ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア(FFTA2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』(FFTA2)は、2007年に発売されたニンテンドーDS用シミュレーションRPG。2003年に発売された『FFTA』の続編。
主人公ルッソは終業式の日、図書室で1冊の古い本を読む。その本のページにルッソが自分の名前を書き込むと、彼は不思議な世界へと飛ばされてしまう。ルッソはこの異世界で冒険しながら元の世界へ戻る方法を探す。
トカゲのような顔立ちとシッポを持つ、好戦的な種族。
強靭な肉体を武器にした肉弾戦が得意のため、物理攻撃に秀でている。
登場するのは男性ユニットだけ。
彼らにとって「トカゲ」という言葉は差別用語にあたり、知らずに彼らの前でその言葉を口にすると逆上して襲い掛かってくる。
モーグリ族(Moogle)
ぬいぐるみのようなふわふわの毛をもつ種族。
FFシリーズではおなじみの種族。
手先が器用で、機械も扱える。
また、魔法能力に長け、黒魔法を使用するものが多い。
ン・モゥ族(Nu Mou)
犬のような外見で垂れた長い耳が特徴の種族。
思慮深く温厚な性質で、魔法の能力に優れている。
ジョブも魔法系が多い。
シーク族(Seeq)
今作より追加された種族。初登場は『FF12』。豚から進化した種族。
巨体の割に動きが敏捷であり接近戦ではバンガ族にも匹敵する攻撃力を誇る。
性格は粗暴で自己中心的。光る物を肌身につける習慣がある。
また戦闘マップ上に任意にトラップを配置できるアビリティを持つ。
グリア族(Gria)
本作で初登場となる種族。竜のような翼を持つ竜人族で、ヴィエラ族と同様に女性のみの種族。
小柄だが好戦的で、戦闘能力も高い。戦闘では飛行できるユニットとして、地形の高低差を無視して自由に移動したり、高い機動力を誇る。
シーク族と共に使用可能となる時期が遅く、また転職可能なクラスもかなり少ないのが難点。
『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』のあらすじ・ストーリー
ルッソ、異世界イヴァリースへ
終業式の日。
ルッソ・クレメンズはイタズラの罰として先生から図書室の片付けをすることになる。
ルッソが図書室でオルゴールを見つけて聴いていると、机の上に古い本が置かれているのに気づく。
ルッソがその本を開いて見ると、途中から空白になってしまっていた。
ずっと白紙のままの本の、最後のページを開くとそこにはようやく文字が書かれていた。
「空白を埋める者、その名を告げよ」
と書かれていたため、ルッソは自分の名前を本に書き込んでみることにした。
名前が記された途端、その本は光り出し、ルッソもその光に包まれた。
イヴァリースのユトランド地方にあるタルゴの森。
ガリークランのリーダーであるシドは、巨大な鳥のモンスターを目の前にしてぼやいていた。
そのモンスターは巨鳥デカトリス。
一流のハンターでも手こずる奴だ。どうやらシドはこのモンスターを討伐する依頼を受けているようだ。
シドはいつものようにジャッジによるエンゲージ(戦闘)をデカトリスに対して開始する。
ジャッジというのはこの世界独特のシステムであり、エンゲージにおける審判のような存在である。
ジャッジと契約するとエンゲージ中に「ロウ」と呼ばれるルールが採用され、それを守ることで様々な恩恵が得られる。
デカトリスとのエンゲージ中、シドが報酬に見合わない仕事だなどと呟いていると、突然空から少年が降ってきた。
少年の名前はルッソ。
図書館で本に名前を書いていたあの少年だ。
しかし間が悪い。よりによってシドとデカトリスとの戦いの最中にやってきたルッソは、何が何だかわからず戸惑っている。
シドは慌ててルッソに自分のクランであるガリークランに入るように言う。
ガリークランはジャッジと契約しているため、そのメンバーになればエンゲージで負けても死ぬことはないのだという。
そうしないと、ルッソはデカトリスに襲われて死んでしまうかもしれないからだ。
シドにそう言われ、ルッソはガリークランに加入することをジャッジに誓った。
するとルッソの服装は、この世界の種族の1つであるヒュム族のジョブ「ソルジャー」のものへと変化した。
ルッソはシドやシドのクランの他のメンバーと共にデカトリスを撃退する。
シドに連れられて村に着いたルッソは、自分が違う世界から来たということをクランのメンバーに話す。
シドは驚いたが、クランメンバーとなったルッソが自分の世界に戻れるよう、クランとして協力することにした。
クランとはパブでクエストという依頼を受けて仕事をする集団である。
初クエストをこなした後、ルッソは自分が大きな手帳を持っていることに気付いた。
手帳を見ると、そこにはルッソがイヴァリースに来てからのこれまでの行動が書かれていた。
不思議なことに、手帳にはルッソの現在の行動がリアルタイムで勝手に記されていく。
ルッソ、元の世界へ戻るための情報を求める
元の世界へ戻る方法を探すルッソは、シドの馴染みの情報屋から、ジャッジとロウを作ったという大魔道士ラザフォードの話を聞く。
ラザフォードは数百年前から存在するという、なかば伝説のような人物である。
そんな人物なら、元の世界へ戻る方法も知っているかもしれない、と思ったルッソは、当面の目的としてラザフォードを探すことにした。
ある時、シドたちはモンスター駆除のクエストを受ける。
それは、倒すと高価なドリルが手に入るモンスター、アルラウネの駆除だった。
シドとルッソは、ドリルを手に入れようとアルラウネと戦う。そこに突然アデルという少女が現れた。
アデルはモンスターハンターだと名乗り、お宝は譲るからとシドたちとの共同戦線を申し出た。
ドリルさえ手に入ればいいと、この申し出を受けるシド。
しかしアルラウネを倒した後、アデルはドリルを持ち去って行ってしまった。
彼女は実はキャット・アデルと呼ばれる、金儲け主義のハンターだった。
ドリルをアデルに横取りされて怒ったシドは、アデルを罠にかけて捕えようと計画する。
その計画とは、アルラウネの時と同様、高価なアイテムを持つモンスターを囮として彼女をおびき寄せるというものだった。
まずシドたちは高価な甲羅を持つ亀のモンスターを倒すクエストを受ける。そしてそれを倒した後、高価な甲羅を放置してその場を立ち去るふりをした。
するとそこへアデルが現れた。
彼女が亀に近づき甲羅を取ろうとすると、甲羅に仕掛けられたトリモチに引っかかって身動きが取れなくなってしまった。
甲羅にトリモチを仕掛けたのはシドで、立ち去るふりをしてアデルが罠にかかるのを陰から見ていたのだ。
シドとルッソが罠にかかって動けないアデルの前に姿を現し、アデルにドリルを返せと詰め寄った。
しかしアデルは既にドリルを換金し、全部使ってしまったと言う。
がっかりしたシドたちはアデルを放置したまま町へ戻る。
町のパブに行くと、なぜか置いてきたはずのアデルの姿があった。
彼女は自力でトリモチの罠を脱出してきたのだ。
アデルはなぜかルッソたちを気に入ったようで、使った金は働いて返すと言い、なかば強引にガリークランへ加入する。
ルッソが元の世界へ戻るための新たな情報を求めて港町グラスへ行くシドたち。
町に着いた夜、シドは仲間たちと離れて情報屋の家を訪ねていた。
そこから帰る途中、シドは謎の黒い服の男に銃で撃たれてしまう。
なんとか一命を取り留めたシドは、情報屋から得た情報をルッソに伝える。
その情報とは、伝説の大魔道士ラザフォードが北の山にいるということだった。
シドはケガをした自分のことは気にせず、北の山に行けと言う。
シドを心配しながらも、ルッソはアデルらと共に北の山へ向かう。
北の山はアルダナ山と言い、凶暴なドラゴンが棲みついていた。
そのドラゴンの強力な魔力のせいもあって、この山は魔力の素であるミストが濃くなっていた。
濃すぎるミストは、人体には有害となり、故にこの山に入る者はいない。
同行しているアデルは濃いミストによって気分が悪くなっていたが、なぜかルッソには全く影響がないようだった。
ルッソたちがドラゴンを倒した直後、ドラゴンの死体から離れろとの声が聞こえた。
声の言う通りにドラゴンの亡骸から離れたルッソたち。
するとその途端にドラゴンはミストの影響により爆発してしまった。
声の主こそ、ルッソが探し求めていたラザフォードだった。
ルッソたちはラザフォードにアルダナ山にある彼の館へ案内される。
ラザフォードは、興味深そうにルッソの事情を聞く。
彼はルッソの持つ手帳を見て、ルッソの願いを叶えるためにはその手帳の白紙の部分を埋めればいいと助言する。
ラザフォードが言うには、ルッソの手帳は空白を埋めるたびに魔力を蓄えていき、その魔力がルッソを元の世界に戻す力になるという。
ルッソがこの世界にきてミストの影響を受けないのは、手帳の持つ魔力のせいかもしれなかった。
手帳を埋めるためにはこの世界での体験がもっともっと必要だと言われる。
自分の冒険自体が帰る方法だと知ったルッソは気が楽になり、教えてくれたラザフォードに礼を言うのだった。
ルッソが異世界から来た特別な人間だと知ったアデル。
彼女自身もラザフォードに特別な能力を持つ存在である「優れし者」だと言われる。
ルッソ、イヴァリースを冒険する
町に戻ったルッソは手帳を埋めるべくクエストに精を出す。
クエストの最中、ルッソの前に黒い服の謎の男が現れる。それはシドを襲った男だった。
黒い服の男はガリークランのジャッジを売れ、とルッソに要求し、多額のお金を提示する。
だがルッソはその要求をきっぱりと断る。
すると男は魔石というアイテムを使用してルッソのジャッジを封印してしまう。その上でルッソたちに戦闘を仕掛けてきた。
ジャッジが封印されたエンゲージでは、負ければ死ぬ。
黒い服の男はユエンと名乗った。
命懸けの戦いでユエンを退けたルッソは、ユエンが落としていった魔石を手に入れる。
この魔石が何なのか調べるために、ルッソたちは鑑定士のいるモーラベルラという町へと出発した。
ルッソは魔石の調査を鑑定屋に頼んでモーラベルラの町を見て回る。
モーラベルラには定期飛空挺便があるのだが、飛空挺は悪質なイタズラのせいで故障し、動かないという。
ルッソは飛空艇にイタズラした犯人を捕まえるクエストを受ける。
ルッソたちは空港に張り込んでイタズラ犯を追い詰める。
そこに空賊のヴァンという人物が犯人とのエンゲージに乱入してきた。
空賊のヴァンはお宝を求めてやってきたという。
ヴァンとルッソは邪魔をするなと言い争いをするものの、ヴァンの相棒パンネロの仲裁もあって、最終的には2人で力を合わせてイタズラの犯人を捕らえることができた。
罪滅ぼしにとヴァンはお宝の情報をルッソに教え、去って行く。
ルッソは復帰したシドと、ヴァンから聞いたお宝の情報を元に、運行が再開された飛空艇で東の大陸へと飛び立つ。
東の大陸の町フロージスに着き、財宝があるというトラメディノ湿原を目指すルッソたち。
しかしそこには財宝などなく、亡者ばかりが住む巣窟だった。
オバケが苦手なルッソはそこで突然倒れてしまい、湿原の小屋でアデルに看病される。
倒れている間、ルッソは悪夢にうなされ、見知らぬ場所を夢に見る。
シドはルッソの悪夢は悪夢を見せるというモンスターのせいではないかと言う。
元気になったルッソはアデル・シドと共に悪夢の元凶のモンスターを退治するためにナザン廃坑へ出向く。
廃坑の奥で無事目的のモンスターを倒すが、その直後ルッソ・アデル・シドの3人は不思議な現象に巻き込まれ、気付くと見知らぬ場所に立っていた。
その場所は、ルッソが悪夢の中で見た場所だった。
元いた場所へ戻った3人は、先ほどみた見知らぬ場所へは、いずれ行くべき場所なのだろうと直感的に悟った。
ルッソたちはフロージスの町に戻る。そこでモーグリ族の吟遊詩人、ハーディと出会う。
ハーディは世界中を旅しているらしい。
それなら夢のあの見知らぬ場所がどこなのかも知っているかとハーディに聞くが、ハーディもそんな場所は知らないと言う。
ルッソの話を面白がるハーディは、良い曲ができそうだとガリークランに入る。
一方、シドは魔石の鑑定結果をルッソに伝える。
魔石は貴重なアイテムだとわかったが、盗品で、現在盗難届が出ているとのことだった。
盗難届を出した持ち主へ魔石を届けにいったルッソたち。
ルッソは魔石を持ち主に渡したが、それは罠だった。
彼らはルッソたちをおびき寄せるため、嘘の盗難届を出していたのだった。
魔石を奪った者たちとエンゲージを行い、倒すものの、そこへ黒い服のユエンが現れて、結局魔石を奪い去られてしまう。
ユエンを見たシドは、敵の正体は冷酷な犯罪集団カミュジャだと言う。
ルッソたちは、近くの町で港町グラスの有力者であるベルトリ男爵が襲われたという話を聞く。
その犯人は空賊のヴァンと相棒のパンネロで、彼らは賞金首になっていた。
だがルッソはヴァンたちがそんなことをする人物だとは思えない。
真相を探るため、ルッソたちはヴァンたちを追うと、既に2人は他のクランによって追い詰められていた。
ルッソたちは他のクランのメンバーを倒し、ヴァンたちを助ける。
ルッソはヴァンに真相を訊くと、彼らは何者かに襲われていたベルトリ男爵を助けただけだと言う。
何者かが、ヴァンたちに濡れ衣を着せていたのだ。
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目次 - Contents
- 『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』の概要
- 『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』の世界設定
- イヴァリース
- ジャッジ
- グリモア
- ミスト
- クラン
- 優れし者
- 種族
- ヒュム族(Hume)
- ヴィエラ族(Viera)
- バンガ族(Bangaa)
- モーグリ族(Moogle)
- ン・モゥ族(Nu Mou)
- シーク族(Seeq)
- グリア族(Gria)
- 『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』のあらすじ・ストーリー
- ルッソ、異世界イヴァリースへ
- ルッソ、元の世界へ戻るための情報を求める
- ルッソ、イヴァリースを冒険する
- ルッソ、犯罪集団カミュジャに狙われる
- ルッソ、最終決戦を迎え、手帳を完成させる
- 『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』の登場人物・キャラクター
- ルッソ・クレメンズ
- アデル
- シド
- ハーディ
- ヴァン
- イルーア
- ユエン
- ヌーキア
- 『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』のシステム
- エンゲージ
- アビリティ
- 神獣
- 『ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- タイトルの由来