碇シンジ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

碇シンジ(いかりシンジ)とは『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの主人公でエヴァンゲリオン初号機のパイロット。母・碇ユイをエヴァ起動実験の事故で失って以降父・ゲンドウとは距離を置いていたが、2015年突如ネルフ本部のある第3新東京市に呼び出され、エヴァ初号機パイロットに任命される。最初はエヴァに乗る事を拒絶していたシンジだったが、上司兼保護者の葛城ミサトやパイロット仲間の綾波レイや惣流(新劇場版では式波)・アスカ・ラングレー、クラスメイト達との交流を通して徐々に成長していく。

2号機のパイロットである式波・アスカ・ラングレーとの出会いから物語は始まる。チームワークを育むためミサトの家で共に暮らすこととなった2人。最初はシンジを見下していたアスカだが、作戦遂行を通して彼に一目置くようになる。

穏やかな日常が続く中、シンジが手作り弁当をレイに渡したことをきっかけに、レイとシンジの距離も縮まっていく。
人間らしい感情が芽生え始めたレイは、シンジとゲンドウの関係を改善したいと考え、ネルフの皆を集めた食事会を企画する。

しかしレイの企画した食事会の日が、運悪く3号機の実験日と重なってしまった。アスカは自分と同じようにシンジに好意を抱いているレイを気遣い、自分が実験パイロットになると名乗り出る。
しかし使徒に乗っ取られた3号機は突如暴走をはじめ、ネルフ本部に侵攻し始める。初号機に出撃命令が出されるも、シンジはアスカを殺すことはできないとゲンドウに逆らう。
そこでゲンドウはシンジのシンクロを切り、制御をダミーシステムに切り替える。ダミーシステムは3号機を容赦なく破壊し、シンジの目の前でアスカの乗ったエントリープラグを噛み砕いた。
ゲンドウの強引なやり方に激怒したシンジは、もうエヴァには乗らないと宣言してミサトの家を出ていった。しかしその直後第10使徒が襲ってくる。

第10使徒はこれまでの使徒をはるかに上回る強さでジオフロント内に進入。ミサトたちが対応に追われる中、謎の人物が2号機に乗って出撃する。それは真希波・マリ・イラストリアスという名の眼鏡の少女で、かつて空から現れシンジと接触を図っていた。マリはコード「ザ・ビースト」を発令して善戦するが使徒には及ばない。レイの乗る初号機も爆弾を抱えて特攻し、2人がかりで使徒を抑え込むも、使徒に致命傷を与える事はできなかった。

吹き飛ばされた2号機はたまたまシンジのいたシェルターに突っ込んできた。シンジは2号機の手のひらに乗せられ、変わり果てたジオフロントと使徒に捕食されている零号機の姿を見る。
レイを取り込んでターミナルドグマに侵攻する第10使徒。そこにシンジの乗る初号機が立ちふさがる。初号機と使徒はもつれあいながら外へ射出され、死力を尽くして戦うシンジだが、あと少しでとどめを刺せるという所で初号機の活動限界が来てしまう。
使徒に貫かれる初号機。しかしシンジの強い想いに呼応するように、初号機が覚醒し再び動き出す。
失った腕を生やし、頭上に天使の輪を出現させた初号機は、圧倒的な力で使徒を蹂躙する。綾波を助けたいという一心で人間に戻れなくなる危険性も顧みず突き進むシンジ。
シンジが使徒のコアに手を伸ばしレイを救い出した瞬間、大爆発が起こりサードインパクトが始まった。

Q:カヲルとの出会いと苦悩

シンジが目を覚ますと、そこは反ネルフ組織「ヴィレ」が所有する空中戦艦「ヴンダー」の中だった。シンジはヴィレのリーダーとなったミサトやリツコらと再会するも、その雰囲気は以前と全く異なり、エヴァには乗らないようにと厳命される。アスカだけは「エヴァの呪い」によって昔と変わらない姿だったが、シンジに会うなり怒りをぶつけてくる。
戸惑うシンジに、あれから14年もの月日が経過していること、初号機の中から発見されたのはシンジだけでレイは所在不明であることが告げられる。さらにDSSチョーカーという首輪をつけられ、エヴァに乗って覚醒を起こしたら首輪が命を奪うと脅される。

実はシンジの引き起こしたサードインパクトの結果、世界は赤く染まりほとんどの生命は死に絶えてしまったのだ。そのため周りの人々はシンジに冷たく当たったのだが、そうと知らないシンジは困惑するばかり。ついにはアヤナミレイ(初号機のパイロットとは別のクローン)の声に従うまま、エヴァMark.09に連れられてヴィレを出ていった。

シンジが連れてこられたのは廃墟と化したかつてのネルフ本部。そこでゲンドウから「エヴァンゲリオン第13号機」が完成したら渚カヲルと共に搭乗しろと命じられる。寂しさを抱えていたシンジだったが、カヲルとピアノの連弾をすることで心の安らぎを得ていく。
しかしある時、カヲルから世界の真実を知らされシンジは深く絶望する。

やがて第13号機が完成するが、落ち込むシンジは登場を拒否する。カヲルはそんなシンジの首からDSSチョーカーを外すと自らの首に装着した。そして「ロンギヌスの槍」、「カシウスの槍」、それに第13号機があれば世界を元に戻せると説明する。
シンジはその提案を受け入れ、カヲルと共に第13号機に乗り込んだ。しかしセントラルドグマにあったのは2本ともロンギヌスの槍で、全てはゲンドウの策略であった。
フォースインパクトを阻止するためにセントラルドグマに乗り込んできたアスカとマリとの戦闘の末、シンジはカヲルの制止を無視して2本の槍を引き抜く。それによって第13号機は覚醒し、フォースインパクトが開始されてしまう。
再びインパクトのきっかけとなってしまったことを嘆くシンジに、カヲルは「君のせいじゃない」と優しく語り掛ける。そしてDSSチョーカーによって自ら命を絶ち、フォースインパクトを未然に食い止めた。
マリによってエントリープラグごと地上に射出されたシンジ。そこにアスカが現れ、うずくまるシンジの手を引いて合流地点へと連れていくのだった。

シン:エヴァとの決別とシンジの成長

再びエヴァに乗る決意をしたシンジ

シンジはサードインパクトから生き延びた人々が暮らす第3村に案内される。そこにはかつてのクラスメイト達もいた。
シンジたちについてきたアヤナミレイ(Mark.09のパイロット)が第3村の人々の生活に興味を抱く一方で、シンジは頑なに周囲とのコミュニケーションを拒んでいた。
湖のほとりでうずくまるシンジの元に、アヤナミが訪れる。どんなに無視されようとかまわず繰り返し会いにくるアヤナミの優しさに触れ、ひとしきり泣いたシンジはようやく自分の現状を受け入れ、立ち直ることができた。
アヤナミ達と共に穏やかな日々を過ごすシンジだったが、元々アヤナミはネルフ本部以外では長く生きられない体だった。第3村の生活を通して人間らしい感情を得たアヤナミは、もっと生きていたかったと言い残し、シンジの目の前で液状化して亡くなる。

その頃、ヴィレのヴンダーが第3村に寄港していた。いよいよネルフとの最終決戦が迫る中、シンジはアスカと共にヴンダーに乗り込み父・碇ゲンドウと戦うことを決意する。
ネルフ本部が向かう先は、セカンドインパクトが発生した地・南極カルヴァリーベース。そこで第13号機を再起動させ、フォースインパクトを再度引き起こそうという目論見だった。
そして敵の戦闘艦やエヴァによる攻撃をかわし、アスカの新2号機とマリの改8号機は、13号機が保管されているネルフ本部へと到達する。
使徒の力を解放して無理矢理第13号機に停止信号プラグを打ち込もうとするアスカだが、それを逆に利用され第13号機に取り込まれてしまう。クローン・式波タイプだったアスカを得たことでフォースインパクトではない新たなインパクト「アディショナルインパクト」が発動した。
ゲンドウと第13号機を止めようにも、「ガフの扉」の向こうにあるマイナス宇宙にヴンダーが入ることはできず、万事休すの状況。そこでシンジは自分が初号機に乗ると名乗り出る。
シンジに反感を持つ乗組員たちを説得し、14年ぶりに初号機のコクピットに入ったシンジ。そしてマリに付き添われながらマイナス宇宙で待つゲンドウの元に到着する。

マイナス宇宙にあるゴルゴタオブジェクトに触れ、虚構の世界に入り込むシンジとゲンドウ。シンジは絶望の槍ロンギヌスから希望の槍カシウスを生み出しゲンドウに立ち向かう。
しかし初号機と第13号機は全くの互角で、戦いでは勝てないと悟ったシンジは父と対話することを選び、今まで知らなかったゲンドウの内面を聞かされる。
幼少期から人とのつながりを嫌っていたゲンドウだが、ユイに出会ったことで世界との向き合い方を知った。しかしユイが亡くなり、ゲンドウは孤独に苦しむ。そこで人類補完計画を発動し、自分が再びユイに会える世界を創ろうとした。
しかしアディショナルインパクトを発動したにも関わらず、記憶の世界にユイを見つけることができず、ゲンドウは落胆する。

一方、残されたヴンダー乗組員たちはアディショナルインパクトを止める鍵として、ヴンダーの脊椎から新たな槍・ガイウスを創り出す。そして他の搭乗員を全員脱出させ、ミサト1人でガイウスを届けようと、ヴンダーもろともアディショナルインパクトの鍵となる巨大な綾波レイの頭部に特攻する。
人の手によって作られた槍であり、ミサトの命と意思を受け継ぐガイウスの槍を受け取ったシンジ。ゲンドウは成長したシンジのなかにユイが存在することを悟ると、人類補完計画を諦め、自らシンジの元を去っていった。
残されたシンジのもとに死んだはずのカヲルが現れる。シンジはアスカやインパクトの犠牲になったすべての人々を救いたいと語り、アスカやカヲル、レイたちエヴァに囚われたキャラクターと対話して解き放っていく。最後に1人残されたシンジは、エヴァの必要とされない世界を創ることを望む。それこそが「ネオン・ジェネシス」。新世界の創造だった。

新世界の創造を見届けた後、初号機に乗ったシンジはアディショナルインパクトを止めるため、ガイウスの槍で13号機もろとも自分の胸を貫こうとする。
しかしそこへ割って入ったのはシンジの母親であるユイだった。初号機と同化したユイが自身ごと第13号機の中のゲンドウを刺し貫くと、これまでに登場した全てのエヴァが消えていく。
コア化された人間の魂も解放され、世界は元の姿を取り戻した。
そして気づけばシンジは海にいた。そこへ改8号機に乗ったマリが現れ、シンジを導く。

駅のホームで電車を待つシンジは、すっかり大人の姿になっていた。反対側のホームにはレイやアスカ、カヲルの姿もある。シンジはマリと共に、駅の外へと駆け出していくのだった。

碇シンジの関連人物・キャラクター

葛城ミサト

最期の別れを悟ってミサトはシンジにキスをする

ネルフの上司であり保護者役。ズボラなミサトに呆れながらも、初めての家族のような存在として大きな心の支えとなっている。
無理やりエヴァに乗らされることに反発していたが、ピンチになると真っ先にミサトの名前が出てくることから、心の奥底ではミサトのことを信頼していることがうかがえる。
ミサトの方もシンジとの接し方に苦戦しつつも、エントリープラグ内で液状化した時に泣きながら心配するなど、シンジのことを深く思いやっていたようだ。
旧劇場版では命を張ってシンジを守り、「大人のキスよ。帰ったら続きをしましょう」と口づけした後凶弾に倒れる。その時渡されたクロスのペンダントを、シンジは最後まで握りしめていた。
新劇場版では情緒不安定な部分は鳴りを潜め、シンジの良き理解者となっている。『序』ではネルフ地下のリリスを見せながら「シンジ君1人が命を賭けて戦っているんじゃない。みんな一緒よ」と声をかけるなど、頼れる上官であり保護者である面がクローズアップされている。『Q』においてシンジに冷淡な態度を取るが、それは他の搭乗員の手前そうしているだけであり、本当はシンジのことをずっと気にかけていたことが『シン・エヴァ』で明かされた。

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綾波レイ

初号機のコアの中でシンジはレイを抱きしめる

同僚でありクラスメイト。最初に初号機の搭乗を決意したのも、傷だらけのレイを見たのがきっかけだった。最初のうちは父ゲンドウが自分以上に気に掛ける相手ということでレイの存在を意識していたが、徐々に距離が縮まり、戦友という以上の絆を深めていく。
母・ユイを元に作られたクローンであったことから、時に母性を感じることもあった。旧劇場版では、精神世界でのレイとの対話を経て、シンジは「もう一度みんなに会いたい」と考えるようになる。
新劇場版ではシンジにさらに好意的な感情を抱いている。「碇君といるとぽかぽかする」と語り、シンジとゲンドウの仲を取り持つため、アスカやネルフ職員たちを交えた食事会を企画していた。
サードインパクトのきっかけになったのも、シンジが第10の使徒に取り込まれたレイを救うため、初号機を覚醒させたことだった。シンジにとってレイは何を犠牲にしても救いたい存在であり、『Q』で自分の所業を知った後でも「レイが救えたならそれでいい」と思うほど、シンジにとって特別な相手だった。
その後黒いプラグスーツを着た「アヤナミレイ(仮称)」は自分の救いたかったレイではないと知って打ちひしがれるも、最終的には彼女個人として受け入れるようになる。アヤナミレイ(仮称)がLCL化した後、泣きはらした目をしていたことからも、シンジの深い想いがうかがえる。

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惣流(式波)・アスカ・ラングレー

「夫婦喧嘩」とはやし立てられて赤面するシンジとアスカ

同僚であり、同居人兼クラスメイト。シンジのことをバカシンジと呼び罵倒することが多いが、いきなりキスをしてみようなどと突飛な発言もあり、シンジを振り回す。幼い頃から訓練してきた自分よりもシンジが上手くエヴァを扱えていることに対抗心を燃やす。
旧劇場版ではシンジが眠っているアスカの半裸に欲情して自慰を行ったり、ラストシーンでいきなり首を絞めたりなど意味深な描写が多い。
正反対の性格ながら、承認欲求が強い点などはある意味似た者同士でもある。それゆえ反発しあうことも多く、この作品の主題である「ヤマアラシのジレンマ」を一番体現している2人といえる。
新劇場版ではもう少し穏当な関係になり、アスカがシンジのことを昔好きだったと明言している。なんだかんだ文句を言いつつもシンジの作る弁当を楽しみにしていたり、「最近他人と接するのも楽しい」とミサトに話したりと、サードインパクト前までは良好な関係を築いていた。
サードインパクト後は、14年の断絶もあり昔通りの関係に戻ることはなかったが、それでもお互いにかつて好きだったことを伝えあい、前向きな終わり方となっている。

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真希波・マリ・イラストリアス

いきなり接近してきたマリに戸惑うシンジ

新劇場版初出のキャラクター。シンジと同時期に同じ組織に所属することはなかったが、ことあるごとにシンジを助けるような行動を取っている。
シンジのことを「ワンコ君」と呼び、たびたび匂いを嗅いでくる。その正体は明言されていないが、シンジの母であるユイを知っているような口ぶりだったり、回想シーンにマリに似た女性がいたりと、冬月ゼミの学生だったのではという説が有力。
『シン・エヴァ』においてマイナス宇宙に取り残されていたシンジを迎えに来た人物であり、その後大人になったシンジと親しそうにしている様子が描かれている。

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渚カヲル

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真希波・マリ・イラストリアス(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

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真希波・マリ・イラストリアス(まきなみ・マリ・イラストリアス)とはヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの登場人物で、エヴァ仮設5号機、2号機、8号機パイロット。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より登場する新キャラクターで、その明るく奔放なキャラクターと謎に満ちた正体に注目が集まった。2つ結びの茶髪と赤縁眼鏡がトレードマーク。『Q』以降は改2号機パイロットである式波・アスカ・ラングレーの相方として8号機を操り、数々の戦場を駆け抜ける。

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葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

葛城ミサト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

葛城ミサトとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物でエヴァの戦闘指揮官。主人公の碇シンジの保護者兼上司として、時に厳しく接しながらも彼の成長を見守っていく。セカンドインパクト時の南極調査隊の生き残りでもあり、父の仇である使徒殲滅に情熱を燃やす。彼女の立てる作戦は無謀なものがほとんどだが、ミサト自身の強運によるものか結果的には成功を収めている。

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伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

伊吹マヤ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

伊吹マヤとは新世紀エヴァンゲリオンの登場人物で、特務機関ネルフ本部所属のオペレーター。人型兵器エヴァンゲリオンの戦闘をサポートする役回りとして、第1回から戦闘時には欠かさず登場している。上司の赤木リツコを「センパイ」と呼んで慕っており、彼女から直々に技術指導を受けている。生真面目な性格や、黒髪ショートカットという可愛らしい見た目から、メインキャラクターではないにも関わらず高い人気を誇っている。

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相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

相田ケンスケ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

相田ケンスケとは、新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で主人公碇シンジのクラスメイト。軍事オタクで常にビデオカメラを持ち歩いている変わり者。眼鏡と茶髪、そばかすが特徴的な中学生。エヴァに強い憧れを抱いており、戦闘を一目見るためにシェルターを抜けだしたり、パイロットになりたいと指揮官の葛城ミサトに直談判したりと目的のためならなりふり構わないところがある。新劇場版では大人になったケンスケが再登場し、物語のキーマンとなった。

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渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

渚カヲル(なぎさカヲル)とは新世紀エヴァンゲリオンシリーズの登場人物で、5番目のエヴァンゲリオンパイロット(フィフスチルドレン)。その正体は第1にして最後の使徒であり、作中で提示された多くの謎の鍵を握る重要人物。白い髪と赤い瞳、色白の肌が特徴的な美少年である。主人公である碇シンジに強い興味を持ち、瞬く間に心を通い合わせた親友となる。傷ついたシンジを慰め、大きな影響を与えるが、最終的にはシンジの手にかかって亡くなるという悲劇的な最期を迎える。

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日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコト(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

日向マコトとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で特務機関ネルフ本部のオペレーター。黒縁眼鏡とオールバックの髪型が特徴の男性。エヴァの戦闘時におけるサポートが主な仕事であり、使徒の反応を観測した際に「パターン青!」と告げるのが日向のお決まりのセリフとなっている。物語にあまり関わらない役どころではあるが、第1話から新劇場版まで出演しているレギュラーキャラクターであり、エヴァという作品の世界観を支える名脇役である。

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加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.・息子(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

加持リョウジJr.(かじ リョウジ ジュニア)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、加持リョウジと葛城ミサトの間に生まれた少年。父と同じ名前で、作中では特に「Jr.」と呼称される場面は無い。 生まれる前に父を失い、母とも会ったことがなく、両親のことは何も知らない。世界的大災害サードインパクトを生き残った人々の支援を目的とする組織KREDIT(クレーディト)に所属し、汚染された大地を浄化する研究をしている。主人公の碇シンジ曰く、「すごくいいヤツ」とのこと。

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青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲル(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

青葉シゲルとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、ネルフ本部所属のオペレーター。主に通信と情報分析を担当しており、使徒との戦闘ではエヴァや本部施設のモニタリングと戦況のアナウンスを行う。肩にかかる程度のロン毛と鋭い目つきが特徴のやせ形の男性。物語の本筋に深く関わるキャラクターではないが、テレビアニメ版第1話から登場し、作中の戦闘描写になくてはならない存在である。趣味はギターで、音楽雑誌を読んでいたりギターケースを背負って出勤したりする様子が描かれている。

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惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリン(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

惣流・キョウコ・ツェッペリンとは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、メインヒロインの1人である惣流・アスカ・ラングレー/式波・アスカ・ラングレーの母親。 特務機関NERV(ネルフ)の前身の1つであるゲヒルンという組織のドイツ支部に所属する科学者だったが、エヴァンゲリオン弐号機の実験中に事故に遭い、魂の大半を機体に取り込まれてしまう。この結果精神を病み、人形のことを娘のアスカだと思い込み、突発的に自殺する。しかしエヴァンゲリオン弐号機の中から娘のことを見守り、彼女と共に戦い続けた。

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北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

北上ミドリ(きたかみ ミドリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、反NERV(ネルフ)組織WILLE(ヴィレ)のメンバーの1人。 WILLEが保有する空中戦艦AAAヴンダーの艦橋要員で索敵担当。特徴的なピンク色の髪は、染めているわけではなくエヴァンゲリオン・インフィニティの廃液を浴びて変色したものである。かつて碇シンジが発生させたサードインパクトによって家族やそれ以前の生活を失っており、14年ぶりに目覚めた彼のことを冷ややかな目で眺めていた。

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赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

赤木ナオコ(あかぎ ナオコ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、高名なコンピュータ技師。 特務機関NERV(ネルフ)の活動を支えるスーパーコンピュータシステム「MAGI(マギ)」の開発者。NERVの前身である人工進化研究所で働き、娘である赤木リツコとは手紙でのみやりとりする多忙な日々を送っていた。同組織の代表である碇ゲンドウとは愛人の関係にあったが、次第に彼から飽きられ、綾波レイからこの事実を突きつけられて激昂。衝動的に彼女を殺し、直後に自害した。

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キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

キール・ローレンツ/ゼーレ01とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場するキャラクターで、人類補完計画を主導する秘密結社ゼーレの中心人物。 その遂行を特務機関NERV(ネルフ)の総司令官である碇ゲンドウに任せるが、彼が独自の目的に合わせて計画を歪めていることを知ると、これを裏切り行為と判断して戦略自衛隊に本拠地を襲撃させる。新劇場版では大きく設定が異なり、人間ではなく地球外で発生した知性体の成れの果てで、「自身の目的と大きく異なるものではない」とゲンドウの計画変更を許容した。

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洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

洞木ヒカリ/鈴原ヒカリ(エヴァンゲリオン)の徹底解説・考察まとめ

洞木ヒカリ(ほらき ヒカリ)/鈴原ヒカリ(すずはら ヒカリ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの登場人物で、主人公碇シンジのクライメイト。 学級委員を務めるしっかり者で、父、姉、妹に自分を加えた4人家族。家の中では母親代わりを務め、家事全般を得意とし、弁当も自分で作っている。クラスメイトの鈴原トウジに片思い中で、仲良くなるきっかけを探している。弐号機のパイロットである惣流(式波)・アスカ・ラングレーからは、その面倒見の良さから頼りにされるようになり、やがて友人としての関係を築いていった。

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