ファイナルファンタジー(FF)の歴代ビッグス&ウェッジまとめ
ビッグス&ウェッジ とは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する2人組のサブキャラクター。『FF6』で初登場し、以降ほとんどのシリーズに脇役として登場している『FF』ファンにはおなじみのキャラクターである。ここではナンバリングタイトルごとのビッグス&ウェッジの活躍について紹介する。
オンラインゲーム『FF14』では、シドが社長を務める「ガーロンドアイアンワークス」の社員として登場。
ビッグスはルガディン族、ウェッジはララフェル族。
ルガディン族とは、北洋を生活拠点とする海洋民族で、大柄で筋骨たくましい体を持つ巨人。
ララフェル族とは、南方を中心に各都市に定住し、小柄ですばしっこく、知能に優れている。子供のように見えるが子供ではない。
元は社長のシドと同様、ビッグス&ウェッジもガレマール帝国の兵士であった。
ガレマール帝国は、『FF14』の主な舞台であるエオルゼアの北東に位置する大国であり、世界を統一統治するため、エオルゼア各国に侵攻している軍事国家である。
ビッグス&ウェッジは帝国の強硬な方針に異を唱え出奔したシドを追って帝国を脱走したのであった。
帝国を脱走した彼らはシドの秘書に保護されることとなった。
2人は飛空艇や魔導アーマーを修理したりして、プレイヤーを助ける立場となっていく。
メインクエストをはじめとして幾度となく登場し、クエストによっては主役級の出番があるものもある。
彼ら2人が初登場した『FF6』をリスペクトしているのか、ビッグス&ウェッジのクエストはやけに帝国や魔導アーマーがらみのものが多い。
そして初めてビッグス&ウェッジに声がついた作品でもある。
ビッグスの声優は井上剛、ウェッジの声優は鳥海浩輔が担当している。
『FF15』
『FF15』のビッグス&ウェッジは、主人公と敵対するニフルハイム帝国軍の准将で竜騎士の女性アラネアの部下として登場する。
ニフルハイム帝国はシガイ(変異した強力なモンスター)を研究し、自国の兵士として利用していたが、アラネアは人間だけの部隊を率いており、ビッグス&ウェッジもその部隊の一員であった。
最初はアラネアに従って主人公たちと敵対するが、元々アラネアは帝国に傭兵として雇われていたため、彼女と共に帝国を見限って自らの意思で主人公たちに協力することとなる。
『FF15』ではビッグス&ウェッジのフルネームなどの詳細も判明している。
ビッグス・クレクス 年齢:32歳 身長:約185cm 声優:花輪英司
ウェッジ・キカーダ 年齢:29歳 身長:約180cm 声優:乃村健次
ビッグスは話し好きでよく言えば社交的、ウェッジは逆に寡黙で不愛想な性格。
アラネアとビッグス&ウェッジは昔からの付き合いで、30歳のアラネアに対し、年上のビッグスはお嬢、年下のウェッジは姐さん、と呼ぶ。
12章では主人公たちをニフルハイム帝国の帝都へ送るために、アラネアの命を受けたビッグス&ウェッジが、列車を運転していく。
しかし、列車が帝都へ着く前にシガイの大群に襲われ、ビッグス&ウェッジは逃げ出し、その後行方不明となる。
最終章の物語はそれから10年後の世界になる。
10年後の『FF15』の世界は原因不明の「星の病」が進行し、世界が闇に覆いつくされ、昼がなくなってしまっていた。
常夜の世界ではシガイが跋扈し、人々はなんとか力を合わせて細々と暮らしていた。
そんな人々を守るために、アラネアと共にシガイ退治をしているビッグス&ウェッジの姿が見られた。
このときのビッグス&ウェッジはシガイ退治のエースと呼ばれている。
この10年で彼らも成長していたのだと思われる。
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