東京喰種トーキョーグール:re(石田スイ)のネタバレ解説・考察まとめ
『東京喰種トーキョーグール:re』とは、石田スイの漫画およびそれをもとにしたアニメ作品。舞台は東京で、人を食らう化け物「喰種(グール)」の在り方がテーマとなっている。『東京喰種トーキョーグール』の続編で、前作ではとある事故から人と喰種と両方の力を併せ持つ金木研が人として、喰種として葛藤しながら戦う姿が描かれた。続編の『東京喰種トーキョーグール:re』では、金木の面影を残す捜査官、佐々木琲世に主人公が変更。彼が捜査官として喰種と戦う様を描く。
CV:浪川大輔
S3班長及び24区を担当する喰種捜査官。
他を圧倒する異常とも言えるほどの強さを持っており特等捜査官として最強の座に君臨する人物で、CCGの死神と呼ばれている。
秀才や努力の人いうよりも天才肌で戦う際も性格同様に非常にクール。
ハイセの育ての親のような存在でもあり、彼自身もハイセのことを気に掛けている。
しかし、実はその実態はVという組織に属する喰種の力を持った半人間。
アオギリの樹の首領であり、CCGが長年探し求めていた隻眼の王である。
真戸暁(まど あきら)
CV:瀬戸麻沙美
前作、東京喰種トーキョーグールで捜査官を務めていた真戸呉緒(マドクレオ)の娘。
クールで落ち着きのある性格で捜査官としても非常に優秀。
しかし、半喰種である琲世を高く買っていることで変わり者として扱われている。
フエグチと呼ばれるクインケを使い、喰種の間ではそのクインケの形状から「背骨使い」と呼ばれて恐れられている。
流島でのアオギリの樹討伐戦の際、喰種と化したかつての同僚滝澤を庇ったことでCCGにいられなくなった。
瓜江久生(うりえ くき)
CV:石川界人
人の体に赫包を移植されたクインクスの一員であり、序盤の班長。
父親も喰種捜査官であったが、戦いの中で命を落としており、そのことが彼のトラウマとなっている。
そのため、力を身に着け昇進することに躍起になっており、かつて父の同僚だった黒岩の息子である黒岩武臣に強いライバル心を抱く。
性格は毒舌家で本音はほとんど口に出さずカッコの中で本音を曝け出している。
しかし、ロゼヴァルト戦で同じクインクスの仲間である不知が体を張ってノロを倒すきっかけを作ってくれたこと、それによって彼が死んだことに深く心を打たれる。
その後は独善的だった性格が変化し、仲間のために強くなろうとする。
不知吟士(しらず ぎんし)
CV:内田雄馬
クインクスの一員。
口調や行動は荒っぽくヤンキーの様だが、非常に素直で仲間想いの性格をしている。
妹が病気で入院しており、そのために金がいると序盤は瓜江と共に活躍して昇進することに躍起になっていたが、瓜江から班長を引き継ぐこととなり、メンバーのために邁進。
ナッツクラッカーの討伐に成功するも「キレイになりたい」と最後に呟いたナッツクラッカーの言葉により、喰種という存在の扱い方が分からなくなりトラウマになってしまった。
その後、ロゼヴァルト家殲滅の際、ノロ戦でナッツクラッカーへのトラウマを克服するも、ノロを倒すために自らを犠牲にしたことで命を落とした。
六月透(むつき とおる)
CV:藤原夏海
クインクスの一員。
序盤はクインクスメンバーの中で唯一、赫包の力を使って体内から排出させる武器である赫子(カグネ)を使うことが出来なかった。
力の制御も上手くできず、喰種の特徴である目が赤くなる、という性質が片目だけ出現。
そのため、常時眼帯を使って片目を隠していたが、訓練や戦いを通して徐々に力をつけていく。
本当は女性なのだが父に虐待された過去があり、自分が女性であることを嫌悪しているため、男に扮して自分を「俺」と呼ぶ。
Aレート喰種・トルソーに目をつけられ誘拐され、その際に乱暴されたことから過去のトラウマが蘇り、狂乱のうちに自覚がないままトルソーを殺害。
これをきっかけに一気に覚醒し、驚異的な成長を遂げる。
自らが女性であることも受け入れ、琲世に恋心を寄せていることも自覚する。
米林才子(よねばやし さいこ)
CV:佐倉綾音
クインクスの一員。
クインクスは体の中に赫包を埋め込むという特殊手術のために、国から補助金が出る制度となっていた。
貧乏だった才子の母はその金目当てに手術を受けさせた。
そのため、他のメンバーと違って才子自身はクインクスになりたくなったわけではない。
序盤ではやる気が全くなく、ゲームとお菓子をこよなく愛する自堕落な生活を送っていた。
しかし、きちんと働かないと生活していけない、と諭されたことや、不知によって無理矢理外の世界に引きずり出されたことでクインクスの一員としての自覚が芽生え、戦いに参加するようになった。
メンバーの中で1番の火力の持ち主であり、創造力の豊かさと相まって赫子を自分の思う通りの形に変化させるといった特殊な戦い方を身に着ける。
鈴屋什造(すずや じゅうぞう)
CV:釘宮理恵
CCGで20区を担当する捜査官。
過去には喰種であるビッグマダムに愛玩ペットとして飼われ、虐待されていたことがある。
そのためか、以前は人としての情緒が欠落していたが、上司の篠原の教えにより人間的な感情を取り戻し、大きく成長を遂げた。
『東京喰種トーキョーグール:re』になってからは、准特等捜査官として登場。
周囲の捜査官をフォローしたり、透にはナイフ捌きを伝授するなど人として成長したと分かるシーンがいくつか見られた。
篠原が自分を守って重傷を負った過去があるからなのか、非常に部下のことも大切にしており部下からの信頼も厚い。
非常に小柄ながら、その身体能力と動体視力は素晴らしくエリート捜査官である有馬の次を担えると期待されるほど。
オークション戦や流島作戦などで大きな戦果を上げ特等捜査官へ昇進した。
平子丈(ひらこ たけ)
CV:近藤孝行
CCGの捜査官の1人。
落ち着いた性格をしており、無表情で口数が少ないことから存在感が非常に薄い。
しかし、戦闘能力は非常に高く冷静な戦い方ができる。
有馬に対して忠誠を誓っており、彼の正体と目的を知ってもその気持ちは揺るがなかった。
有馬亡き後はCCGを裏切るような形で金木に協力。
最終的には喰種たちと協力し黒山羊の一員となった。
伊東倉元(いとう くらもと)
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目次 - Contents
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の概要
- 『東京喰種トーキョーグール:re』のあらすじ・ストーリー
- 佐々木琲世と4人のクインクス
- トルソー編
- ナッツクラッカー編
- ロゼヴァルト家殲滅戦
- コクリア襲撃編~流島上陸作戦
- 黒山羊結成編
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 佐々木琲世(ささき はいせ)
- 喰種捜査官
- 有馬貴将(ありま きしょう)
- 真戸暁(まど あきら)
- 瓜江久生(うりえ くき)
- 不知吟士(しらず ぎんし)
- 六月透(むつき とおる)
- 米林才子(よねばやし さいこ)
- 鈴屋什造(すずや じゅうぞう)
- 平子丈(ひらこ たけ)
- 伊東倉元(いとう くらもと)
- 黒磐武臣(くろいわ たけおみ)
- 宇井郡(うい こおり)
- 喰種
- 笛口雛実(ふえぐち ひなみ)
- 月山習(つきやま しゅう)
- エト
- 霧嶋董香(きりしま とうか)
- 西尾錦(にしお にしき)
- カナエ=フォン・ロゼヴァルト
- タタラ
- 霧嶋絢都(きりしま あやと)
- 草刈ミザ(くさかり みざ)
- ナキ
- 冴木空男(さえき からお)
- ウタ
- 半喰種
- 滝澤政道(たきざわ せいどう)
- 亜門鋼太朗(あもん こうたろう)
- 和修家
- 和修吉時(わしゅう よしとき)
- 和修政(わしゅう まつり)
- 旧多二福(ふるた にむら)
- その他
- 嘉納明博(かのう あきひろ)
- 永近英良(ながちか ひでよし)
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の用語
- 喰種関連
- 喰種(グール)
- Rc細胞
- 赫包(かくほう)
- 赫子(かぐね)
- 半喰種
- CCG関連
- CCG
- クインケ
- クインクス
- コクリア
- 組織名
- アオギリの樹
- ピエロ
- V
- その他
- 隻眼の王
- 赫者
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 佐々木琲世「…でも 僕の事なんか知らない方がいいと思いますよ?」
- 佐々木琲世「消えてもいいよ。だから、僕に、守る力を下さい」
- 月山習「なんと健やかな弱さ」
- 佐々木琲世「なんで僕がお前みたいなゴミ救わなきゃいけないんだ?」
- 不知吟士「瓜江!弾幕足りたか!」
- 瓜江が優しさを見せたシーン
- 親友・ヒデの言葉
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「琲世」の名前は「珈琲」と「世界」
- サブタイトルの頭に「re」をつけると別の意味に
- おまけコーナーでキャラの裏側が見られる
- 董香の見舞いの理由を考察
- 変化する琲世の髪色について
- ファンの間で囁かれる「スケアクロウ=喰種説」
- 『東京喰種トーキョーグール:re』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Cö shu Nie「asphyxia」
- ED(エンディング):女王蜂「HALF」