高荷恵(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

高荷恵(たかに めぐみ)とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物であり、会津出身の美人女医である。悪徳商人の武田観柳に命じられアヘンの精製・密造を行っていた。その後、本作の主人公・緋村剣心に助けられ、剣心たちの仲間となる。戦闘へは参加しないが、その医療技術で剣心たちの怪我を治療をしたり、客観的な立場からアドバイスを送るなど裏方的な立ち回りが多い。恵は自分を助けてくれた剣心に恋心を抱いていたが、同じ剣士という立場から彼を支えていた神谷薫には勝てないことを悟り自ら身を引いた。

高荷恵のプロフィール・人物像

身長:166cm
体重:45kg
誕生日:1858年(安政4年)12月生まれ
CV:土井美加
実写版:蒼井優

高荷恵(たかに めぐみ)とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物であり、会津出身の美人女医である。
幼少期は会津藩のもと、医学に心血を注ぐことで有名であった高荷家で育つ。恵も小さい頃から医学に関する教養を学び、知識を身に付けていった。父が戊辰戦争渦中に命を落とし、母や兄たちとも離れ離れになり天涯孤独の身となった。幼少期からの教養が恵の医者としての判断力や冷静に処置を行う礎となった一方、幼い頃の辛い体験があったからこそ気丈な性格になったと言える。

天涯孤独となってからは上京し医者の元で助手として働いていた。その後、商人である武田観柳(たけだ かんりゅう)と出会い、恵は知らず知らずのうちにアヘンの製造を手伝わされてしまった。恵はある夜、観柳のアジトを抜け出し緋村剣心(ひむら けんしん)とその仲間たちと出会い匿われた。後日観柳は恵のもとを訪れ、恵の周囲の人達を苦しめるために井戸に毒を入れると脅した。これを看過できないと考えた恵は、観柳の元へ自分から赴いた。恵は正義感があり敵に勇敢に挑むことができる女性である。

恵は人のことをからかうことが好きであり、周囲からは時々「女狐」と呼ばれている。特に同じ剣心を巡る恋敵である神谷薫(かみや かおる)からはよく思われておらず、最初は「この女はなんだ」と怒っていた。恵はそんな薫のことをよくからかっており、作中では恵は意地悪な性格という描写が多い。しかし、ただ意地悪なだけではなく薫の背中を押すような言動を取ることも多く、仲間思いの一面を見せることもある。

同じ剣心の仲間でもある喧嘩屋・相楽左之助(さがら さのすけ)とは言い合いになることが多い。左之助は肉弾戦を好むために、よく怪我をして恵に治療を行ってほしいと訪れ喧嘩になるためだ。恵は左之助に、あれやこれやと言いながらも治療に手を抜くことはなく、何度でも施術するのだ。口では悪く言いながらも、いざという時は放っておけないなど面倒見が良い性格である。

高荷恵の来歴・活躍

高荷家での幼少期

恵は医学に精通している高荷家に生まれ、幼少期より医学の知識を学んだ。高荷家は女子供に関わらず医学を学ぶことで知られており、地元会津藩では知らないものはいないほどであった。ある日、恵の父が蘭学の医療はとても優れているとの情報を聞き、一家総出で会津藩から脱藩した。脱藩した恵たちは長崎に蘭学の医療術を学びに行き、数年間学んだ後に会津へと帰郷する。しかし、世は戊辰戦争真っ只中であり、恵の父は戦争の渦中に命を落としてしまう。恵は母と兄たちとも生き別れてしまい、天涯孤独の身となった。

アヘンの製造と逃亡

恵は孤独の身となった5年後に上京することを決意する。人と情報が集まる東京に行けば、生き別れた母や兄を見つける手がかりが得られるのではないかと考えたからだ。恵は東京のある医者の元で助手として働き家族を探していた。しかし、その医者は悪徳商人の武田観柳とともに、新型のアヘン「蜘蛛の巣」の製造を行っていたのだ。恵もアヘンの製造と知らずに観柳たちの手伝いをしていた。その後、その医者と観柳は新型アヘンを巡って争いを起こし、観柳は医者を殺してしまう。観柳は恵がアヘンの製造ができると知っていたため、恵を拘束し無理やりアヘンを製造させた。
恵はアヘンを製造している自分自身に嫌気がさし、自殺したいと考えるようになっていく。しかし、恵は自分が死んでしまっては家族を探しにきた意味がないと思い留まる。恵はどうにか観柳のアヘン製造を止められないか、と考え自分がアジトから逃亡すればいいと思い実行する。

剣心との出会い

観柳の追手から逃げる恵

恵が観柳のアジトから逃亡し、追手から逃げていたところを緋村剣心と相楽左之助に匿われる。恵は剣心と左之助の腕を見込み、自分の護衛につかないかと打診しふたりに護衛を依頼する。しかし、恵が剣心に色目を使い度々アプローチをしていたことから、薫は恵を匿うことを快く思っていなかった。最初こそ素性を隠しながら匿われていた恵であったが、ついに追手が神谷家へ訪れてしまう。追手は幕末の隠密集団として活動していた御庭番衆(おにわばんしゅう)の探索員であった。御庭番衆の探索員の中でも毒の扱いに長けた、べしみに剣心の仲間である明神弥彦(みょうじん やひこ)が攻撃を受け瀕死となってしまう。ここで恵があまりにも的確に薬剤の調達と、弥彦の治療を行っていたため剣心たちに恵が医者であることを知られた。恵の治療薬により弥彦が一命を取り留めた後、恵は剣心たちのもとを去ろうとする。しかし、剣心に呼び止められ恵は自分の過去を打ち明け、アヘンの製造に携わっている自分への葛藤を剣心に明かした。その話を聞いた剣心は、苦しみ続けていたのだからそろそろ自由になるべきだ、と恵を諭した。離れたところで恵の過去の話を聞いていた薫は、恵を神谷道場でしばらく世話することを許す。

観柳の元へ

幽閉中に自害しようと考える恵

恵は神谷家の居候として過ごしていたが、またも観柳の手先が恵のもとに訪れる。観柳の手先は恵を剣心たちの目の届かないところまで連れていく。そこには観柳の姿があり、観柳は恵に「自分のところに戻ってこないと神谷道場を焼き討ちにする」と脅したのであった。恵は自分のせいで剣心や仲間たちに迷惑をかけられないと思い、置き手紙を残し観柳のアジトへ戻ることを決意した。
恵は自ら観柳のアジトへ帰り、懐に入れておいた短刀を使って観柳を殺そうとする。恵は観柳と自分は一蓮托生と考え、観柳を殺した後に自分も死のうとしていたのであった。しかし、短刀を観柳の手先であり、御庭番衆御頭でもある四乃森蒼紫(しのもり あおし)に取られてしまい失敗に終わる。恵の行動に我を忘れて怒った観柳は、恵を痛めつけ気を失わせた。その後、観柳は蒼紫に恵を幽閉するように指示をする。アジト内に幽閉された恵が意識を取り戻すと、蒼紫から剣心たちが自分を取り戻そうとアジトに乗り込んできたことを伝えられた。蒼紫は恵に短刀を返すと「苦痛の生か安息の死か、自分で選べ」と言いその場を去った。蒼紫は恵の過去に同情しつつも、御庭番衆の力を発揮できる場所を与えてくれた礼として短刀を恵に返した。さらに蒼紫としては御庭番衆の輝く場があればよく、恵の生死を決める権利は自分にはないと考え、生きるか死ぬかの選択は恵自身に行わせた。
剣心たちが恵の幽閉されている場所に辿り着くと、恵はこれ以上剣心たちに迷惑はかけたくないと考え自ら命を絶とうとしていた。そのとき、左之助が恵の短刀を取り押さえ恵の命は助かった。観柳のアジトに警官たちが続々と集まり、剣心たちは恵を連れて逃げようとする。しかし、恵はアヘンの密売は死罪に値するとし、警察に自首しようとした。恵が警官たちの前に現れると、捕まっていた観柳が「恵が新型アヘンの密造人だ」と叫ぶ。警官は恵にこれは本当のことか、と問うと恵は肯定しようとする。しかし、剣心が恵の口を塞ぎ匿った。剣心は、恵は優秀な医者の卵であるからアヘン密造のために付け狙われていたと弁解したのである。警官も剣心が言うなら事実であろう、と答えその場は観柳のみ連行された。その後、恵は剣心たちと共に神谷道場へと帰った。神谷道場でしばらく生活していた恵は、命の恩人である剣心に恋心を抱き執拗に迫ることが多かった。薫としては、恵に剣心を奪われたくなく、恵に冷たい態度を取ることが度々あった。
恵が神谷道場の生活で落ち着いた後、神谷道場の侍医である小国診療所で働くことになる。

薫の一番の理解者へ

薫を叱咤しに神谷道場を訪れた恵

ある日、内務卿・大久保利通が剣心に面会すべく神谷道場を訪れた。大久保は剣心に、明治政府転覆を目論む元維新志士・志々雄真実(ししお まこと)を倒してほしいと依頼に来たのだ。志々雄はかつて人斬りとして様々な人物の暗殺に手を染めた凄腕の剣客である。志々雄を倒せるのは“幕末最強”と謳われた剣客である人斬り抜刀斎こと剣心だけだというのがわざわざ彼に依頼する理由であった。薫や恵は大久保に対して、剣心を京都へは行かせないと断言する。恵たちが政府の意向に逆らってまで剣心を引き留めようとしたのは、「今の剣心は、人斬りの過去を悔やみ贖罪のためにるろうにとして生きているのに、また人斬りのような行為をしてほしくない」と考えていたからだった。その時、大久保の側近が恵に対して「剣心が協力してくれれば、アヘン密造の件はなかったことにする」と言い放った。側近の言葉に激怒した恵は「取引の材料に使われて剣さんの枷になるくらいなら死刑台を選ぶ」と啖呵を切った。恵の剣心を想う気持ちが伝わるシーンである。
後日、大久保は志々雄の部下に暗殺された。剣心は志々雄一派の凶行を目の当たりにし、自分が志々雄を倒さねば人々にさらに危害が加わると確信する。剣心は志々雄のアジトがある京都へ向かう決心をし、旅立つ当日に薫にだけ別れを告げた。薫は剣心に別れを告げられたショックから塞ぎ込んでしまった。そんな薫の状態を聞きつけた恵は、薫を叱咤すべく神谷道場に訪れる。恵は薫の顔を見るや否や、剣心にフラレた薫を笑ったものの、薫に高荷家秘伝の傷薬を渡したいと話をした。薫は恵に、傷薬は自分で渡しに行けばいいと突き放したのだ。それに対し恵は、自分には患者がいると伝えた。しかし、薫は恵の剣心への思いはその程度だったのかと返す。恵はこの言葉に怒り、薫にビンタをしようとする。恵は「自分の罪の償いとして医者となり、ひとりでも多くの患者を救うことが生きる道」と言った。恵は医者としての道を突き通すことこそ、剣心への気持ちを突き通すことだと考えていた。薫は泣きながら「あなたには、面と向かってさよなら言われた人の気持ちなどわからない」と恵に言い放つ。だが恵は薫に「さよならすら言ってもらえなかった人の気持ちは、あなたには分からないでしょう」と切り返した。恵のこの言葉で、「恵もまた自分同様に剣心が去ったことで傷ついたが、それを乗り越えようとしている」と気付いた薫は、剣心のいる京都へ向かう決心をするのだ。

剣心への想いとの決別

死闘の末、志々雄を倒した剣心たちは瀕死の重傷であったが薫の元に帰ってきた。薫はすぐに東京にいる恵に連絡し、恵は剣心たちを治療するため急いで京都に駆けつける。恵の治療のおかけで剣心は戦いから1ヶ月後には普通の生活を送れるようになった。恵は剣心たちの治療をしている間にあることを考えていた。恵は剣心が「人斬りという剣術の闇の面で生きてきたからこそ、新時代の剣士として新たな理想の中で生きている薫を誰よりも近くで見守りたい」と考えていることを察したのだ。剣心たちが東京へと帰る前日に恵は薫を呼び出す。恵は「剣さんはまた同じような闘いが起きれば自分がどんな状態であろうとその渦中に向かう」と言い、薫に「剣さんが常に生きて帰ると強く思えるよう、これからはあなたがもっとしっかりしなきゃいけないのよ」と薫の背中を押した。恵はこの言葉で自分の剣心への恋心と決着をつけ、さらに薫にエールを送ったのである。
東京へと帰ってきた剣心は、「皆を危険にさらさないために京都で流浪人に戻ったが、また当然のように皆で戻ってきたのが不思議だ」と薫たちに言った。薫はその言葉を受け、笑顔で「お帰りなさい」と剣心を迎えた。薫は恵の強いエールによって、剣心を改めて大切な家族として受け入れたいと考えるようになったのだ。

医者としてさらなる成長

剣心に姉を殺されたとして、剣心への復讐に燃えている男・雪代縁(ゆきしろ えにし)が東京へとやってくる。縁は自らの手で剣心に裁きを下そうと考えていた。縁は剣心を苦しませるために薫を殺害したのであった。恵は薫の死体を検死し、死亡と判定する。恵は薫の死をとても悲しみ涙を流した。生前、薫は御庭番衆の巻町操(まきまち みさお)と四乃森蒼紫に、縁の姉の日記を東京へ取り寄せるために連絡をしていた。東京へ着いた蒼紫は薫の死を不審に思い、恵に「近しい人の死を冷静に判断を下せたのか」と問う。薫の死体には不審な点があるとして、蒼紫は死体を解剖しようとする。蒼紫の行動に恵は外道と罵倒した。薫の死ですでにショックを受けているはずであったが、蒼紫の行動にさらにショックを受けることになった。しかし、蒼紫の勘は正しく、薫は死んではいなかったのだ。薫の死体だと思っていたものは、縁の仲間が作った精巧な人形であった。その後、縁のアジトを警察とともに突き止め、剣心たちはアジトへと侵入する。剣心と対峙した縁は、特異体質である狂経脈(きょうけいみゃく)を解放して戦う。恵は狂経脈を神経が目視で分かるほど異常に肥大化したものだと突き止めたのだ。剣心は恵のこの分析のおかげで縁に勝利することができた。
剣心が縁に勝利し東京に平和が訪れた。恵は自分の将来を見据え会津へと帰郷し、医者としてさらに活躍することになる。

北海道の地へ

剣心たちが北海道で事件に巻き込まれる中、恵は会津で医者を続けていた

剣心と雪代縁の戦いが終わった後、剣心と薫は東京で平和に暮らし、ふたりの間には息子の緋村剣路(ひむら けんじ)が産まれる。あるとき薫の父が北海道の函館で生きていることが分かり、剣心と薫は函館に迎えに行くことになる。しかし、函館の地で彼らを待ち構えていたのは、「劍客兵器」という組織であった。劍客兵器は兵器と同等かそれ以上の力を有する剣客の集団であり、外国勢力に対抗するための戦力増強を目的として様々な事件を起こす。剣心はそんな強敵と対峙することになる。その頃、左之助は外国から日本へと帰国し、剣心の噂を聞きつけ北海道へと駆けつけたのだ。劍客兵器との戦闘が激化する中、左之助は剣心の身体のことを一番分かっている恵をどうにか会津から北海道へ呼び寄せられないかと薫へ問う。

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瀬田宗次郎(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

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瀬田宗次郎とは、『るろうに剣心』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心と相対する志々雄真実が擁する十本刀の中でも、トップの実力を誇る剣客である。武力ににおいては志々雄一派の実質ナンバー2である。齢16にして“天剣の宗次郎”の異名で敵味方に恐れられている。見た目は主人公である緋村剣心とも負けず劣らずの優男であり、常に穏やかな表情である。生い立ちが原因で感情欠落しており、表情とは裏腹に平然と仲間を捨て駒にするなど冷酷な面もある。作中最速といわれる剣術で、剣心たちの前に立ちはだかる。

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雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。

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斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。

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悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。

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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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