るろうに剣心(るろ剣)の十本刀まとめ

『るろうに剣心』とは、和月伸宏による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。幕末最強の人斬りと謳われた抜刀斎こと緋村剣心が、明治の世に不殺(ころさず)を誓い目に映る人々を守る為に戦う。敵味方共に魅力あふれるキャラクターが登場し、物語を盛り上げる。『京都編』においては、明治政府を倒し、弱肉強食の時代を築かんとする志々雄真実と、その部下である十本刀が登場した。

CV:日髙のり子(アニメ版) / 富永みーな(PS維新激闘編)
演:神木隆之介

身長:163cm
体重:51kg
血液型:AB
出身地:相模国
特技:雑用全般

別名は「天剣の宗次郎」。1891年9月生まれで初登場時16歳。
あどけない印象の美青年だが剣の腕は一流であり、躊躇いなく人を殺すことができる。戦闘においては名実ともに志々雄に次ぐナンバー2と言える。「天剣」と称される天賦の剣の才能に加え、喜怒哀楽の「楽」の感情以外が欠落した「感情欠落」、強靭な脚力による瞬間移動並みの速度を発揮する移動技の「縮地」を兼ね備え戦う。
その脚力で走行中の馬車に追いつき、剣心に志々雄の討伐を依頼した大久保を暗殺するに至った。常に笑顔を絶やさず、穏やかな口調でさらりと恐ろしげなことも言うがやや天然ボケの気もあり、使用した刀剣が名刀であることも知らず由美から「剣の腕が立つ割には、オツムの方はサッパリ」と言われたこともある。

心の底から殺害を楽しんでいるわけではなく、生い立ちや志々雄との出会いが原因で他の感情を押し込めている状態であった。幕末に米問屋の主人を父に持ち産まれたが、妾の子であった。異母兄の養子となるが、養父とその一家からは厄介者として虐待を受けており、泣いても怒っても余計相手を怒らせるばかりだと悟ってからは常に笑うようになった。
家の雑用をしていた時、火傷を負って逃走していた志々雄が追っ手を斬り殺すところを目にする。口封じに殺されそうになるが、そんな状況でも笑っている宗次郎に興味を持ち、志々雄は包帯と食事の世話をすれば殺さないと言った。米蔵で志々雄を匿っていた折、虐待を受けても笑っている理由を聞かれた際彼から弱肉強食の理(ことわり)を聞き、脇差を渡され暗に「家族を殺せ」と仄めかされる。志々雄を匿っていることが家族にバレ、逆賊を匿っていることで反逆罪に問われることを怖れた家族により殺されそうになるが、志々雄から受け取った脇差で彼らを返り討ちにする。以降、志々雄の初の部下となり、国盗りと言う彼の野望の為行動を共にしてきた。
志々雄を恩人として尊敬し、彼の掲げる弱肉強食の理念を至上の思想と見ている為、自ら考えることを放棄している。

剣心とは、作中で二度対決した。新月村での初対決時には、感情欠落ゆえに先読みができず剣心を苦しめた。撃ち合いの果て、逆刃刀を折るが、宗次郎の刀も刃こぼれで使用不可能になったため引き分けとなった。
本拠地での再選の際は、縮地も使用して戦うが、剣心の弱肉強食とは異なる優しさと強さを兼ね備えた剣により、徐々に精神をかき乱されていく。少年時代に養父一家を惨殺した際、本当は悲しかったし泣いていたことを思い出し、封じていたはずの感情を露わにして戦う。結果、剣心の会得した奥義・天翔龍閃の前に敗れた。
宗次郎は「本当に正しかったのはあなた(剣心)の方」と言ったが、剣心は自分自身の答えは自分で見つけるように言う。由美に養父一家を殺した時の脇差を渡し、志々雄とたもとを分かつ。その後は10年をめどに流浪し、自分の答えを探すことに決めた。

『北海道編』で再登場している。元新選組の杉村義衛(すぎむら よしえ)こと永倉新八(ながくら しんぱち)と交戦し、その強さから杉村が幕末の生き残りであることを確信する。同じ十本刀の一人であった悠久山安慈(ゆうきゅうざん あんじ)が割って入ったことで戦いは終わる。安慈との再会を喜び、杉村からの函館同行は断ったが、安慈からの頼みは了承した。
剣心と再会し、戦闘に参加した理由を尋ねられ「日本各地を巡っても答えは見つからなかった」「あなた(剣心)と一緒に戦えば答えが見つかると思った」と答えている。

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縮地(しゅくち)

驚異的な宗次郎の脚力で、初速から一気に最高速に達し、一瞬で相手の間合いに飛び込める移動術。その速さはもはや縮地と呼ばれる「術」の域に達しており、走行中の馬車に追い付くほど。志々雄曰く「目にも止まらない速さ」であり、飛天御剣流の神速をも上回る。作中では、いくらか手を抜いた状態(縮地の三歩手前の段階)ですら剣心の神速に匹敵、二歩手前では速度の上で剣心に勝っていた。一歩手前ともなれば最早周囲の床や地面が爆発しているようにしか見えず、室内なら前後左右に加え、天井や壁をも使用した全方位空間攻撃の展開ができる。完全な縮地になってしまえば、その「踏込」すら完全に消え、不可視とも呼べる速さになる。
縮地を仕掛ける前、宗次郎は片足飛びでリズムを取る癖がある。

瞬天殺(しゅんてんさつ)

宗次郎が、自ら名前を付けた技。縮地から天剣の抜刀術へと繋げる連続技で、破壊力こそ天翔流閃に劣るものの、本人曰くあまりに速い為先読みが意味をなさず、瞬天殺が決まれば相手は痛みを感じることなく一瞬で死ぬという。

佐渡島方治(さどじま ほうじ)

CV:高橋広司
演:滝藤賢一

身長:172cm
体重:66kg
血液型:A
出身地:東京府
特技:組織づくり

別名「百識の方治」。
十本刀の一員だが、役割は志々雄の参謀であり、頭脳明晰であり実務能力に長けている。黒い瞼が特徴。戦闘ではなく実務等の面でサポートをする。元は明治政府の官僚で、その内情に失望して野に下り、さすらっていたところを志々雄と出会った。上海マフィア(雪代縁の組織)から甲鉄艦・煉獄を始めとする兵器を購入し、一派を明治政府に対抗しうる組織に作り上げたのは、方治の力によるところが大きい。
志々雄からの洗礼を受け、最も忠実な部下となった。それでも実務上問題となる場合には異議を唱えることもあり、盲目的な中心でありながら参謀としての力も非常に高い。戦闘技術作戦統率力も常人以上のものがある。
京都大火作戦の失敗の際、京都大火の真意を知らせていなかった7人の十本刀の為自らの爪を7枚剥いだ(アニメ版では小刀で手の甲を突く)。
当初は葵屋襲撃戦にも参加予定だったが、この覚悟を志々雄に認められ、「汚れ仕事を全て任せる代わりに勝利の味は真っ先に味わわせる」ことを約束され、アジトに残った。
志々雄の死後、アジトの機関部分を破壊し、剣心たちを道連れにして志々雄の敗北という事実を覆そうとした。安慈に救われ、志々雄の思想である弱肉強食論(富国強兵)を明治政府に訴えるべく出頭する。ところが、明治政府は方治の主張に一切耳を貸さず、公の場で語る機会は一切与えられないばかりか、その実務能力を欲して好条件を出し彼を抱き込もうとした。
大逆の敵を公の下毅然と罰することもできず、敵共にすら人材を求めるほどに誇りを失ってしまった明治という時代の日本に失望し、隠し持っていた短刀で獄中自殺を遂げた。
今際の際に地獄で志々雄に迎えられ、閻魔相手の地獄の国盗りについていった。これが夢なのか現実かは不明である。

銃剣の使い手で、銃火器の知識に長けており、十本刀にも正式にその名を連ねているとおり常人以上の戦闘技術を持つ。志々雄と剣心の戦闘の際、もしもの場合にはライフルで剣心を撃つことになっていたが、志々雄を信じてライフルを捨てるほど、最終局面での忠誠心と信頼は高まっていた。

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魚沼宇水(うおぬま うすい)

CV:流山児祥
演:村田充

身長:176cm
体重:77kg
血液型:A
出身地:琉球
誕生日:1842年9月

別名「盲剣の宇水」。十本刀の中でも宗次郎と並ぶ戦闘能力を持つ最強の持つ剣士。
琉球王家秘伝の武術の使い手で、かつては幕府方の人斬り用暗殺者として名の知れた剣士を数多く葬ってきた。ところが、ある日現れた志々雄に両目を切り裂かれて惨敗し、以降幕府に見限られた。「隙あらば志々雄を殺してよい」との条件で十本刀に入る。自分は志々雄の部下ではないと公言するが、実際には志々雄の余りの強さゆえ、とうに復讐はあきらめ、彼を狙っているふりをしているだけであった(そのことは志々雄にも見抜かれている)。
盲目となった後、剣術の究極の型の一つである「心眼」が開いた。その正体は超聴覚で、数キロ先の小川の音すら聞けるという。この異常聴覚にかかれば人間など音の塊も同然で、戦闘では相手の筋肉の軋む音から攻撃姿勢を、足音と空気の音から位置を予測して戦う。心音を聞くことである程度の心理状態を図ることもできる。ただし、流石に相手の思考までは読むことが出来ない。
軍や警察から選び抜かれた50人による精鋭部隊を一夜にして壊滅させ、志々雄のアジトに到着した際意味もなく雑兵たちを殺す残忍さを持つ。
志々雄のアジトでは斎藤と戦う。斎藤の技を捌くなど宇水に優位に運んでいたが、「志々雄に戦わずして負けてしまった」という志々雄に敵わない事実や既に復讐を投げ出していることを斎藤に指摘され、激昂。斎藤の技・牙突零式(零距離からの突き技)により上半身を吹き飛ばされて絶命する。
志々雄を狙うふりをしていたのは、そうしていれば実際の実力以上の力があると思われるからであり、志々雄からは「宇水は斎藤に負けるが手傷は追わせる」と評価されていた。

亀甲型の盾・ティンペーと鉄球のついた槍・ローチンを武器に戦う。ティンベーの丸みで敵の武器を捌き、ローチンで突くのが基本戦術。ローチンには鉄球も装備。槍と鉄球による高速の連撃を打ち込む”宝剣宝玉百花繚乱”も披露した。

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宝剣宝玉百花繚乱(ほうけん ほうぎょく ひゃかりょうらん)

ローチンの両端の鉄球と槍を凄まじい速度で連打する。

悠久山安慈(ゆうきゅうざん あんじ)

CV:原康義
演:丸山智己

身長:193cm
体重:110kg
血液型:A
出身地:北海道
嫌いな事:無益な殺生
好きな言葉:救世
誕生日:1845年11月

「明王の安慈」の異名を持つ。実力は宗次郎、宇水に次ぐ三番手で、文字通り万物を砕く人知を超えた破壊力を有している。その実力を志々雄から高く評価されており、「安慈相手に闘って無傷で済むとヤツなどまず間違いなくいねェ」とまで言わしめた。
かつては細身の僧侶で、怒るのが苦手な優しい性格であった。東北地方のある村に寺を構え、戊辰戦争で親を失った孤児を住まわせていたが、廃仏毀釈により立ち退きを迫られる。子供たちと引越しを計画していたが、明治政府への協力を口実とする村長の私欲から寺を焼かれ子供たちを死なせてしまう(子供たちの親は戊辰戦争時に幕府方についており、村長が子供たちを殺したのは「自分は明治政府の味方」とのアピールの意味もある)。
優しさだけでは人を救えないとの痛感し、己を鍛え上げて鎧のような筋肉を纏った巨漢へと変貌、事件の5年後には村長一味を惨殺した。10年かけて破壊の極意である二重の極みを会得し、全身のあらゆる箇所を攻撃に転用して万物を粉砕する力を得て、邪悪な者を滅する憤怒に満ちた破戒僧となった。腐敗した世の元凶として明治政府の打倒も志す。
信心は失ったが慈悲の心までは失っておらず、志々雄からは「十本刀で最も情け深い」と称される。自身の部屋には巨大な不動明王像を安置する、左之助が死んだと思った時には経を上げようとするなど、完全に仏法を捨てたわけではないらしい。十本刀の一員ではあるが、明治政府の打倒という目的の一致故に志々雄についているだけで、宇水とは違う意味で志々雄の部下ではない。将来的に、明治政府打倒後の日本が自らの救世にそぐわなかった場合は志々雄の打倒も考慮していた。

下諏訪のとある森で修行をしていた際、剣心を追って京都に向かっていた左之助と出会い、彼に二重の極みを伝授した。後にアジトで左之助と再会し、互いの信念を懸けた一騎打ちに挑む。一度は倒れるが、懐に隠した子供たちの位牌を見て再び憤怒の心を目覚めさせて復活。二重の極み同士の打ち合いとなるが、壮絶な拳の語らいの末、左之助による三重の極みを受け、救世の名のもとに暴走し、大切に思っていた子供たちを苦しめていたことを悟り、敗北を認めた。
志々雄の死後、方治を救い、贖罪の為に出頭した。剣心たちの嘆願によって極刑は免れ懲役25年の実刑判決を受けて北海道の集治監に服役する。

『北海道編』では、樺戸収治監にて服役をしていたが、杉村義衛(元新選組の長倉新八)と共に函館へと向かう。宗次郎と合流し、新月村で志々雄一派に両親と兄を殺された三島栄次(みしま えいじ)が宗次郎に銃を向けた際は、宗次郎を床にたたきつけ、自身も土下座をして謝意を示した。

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二重の極み(ふたえのきわみ)

えどまち
えどまち
@edono78

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雪代巴(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

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雪代巴(ゆきしろ ともえ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、本作の主人公、緋村剣心の前妻である。元々は闇乃武の差し金であり、幕末当時、維新志士・人斬り抜刀斎として暗殺を請け負っていた剣心の弱点を探ることが目的で剣心に近づいていた。しかし、巴自身も剣心と籍を入れて暮らしている中で、惹かれていく。このことが災いし、闇乃武の戦いの中に自ら身を投じ、不運にも剣心の剣によって斬殺されてしまう。この一件はその後の剣心の運命を大きく変えた。

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斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。

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悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。

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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。

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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。

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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。

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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。

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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。

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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。

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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。

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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。

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緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

緋村剣心(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

緋村剣心(ひむらけんしん)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物であり、同作の主人公。左頬の十字傷と後ろで一つ結びにした長い赤髪が特徴的な単身痩躯の男。赤い着物に白い袴姿で腰には刃と峰が逆になっている刀「逆刃刀」を差している。一見物腰穏やかな優男だが、その正体はかつて幕末最強と謳われた「人斬り抜刀斎」。 動乱の中で多くの者を殺めた過去を抱えており、その償いと太平の世を生きる人々を守るため「不殺(ころさず)」の信念を掲げて旅をする「流浪人(るろうにん)」を名乗っている。

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