ワンダーウーマン（DCEU）のネタバレ解説・考察まとめ
『ワンダーウーマン』とは、2017年にアメリカで制作された実写映画。監督はパティ・ジェンキンス。
アメリカンコミックであるDCコミック『ワンダーウーマン』シリーズを原作としている。
女性だけが住む島、セミッシラで育ったアマゾン族の王女であり屈強な戦士であるダイアナは偶然「外の世界」からやってきたパイロット、スティーブ・トレバーを救出する。第一次世界大戦の最中、ダイアナは悲惨な戦いの元凶は神アレスと確信し、トレバーと共に「外の世界」へ旅立つ。
前線へ向かうスティーブ達。ダイアナとスティーブの現実の認識は若干違いがあるものの平和を求める気持ちは同じで旅を通じて絆を深めあう。
イギリス議会にドイツ軍攻撃を進言するスティーブ
アメリカ軍のパイロット。正義感にあふれ平和を愛する。イギリス軍諜報部に協力し、ドイツ軍のスパイをして新兵器である毒ガスの情報を奪って逃走したが追撃にあい、セミッシラに不時着したところをダイアナに助けられる。ドイツの毒ガスによる大量虐殺を阻止する為、ドイツへの攻撃をイギリスに進言するも講和が近い為聞き入れられない。そこでダイアナと仲間の協力を得て非公式活動として敵地へ赴く。遂にドイツ軍基地に侵入したものの大型爆撃機は大量の毒ガスを積んで離陸するところだった。スティーブは爆撃機に乗り込み空中で爆破しその生涯を遂げる。ダイアナとはわずかながら恋愛感情を交わす。
エーリヒ・ルーデンドルフ総監（演：ダニー・ヒューストン）
ダニーヒューストン、1965年生まれ。当初は監督をしていたがその後俳優に転身した。
ダイアナは将軍を暗殺すべく彼との接触に成功したが、実行はスティーブに阻止される。
ドイツ軍の将軍。好戦的な野心家で講和に向け停戦を調整する上官を抹殺して暴走する。毒ガス兵器開発の発表に市民が住んでいる町に毒ガスを打ち込むという狂人めいた部分を持つ。パーティー会場で暗殺をもくろむダイアナと言葉を交わし古典の教養もあることがわかる。イザベル・マル博士のよき理解者であり、彼女にガス兵器を開発を命じる。また博士の作ったワクチンを自らに投与することで超人的な身体能力を得てダイアナと対決する。モデルは実在するルーデンドルフ将軍で彼は1937年まで存命した。
パトリック・モーガン卿（演：デヴィッド・シューリス）
デヴィット・シューリスは1963年生まれ。「ハリー・ポッター」シリーズのリーマス・ルーピン役で有名
イギリス人貴族であり政治家。スティーブからの毒ガス兵器の開発成功、ドイツ軍攻撃の進言に協調するが政治家としては講和を進めているため非公式にスティーブを支援する。清廉な紳士に見えるがその正体は軍神アレスだった。アレスは真の姿を現しダイアナに「人間を絶滅させて神の王国を創造しよう」と誘惑する。抗おうとするダイアナを超人的な能力で追い詰めた。
アンティオペ将軍（演：ロビン・ライト）
島に侵入したドイツ軍に奮闘する。
ダイアナの母ヒッポリタ女王の妹でアマゾン族の将軍。幼いダイアナの戦士としての才能を見抜き、姉ヒッポリタを説得し最強の戦士にするべくダイアナに厳しい訓練を行う。
ヒッポリタ女王（演：コニー・ニールセン）
コニー・ニールセンは1965年生まれ。6か国語を喋られる。
アマゾン族の女王でありダイアナの母。ダイアナに戦闘訓練することには否定的だったが妹のアンティオペの説得によりダイアナを戦士として育てる。
イザベル・マル博士 / ドクター・ポイズン（演：エレナ・アナヤ）
原作コミックでは黒マスクがトレードマークだった。
女性科学者、年齢は30代前後と思われる。ルードルフ将軍の元で化学兵器である毒ガスを開発する。顔に大きな傷を負っておりそれを隠すためラバーマスクを口元だけにつけている。
サミーア（演：サイード・タグマウイ）
本編ではトルコ人という設定だった。
スティーブと行動を共にする仲間たち、左からサミーア・スティーブ・ダイアナ・酋長・チャーリー
スティーブと行動を共にする民兵の一人。もとは役者だった。スティーブがドイツ軍将校、サミーアが召使という即効の芝居で門番を騙しドイツ軍のパーティーに潜入する。
チャーリー（演：ユエン・ブレムナー）
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目次 - Contents
- 『ワンダーウーマン』の概要
- 社会現象としてのワンダーウーマン
- 『ワンダーウーマン』のあらすじ・ストーリー
- 閉ざされた世界のワンダーウーマンことダイアナ
- 外の世界へ
- 最前線へ
- 真の敵
- 取り戻した平和と新たなる戦い
- 『ワンダーウーマン』の主な登場人物・キャラクター
- ダイアナ / ワンダーウーマン（演：ガル・ガドット）
- スティーブ・トレバー（演：クリス・パイン）
- エーリヒ・ルーデンドルフ総監（演：ダニー・ヒューストン）
- パトリック・モーガン卿（演：デヴィッド・シューリス）
- アンティオペ将軍（演：ロビン・ライト）
- ヒッポリタ女王（演：コニー・ニールセン）
- イザベル・マル博士 / ドクター・ポイズン（演：エレナ・アナヤ）
- サミーア（演：サイード・タグマウイ）
- チャーリー（演：ユエン・ブレムナー）
- 酋長（演：ユージーン・ブレイブ・ロック）
- エッタキャンディ（演： ルーシー・デイヴィス）
- メナリッペ（演：リーサ・ローヴェン・コングスリ）
- アレス
- 『ワンダーウーマン』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- ドイツ軍との戦い
- スティーブとのロマンス
- うなされるチャーリー
- キャンディに剣を預けるダイアナ
- 「全ての戦争を終わらせる戦争だ」
- 「留まったら私は何になるの？」
- 「私は大昔にそれを思い知らされたわ。」
- 『ワンダーウーマン』の用語
- セミッシラ島
- アマゾン族
- ゴッドキラー
- 真実の投げ縄
- 盾と腕輪
- ティアラ
- 近代兵器
- 『ワンダーウーマン』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- コミック版 ワンダーウーマン
- テレビシリーズの実写版『ワンダーウーマン』
- 主演のガル・ガドットはオーディションの内容を知らなかった。
- スーパーマンのオマージュ？
- ザック・スナイダーがカメオ出演している。
- アンジェリーナ・ジョリーに出演オファーがあった。
- 『ワンダーウーマン』の主題歌・挿入歌
- 乃木坂46「女は一人じゃ眠れない」
- Sia「To Be Human」
- 2WEI「Catapult」