モルガナ(ペルソナ5)の徹底解説・考察まとめ
モルガナとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の第5作目に登場するキャラクターである。P5主人公達がペルソナ使いになる前からその能力を覚醒させ、認知世界で怪盗業に従事していた。猫の姿をしているが、本人曰く「ニンゲンである」とのこと。とある事件で生身を失い、それを取り戻すべくダンジョン「パレス」内にあるオタカラを求めているのだという。P5主人公達と出会ってからは、「心の怪盗団」の先導役として現実世界の悪人の「改心」を行っていく。怪盗団内でのコードネームは「モナ」。
メリクリウス
モルガナのコープ「魔術師」のランクをMAXにさせた事で、超覚醒したゾロの姿。
モデルはローマ神話に出てくる神「メリクリウス」。12の最高神の中の1人であり、旅人と盗賊の守護神とされている。
なお『ペルソナ』シリーズクロスオーバー作品の『ペルソナ2Qニュー シネマ ラビリンス』では、「メルクリウス」という名に表記が変更されている。
体型が丸みであったゾロの時とは異なり、細身のスレンダーなデザインとなっている。服色も黒から青に変化し、両足に翼が生えている。手にしている武器もレイピアから螺旋状の杖に変化している。
覚醒時にスキル「極・電撃見切り」を覚える。また、祝福属性に対する耐性が生まれる。
極・電撃見切り
補助系スキル。
メリクリウス覚醒時に習得できる。自動で発生するタイプのスキルであり、弱点である電撃属性の攻撃に対する回避率を3倍にする事ができる。
ディエゴ
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』でのゾロ超覚醒時の姿。名前の「ディエゴ」は、「怪傑ゾロ」の本名である「ドン・ディエゴ」から着けられたとされている。
その外見は、筋骨隆々の剣士。しかし、全体的に方ジャケットやコサージュなど様々な装飾をつけた、派手な風貌のペルソナとなっている。ジーンズを履いていたりなど、どこか「イマドキ」な雰囲気も醸し出している。黒が基調だったゾロとは反対に、白のジャケツとを身に着け、髪も青く長いものに変化している。
ディエゴ超覚醒時に、スキル「威風堂々の風格」、「ミラクルラッシュ」を覚える。
威風堂々の風格
回復系スキル。
ディエゴ超覚醒時に習得できる。
自動で発生するタイプのスキルであり、戦闘中、味方が使用する回復スキル効果が常に倍増させる事ができる。稀にSP消費量を減少してくれる事もある。
ミラクルラッシュ
物理属性の攻撃技。
ディエゴ超覚醒時に習得できる。
HPを16%消費する事で使える。敵全体にクリティカル率の高い中ダメージを与える事ができる。
モルガナの来歴・活躍
モルガナと、P5主人公と竜司の出会い
とある事件で「ニンゲン」としての生身を失ったモルガナ。ニンゲンとしての姿を取り戻す為、現実世界の人々の認知でできた異世界「認知世界」に存在するダンジョン「パレス」の最奥に眠る「オタカラ」を必要としていた彼は、自らが持っていたペルソナ使いとしての能力を手に、オタカラを盗む「怪盗業」を行っていた。
しかしある時、盗みに失敗。忍び込んだパレスの主であった「影(シャドウ)の鴨志田」とその部下によって捕らえられてしまう。影の本体である現実世界の鴨志田は、P5主人公が通う「私立秀尽学園高校」の体育教師兼バレー部顧問であり、教育という名目で、生徒達に行き過ぎた罰や暴力を奮っている「悪人」だった。
モルガナが牢の中で脱出の方法を探っていた時、そこへP5主人公と竜司がやってくる。彼らはモルガナと同じく影の鴨志田に捕まり牢に入れられていたのだが、P5主人公がペルソナ使いに覚醒した事で、なんとか牢から脱出する事に成功する。P5主人公の力に気づいたモルガナは、2人に現実世界へ帰る道を教える代わりに自分をここから出すように言う。一見すると喋る猫のようなモルガナの姿にP5主人公と竜司は驚くが、最終的にはモルガナの言葉に従い、彼を牢から救出。その後、モルガナに案内される形で、なんとか現実世界への帰還を果たす。
しかし後日、パレスの事が気になった竜司とP5主人公は、再びパレスへやってくる。そんな彼らと再会を果たしたモルガナは、彼らを連れてパレス内を探索する事になる。その最中、竜司もペルソナ使いに覚醒。彼らの能力に利用価値があると思ったモルガナは、現実に帰還するP5主人公と竜司の後について、自らも現実世界へ乗り込む。そこでモルガナは、鴨志田の悪行の事、そしてP5主人公と竜司がそれに対し怒りを覚えている事を知り、2人に鴨志田を「改心」させる方法を教える。その方法というのが、モルガナも狙うオタカラを盗み手に入れるというもの。実はオタカラは、パレスの主が一番大事に思っている「お宝」の認知から生まれたものであり、それを奪う事でパレスの主の改心を行う事ができる、といった性質を持っていた。
ニンゲンに戻る為にオタカラが欲しいモルガナと、鴨志田の悪行を止めたいP5主人公と竜司。利害が一致した2人と1匹は、手を組んで鴨志田のオタカラを盗む事にする。
増える仲間、浮かび始める自身への疑念
鴨志田の改心を行う為、鴨志田のパレスの攻略に乗り出したモルガナとP5主人公と竜司。その攻略の最中、鴨志田の被害者の1人でもあった女子生徒の杏もペルソナ使いに覚醒し、モルガナ達と共に行動をするようになる。その結果、無事に鴨志田を「改心」させる事に成功した3人と1匹は、正式に手を組み「心の怪盗団」を発足。この事件以降も「歪んだ欲望を持つ『悪人』達」を「改心」させる為の活動を行う事を決める。
いくつもの悪人を改心させていく内に、次第に仲間や協力者が増え始める怪盗団。世間の目も怪盗団のしている行いに興味を示し、応援する者、その活動を否定する者で別れていき、ついには世論まで動かす大きな話題へと姿を変貌していく。
しかしその傍らでモルガナは自身の存在に対し、疑念を抱くようになっていた。いくつオタカラを盗んでも、なかなかニンゲンに戻る兆しを見せない自分に、本当に自分はニンゲンだったのか、と考えるようになってしまったのだ。P5主人公はそんなモルガナを励まし続けるが、次第にその励ましはモルガナに届かなくなっていく。
そんな時、怪盗団の耳にある噂が入ってくる。その噂というのが、全国的にも有名な会社「オクムラフーズ」の社長、奥村邦和(おくむら くにかず)が、実は社員達に厳しい労働条件を敷いているというものだった。怪盗団のメンバーはオクムラフーズの社長を狙うか否かで話し合いを始める。ターゲットにしようと声をあげるモルガナに対し、怪盗団メンバーの祐介、杏が慎重に考えるべきだと言う。自分の意見を否定されたモルガナは、自身の中に溜まっていた疑念に対する不安も相まって、不満を爆発させて怪盗団から去っていってしまう。
奥村春との出会い、「美少女怪盗」の誕生
怪盗団を去ったモルガナは、単身で奥村のパレスに乗り込む。しかし途中で力尽きてしまう。けれどもそこへ、奥村の娘、奥村春(おくむら はる)が通りかかりモルガナを保護。春に助けられたモルガナは、そこで春が自分の父が行っている悪行を知り、その罪を償って欲しいと思っている事を知る。恩人である春を助ける為、彼女と共にパレスの攻略をする事を決める。
モルガナは春を「美少女怪盗」と呼び、共にパレスの中を探索を行っていく。その最中、P5主人公達怪盗団とも合流。しかし自分の考えを否定してきた仲間の事など知るかと、モルガナは怪盗団の面々を無視する。しかし後日、現実世界で春が婚約者の男に乱暴をされそうになったところを怪盗団の面々に助けられた事をきっかけに、その仲は元通りになる。
後日、モルガナと春を仲間にし、怪盗団は改めて奥村の「改心」に挑む。結果、「改心」は成功。無事に終わった事を祝う為、春主宰で遊園地「デスティニー・ランド」を貸し切りにする形で祝賀会を行う事になる。しかしそんなお祝いムードの傍ら、ある晩、モルガナは自身がシャドウの塊から生まれる夢を見る。そんな筈はない、と己の見た夢を否定するモルガナだったが、この事がきっかけで忘れかけていた疑念を思い出す事になってしまう。
だが、数日後、それを気にかけている場合ではない事態が発生してしまう。なんと「改心」を行った奥村が、自身の謝罪会見にて突然死してしまったのである。
怪盗団の前に現れた高校生探偵、明智吾郎
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目次 - Contents
- モルガナの概要
- モルガナのプロフィール・人物像
- モルガナの能力
- モルガナカー
- モルガナヘリ
- モルガナのペルソナ能力
- ゾロ
- ガル
- ディア
- パトラ
- メディア
- ラッキーパンチ
- 超絶技巧
- マハガル
- リカーム
- メパトラ
- ディアラマ
- ガルーラ
- リカーム
- 電撃見切り
- 疾風ガードキル
- ドルミンラッシュ
- メディラマ
- マハガルーラ
- ミラクルパンチ
- マハスクンダ
- 疾風ブースタ
- サマリカーム
- ディアラハン
- ガルダイン
- マハスクンダ
- メディアラハン
- マハガルダイン
- 疾風ハイブースタ
- メシアライザー
- メリクリウス
- 極・電撃見切り
- ディエゴ
- 威風堂々の風格
- ミラクルラッシュ
- モルガナの来歴・活躍
- モルガナと、P5主人公と竜司の出会い
- 増える仲間、浮かび始める自身への疑念
- 奥村春との出会い、「美少女怪盗」の誕生
- 怪盗団の前に現れた高校生探偵、明智吾郎
- 捕らえられたP5主人公
- 明智との戦闘、P5主人公と獅童の因縁の決着
- 真の黒幕との戦い
- モルガナの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「今日はもう寝ようぜ」
- 「威を示せゾロ!」
- 「ワガハイたち、怪盗団は、相手が誰だろうと屈しない」