【MCU】アントマンに登場した13の小ネタを紹介【マーベル・コミックス】
2015年に公開された『アントマン』。人生のどん底にいた主人公がひょんなことマーベル最小のヒーローとなり、敵の悪事を阻止しようと奮闘する姿が描かれた作品です。ここでは作中に登場する13の小ネタをまとめました。より作品が楽しくなる情報を、画像と共に紹介していきます。
小さな世界
『エイジ・オブ・ウルトロン』で使われていた「もう糸はいらない」が記憶に新しいですが、本作ではスコットの仲間ルイスが「小さな世界」を口笛でうたうシーンがあります。フェーズ3の映画でもディズニーの曲が使用されるかもしれませんね。
出典: en.wikipedia.org
イエロージャケットとは?
原作では、イエロージャケットというのはハンク・ピムが使用していた別名の一つ(他にはゴライアスやジャイアントマンがあります)で、英語で「雀蜂」を意味する単語に由来しています。当初はハンクの別人格(悪役的存在)として登場していました。
映画に登場したダーレン・クロスは、原作では悪人クロスファイアの従兄弟でスコット・ラング(二代目アントマン)の宿敵のひとり。どちらかというとマイナーなキャラクターです。
驚愕の物語
ダーレン・クロスがアントマンの技術に関する映像に対し、"tales to astonish"と感想を述べますが、これはアントマンが(アベンジャーズ結成以前に)初登場した1960年代のコミック誌のタイトルから。試写会ではこの台詞が大ウケだったとか。
マーベルの古参ヒーローの大半は個別誌獲得以前にパルプ・マガジン的なコミックで登場していることが多く、例を挙げれば、ソーの『ジャーニー・イントゥ・ミステリー』、アイアンマンの『テイルズ・オブ・サスペンス』、スパイダーマンの『アメイジング・ファンタジー』……など。
出典: marvel.wikia.com
ソコヴィア
よく目を凝らして見ると、サンフランシスコの路面電車に新聞を読んでいる乗客がいます。そして、その見出しには"Who's To Blame For Sokovia?" (「ソコヴィアの事件は誰に責任があるのか?」)と書かれています。
これは当然、『エイジ・オブ・ウルトロン』終盤で起きた出来事に対する言及です。が、これは(人々の命を救ったものの大きな被害を出した)アベンジャーズに対する国民の不満が高まっていることを示していて、それが超人登録法 → シビル・ウォーに繋がると思われます。
出典: overmental.com
また、全てアベンジャーズに任せればいいと言うスコットに対し、ハンクが彼らは恐らく「街を空から落とすので忙しい」のだろうと返すシーンもあります。これも、もちろんソコヴィアの事件への言及ですね。
ミッチェル・カーソン
映画ではマーティン・ドノヴァンが演じたSHIELDの一員。このハンクの回想シーンでは他にも、ペギー・カーターやハワード・スタークなどの人物が再登場しています。
原作では、ミッチェル・カーソンは三代目アントマンとなるはずだった(危険な)SHIELD工作員。実際に三代目アントマンとなったエリック・オグレイディとの戦いで顔の半分にひどい火傷を負いながらも彼を捕らえ拷問を行いましたが、最終的にはアイアンマンに捕まり逮捕されました。
ミルグロム・ホテル
スコットが住居としているミルグロム・ホテル。この名はマーベル・コミックスのライター兼ペンシラー兼インカーのアル・ミルグロムに由来しています。彼はハンク・ピムが頻繁に登場したシリーズ『ウエスト・コースト・アベンジャーズ』を40号まで担当していました。
出典: www.etonline.com
余談ですが、31で働くスコットの名札には「ジャック」と書かれていて、「ダービー」という名前を呼ぶシーンがあります。これはスコットを演じたポール・ラッドの子どもたちに由来しています。
赤い椅子
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