東京喰種トーキョーグール:re(石田スイ)のネタバレ解説・考察まとめ

『東京喰種トーキョーグール:re』とは、石田スイの漫画およびそれをもとにしたアニメ作品。舞台は東京で、人を食らう化け物「喰種(グール)」の在り方がテーマとなっている。『東京喰種トーキョーグール』の続編で、前作ではとある事故から人と喰種と両方の力を併せ持つ金木研が人として、喰種として葛藤しながら戦う姿が描かれた。続編の『東京喰種トーキョーグール:re』では、金木の面影を残す捜査官、佐々木琲世に主人公が変更。彼が捜査官として喰種と戦う様を描く。

CV:小林ゆう
月山家の使用人で、習のことを溺愛している。
ロゼヴァルト家唯一の生き残りで、観母の計らいによって月山家に引き取られた過去がある。
金木がいなくなり習が生きる気力を失ったことで、彼を励まそうと食料になる喰種を暫く物色していたため、ナッツクラッカー編などにも登場。
習のことを思う余り、習が気に掛けるの排世のことを快く思っておらず、習には元気になって欲しいが排世を殺したいと憎むなど、葛藤を抱えていた。
その心の隙を見抜かれ、エトに利用されるような形で能力を強化された。
月山と排世の戦いに割って入り、1度は排世を圧倒したものの、排世が覚醒したことで敗北。
習と共にビルの屋上から投げ飛ばされ、集を庇う形で地面に激突し生死は不明となっている。

タタラ

CV:遊佐浩二
アオギリの樹に所属する喰種で幹部の1人。
元々は中国の喰種集団「赤舌連」首領・焔の実弟で、赤舌連を壊滅に追い込んだ法寺を恨んでいる。
性格はクールで目的のためなら手段を選ばないようなところがあり、アオギリの樹では幹部の中でも中心的存在。
流島でのアオギリの樹殲滅作戦の際に因縁の相手である法寺と戦うことに。
赫者の力を解放させ、CCG捜査官たちを圧倒したが最後はオウルと化した滝澤の手にかかって死亡。

霧嶋絢都(きりしま あやと)

CV:梶裕貴
董香の弟でアオギリ樹の幹部。
前作では気が短く喧嘩っ早い性質が強かったが、成長すると共に落ち着いたようでアオギリの樹の幹部として喰種たちをまとめている。
CCGからは素早い動きで敵を翻弄する戦い方から通称「ラビット」と呼ばれ、SSレートに認定されていた。
雛実のことを気に掛けており、彼女がコクリアに捉えられた際に奪還を敢行。
コクリアを襲撃した喰種を迎撃していた安浦のクインケにより追い詰められたが、金木とCCGの0番隊によって救出された。

草刈ミザ(くさかり みざ)

CV:花守ゆみり
尾赫が特徴的で3本に分かれたその形状から、CCG捜査官には三枚刃のミザと呼ばれている。
18区で刃という集団を率いていたこともあり、実力のある喰種の1人。
自由奔放で独断で動き回るナキと行動を共にすることが多く、ナキの自由ぶりに困ってはいるものの好意を寄せている様子。
しかし、なかなか分かって貰えずミザ自身も思いを伝えられないので進展はしていない。
流島のアオギリの樹殲滅作戦で鈴屋班によって追い詰められたが討伐されるまでにはいたらず、流島からは脱出。
最終的には金木の設立した組織「黒山羊」の傘下に入り、金木たちと共に戦う道を選ぶ。

ナキ

ナキ(右)

CV:下野紘
アオギリの樹の一員。
頭が悪く日本語を正しく理解できないため、周囲とコミュニケーションを取るのに苦労する。
しかし、ナキ自身はそのことについて一切気にしていないため、苦労しているのは周囲である。
粗野で乱暴な一方、義理人情に厚く仲間想いな一面があり、部下を命がけで守ろうとする姿から部下からは非常に慕われている。
ヤモリという喰種を兄貴と呼んで心酔していたが、ヤモリが金木の手に掛かったことから金木のことをずっと恨んでいた。
しかし、流島を脱出した後に金木と戦い圧倒されたこと、ヤモリの赫子を金木が受け継いでいたことを知り、金木のことを認め共に戦うことに。

冴木空男(さえき からお)

トルソー(左)

CV:手塚ヒロミチ
通称トルソーと呼ばれる喰種。
本編の一番最初にCCGがターゲットにした喰種であり、気に入った女性の胴体に執着するという変わった性癖の持ち主。
透と出会い彼女に執着し始めたが、序盤ではCCGに退けられ撤退。
その後、幾度となく透への接触を試み、流島作戦にて先行捜査に当たっていた透を拉致。
自らの想いを受け入れて欲しいと強く懇願する余り、透の四肢を切断するという強行に及んだ。
しかし、トルソーによって乱暴に扱われたことで錯乱した透が覚醒。
力に目覚めた透によって殺害され、首、腕、足を切断された状態で発見された。

ウタ

CV:櫻井孝宏
謎の喰種集団ピエロの一員でマスク職人。
CCGからはノーフェイスという名前で呼ばれている。
クリスマスに琲世にマスクを送り付けたことで彼と縁ができ、琲世とクインクスのためにマスクを作ったことも。
ピエロに所属していることが明らかとなった後も四方たちとの交流は続いている様子。
コクリア襲撃にも参加した。

半喰種

滝澤政道(たきざわ せいどう)

CV:立花慎之介
元CCG捜査官の1人。
嘉納の実験によってヨシムラベースの半喰種化施術を受け、半喰種となった。
名前はオウルで、人間的な秩序などが崩壊し人に対する殺害や捕食などを躊躇なく行うなど、狂気的で残忍な一面を持ち合わせていた。
これは半喰種化したこともそうだが、嘉納によって酷い実験を繰り返されたことによって人格が崩壊したことも手伝っていると思われる。
しかし、戦いの中で自分を取り戻したのか、かつての仲間に出会って覚醒したのか、詳細は不明だが流島作戦の際には比較的理性を保った状態で登場。
流島作戦ではかつての仲間であった法寺や暁を助けようとアオギリの樹を裏切った。
しかし、法寺があくまでも滝澤を喰種として討伐しようとしたため、逆上。
その後、追い詰められとどめを刺されそうになったが暁によって庇われる。
この出来事により暁はCCGにはいられないと判断し、彼女を連れて流島から脱出した。

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