ポケットモンスター（ポケモン）のメガシンカ・ゲンシカイキまとめ
『ポケットモンスター』とは株式会社ポケモンより発売されているロールプレイングゲームのシリーズである。ポケットモンスター（ポケモン）と呼ばれる生き物を捕獲・育成してポケモンリーグという施設のチャンピオンを目指す。
メガシンカとは、『ポケットモンスターX・Y』で追加された新要素。「旧シリーズのポケモンを再びピックアップする」という理念のもと追加されたシステムである。メガシンカと似たものに、伝説のポケモンであるグラードンとカイオーガが太古の姿に戻るゲンシカイキというものも存在する。
メガスピアー
全国図鑑：No.015
分類：どくばちポケモン
タイプ：むし／どく
高さ：1.4m
重さ：40.5kg
特性：てきおうりょく
スピアーがスピアナイトにてメガシンカした姿がメガスピアーである。
メガシンカすることで元々低い特攻をさらに削り、そのぶん攻撃と素早さを振り分けたような非常に極端なステータス配分となった。特性はタイプ一致の技の威力補正を1.5倍から2倍に引き上げる「てきおうりょく」。決定力が高くなったものの、むし技もどく技もあまり通りがよくないため過信は禁物である。
総合的な能力が低く、対戦では出番がない虫ポケモンの代表的な存在であったスピアーがメガシンカしたことで、対戦において人気のポケモンにもおおよそ先手が取れるようになった。
とはいえ防御面はメガシンカ前から据え置きで、先制技にはめっぽう弱い。
メガピジョット
全国図鑑：No.018
分類：とりポケモン
タイプ：ノーマル／ひこう
高さ：2.2m
重さ：50.5kg
特性：ノーガード
ピジョットがピジョットナイトにてメガシンカした姿がメガピジョットである。
『オメガルビー・アルファサファイア』でメガシンカが追加された。
特性は互いの技が必中になる「ノーガード」。ピジョットの主力技である「ぼうふう」の命中率が低いというデメリットを補完するような特性となった。
しかし相手の一撃必殺技も必中となってしまうため注意を払う必要がある。同じ特性を持ったポケモンとは違い、「まもる」や「みがわり」で回避して次のターンに「オウムがえし」で必中の一撃必殺をお返しするという荒業もできる。
メガフーディン
全国図鑑：No.065
分類：ねんりきポケモン
タイプ：エスパー
高さ：1.2m
重さ：48.0kg
特性：トレース
フーディンがフーディナイトにてメガシンカした姿がメガフーディンである。
特攻が大きく上がり、特攻のステータスを伸ばさずとも十分アタッカーとしての役割を果たせるようになった。しかし扱いやすいタイプ一致技の威力が「サイコキネシス」の90で、弱点をつけるタイプも少ないため、対戦では絶妙に火力が足りない場面も多々ある。
『サン・ムーン』では殿堂入り後、ストーリー中で初のメガシンカとしてデクシオが使用する。高い火力と素早さから繰り出す技に苦戦したプレイヤーも多い。
第6世代ではなぜかメガシンカポケモンの中で唯一種族値上昇の合計が100ではなく90だった。理由は不明だが『サン・ムーン』で無事に＋100となった。
メガヤドラン
全国図鑑：No.080
分類：やどかりポケモン
タイプ：みず／エスパー
高さ：2.0m
重さ：120.0kg
特性：シェルアーマー
ヤドランがヤドランナイトにてメガシンカした姿がメガヤドランである。
メガシンカのエネルギーが尻尾に噛み付いているシェルダーに集中した結果、胴体を覆うほどに巨大化した。その様子は、アニメのおまけコーナーである「マノンのメガシンカ絵日記」で紹介された際に、「本当にメガシンカしたのはシェルダーだったりして」と言われている。
種族値は防御と特攻のみが上昇する。特に防御の数値は180にまで達し、弱点であっても物理技ならば受け切れるほどの耐久を手に入れた。
メガゲンガー
全国図鑑：No.094
分類：シャドーポケモン
タイプ：ゴースト／どく
高さ：1.4m
重さ：40.5kg
特性：かげふみ
ゲンガーがゲンガナイトにてメガシンカした姿がメガゲンガーである。
タイプは変わらないが、特性が「ふゆう」（地面タイプの技を無効化する）から変わってしまったことで、弱点である地面タイプの技が当たるようになってしまった。なお『サン・ムーン』からは進化前の特性が「ふゆう」から「のろわれボディ」というものに変更されたため、この点はデメリットとは言えなくなった。
メガシンカ後の特性は「かげふみ」で、ゴーストタイプ以外のポケモンを交代させることはできなくなるという効果。相手を場に留め逃げられなくさせる特性は幽霊モチーフのゲンガーにふさわしい効果となっている。
種族値は特攻、素早さが大きく上昇し、特殊アタッカーとして純粋に強化されたと言える。防御と特防も上がったため、先制技で倒れにくくなった。
メガガルーラ
全国図鑑：No.115
分類：おやこポケモン
タイプ：ノーマル
高さ：2.2m
重さ：100.0kg
特性：おやこあい
ガルーラがガルーラナイトにてメガシンカした姿がメガガルーラである。
メガシンカした姿は、母親の袋にいた子供が成長して袋の外に出るというもので、母親には外見的な変化はない。メガシンカ時には母ガルーラが子供の手を取り、揃ってポーズを取る微笑ましいモーションが見られる。
メガシンカで得られる特性「おやこあい」は全ての攻撃が二回攻撃になるという非常に強力な特性。二発目は威力が半減するが、それでも連続攻撃という大きなアドバンテージを得られる。メガシンカしたことでステータスも大きく上がるため、連続攻撃と高ステータスの合わせ技で一気にプレイヤー同士の対戦における人気ポケモンとなった。
実際、世界大会でも上位勢の多くがこぞってガルーラをパーティに加えており、このあまりにも偏った環境を皮肉る意味でゲームそのものが「ポケモン」ではなく「ガルモン」と揶揄される事すらあった。そのせいなのか、『サン・ムーン』では「おやこあい」の二発目の威力がさらに半減された。
メガカイロス
全国図鑑：No.127
分類：くわがたポケモン
タイプ：むし／ひこう
高さ：1.7m
重さ：59.0kg
特性：スカイスキン
カイロスがカイロスナイトにてメガシンカした姿がメガカイロスである。
ヘラクロスとは同じタイプ、似たようなステータスで差別化に苦労していたカイロスだが、メガシンカを得たことで明確な差別化がなされるようになった。攻撃力、素早さともに大きく上がり、メガシンカ獲得以前は「ヘラクロスの劣化版」と言われていた不名誉を返上できるようになった。さらに特性がノーマル技を飛行技として放てる「スカイスキン」になったことで、虫・格闘タイプのヘラクロスの4倍弱点をつけるようになった。
メガギャラドス
全国図鑑：No.130
分類：きょうあくポケモン
タイプ：みず／あく
高さ：6.5m
重さ：305.0kg
特性：かたやぶり
ギャラドスがギャラドスナイトにてメガシンカした姿がメガギャラドスである。
水・飛行タイプが水・悪タイプに変化する。メガシンカ以前は電気タイプがダメージ4倍の弱点であったが、タイプが変わったことでこれを克服できるようになった。といっても水タイプはそのままなので、4倍が2倍に変わっただけである。
メガシンカすると基本的に能力が伸びるため、なるべく早めにメガシンカさせる光景がよく見られる。だがギャラドスの場合はタイプが変化する事でタイプ相性による耐性が大きく変わるので、戦況を把握しメガシンカする最善のタイミングを見極めることが重要である。
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目次 - Contents
- 『ポケットモンスター』の概要
- メガシンカとは
- メガシンカのシステム
- ゲンシカイキとは
- メガシンカ・ゲンシカイキポケモン一覧
- 第1世代のポケモン
- メガフシギバナ
- メガリザードンX
- メガリザードンY
- メガカメックス
- メガスピアー
- メガピジョット
- メガフーディン
- メガヤドラン
- メガゲンガー
- メガガルーラ
- メガカイロス
- メガギャラドス
- メガプテラ
- メガミュウツーX
- メガミュウツーY
- 第2世代のポケモン
- メガデンリュウ
- メガハガネール
- メガハッサム
- メガヘラクロス
- メガヘルガー
- メガバンギラス
- 第3世代のポケモン
- メガジュカイン
- メガバシャーモ
- メガラグラージ
- メガサーナイト
- メガチャーレム
- メガヤミラミ
- メガクチート
- メガボスゴドラ
- メガライボルト
- メガサメハダー
- メガバクーダ
- メガチルタリス
- メガジュペッタ
- メガアブソル
- メガオニゴーリ
- メガボーマンダ
- メガメタグロス
- メガラティアス
- メガラティオス
- メガレックウザ
- ゲンシグラードン
- ゲンシカイオーガ
- 第4世代のポケモン
- メガミミロップ
- メガガブリアス
- メガルカリオ
- メガユキノオー
- メガエルレイド
- 第5世代のポケモン
- メガタブンネ
- 第6世代のポケモン
- メガディアンシー
- 設定の改変