東京喰種トーキョーグール:re(石田スイ)のネタバレ解説・考察まとめ
『東京喰種トーキョーグール:re』とは、石田スイの漫画およびそれをもとにしたアニメ作品。舞台は東京で、人を食らう化け物「喰種(グール)」の在り方がテーマとなっている。『東京喰種トーキョーグール』の続編で、前作ではとある事故から人と喰種と両方の力を併せ持つ金木研が人として、喰種として葛藤しながら戦う姿が描かれた。続編の『東京喰種トーキョーグール:re』では、金木の面影を残す捜査官、佐々木琲世に主人公が変更。彼が捜査官として喰種と戦う様を描く。
Rc細胞
喰種が持つ特殊能力の基礎となっている細胞。
正式名称は形状が体を丸めた胎児に似ている、という理由から「RedChild細胞」という。
一般の人間の体にも微量ながらこの細胞は存在しており、喰種は人を食すことでRc細胞を体内に取り入れる。
医学的な見解から、ある程度の数値を超えると喰種と見なすとされている。
赫包(かくほう)
喰種の体内に存在する嚢胞であり、喰種の体内にしか存在しない。
喰種から移植することによって、人が体内に宿すことは可能である。
Rc細胞を溜め込む器官にもなっており、肩周辺、肩甲骨下部、腰部、尾てい骨付近と喰種によって位置が異なる。
赫子(かぐね)
体内に有する赫包より放出される、喰種の捕食器官。
赫包の位置によって、出現する形が異なっており羽赫、甲赫、鱗赫、尾赫と呼び名が変わる。
それぞれ、戦闘スタイルや攻撃方法が異なっており、基本的には1体の喰種に1つだが、まれに複数を持つ個体も存在。
半喰種
人と喰種の中間の存在。
人と喰種の間に生まれた子供の場合もあれば、喰種の赫包を移植された元人間である場合もある。
食性や身体能力、凶暴性など性質的には喰種に近い。
クインクスも赫包を移植されているという点で半喰種と同じであるが、赫包をクインケ鋼でコーティングしているため性質的に彼らだけは人間に近い。
人と喰種が交雑して子供が生まれる場合、胎児に栄養が行き渡らず死んでしまうケースが多い。
また、生まれたとしても赫包を持たずに生まれてくるケースが多く、半喰種が生まれるのはレア。
作中ではエトが人と喰種の間に生まれた半喰種である。
CCG関連
CCG
国の行政機関で、喰種対策法という法律を元に活動している機関。
喰種を取り締まるのが活動目的で「Commission of Counter Ghoul」の頭文字を取ってCCGと呼ばれている。
また、取り締まりとは別に喰種によって家族を失った子供たちの保護なども行っており、その子供が後に捜査官となるケースも多い。
CCGの前身は和修家であり、CCGになった現在も和修がトップに立っている。
捜査官にはその能力に応じて、特等を筆頭に、準特等、上等、一等、二等、三等と階級が与えられている。
クインケ
CCGに属する捜査官たちが喰種に退治するために用いる武器。
元々は和修吉雨がドイツ支局長、アダム・ゲッヘナーとの共同で生み出したもので、退治した喰種の赫包を加工して作る兵器。
クインケの名前は退治した喰種の名前が付けられており、喰種と同じく名前の後にレートが付けられている。
持ち運ぶ際にはアタッシュケースに収めて持ち運び、戦闘の際に開放するようになっている。
通常、人である捜査官はクインケのみを使用。
捜査官によっては複数のクインケを用いることもある。
クインクスたちはクインケと赫子の両方を使う。
クインクス
喰種だけが持つ赫包を体内に移植した人間。
通常は直接移植してしまうと彼らは喰種と同じ状態と化してしまうため、クインケ鋼にてコーティングされた赫包を移植している。
そのため、人間としての生活が可能で食性も変わらない。
能力の解放のため5段階のフレームがあり、強制的に解放することもできるが、それをやると喰種に近づいてしまう。
また、食性の基本は人間だが人肉を食らってRc細胞を取り込むことで回復や能力強化をすることは可能。
コクリア
CCGが管理している喰種収容所。
捕獲した喰種を収容する施設であり、一定の期間が経過した喰種は廃棄処分するのがルール。
下の階層に行くほど危険な喰種が収容されている。
組織名
アオギリの樹
喰種の組織の名称。
東京の中は喰種の派閥によって区に分かれており、アオギリの樹は11区を中心として活動している。
隻眼の王を首領とした大規模な組織であり、好戦的な喰種が多数集まっている。
特に強大な力を持ったエトやタタラなどが組織の中の上位に属しており、メンバーをまとめる役なども担っている。
ピエロ
喰種の組織の1つだが、構成人数も目的も不明で享楽主義者の集まり。
その場が楽しければそれで良い、というのをモットーにしており、普段はそれぞれが好き勝手に動いている。
しかし、ひとたび招集があると恐るべき組織力を発揮する。
組織の名前と同じくピエロのようなマスクをしているのが特徴的。
V
かつて功善が所属していた組織で、リゼや有馬などもこの組織に所属していた。
長い間謎に包まれた組織として紹介されていたが、和修家が作り出したものだと判明。
物語で語られた内容によると、和修家にはその役割によっていくつか分家があり、その分家すべてが「V」と呼ばれているとのこと。
組織の目的などについてはまだ謎が多いものの、和修家の影響力を維持するため、CCGと喰種との均衡を保つことを目的としている様子。
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目次 - Contents
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の概要
- 『東京喰種トーキョーグール:re』のあらすじ・ストーリー
- 佐々木琲世と4人のクインクス
- トルソー編
- ナッツクラッカー編
- ロゼヴァルト家殲滅戦
- コクリア襲撃編~流島上陸作戦
- 黒山羊結成編
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 佐々木琲世(ささき はいせ)
- 喰種捜査官
- 有馬貴将(ありま きしょう)
- 真戸暁(まど あきら)
- 瓜江久生(うりえ くき)
- 不知吟士(しらず ぎんし)
- 六月透(むつき とおる)
- 米林才子(よねばやし さいこ)
- 鈴屋什造(すずや じゅうぞう)
- 平子丈(ひらこ たけ)
- 伊東倉元(いとう くらもと)
- 黒磐武臣(くろいわ たけおみ)
- 宇井郡(うい こおり)
- 喰種
- 笛口雛実(ふえぐち ひなみ)
- 月山習(つきやま しゅう)
- エト
- 霧嶋董香(きりしま とうか)
- 西尾錦(にしお にしき)
- カナエ=フォン・ロゼヴァルト
- タタラ
- 霧嶋絢都(きりしま あやと)
- 草刈ミザ(くさかり みざ)
- ナキ
- 冴木空男(さえき からお)
- ウタ
- 半喰種
- 滝澤政道(たきざわ せいどう)
- 亜門鋼太朗(あもん こうたろう)
- 和修家
- 和修吉時(わしゅう よしとき)
- 和修政(わしゅう まつり)
- 旧多二福(ふるた にむら)
- その他
- 嘉納明博(かのう あきひろ)
- 永近英良(ながちか ひでよし)
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の用語
- 喰種関連
- 喰種(グール)
- Rc細胞
- 赫包(かくほう)
- 赫子(かぐね)
- 半喰種
- CCG関連
- CCG
- クインケ
- クインクス
- コクリア
- 組織名
- アオギリの樹
- ピエロ
- V
- その他
- 隻眼の王
- 赫者
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 佐々木琲世「…でも 僕の事なんか知らない方がいいと思いますよ?」
- 佐々木琲世「消えてもいいよ。だから、僕に、守る力を下さい」
- 月山習「なんと健やかな弱さ」
- 佐々木琲世「なんで僕がお前みたいなゴミ救わなきゃいけないんだ?」
- 不知吟士「瓜江!弾幕足りたか!」
- 瓜江が優しさを見せたシーン
- 親友・ヒデの言葉
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「琲世」の名前は「珈琲」と「世界」
- サブタイトルの頭に「re」をつけると別の意味に
- おまけコーナーでキャラの裏側が見られる
- 董香の見舞いの理由を考察
- 変化する琲世の髪色について
- ファンの間で囁かれる「スケアクロウ=喰種説」
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Cö shu Nie「asphyxia」
- ED(エンディング):女王蜂「HALF」