨害を受けながらも2人は冒険を続け、やがて人間の過去の過ちと世界の秘密を明らかにしていく。
『SAND LAND』のあらすじ・ストーリー
目指すは未踏の水源
戦争や自然破壊など、人間たちの愚かな行いに天変地異が重なったことで、世界の大部分が砂漠化して50年。わずかに残った水源は人間の国王に独占され、民は大金を払ってそれを購入する苦しい生活を強いられていた。魔物たちにとってもすっかり砂漠化した世界は窮屈で仕方がなく、悪魔の王子であるベルゼブブは「どうしてこんなことになってしまったのか」と苛立ちを募らせていた。
ある日、そんなベルゼブブたち魔物たちの拠点にラオという人間が訪ねてくる。保安官をしているという彼は、水鳥の動きから「南方に未踏の水源がある」と判断し、人も魔物も含む全ての民のためにこれを解放しようと考えていた。「水源を見つけたら、それを人間だけが独占するつもりはない。民に必要なだけ水を分けてくれるなら十分で、なんなら魔物たちにそこに暮らしてもらっても構わない」というラオの提案に、ベルゼブブは仲間と相談した上で自ら同行することを名乗り出る。
付き人のシーフという魔物の老人も引き連れて、ベルゼブブはラオと共に未踏の水源を目指す旅に出立。しかし野盗や巨大生物の襲撃を受けて車を失い、代わりに国王軍から最新式の戦車を奪取する。これにより一行は国王軍からも追われる立場となるも、相手の動きから「自分たちの目指す水源は、その存在を民には秘密にしたまま国王側が独占しているものである可能性が高い」ことにも気付く。それはつまり、この砂漠世界で民を苦しめる元凶が国王であることを示していた。
ラオの過去
旅の最中、ベルゼブブたちはラオが30年前に戦死したはずの国王軍の英雄シバ将軍であることを知る。当時国王やゼウ大将軍のやり方に公然と異を唱えていた彼は、“世界を滅ぼす兵器”を作ろうとしていたピッチ族を滅ぼすも、その際の事故で部隊もろとも全滅したとされていた。実際はただ1人生き延びて「国王やゼウと戦うためにも今は身を隠すしかない」と考え、ラオと名を変えて時を待ち続けていたのだ。
この時ピッチ族が作ろうとしていたのは兵器などではなく、水を作り出す装置だった。彼らは今のラオと同じく「自分たちだけでなく全ての種族のために」これを研究していたが、水源を独占して金儲けしていた国王からすれば邪魔なものでしかなく、シバもろとも滅ぼそうとしたというのが真相だったのだ。
野盗や国王軍との戦闘を繰り返す内、ベルゼブブたちの旅の目的を知って彼らに協力する者も現れるようになる。特に国王軍のアレ将軍はラオが自分の父が尊敬していたシバだということに衝撃を受け、国王側のやり方やその過去の罪を知って彼らへの疑念を強くしていく。
水源を永遠に独占することを目論む国王たちは、ベルゼブブたちを執拗に追撃。やがて彼らの旅の目的は、「未踏の水源を見つける」ことではなく、「国王が牛耳る水源を発見し、全ての民のためにこれを解放する」ことへとシフトしていった。
水源の発見と思わぬ再会
やがて一行は、ついに豊かな水源を発見する。しかしそこは国王側も知らなかった本当に未踏の水源で、そこにはピッチ族の生き残りが細々と暮らしていた。騙されていたとはいえ許されないことをしてしまったとラオは彼らに謝罪し、「せっかく見つけた水源だが、ピッチ族のためにここのことは秘密にしておきたい」と提案。ベルゼブブたちもこれを了承し、一行は改めて国王軍の独占する水源を目指す。
ベルゼブブたちが目的の水源に辿り着いた時、同じタイミングでゼウ大将軍が到着。一気に邪魔者を始末するべく、新型の生物兵器である虫人間を解き放つ。対魔物用に調整された虫人間の恐るべきパワーの前に、ベルゼブブたちは窮地に陥る。
決戦と決壊と決着
暴れる虫人間を倒すため、ベルゼブブはフルパワーを解放。なんとかこれを無力化するも力を使い果たして動けなくなってしまう。これを好機と見たゼウ大将軍は、戦車の死角である頭上から爆弾を落としてラオたちを始末しようとするが、彼らを援護しようと密かについてきていたアレ将軍の攻撃によって命を落とす。
回復したベルゼブブたち、アレ将軍、これまたこっそりついてきていた野盗たちの攻撃により、水源の水を堰き止めていたダムは決壊。枯れ果てていた国内を流れる川に大量の水が流れ込む。アレ将軍はこれを利用してベルゼブブたちのことを英雄として祭り上げ、30年前の事件についても全国民に報告すると約束する。
ピッチ族を滅亡させようとした一件が明らかとなったことで、国王の現体制は崩壊。人も魔物も含めた全ての民が水を自由に手に入れられるようになり、世界には平穏が訪れる。そんな中、新しい車を調達したラオが魔物たちの拠点を訪れ、「ピッチ族に水と食料を届けに行くところだ」と言ってベルゼブブとシーフを誘う。旅の中で人間の乗り物がすっかり気に入っていたベルゼブブは大喜びでこれを承諾し、運転席に乗り込んでハンドルを握るのだった。
『SAND LAND』の登場人物・キャラクター
ベルゼブブ
悪魔の王サタンの息子。悪辣を気取るが、根は仲間想いで純粋な少年。人間のゲームの類が大好きで、ラオとの旅の中で乗り物を操縦することも大いに気にいる。
戦車を傾けるほどのすさまじいパワー、拳銃弾程度ではかすり傷にしかならない強靭な肉体、さらには人間の心をある程度見透かす力を持つ。ラオとは種族も年齢も超えた友情を築き、「最初に発見した水源はピッチ族のために見なかったことにしてほしい」という彼の頼みも快く引き受けた。
ラオ/シバ将軍
保安官をしている壮年の男性。水源を目指して飛ぶウォーターフィンチという鳥の行動から、「南方に未踏の水源がある」と確信し、人も魔物も含めた全ての民のためにこれを見つけて解放しようと画策。ベルゼブブたち魔物にこの計画を打ち明け、護衛になってほしいと訴えた。
本名はシバであり、かつては国王軍の将軍だった。常に民のために働き、おかしいと感じれば国王やゼウ大将軍にも公然と異を唱え、軍の英雄として国民からも人気が高かった。しかしそれを目障りだと感じた国王とゼウ将軍により、「世界を滅ぼす兵器を作ろうとしているピッチ族を殲滅しろ」との命令を受け、ピッチ族と自分の部下もろともに葬られそうになる。ただ1人この惨劇を生き延びた後、「いずれ国王やゼウ大将軍と雌雄をつけるにしても、今目立つのは危険だ」と考え、名を変えて潜伏生活を続けていた。
当時は妻帯者だったがシバの名を捨てる頃に死別し、現在は独り身である。
シーフ
魔物の老人。ベルゼブブの付き人の1人で、イタズラばかりする彼には手を焼いている。
名の通り何かを盗むことが得意で、「自分より強い魔物はほとんどいないし、こういうヤツの方が便利だ」と判断したベルゼブブに命じられて未踏の水源探しの旅に同行する。当初は帰れるかどうかも分からない危険な旅に腰が引けていたが、次第にノリのいいところを発揮し、ラオとも信頼関係を築いていった。
サタン
ベルゼブブの父。魔物たちの王であり、ベルゼブブの数倍の巨躯の持ち主。ラオの提案を「我々にとっても利益があるし、あの人間は信用できそうだ」と判断して受け入れ、ベルゼブブに協力してやるよう伝えた。
息子の教育はしっかりやっているようで、ラオからゲームを譲られて喜ぶベルゼブブに「1日に1時間まで」ときっちり釘を刺している。
Related Articles関連記事
2024年4月春アニメ(前々期アニメ)まとめ
2024年4月から放送を開始する春アニメを50音順に紹介する。2024年4月春アニメは、注目の新作アニメや人気シリーズの続編などが多数ラインナップされている。アニメのタイトルや放送情報、キャスト声優やスタッフなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
ジャンプの歴代ヒロインまとめ
日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。
Read Article
ドラゴンクエストIX(DQ9・ドラクエ9)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』は、2009年7月にスクウェア・エニックスより発売されたニンテンドーDS用RPGソフト。 ドラクエナンバリングタイトルで初めてMORPGとしてマルチプレイ要素が導入された作品である(シングルプレイのみでも本編をクリア可能)。 本作の主人公は天使であり、とある事件によって世界各地に散らばってしまった「女神の果実」を集めることが今回の冒険の目的である。 主人公の仲間たちはドラクエ3のようにプレイヤーがキャラクターを作成して仲間に加えるというシステムである。
Read Article
ドラゴンクエストVII(DQ7・ドラクエ7)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』とは、2000年にエニックスより発売されたプレイステーション用RPGソフト。シリーズ第7作目で、移植版を除いて初めて任天堂以外のゲーム専用機向けに開発された。物語は魔王の封印を逃れ唯一世界に残っている島「エスタード島」から始まる。主人公たちは「ふしぎな石版」を揃えて過去に行き、その地の封印を解いて大陸を復活させ、世界を救うために魔王との最終決戦に挑む。非常にボリュームのあるストーリーで、シリーズ中で最もゲームクリアまでに費やす時間が多い作品である。
Read Article
ドラゴンクエストV(DQ5・ドラクエ5)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』とは、1992年9月27日にエニックスより発売されたスーパーファミコン用RPGソフト。前作の『ドラゴンクエストIV』に続き、「天空シリーズ」の第二作目として知られている。今回の冒険は、親子二代に渡って探し続けていた「天空の勇者」を探し出し、魔界に鎮座する大魔王を倒すことが目的。本作から新しく仲間モンスターシステムが導入され、モンスターをパーティに組み込むことが可能である。
Read Article
ドラゴンクエストVI(DQ6・ドラクエ6)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』とは、1995年に発売された「ドラゴンクエスト」シリーズの6作目の作品。「発見」をテーマとしており、主人公達が2つの世界を冒険する中で本当の自分自身を見つける、「自分捜しの旅」をするストーリーが展開される。新しい転職システムや、2つの世界を何度も往復するシナリオを特徴とする。シリーズの4作目・5作目と共に「天空シリーズ」と称される作品の1つであるとともに、同シリーズの完結編として位置づけられている。
Read Article
ドラゴンクエストIII(DQ3・ドラクエ3)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』とは、1988年2月10日にエニックスより発売されたファミリーコンピュータ用RPGソフト。1作目や2作目の主人公の先祖である伝説の勇者ロトの物語。アリアハンの勇者オルテガは、魔王バラモスを倒す為に旅立ち、消息を絶った。オルテガの子供である主人公は、父のあとを継ぐために王に願い出て、魔王バラモスを倒す旅へと出発する。
Read Article
クロノ・トリガー(Chrono Trigger)のネタバレ解説・考察まとめ
『クロノ・トリガー』とは、1995年に発売されたスーパーファミコン用ロールプレイングゲーム。 ファイナルファンタジーの坂口博信、ドラクエの堀井雄二、ドラゴンボール等の漫画家鳥山明の3名によるドリームプロジェクトとして企画され、話題になった。 主人公クロノは、未来の世界を滅ぼす元凶ラヴォスを倒すため、過去、現代、未来を行き来しながら冒険する。
Read Article
ドラゴンクエストIV(DQ4・ドラクエ4)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』とは、1990年2月にエニックスから発売されたファミコン用RPGソフト。前作までがロトシリーズと呼ばれているのに対し、今作は天空シリーズの第1弾となる。今回の冒険は、地獄の帝王を蘇らせようとしているデスピサロの企みを阻止し、地獄の帝王を倒すことが目的である。主要なプレイヤーキャラクターは「導かれし者たち」と言われる8人で、第1章から第4章までは仲間の旅立ちが描かれ、第5章で主人公のもとに導かれし者たちが集って魔王討伐に向かうことになる。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画作品。雑誌「週刊少年ジャンプ 」にて、1984年から1955年まで連載されていた。山奥で暮らしていた主人公・孫悟空が、7つ集めると願いが叶うといわれるドラゴンボールを探しに旅に出たことから始まった物語が展開される。書籍として単行本が全42巻、完全版が全34巻発売された。東映動画(現・東映アニメーション)によってアニメ化されたほか、ゲームソフトも多数発売されている。
Read Article
ドラゴンクエストII(DQ2・ドラクエ2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』とは、1987年1月26日に株式会社エニックスより発売されたファミリーコンピュータ用RPG。『ドラゴンクエストⅠ』の続編で、ドラゴンクエスト1から100年後の世界を舞台としている。前作の主人公の子孫であるローレシアの王子は、同じく前作の主人公の子孫であるサマルトリアの王子、ムーンブルクの王女と共に、悪の大神官ハーゴンを倒す為に旅をする。
Read Article
ドラゴンクエストXI(DQ11・ドラクエ11)のネタバレ解説・考察まとめ
ドラゴンクエスト11とは、2017年7月29日に発売された同シリーズ11作目にして初の「PlayStation4(以降PS4と呼称)」と「Nintendo3DS(以降3DSと呼称)」の2機種同時発売のゲームとなる。2013年の企画当初はPS4のみだったが、後に3DS版の開発も決定された。 悪魔の子と呼ばれ、勇者でありながら追われる身となってしまう主人公。その旅のなかで出会う仲間たちとの壮大な冒険が始まる。
Read Article
ドラゴンクエストI(DQ1・ドラクエ1)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンクエストI』とは、国民的RPG「ドラゴンクエスト」の記念すべき第一作目である。発売日は1986年5月27日でエニックスよりファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された。ファミコン用ソフトとしては初のRPGゲームである。世界を支配していた魔王ゾーマが倒され、数百年後。アレフガルドは竜王によって再び支配され、ローラ姫がさらわれてしまう。王の命令で伝説の勇者ロトの子孫である主人公は、新たな勇者としてローラ姫を救出するために冒険へと出発する。
Read Article
ドラゴンクエストX(DQ10・ドラクエ10)のネタバレ解説・考察まとめ
ドラゴンクエストシリーズの第10作目。同シリーズナンバリング作品としては初のオンラインゲームである。「エテーネの民」と呼ばれる主人公たちの村が冥王ネルゲルの攻撃により滅びを迎え、アストルティア大陸にて五つの種族のうちいずれかに転生した主人公が、元の人間の姿を取り戻し冥王ネルゲルを倒すため旅を始めるといったストーリーになっている。
Read Article
ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンボールDAIMA』(ドラゴンボールダイマ)とは、鳥山明による世界的人気漫画『ドラゴンボール』シリーズのアニメオリジナル作品。「DAIMA」とは漢字で「大魔」、英語では「Evil」を意味する造語。2024年秋に放送される。 ただ純粋に強さを求め、強い者との戦いを心から楽しみ、幾度となく地球を宇宙を救ってきた孫悟空。ある時、彼とその仲間たちは何者かの陰謀によって子供の姿に変えられてしまう。元の姿に戻るため、真犯人を突き止めるために、悟空たちは時空を超えた大冒険を繰り広げる。
Read Article
ドラゴンボールZ 神と神(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンボールZ 神と神』とは、2013年3月30日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作品である。原作者の鳥山明が初めてアニメシリーズに脚本の段階から深く関わっている。物語は、原作の魔人ブウ編にて、孫悟空が魔人ブウを倒してから約4年後に起こったエピソードが描かれている。平和に過ごしていた地球だったが、破壊神ビルスが目覚めスーパーサイヤ人ゴッドを探し出すという話である。
Read Article
Dr.スランプ アラレちゃんのネタバレ解説・考察まとめ
『Dr.スランプ アラレちゃん』は1980年代初頭に連載開始した鳥山明による日本の漫画である。ペンギン村を舞台に、奇妙な発明家・則巻千兵衛と彼の作った人造人間・アラレが織りなす日常と冒険が描かれている。この作品は、ユニークなキャラクター、独特なユーモア、そして心温まるストーリーラインで多くのファンを魅了し続けた。登場人物たちの個性的な魅力が、『Dr.スランプ アラレちゃん』の持つ独特な世界観を形成している。
Read Article
ドラゴンボールZ 復活の「F」(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、2015年4月18日に公開された劇場公開アニメーション映画作品である。前作の『ドラゴンボールZ 神と神』の直接的な続編となっている。原作者の鳥山明は前作に続き、キャラクターデザインを担当すると共に、本作では初めて単独で脚本も務めた。4月18日に全国328館で公開され、興行収入37.4億円を記録した。悟空に殺された悪の帝王フリーザが復活した後、初めての過酷な修行を経て悟空に復讐するために地球へ向かった話である。
Read Article
銀河パトロール ジャコ(鳥山明)のネタバレ解説・考察まとめ
『銀河パトロール ジャコ』とは、鳥山明による漫画作品。2013年に『少年ジャンプ』に連載されたもので、同作者の連載漫画としては最後の作品となった。鳥山明の代表作である『ドラゴンボール』とは、世界観と一部のキャラクターを共有している。 人嫌いの老科学者大盛徳之進が暮らす小さな島に、奇妙な男がやってくる。彼は自らを銀河パトロール隊員のジャコと名乗り、宇宙船の故障で不時着したのだと語る。その話が真実だと知った大盛は、ジャコの破天荒な性格に振り回されつつ、宇宙船の修理に取り組んでいく。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)の人造人間まとめ
『ドラゴンボール』とは、及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めることでどんな願いも叶えるドラゴンボールを巡る冒険活劇から、主人公の孫悟空や鳥山明による漫画、仲間たちが強敵と戦うストーリーがメインとなり、世界的な人気を得た。本項では、強力な戦闘力を持った人造人間と呼ばれるキャラクターをまとめる。人造人間たちは、悪の科学者ドクター・ゲロにより戦う為に作られ、悟空たちと敵対する立場だが、中には争いを好まない者や、戦闘をゲームと捉える者もおり、各個体が際立った個性と魅力を持つ。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)の必殺技まとめ
『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』とは、鳥山明による漫画、及びそれを原作としたアニメ、ゲームといったメディアミックス作品である。七つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せるドラゴンボールを巡り、主人公の孫悟空と仲間たちが戦う物語。格闘物の少年漫画に多大な影響を与えた作品で、連載終了後も衰えぬ人気を誇る。個性豊かなキャラクターの他、多彩な必殺技が繰り出される戦闘シーンも人気の一因となっている。『ドラゴンボール』の戦闘シーンを彩る必殺技をまとめる。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)シリーズの超サイヤ人まとめ
『ドラゴンボール』とは鳥山明による漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。世界に散らばる七つのドラゴンボールを探す冒険活劇から、主人公孫悟空らのバトルに重きを置いた作風にチェンジすることで世界的な人気を獲得。中でも悟空も含めた戦闘民族サイヤ人の変身形態、超(スーパー)サイヤ人は外見的特徴や戦闘力の高さから当時のファンに衝撃と興奮を与えた。超サイヤ人は、今尚シリーズの人気を誇る理由の一つである。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)の道具・アイテムまとめ
『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品である。7つ集めることでどんな願いも叶える神の龍を呼び出せるアイテム“ドラゴンボール”を巡る冒険譚から始まり、次第にバトルものへと移行することで世界的人気を得た。主人公の孫悟空を初めとする魅力的なキャラクターと迫力ある戦闘シーン、人間ドラマの他、遊び心もある独特のアイテムも物語を盛り上げている。本稿では、タイトルにもなっているドラゴンボールを初め、『ドラゴンボール』に花を添える用語やアイテムを紹介する。
Read Article
フリーザ(ドラゴンボール)の軍団・一味・家族・一族まとめ
フリーザ軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する組織である。シリーズ最大の悪役フリーザを筆頭に、あらゆる種族の宇宙人から構成される。戦闘力の計測を行うスカウターなど、フリーザ軍の所有するアイテムは読者を魅了した。宇宙人から成る構成員たちも悪役ながら魅力あふれるキャラクターで、様々な個性を持って物語に花を添える。フリーザ軍の一味、フリーザの家族、一族を紹介する。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ
『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。
Read Article
ドラゴンボールの融合(フュージョン・ポタラ・同化・吸収)まとめ
『ドラゴンボール』とは、鳥山明の漫画を原作のメディアミックス作品で、バトル漫画の金字塔である。「融合(ゆうごう)」は、作中登場する技の1つで、2人以上の人物が結合し、1人の人間となるものである。単体の時よりも戦闘力が倍加する為、強敵との戦闘の際に行われる。特殊な動きで2人が1人の戦士になる「フュージョン」、界王神のアイテムを使い1人の戦士になる「ポタラ」、ナメック星人が一体化することで同胞に力を預ける「同化」、他者のエネルギーや能力を奪う「吸収」が登場した。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ
レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。
Read Article
クロノ・トリガーの魔法・一人技・連携技まとめ
1995年にスクウェアから発売された『クロノ・トリガー』。ごく普通の少年・クロノが平和を祈る祭典で王女・マールと偶然の出会いをし、やがて世界を救うために様々な時代を行き来するようになる。主人公たちはストーリーを進めるなかで、様々な魔法や連携技を覚えていく。連携技はかなり多くの種類があるため、戦闘を有利に進めるためのパーティー編成を自由に考えられるのもこのゲームの大きな魅力の1つである。
Read Article
ドラゴンクエストXI(DQ11・ドラクエ11)のカジノまとめ
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は2017年にスクウェア・エニックスから発売されたロールプレイングゲームで、『ドラゴンクエストシリーズ』のナンバリングタイトル第11作目。ロトゼタシアという世界を舞台に、「悪魔の子」という汚名を着せられた勇者の生まれ変わりである主人公が真実を探るために世界を巡る。 本作ではソルティコの町とグロッタの町にカジノがある。稼いだコインで珍しいアイテムや強力な装備を交換できるので、うまく利用すると冒険を楽に進めることができる。
Read Article
2024年10月秋アニメ(今期アニメ)まとめ
2024年10月期に放送される秋アニメを50音順に紹介する。2024年10月秋アニメは、有名シリーズの新作が多数ラインナップされている。アニメの放送情報や配信情報、声優・スタッフ、あらすじなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
ファンタジーの定番「エルフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!
エルフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧に伝わる妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 エルフは長い耳と人間の数倍以上の寿命を持ち、種族的に高い魔力を持つ。自然を崇拝し、森の中を主な生活圏にしており、他種族に対しては排他的な傾向が強い。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるエルフについて解説していく。
Read Article
ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。
Read Article
クロノ・トリガー(Chrono Trigger)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
発売して20年以上経つ今でも根強いファンを持つ『クロノ・トリガー』。原始の時代から未来までつなぐ壮大な世界観で多くのゲームファンを魅了してきた。世界の破滅を防ぐ旅の中で、異なる時代を生きる個性的なキャラクターが多くの名言を残している。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『SAND LAND』の概要
- 『SAND LAND』のあらすじ・ストーリー
- 目指すは未踏の水源
- ラオの過去
- 水源の発見と思わぬ再会
- 決戦と決壊と決着
- 『SAND LAND』の登場人物・キャラクター
- ベルゼブブ
- ラオ/シバ将軍
- シーフ
- サタン
- アレ将軍
- 国王
- ゼウ大将軍
- スイマーズ
- 『SAND LAND』の用語
- サンドランド
- 悪魔/魔物/魔族
- 妖怪
- ウォーターフィンチ
- 反応石
- 戦車
- 飛行機
- ピッチ族
- 虫人間
- 『SAND LAND』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ベルゼブブ「なんでこんな世界になっちゃったかな~…」
- ゲジ竜出現
- アレ将軍「…オレは…伝説と闘うのか…」
- 闇のパワーを解放するベルゼブブ
- 『SAND LAND』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- サタンは『DRAGON BALL』に登場するダーブラに外見が似ている