テオ・マガト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

テオ・マガトとは『進撃の巨人』の登場人物でマーレ軍エルディア人戦士隊隊長。後にマーレ上層部が全滅すると元帥に就任した。ジーク・イェーガーやライナー・ブラウンら「マーレの戦士」達を選抜し育て上げた人物でもある。性格は厳格で戦士候補生に対する態度も威圧的だが、大多数のマーレ人とは異なりエルディア人に対する差別感情は薄く、部下たちを1人の人間として尊重している。現状認識能力に優れ、始祖奪還作戦を数人の子供に託すマーレ軍上昇部の正気を疑っていた。

テオ・マガトのプロフィール・人物像

テオ・マガトとは『進撃の巨人』の登場人物でマーレ軍エルディア人戦士隊隊長。後にマーレ上層部が全滅すると元帥に就任した。ジーク・イェーガーやライナー・ブラウンら「マーレの戦士」達を選抜し育て上げた人物でもある。
性格は厳格で思慮深い。多くのマーレ人が巨人化能力を持つエルディア人を「悪魔の末裔」と蔑み人間扱いしない中、マガトはエルディア人であろうと優秀な人材であれば認める柔軟性を持っている。部下に対しては威圧的な物言いをするものの、実際には彼らに親しみを抱いており、列車の中でエルディア人戦士隊がバカ騒ぎをしていた時も目をつぶって黙認した。
一方、巨人の力に頼りきりで現状を正しく認識できていないマーレ軍上層部には失望しており、たった4人の子供達に始祖奪還作戦を任せる軍の判断を「正気とは思えない」と評していた。またエルディア人を犠牲にしながら軍国主義に突き進んでいくマーレという国そのものや、そのやり方に疑問を抱かない一般民衆の愚かさを嘆いており、マーレ人の徴兵制度を復活させるよう働きかけている。
中東連合との戦争終結後、タイバー家当主であるヴィリー・タイバーと組んでパラディ島への宣戦布告式典を企画。巨人化したエレン・イェーガーの襲撃によりヴィリーとマーレ軍首脳を失うも、世界各国にパラディ島の脅威を知らしめることに成功した。
その後元帥に就任したマガトはマーレ軍によるパラディ島奇襲の指揮を執るが、エレンとジークの接触を許してしまい、世界各国に向けて「地鳴らし」が発動してしまう。撤退するマーレ軍に取り残されたマガトと「車力の巨人」継承者であるピーク・フィンガーは、パラディ島の調査兵団勢力と協力して「地鳴らし」阻止のため動き始める。

テオ・マガトの来歴・活躍

始祖奪還作戦の開始

80年前、エルディア帝国を撃破したマーレは「九つの巨人」のうち7体を手中に抑え、その能力で周辺諸国を圧倒し繁栄を築いていた。しかし近年、世界各国の軍事技術が目覚ましい発展を遂げ、マーレの巨人の力は優位性を失いつつあった。そこでマーレ政府はパラディ島に眠る地下資源の獲得を目指し、その最大の障害となる「始祖の巨人」を奪おうと画策する。
そうして「始祖奪還作戦」のため、多くのエルディア人の子供達が集められた。「マーレの戦士」部隊の指揮官であるマガトは、その中から見込みのある者を選抜し、彼ら戦士候補生を鍛えぬいた。戦士候補生は厳しい訓練に耐え、ついにマーレの保有する7体の巨人をそれぞれ継承する。
始祖奪還作戦の実行メンバーとなったのは、「顎の巨人」の継承者であるマルセル・ガリアード、「鎧の巨人」の継承者ライナー・ブラウン、「超大型巨人」の継承者ベルトルト・フーバー、「女型の巨人」の継承者アニ・レオンハートだった。マガトは彼らをパラディ島まで送り届け、「始祖と共に全員帰ってこい」と声をかけて送り出す。

スラバ要塞攻略戦

結果的に始祖奪還作戦は失敗に終わった。実行部隊は上陸早々リーダー格のマルセルを失い、それから5年経っても始祖を奪取することができなかった。最終的には本国の控えだった「獣の巨人」ジーク・イェーガーと「車力の巨人」ピーク・フィンガーまで投入したにもかかわらず、パラディ島勢力の前に敗れ「超大型巨人」と「女型の巨人」を島に残したまま撤退を余儀なくされる。「顎の巨人」はなんとか取り戻したものの、この敗北によりマーレは大きな痛手をこうむった。

その後マーレは中東連合との戦争にかかりきりになり、始祖奪還作戦は4年もの間停止された。
その中東連合との戦争の大詰めとなるスラバ要塞攻略戦では、マガトもエルディア人戦士隊を率いて最前線に立つ。装甲列車の破壊のため800人のエルディア人戦士隊を犠牲覚悟で突撃させようとしていたが、戦士候補生であるガビ・ブラウンの「自分1人で装甲列車を無力化できる」という言葉を信じて彼女の単身突撃を許した。
ガビの活躍により装甲列車は破壊され、巨人戦力を投入する準備は整った。マーレ軍の巨人化能力者達は戦場を蹂躙し、マーレの勝利に貢献したのだった。

暗躍するマガト

マガトは冷静にマーレ軍の問題を指摘する

スラバ要塞攻略戦はマーレの勝利に終わったものの、この戦いで各国の近代兵器が巨人を凌駕しつつあることが世界中に知れ渡った。巨人戦力の不甲斐なさに激怒するマーレ軍元帥に対し、マガトは冷静に「我々が巨人の力を過信し兵器の開発をおろそかにしている間に他国が技術開発を進めてきた結果」だとマーレ軍の問題点を指摘する。
そんな中、戦士長であるジークは元帥に対し、マーレの科学力が世界水準に達するまでの間覇権を握り続けるため、始祖奪還作戦の再開が急務だと進言する。マーレ政府はジークの意見を取り入れ、始祖奪還作戦の再開を決定した。

パラディ島侵攻に向けての準備が着々と進む中、マガトはタイバー家当主ヴィリー・タイバーと会談する。タイバー家はエルディア人でありながら、エルディア帝国打倒の立役者となったことで救世主と称えられ、世界各国に顔が効く存在だった。
マガトはマーレを裏から操り腐敗させているのはタイバー家ではないかと揺さぶりをかける。ヴィリーはそれを認め、マーレとエルディア人を救うために協力してほしいとマガトに持ち掛ける。
一ヶ月後、マガトはヴィリーと再会し、軍内部の調査内容を報告する。マーレに入り込むスパイの存在を知ったヴィリーは、腐敗した軍幹部の一掃とパラディ島の脅威を世界各国に知らしめることに敵を利用しようと思いつく。しかしそれは大勢の民間人を犠牲にするだけでなく、ヴィリー自身の命すら危険にさらされる作戦だった。
マガトは民間人やヴィリーを死に追いやることに躊躇するが、自分を含めたエルディア人達が哀れな被害者にならなければ世界を動かすことができないとヴィリーに説得され作戦を了承する。そして世界を救うべく悪魔となると決意した2人は、固い握手を交わすのだった。

宣戦布告式典

世界に向けてパラディ島への宣戦を布告するため、マーレのエルディア人居住区であるレベリオ収容区において式典が行われることとなった。その式典の場で演説したヴィリーは、突如現れた「始祖の巨人」継承者エレン・イェーガーによって殺害されてしまう。しかしこれこそがヴィリーの狙いだった。エレンによってマーレ軍幹部達は皆殺しにされ、世界各国にパラディ島の脅威を知らしめることができた。
マガトは敵から押収した対巨人砲で応戦するがエレンを仕留めることはできず、タイバー家の保有する「戦鎚の巨人」まで奪われてしまう。さらにこの戦いで戦死したと思われていたジークがパラディ島勢力と通じていたことが判明する。

パラディ島奇襲

レベリオ区襲撃後、マガトは全滅したマーレ軍上層部の代わりに元帥の地位に上り詰める。それからほどなくして、ヴィリーの思惑通りマーレと主要国による巨大軍事同盟が結ばれることとなった。そかし戦士隊副長のライナーはそれでは遅いと主張。ジークが何かを企てていると予想し、その企みを潰すため今すぐにマーレ軍だけでパラディ島を奇襲すべきだと提言する。
ライナーの提言を聞き入れたマガトは、すぐさまマーレ軍の残存兵力を結集し飛行船でパラディ島へ向かった。先遣隊として潜入させたピークと島の捕虜となっていたガビの証言から、エレンとジークの接触こそが「始祖の巨人」の能力の発動条件であり敵の狙いだと推測したマガト。エレンとジークの接触を阻止するため、「車力の巨人」に変身したピークの背に乗り自ら前線に出陣する。
マガトは車力の装備した対巨人砲でエレンを狙撃し、ライナーやポルコとの連携で追い詰めるが、そこに「獣の巨人」に変身したジークが参戦したことでかえって劣勢に立たされてしまう。
マガトとピークは不意打ちのため「車力の巨人」がやられたと偽装し、対巨人砲でジークを壁上から突き落とした。追い込まれたジークは無垢の巨人を生み出し戦況を混乱させる。それでも再び「獣の巨人」のうなじを撃ち抜いたマガトだが、エレンを守ろうとするミカサ・アッカーマンやアルミン・アルレルトの攻撃を受け対巨人砲が破壊されてしまう。
さらにうなじを撃ち抜かれて死んだと思われたジークは、先程のピークと同様に巨人体を囮にして本体だけ脱出していた。マガトらマーレ軍の奮闘もむなしく、ついにエレンとジークは接触を果たしてしまう。

「地鳴らし」の発動

エレンとジークの接触により、超大型巨人の群れが世界を踏み潰す「地鳴らし」が開始される。マーレ軍は壊滅し残った兵力はマガトとピークを置いて本国に撤退していった。
残されたマガト達は、調査兵団団長であるハンジ・ゾエとその一員であるリヴァイ・アッカーマンと遭遇する。ハンジ達は「地鳴らし」阻止のためマーレ軍残党と手を組みたいと申し出てきた。マガトとピークはその申し出を了承。こうしてかつて敵同士だったマーレ軍とパラディ島の調査兵団は「地鳴らし」阻止という共通の目的のため協力することとなった。
最初は思想の違いから反目していた両陣営だが、「一緒に故郷を救ってほしい」というガビの必死の懇願によって争うことをやめ、わだかまりを抱えつつも共に戦うことになる。
マガトは、差別意識の塊だったガビが自分の知らないうちに成長していたことに感銘を覚える。そしてその翌日、マガトはパラディ島陣営に対する差別的な態度を謝罪し、歴史の過ちを後世に伝えるために協力してほしいと要請する。

マガトの最期

「地鳴らし」を止めるためエレンの元へ向かおうとするマガト達だが、移動手段のある港はパラディ島のエレン支持勢力「イェーガー派」によって占拠されてしまっていた。マーレの巨人達とミカサやアルミンら調査兵団は共にイェーガー派と戦い、なんとか監禁されていたアズマビト家の技術者達を助け出した。
しかし彼らの話では、飛行艇を飛ばすための整備に最低半日はかかるとのことだった。そのためアズマビト家の当主であるキヨミ・アズマビトの提案により、船でマーレ沿岸のオディハ港まで飛行艇を運び、そこで整備を行うことに。
どんなに急いでもレベリオ区は間に合わないと知ったマガトは愕然とするが、すぐに気持ちを切り替えアズマビト家の技術者達の護衛に全力を尽くした。そして出航準備の間イェーガー派の猛攻から力を合わせて船を守り切り、どうにか出航までこぎつける。

マガトはキースと共に軍艦を爆破させる

マガトは殿を務めるため単身港に残り、停泊してあった軍艦の破壊に動き出す。そこに現れたのは、訓練兵団の教官であるキース・シャーディスだった。
キースの狙いが自分と同じ「地鳴らし」阻止派の援護だと知ったマガトは、共に軍艦に乗り込み船内の弾薬庫に立てこもる。短い間ではあったが、素直な胸中を語り合い意気投合したマガトとキース。2人の名を名乗り合った直後火薬に火を点け、追いかけてきたイェーガー派もろとも軍艦を自爆させたのだった。

テオ・マガトの関連人物・キャラクター

ガビ・ブラウン

shuichi
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@shuichi

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ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナ(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタイン(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・キルシュタインとは『進撃の巨人』の登場人物で、調査兵団に所属する兵士。第104期訓練兵団を6番で卒業した。自己の保身を第一に考える現実主義者で、思ったことを率直に言い過ぎる性格からたびたび主人公のエレン・イェーガーと対立していた。当初は巨人の脅威から逃れるために内地への配属を希望していたが、友人のマルコ・ボットが戦死したことで考えを大きく変え、調査兵団に入団する。入団後は持ち前の現状把握能力を活かして同期のまとめ役として活躍した。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイス(進撃の巨人)とは【徹底解説・考察まとめ】

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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