芹沢うらら(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

芹沢うらら(せりざわ うらら)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作のメインキャラクター・天野舞耶(あまの まや)の親友。気性が激しいが、家事や化粧に長けた「女性らしい」一面を持つキャラクターとなっている。自分をよく見せようと言動に気を使っている節がある。特殊な経緯・職歴の持ち主が多いペルソナ使い達の中で、唯一の「一般人」なペルソナ使い。『ペルソナ2 罰』において、舞耶達仲間達と共に怪人・JOKERが起こす事件を追いかけていく。

とある下着メーカーの営業社員として働きながら、珠閒瑠市内のマンションにて高校時代からの親友・天野舞耶(あまの まや)と2人で暮らしていた、うらら。ある日、通っているスポーツジムにあるサンドバックを使ってトレーニングをしていたところ、舞耶がペルソナ使いの仲間達と共に彼女のもとへ現れる。舞耶はうららに「珠閒瑠市内のどこかに爆弾が仕掛けられている」、「ここもその1つかもしれない」、「だから今直ぐ逃げてほしい」ということを話してくるが、突飛すぎる内容にうららは舞耶の話を信じずにトレーニングを続ける。

しかしトレーニングで使っていたサンドバッグが突然壊れ、中から爆弾が現れた事で事態が急変。舞耶の話が事実であった事を知ったうららは、舞耶に詳しい事態の説明を求める。舞耶はこの爆弾は「仮面党」と呼ばれる組織が仕掛けたものである事をうららに教える。「仮面党」は巷で噂の怪人・ジョーカーがまとめる組織で、舞耶達はなぜかこのジョーカーに付き狙われていた。

仮面党の事を知ったうららは、そこでかつて自分に結婚詐欺を働いた男・牧村洋一(まきむら よういち)が、その組織の一員であった事を思い出す。村が自分を殺すべく爆弾を用意したのだと勘違いしたうららは、牧村を探しにその場を飛び出していってしまう。

その後、仮面党として舞耶達と戦おうとしていた牧村を発見したうららは、そこでペルソナを発動させ、牧村を追いかけ回し始める。それまで見せていた強気な姿勢から一変し、情けなくうららに追いかけ回される牧村に、舞耶達はあぜんとしてしまう。そんな親友達の様子にも気づかぬまま、うららは牧村を追いかける形でその場をあとにする。
以降、『ペルソナ2 罪』では姿を現わない為、追いかけっこの結果は不明となっている。

『ペルソナ2 罰』

JOKERとの遭遇、ペルソナ使いへの覚醒

舞耶と「お見合いパーティー」に向かう為、舞耶の職場まで迎えにきたうらら。

『ペルソナ2 罰』は、前作『ペルソナ2 罪』の世界がリセットされ、新しく生まれ変わった世界が舞台となっている。その為、『ペルソナ2 罪』の世界(通称:むこう側)と『ペルソナ2 罰』(通称:こちら側)の世界では、キャラクター設定に多少の差が生じる場合がある。だがうららの場合は特段変化はなかったようで、むこう側と同じく下着メーカーに勤めながら、舞耶と珠閒瑠市内のマンションでルームシェアをしていた。

ある日、うららは舞耶とお見合いパーティーに行く約束をする。強い結婚願望があったうららは、舞耶とお見合いパーティーに行くのを楽しみに、舞耶の職場である出版社「キスメット」へ彼女を迎えに訪れる。しかしそこで舞耶から告げられたのは、仕事が入ってしまった為に、お見合いパーティーに行けなくなった、という話だった。かねてより編集長(上司)の方針に対して、反発的な態度を取っていた舞耶は、その事が原因で編集長から噂の怪人・JOKERについて調べるようにと言い渡されてしまう。JOKERは、「自分の携帯から自分の携帯にかけ、出た相手に殺して欲しい相手の名前を告げると代わりに殺してくれる」と噂される怪人だった。
うららと行くお見合いパーティーの為に取っていた休みも奪われ、舞耶はJOKERについての取材をしに、珠閒瑠市内にある学校「七姉妹学園(通称:セブンス)」に向かわなければいけなくなったのだった。

そんな舞耶の状況を知ったうららは、それでも舞耶とお見合いパーティーに行くのが諦めきれず、彼女の仕事を手伝う事を決める。2人でやればちゃっちゃと終わる筈だと意気込み舞耶とセブンスへ向かう、うらら。しかしそこで彼女達を待っていたのは、JOKERによって死体と化したセブンス校長の姿だった。その後、現場へ現れた怪しい挙動をする女子生徒を舞耶が、セブンスにJOKERの調査にやってきていた刑事の周防克哉(すおう かつや)と共に追いかけていってしまった為、うららも慌てて2人の後を追う。するとそんな彼女達の前に悪魔を引き連れたJOKERが現れる。JOKERの悪魔に攻撃されたうらら達は、その瞬間、自分の中にあったペルソナ使いとしての能力を覚醒させる。しかし突然の事態に混乱していた事もあり、うまく戦えずに悪魔の攻撃を受けてしまう。それは他の2人も同じで、2人ともうららのようにその場に膝をついてしまう。
だが、そんなうらら達にJOKERは「今はまだ殺さない」、「特に舞耶はじわじわとなぶり殺しにしてやる」と告げ、うらら達を悪魔の攻撃で気絶させた後、その場を去っていく。

意識を失ったうらら達は、夢の中でフィレモンと名乗る謎の男と出会う。うらら達は、彼から自分達が召喚したものが「ペルソナ」と呼ばれるものであることや珠閒瑠市で「噂が現実になる」という異変が起きていることを教えられる。そうしてこの世界を救えるのはうらら達だけである事をうらら達に告げた後、彼女達を現実世界へ帰還させる。
現実世界で意識を取り戻したうらら達は、ひとまずJOKERの行方を追う為、共に行動していく事を決める。

広がる「JOKER化」の噂

街に広がる新たな「噂」により、自分が「JOKER化」する事に気づいたうららからかかってきた電話を取る舞耶(黒髪の女性)。

JOKERから放たれた悪魔達との戦闘や、街で起こる様々な「噂」による事件と対峙したりしながら、JOKERの行方を追いかけていくうらら達。途中、新たに「盗聴バスター」を生業としているペルソナ使いの男性・パオフゥを仲間に加え、4人でJOKERを追い詰める事に成功する。JOKERの正体は、須藤竜也(すどう たつや)という名の青年だった。須藤はむこう側にあった組織「仮面党」の幹部であった男で、同じくむこう側で舞耶と因縁がある相手であった。彼はむこう側での記憶を取り戻しており、その事が起因してJOKERとして舞耶をつけ狙うようになっていたのである。

須藤を倒したうらら達は、これでJOKERにまつわる事件は終わった事だと思い、解散する。けれども須藤が敗北の間際に残した「JOKERは死なない」という言葉が気になっていた舞耶とパオフゥは調査を続ける。さらに舞耶にはもう1つ気になる事があった。それは克哉の弟・周防達哉(すおう たつや)の事だった。達哉は事件の度に舞耶達の前に姿を現しては、「この件に関わるな」というような忠告と共に去っていってしまう。克哉も弟である達哉の事を気にしている節があるようだった。しかしうららは、もうこれ以上の危険な事はごめんだと、これ以上事件には関わらない事を決める。

一方、その頃、珠閒瑠市ではテレビワイドショーでJOKERが取り上げられた事で、「JOKERという存在は唯一の存在ではなく、不特定多数の存在である」という新しい噂が広まってしまっていた。その結果、「噂が現実になる」異変のおかげで、この新たなJOKERに関する噂が現実化。JOKERに殺害を依頼した人間が「JOKER化」する異変が起こるようになってしまう。

それを知ったうららは、驚愕し、慌てて舞耶に「自分が変わってしまう前に逃げて」と電話する。実は本編開始前、うららは酔った勢いでJOKERに依頼を出していたのだ。その為、自分がJOKER化する前に舞耶の安全を図る為に、自分から遠ざけようと考えたのである。

しかし舞耶はうららを助ける事を決意。パオフゥや克哉と力を合わせて、牧村洋一を探し出す。JOKERの件後、むこう側の世界での出来事を強く思い出すようになっていた舞耶は、むこう側のうららが「牧村」という男に結婚詐欺にあわされたと話していた事を思い出し、うららが牧村を殺そうとしてJOKERを頼ったのだと考える。しかし見つけた牧村をつれて向かった先で明かされたのは、うららが本当に殺害の依頼を出した相手は、舞耶であるという衝撃の事実だった。

親友・舞耶に隠していた、うららの本音

JOKER化してしまったうらら。

JOKERと化したうららと戦闘を余儀なくされる舞耶達。なんとか戦闘に勝利し、うららを元に戻す事に成功する。我に返ったうららは、自分が酔った勢いでJOKERを試した事がある事を舞耶達に告げる。そうして今までずっと舞耶の事を羨ましく思っていた事を語る。

強い結婚願望で溢れているうらら。しかしそれは、「自分」に対する不安から来ている願望だった。うららはずっと「本当の自分の姿」を探し続けており、それ故に様々な事に挑戦し続けていたが、これだというものが見つけらずにいた。自分の理想の姿や未来像が見つけられない彼女は、すがるようにお見合いパーティーなどをし続けていたのである。だがそんなうららの横で、親友の舞耶はっきりとした「理想」や「夢」を持って生きており、それがうららには羨ましく、同時にとても妬ましいものだった。嫉妬は日に日に増していき、その結果、酔った勢いもあわさってJOKERに手を出してしまったのである。

一連の流れを見ていた牧村はうららを殺した方がいいと舞耶達に告げる。「こんな酷い女、殺した方がいい」と言う牧村の言葉を舞耶は跳ね返す。克哉とパオフゥも舞耶の言葉を援護し、うららの味方につく。バカな事をした自分の味方になってくれる舞耶達を目にしたうららは、自分の行いを心の底から反省。そうして、まだ真の意味で終わりを迎えていなかったJOKERにまつわる事件を解決する為、舞耶達と共に行動をする事を決める。

明かされた異変の真実と「心の闇」から生まれたシャドウとの対峙

自分の「心の闇」から生まれたシャドウと対峙するうらら(画面左の赤髪の女性)と仲間達。

再びJOKERにまつわる事件を追いかけていく、うらら達。その結果、うらら達はこの異変に達哉が大きく関わっている事を知る。

実は達哉は、身体こそはこちら側の達哉であるが、意識はむこう側の達哉が乗っ取っている状態にあった。このような事になってしまった理由は、むこう側がリセットされた時、本来なら達哉の記憶もリセットされる筈だったのだが、仲間達と過ごした記憶を失う事を恐れた恐怖心により、むこう側の記憶を持ったまま達哉がこちら側にきてしまった事にあった。これによりむこう側のパラレルワールドとして生まれたこちら側とむこう側の境界線が曖昧になる事態が発生。こちら側がむこう側と混ざり始める可能性が生まれてしまう。さらにむこう側の世界がリセットされる原因となった存在・ニャルラトホテプは、こちら側の世界もむこう側と同じような道筋を辿らせようとしていた。この時点でのむこう側は珠閒瑠市以外の街や国が全て滅びてしまっていた。達哉はニャルラトホテプの策略を止める為、1人で彼に立ち向かおうとしていたのだ。

達哉はうらら達に、この異変は記憶を保持したままこちら側に来てしまった自分に責任があるからと、JOKERから手を引くように告げる。しかしうらら達は「子供の不始末の責任を取るのが大人の役目」と達哉に言葉を返す。結果、達哉が折れる形になり、以降はうらら達と協力してJOKERの企みを止めようと奮闘する事を決める。

だがうらら達の奮闘も虚しく、ニャルラトホテプの策略により彼の手下に、かつてむこう側の重要人物であったギンコ/リサ・シルバーマン、ミッシェル/三科栄吉(みしな えいきち)、黒須淳(くろす じゅん)が捕らえられてしまう。彼等がむこう側の事を思い出してしまうと、世界の境界が更に歪む危険性があった。うらら達は彼らを助ける為、はニャルラトホテプが用意したゲームを行う事になる。その先でうらら達を待っていたのは、仲間達それぞれの「心の闇」から生まれたシャドウだった。

うららのシャドウは、自分探しに失敗し続けている上に、舞耶に嫉妬していたうららをなじるような言葉をかけてくる。だが、これまでの仲間達との戦いの日々を通して「自分は探すものではなく創るもの」という答えを得ていたうららは、シャドウの言葉を跳ね除ける。シャドウはうららの態度に腹を立て、うらら達に攻撃をしかける。

うららは仲間達と協力し、自分のシャドウを倒す事に成功する。その後、ニャルラトホテプのゲームを乗り越えてなんとかギンコ、ミッシェル、淳の3人を救い出す。そうして最後の最後にニャルラトホテプとの戦闘を行う。激戦の末、なんとかニャルラトホテプとの戦闘に勝利。世界の平和を守る事に成功するが、達哉が自分の罪を償う為にむこう側に帰ることをうらら達に告げてくる。

うらら達は達哉を止めようとするが、しかし達哉が居ては2つの世界の境界が曖昧になっていくのを止められない。達哉はうらら達の制止をやんわりと拒み、1人むこう側の世界へ去っていくのだった。

後日談

パオフゥ(画面真ん中、長髪の男)と共に「マンサーチャー(人探し)」の仕事を行う、うらら。

事件を収束させたうららは、その後、パオフゥと共に行動をするようになる。パオフゥは事件後、盗聴バスターを辞め、諜報技術に長けている自分の長所を活かして、「マンサーチャー(人探し)」の仕事を開始。うららは、その相棒として彼の仕事をサポートしているとの事である。
今までずっと「自分」というものに迷い悩んでいたうららが、今までの自分を振り切り、「自分」を創る為に動き出した事がわかる後日談だ。

芹沢うららの関連人物・キャラクター

天野舞耶(あまの まや)/P2罰主人公

2枚ディスクで構成されている『ペルソナ2』において、両ディスク共にメインキャラクターとして登場するペルソナ使いの女性。うららがメインキャラクターとして登場する『ペルソナ2 罰』では、主役を務めている。
珠閒瑠市にある「キスメット出版社」で発行されているティーンズ向け情報誌「クーレスト」の編集記者。非常に明るい性格の女性で、「レッツポジティブシンキング」を合言葉に、どんな事にも前向きに取り組んでいる。ただし家事だけはどう足掻いても上手くいかないらしく、珠閒瑠市探索中に彼女が住むアパートに訪問すると荒れ放題となっている部屋を見る事ができる。
うららとは高校時代からの同級生であり、親友。うららとは高校時代からの同級生であり、親友。珠閒瑠市内のマンションにて、うららと一緒に暮らしている。なおなんでもポジティブに取り組む舞耶だが、家事だけはどう足掻いてもうまくいかないらしく、そのほとんどをうららに任せている。しかし家事に長けたうららでも舞耶が散らかし続ける部屋を完全に綺麗しきるのは難しいようで、『ペルソナ2 罪』では、仕事の資料等が散らばった汚い舞耶の部屋を目にすることができる。

renote.net

周防克哉(すおう かつや)

1215chika
1215chika
@1215chika

Related Articles関連記事

ペルソナ2(P2・Persona 2)のネタバレ解説・考察まとめ

ペルソナ2(P2・Persona 2)のネタバレ解説・考察まとめ

「ペルソナシリーズ」の第2作。 物語は「ペルソナ2 罪」と「ペルソナ2 罰」の2作品より構成されている。 平穏な街、「珠閒瑠(すまる)市」を舞台に、主人公たちは噂が現実になってしまうという奇妙な事件に巻き込まれてゆく。 今作では3Dダンジョンが廃止され、斜め見下ろし型の2Dダンジョンに変更されたことにより初心者もプレイしやすくなった。 また「合体魔法」などの新システムも登場している。

Read Article

ペルソナ2 罰(P2罰・P2X)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

ペルソナ2 罰(P2罰・P2X)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

『ペルソナ2 罰』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの2作目にあたるゲーム作品である。『ペルソナ2』は『罪』と『罰』と呼ばれる2枚のディスクに分かれており、本作は前作『罪』の続きとなっている。『罪』とは違う世界線で、再びペルソナ使いに覚醒した天野舞耶が仲間達と街で起こる異変に立ち向かう物語が展開される。 舞耶達は「ペルソナ」と呼ばれる力を用いて敵と戦う。「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。

Read Article

ペルソナ2 罪(P2罪・P2is)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

ペルソナ2 罪(P2罪・P2is)のペルソナ使い・ペルソナ能力まとめ

『ペルソナ2 罪』とは、株式会社アトラスの大人気ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズの2作目にあたるゲーム作品である。『ペルソナ2』は『罪』と『罰』の2枚のディスクに分かれており、本作がその1枚目。舞台は噂が現実になる街「珠閒瑠市」。夢を叶える怪人「ジョーカー」になぜか恨まれている主人公達が悪魔と戦いながら彼との因縁の原因を探る物語となっている。 主人公達は「ペルソナ」と呼ばれる力を用いて敵と戦う。「ペルソナ」とは、自分の中に眠る「もうひとりの自分」が神や悪魔の姿となって出現したものである。

Read Article

イゴール(ペルソナ)の徹底解説・考察まとめ

イゴール(ペルソナ)の徹底解説・考察まとめ

イゴールとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』に登場するキャラクターである。『ペルソナ』シリーズ全作品に登場しており、ペルソナ使いである主人公達の活動を手助けしていく役を担っている。1・2ではフィレモンと呼ばれる人物に従っている存在だったが、『ペルソナ3』以降では、不思議な青い部屋・ベルベットルームの主として登場するようになる。長い鼻が特徴のキャラクターとなっており、公式にてネタとしていじられてもいる。

Read Article

周防達哉/P2罪主人公(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

周防達哉/P2罪主人公(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

周防達哉(すおう たつや)/P2罪主人公とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「七姉妹学園(通称:セブンス)」に通う、男子高生。刑事の兄がいる。文武両道の完璧人間だが、とある過去がきっかけで他者と馴れ合う事を嫌っている。何故か巷で噂の「ジョーカー」に恨まれており、その原因を探る為、ジョーカーからの「復讐」に立ち向かっていく。

Read Article

ニャルラトホテプ(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

ニャルラトホテプ(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

ニャルラトホテプとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。2枚ディスクで構成されている『ペルソナ2』において、両ディスクにおけるラスボスキャラクターとなっている。本作の導き手役であるフィレモンの半身でもある。フィレモンと共に行っていた「人は完全な存在となり得るか」という議題に対する己の考えが正しい事を証明する為、人類の破滅を目論むようになる。

Read Article

南条圭(女神異聞録ペルソナ・P1)の徹底解説・考察まとめ

南条圭(女神異聞録ペルソナ・P1)の徹底解説・考察まとめ

なんじょうくん/南条圭(なんじょう けい)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目に登場するキャラクターである。P1主人公/ピアスの少年のクラスメイト。南条財閥の御曹司でもある。物語展開が2パターン存在する『女神異聞録ペルソナ』において、「セベク編」と呼ばれる物語のメインメンバーとなっている。P1主人公達と行った「ペルソナ様」という儀式により、ペルソナ使いに覚醒。ペルソナ使いの力を駆使して、物語の舞台「御影町」で起きる異変について探っていくようになる。

Read Article

フィレモン(女神異聞録ペルソナ・ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

フィレモン(女神異聞録ペルソナ・ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

フィレモンとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目と2作目に登場するキャラクターである。主人公とその仲間達にペルソナを与える役目を担う。自らの事を「意識と無意識の狭間に住まう者」と称しており、ペルソナの生成や能力強化に大きく関わってくるベルベットルームに住むイゴール達住人を従えている。その正体は、人の心の海より生まれた「人類のポジティブマインド」を具現化した存在。2作目のラスボス・ニャルラトホテプの半身であり、同時に敵対する存在でもある。

Read Article

黒須淳/ジョーカー(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

黒須淳/ジョーカー(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

黒須淳(くろす じゅん)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「春日山高校(通称:カス校)」に通う高校生。花言葉や星占いが好きなロマンチストな美少年。実は珠閒瑠市で噂の願いをなんでも叶えてくれる怪人・ジョーカーその本人。大切な人を主人公達のせいで失ったと勘違いている事から主人公達を恨んでおり、ジョーカーとして彼らへの復讐を企む。

Read Article

天野舞耶/P2罰主人公(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

天野舞耶/P2罰主人公(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

天野舞耶(あまの まや)/P2罰主人公とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。2枚ディスクで構成される『ペルソナ2』において、両ディスクにメインキャラクターとして登場。『ペルソナ2 罰』では主役を務めてもいる。情報誌「クーレスト」の編集記者で非常に明るい性格の女性。記者として噂の怪人・ジョーカー/JOKERを調査していたところ、ペルソナ使いに覚醒。以降、同じようにペルソナ使いに覚醒した仲間達とジョーカー/JOKERの行方を追う事になる。

Read Article

パオフゥ/嵯峨薫(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

パオフゥ/嵯峨薫(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

パオフゥ/嵯峨薫(さが かおる)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。掲示板サイトを運営し、『ペルソナ2』の舞台である珠閒瑠市で流れている噂を集めている。『ペルソナ2 罰』では「盗聴バスター」をしている事も明かされている。政治家・須藤竜蔵(すどう りゅうぞう)と何やら因縁があるようで、珠閒瑠市内で起こる異変と竜蔵に関連があると推測した事から、異変について探っていた舞耶達の仲間になる事を決める。

Read Article

桐島英理子(女神異聞録ペルソナ・P1)の徹底解説・考察まとめ

桐島英理子(女神異聞録ペルソナ・P1)の徹底解説・考察まとめ

エリー/桐島英理子(きりしま えりこ)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「御影町」にある「聖エルミン学園」に通う女子高生。P1主人公/ピアスの少年とはクラスメイトの関係にあたる。帰国子女で、英語交じりの独特な喋り方をするオカルト好きな女子。物語展開が2パターン存在する『女神異聞録ペルソナ』において、どちらの物語にも参加可能な選択メンバーであり、P1主人公達と共に御影町で起きる異変について探っていく事となる。

Read Article

リサ・シルバーマン(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

リサ・シルバーマン(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

ギンコ/リサ・シルバーマンとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「七姉妹学園(通称:セブンス)」に通う女子高生。金髪碧眼の白人であるが、両親が日本に帰化してる為、本人は生まれも育ちも日本となっている。英語が喋れない事がコンプレックス。カンフー好きの影響で広東語混じりの特徴的な喋り方をする。何故か巷で噂の「ジョーカー」に恨まれており、その原因を探る為、ジョーカーからの「復讐」に立ち向かっていく。

Read Article

周防克哉(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

周防克哉(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

周防克哉(すおう かつや)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。周防達哉/P2罪主人公(すおう たつや)の兄。『ペルソナ2』の舞台、珠閒瑠市にある「港南警察署」の刑事課に所属している。『ペルソナ2 罰』にて怪人・JOKERが起こす殺人事件を追っていたところ、JOKER本人に遭遇。彼が使役していた悪魔との戦闘を通してペルソナ使いに覚醒する。なぜかJOKERに狙われている天野舞耶やペルソナ使いの仲間達と共にJOKERを追いかけていく。

Read Article

三科栄吉(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

三科栄吉(ペルソナ2)の徹底解説・考察まとめ

ミッシェル/三科栄吉(みしな えいきち)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「珠閒瑠市」にある「春日山高校(通称:カス校)」に通う、色白なヴィジュアル系の格好をした少年。「死神番長」と名乗り、カス校の不良達を監視している。喧嘩相手のパンツを脱がす事から「パンツ番長」というあだ名もある。本編開始前からペルソナを持っていた。何故か巷で噂の「ジョーカー」に恨まれており、その原因を探る為、彼が仕向ける「復讐」に立ち向かっていく。

Read Article

黛ゆきの(女神異聞録ペルソナ・P1)の徹底解説・考察まとめ

黛ゆきの(女神異聞録ペルソナ・P1)の徹底解説・考察まとめ

ゆきのさん/黛ゆきの(まゆずみ ゆきの)とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の1作目に登場するキャラクターである。本作の舞台「御影町」にある「聖エルミン学園」に通う姉御肌な女子高生。物語展開が2パターン存在する『女神異聞録ペルソナ』において、「雪の女王編」と呼ばれる物語のメインメンバーとなっている。恩師・高見冴子の身体を乗っ取り、聖エルミン学園を凍りつかせた「雪の女王」を倒す為、ペルソナ使いの力を使い、「雪の女王」の用意した「塔」の守護者達との戦いに挑んでいく。

Read Article

ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

ペルソナシリーズの音楽・BGMまとめ

『ペルソナ』とは、株式会社アトラスより発売されているジュブナイルRPGシリーズである。全世界累計売上本数が1300万本越えの大人気ゲームとなっている。その人気の理由の1つにあるのが、ゲーム本編を彩る楽曲達の存在がある。魅力的な楽曲で多くのファンの心を掴んでいったペルソナの音楽は、人気が高まった結果両国国技館を舞台にライブを行ったり、リズムゲームまで発売するまでに至っている。ペルソナの魅力を語る上で外せない要点である。

Read Article

ペルソナ2 罪・罰の内容やストーリーをまとめて紹介!ファンからは隠れた名作との評価

ペルソナ2 罪・罰の内容やストーリーをまとめて紹介!ファンからは隠れた名作との評価

『ペルソナシリーズ』はシステムや世界観が一新された『3』以降の作品が有名だが、『ペルソナ2』も負けず劣らず名作である。『罪』と『罰』の2部作で構成された本作品は、珠閒瑠市(すまるし)で起こる不可解な出来事を中心に描かれる。事態の解決にあたる主人公たちは、ニャルラトホテプという集合的無意識におけるダークサイドの化身に翻弄されていく。

Read Article

ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

ペルソナシリーズ歴代主人公の不幸な要素まとめ

『ペルソナシリーズ』では、主人公や仲間が困難に立ち向かい、成長していく様子が描かれる。主人公はストーリーの導入として序盤から不幸な目に遭っている場合が多い。中でも『ペルソナ2』の周防達哉は最後まで報われないことで有名である。 ここでは『ペルソナシリーズ』歴代主人公の不幸な要素をまとめた。

Read Article

ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

ペルソナシリーズのシャドウとは?由来・元ネタとなったユング心理学を交えて解説!

『ペルソナシリーズ』に登場する重要な用語である「ペルソナ」や「シャドウ」は、ユング心理学に由来する言葉だ。ペルソナ4では仲間たちが自身のシャドウと向き合うことでペルソナを獲得するという流れになっており、これらの語句がストーリーと密接に関わっている。 ここではユング心理学ではどのように説明されているのかを交えて、「ペルソナ」や「シャドウ」について解説を行う。

Read Article

目次 - Contents