虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

吉良吉廣現る

億泰は、仗助、承太郎、康一と共に吉良の家を捜索し始める。異常殺人鬼が被害者の遺体の一部をしまっておくことがあるとの話を思い出した億泰は、康一に「冷蔵庫とかに殺した女の体の一部があったらどうする?」などと聞きながら家探しを始める。
そんな中、仗助と承太郎が敵スタンド使いに襲われた。そのスタンド使いとは、既に故人となっている吉良吉廣(きら よしひろ)。吉良吉影の父親の幽霊だった。室内にあったポラロイドカメラから出てきた写真に写った吉廣は写真の中で動き、包丁を持った。途端、仗助たちの前にも包丁が現れる。吉廣は、幽霊ながらスタンド能力を持っていた。自分が写った写真の空間を支配するスタンド「アトム・ハート・ファーザー」により、同じく写真に写り込んだ仗助、承太郎は一見現実にいるものの「写真の中」に閉じ込められており、億泰のザ・ハンドで空間を削ることはできなかった。
写真に写っている範囲は触れることができず、腕を伸ばすと写真の枠の外から手が出るという現象が起きる。息子の凶行を知りながら、それでも愛する息子を守るべく、吉廣はここで邪魔なスタンド使いである仗助らを始末しようとしていた。
承太郎の機転により、吉廣一人の写真を取り直したことで吉廣の能力から逃れると、承太郎は写真を折ってセロハンテープでぐるぐる巻きにし、画鋲で柱に貼り付けた。そのまま皆で家探しを続けるが、吉廣が「息ができない、苦しい」と言い出した。
「穴を空けてほしい」と言われた億泰は、たくさん画鋲を刺した。画鋲で止められているらしいことを知った吉廣は、「逃げるいい手を思いついた」と言い、大きな音を出すと急に静かになった。逃げられたと慌てた億泰が写真を開くと、吉廣は写真の中にいた。「わしの心理勝ちって所じゃな!」と勝ち誇る吉廣は、仗助が別室で見つけたスタンド能力を引き出す弓と矢を奪い逃走する。
以降、仗助たちは吉廣が増やしたスタンド使いと戦うこととなる。

スーパー・フライ戦

鉄塔を破壊し、囚われた仗助を出そうとする。

学校へ向かう途中、億泰は道端に落ちた双眼鏡を発見する。それは、何にでも化ける能力を持った自称宇宙人の支倉未起隆(はぜくら みきたか)の変身したものだった。「未起隆が宇宙人というのは嘘で、本当は宇宙人だと思い込んでいるスタンド使いではないのか」と問い詰める億泰だが、未起隆はあくまで「自分は宇宙人」だと言い張る。
双眼鏡に化けていたのは、「奇妙なものを見つけたから」だと未起隆は言った。未起隆が指さしたのは、電線を外されて使われなくなった鉄塔だった。よく見れば、ヤカンなどの日用品が鉄塔にある。鉄塔の上には男がいて料理をしていた。
バランスを崩しても落下せず、むしろ飛んだように見えたため、仗助たちは鉄塔にいる男がスタンド使いであると断定する。とはいえ、敵か味方かは分からなかった。敢えて近づくと、男は「近づくな」と言った。用を足した男の糞尿が野草の肥料として降り注ぐためであった。
鉄塔の下の地面に生えているのはすべて食べられる野草で、薬草もある。野草を求めてやってくるウサギを捕まえるための罠もあり、その男、鋼田一豊大(かねだいち とよひろ)は完全な自給自足の暮らしをしていた。自給自足であるため会社勤めはしなくてよく、鉄塔の中を歩くだけで運動不足になることもない。鉄塔そのものは10万円で買い、あとはすべて自給自足で理想の家にしたという。「鉄塔に住み始めてもう3年になる」と豊大は言った。
億泰は豊大を敵ではない、「ただの変人野郎だ」と口にした。仗助は承太郎に報告するだけにしようと言ったが、その時、豊大のポケットから何かが落ちた。豊大は「拾わなくていい、入るな」と言うが、落ちたのは吉廣の写真であった。思わず鉄塔の中に入ると、豊大は仗助が自らのスタンド「スーパー・フライ」に入ったと勝ち誇る。
吉廣を追って鉄塔の外に出ようとした仗助は、体が鉄になってしまう。スーパー・フライとは、鉄塔の中にいる人物を閉じ込めて本体とし、そのエネルギーで動くスタンドであった。無理に出ようとすればその人物は鉄塔の一部になってしまう。自分のスタンドに閉じ込められていた豊大は、「新しい誰かが来るまで決して出ることはできない」と言った。
未起隆は、億泰に「自分にできることはないか」と尋ねるが、「怪我をするからすっこんでな。おめーの役目はもう終わったぜ」と言われた。億泰は仗助共々鉄塔を破壊し、仗助を外に出そうとした。しかし、スーパー・フライには攻撃を受けるとその攻撃と同じエネルギーをそっくり返す能力もあった。
反撃エネルギーを受けた億泰はわき腹をえぐられてしまう。するといつの間にかワイヤーに化けていた未起隆が鉄塔に上り、「あなた(豊大)が鉄塔に残ればいいんですよ」と言った。億泰は思わず未起隆に「オメー、役に立つじゃねえか」と賛辞を贈る。
仗助は出られたが、豊大は「私は、鉄塔に出ることしか考えていなかった男だぞ!」と言い、鉄塔の反撃エネルギーを使って未起隆を傷つける。仗助は「こうなったのは自分の責任だから、自分が鉄塔に残る」と言った未起隆を救う為、再び鉄塔に入った。鉄塔を熟知している豊大による反撃エネルギーを受けるが、豊大がつけた傷を直し、反撃エネルギーを逆行させて豊大を撃破する。
重傷を負った豊大は戦意を失い、「昔から計画通りにいったためしがない」「知り尽くしているはずの鉄塔でさえこんなことが起きるんだから、外に出たらと思うと恐ろしくて」「鉄塔に帰らせていただけないでしょうか」と言ってきた。
「詫びがしたい」と言う豊大に対し、仗助たちは写真の親父から何か聞いてないかと尋ねる。豊大は、康一の名を出し、「写真の親父は詳しく言わなかったし、自分も深くは尋ねなかった」と念を押した上で「今朝新手のスタンド使いが康一を始末した」と告げた。
尚、豊大は「鉄塔に住む男」として杜王町の名所となる。
億泰は単独で康一を探しに行ったが、康一のことは鋭い嗅覚を持ったスタンド使い噴上裕也(ふんがみ ゆうや)の助力を得た仗助が新手のスタンド使いを倒し、救出した。

川尻早人

吉良が化けている人物の目星がついた。それは川尻浩作(かわじり こうさく)というサラリーマンだった。露伴が駅前で撮った写真に、ビデオカメラを持って誰かを隠し撮りしているような少年が写り込んでいた。その少年の名前は川尻早人(かわじり はやと)といい、露伴は気づかなかったが、「(吉良が化けているであろう人物の一人である川尻浩作と)名字が同じ」だと鈴美に指摘される。
早人が父親を隠し撮りしているらしいことから、仗助たちは早人に接触を試みる。早人は異常に怯えていた。仗助はその場にいた億泰や康一、承太郎について紹介をし、「聞きたいことがあるだけなんだ」と優しく声を掛ける。
早人は写真について尋ねられると「鼻血が出た」などと誤魔化し、うずくまってしまう。承太郎が助け起こすと、小型のキラークイーンが、早人が自害しようと喉元に突き立てたカッターを抑え、守っていた。皆一斉にスタンドを出し、キラークイーンに攻撃を仕掛けるが、早人以外の全員が爆殺されてしまった。

吉良との決戦

スタンド使いたちが川尻浩作にたどり着くよりも先に、その正体に勘付いていたのは他ならぬ早人だった。「子供ができたから」と結婚をした川尻夫妻の中は冷え切っており、一人息子の早人は冷えた両親に対し冷徹な目を向けていた。メカに詳しい早人は両親の寝室にカメラを仕掛けており、「父」が自分のサインを練習し、大きな鉢植えとキャットフードを持って寝室に入るさまなどを撮影していた。
その観察力と行動の結果、「父」だと思っていたのが父と同じ顔をした別人であり、屋根裏で猫とも植物ともつかない生物を飼っていること、奇妙な力を持ち、たやすく人を殺すような人物であることを突き止めた。
吉良にカマを掛けられて殺人現場を撮影したことを知られるが、「僕も殺すのかい?今だって撮っているのに」「ビデオは僕しか知らない場所に隠してある。でも、僕が死ねば誰かが見つけるだろうね」「僕に手を出すな!ママにも手を出させない!」と言った早人だが、吉良により殺されてしまう。世間的には息子ということになっている早人を殺してしまった上に、父の吉廣から「露伴が川尻浩作のことを探っている」と聞き、吉良は追い詰められたと感じる。その時、吉良に吉廣が持っていた矢が刺さり、新たな能力が芽生えた。
キラークイーン第3の爆弾「バイツァ・ダスト」であった。これにより早人が死ぬ前に時間が戻った。スタンドを持たない者(この場合は早人)を爆弾とし、もし誰かが早人に吉良のことを聞くか、早人が誰かに口述、筆記の形で吉良の正体を伝えると自動的に対象を爆破し、1時間程度時間を遡るというものだった。一度爆破された人物は、新たな時間軸で早人に接触せずとも同じ時間に爆死する運命が固定化されてしまい、吉良が死ぬかバイツァ・ダストを解除しない限り何度時間が戻ってもその運命が繰り返される。
早人は運命を変えるため、猫のような植物「ストレイ・キャット」の空気を操る能力を使い、吉良を殺そうとした。殺害には失敗するが、吉良が自分自身の口で自分の名前を言い、それを通りかかった仗助と億泰に聞かせることに成功する。偶然でも運命でもなく、早人の賭けだった。
仗助は「同姓同名の別人なら治せる」と言い、クレイジー・ダイヤモンドで吉良を殴りつけた。吉良は身を守るためにバイツァ・ダストを解除し、仗助たちが爆殺される運命は回避された。「激しい喜びはいらない。その代わり、深い絶望もない。植物の心のような人生を…。そんな平穏な人生が私の目標だったのに」と語る吉良は、争いなどはストレスの元であり、無意味な行為だと語った。
友人を失った仗助、億泰は吉良の手前勝手な主張に怒る。億泰は、キラークイーンの手に触れないように言い、早人を自分たちの後ろに庇った。一対一のスタンドでの殴り合いでは、キラークイーンは不向きなようだった。
億泰はザ・ハンドで吉良に触れずに攻撃を仕掛ける。その瞬間、空気が爆発し、億泰は重傷を負った。キタークイーンの腹には、早人が持ち出したストレイ・キャットが収容されていた。ストレイ・キャットが作る空気の弾丸を爆弾化し、それで億泰を吹き飛ばしたのだった。
吉良の攻撃をかいくぐりながら億泰を治そうとした仗助だが、爆弾にされている可能性もあった。スタンドが見えないながらも、仗助と吉良の戦いから、彼らが見えない力で戦っていること、仗助に怪我を治す力があることを知った早人は、自分が億泰に触れて爆発した。
クレイジー・ダイヤモンドで素早く直されたため、早人は無事だった。早人の機転と度胸に感謝しつつ、仗助は億泰の傷を治すが、億泰は目を覚まさない。

形兆との再会と決着

億泰は、暗闇を歩いていた。すると光が見え、死んだ兄の形兆と再会を果たす。形兆は「どこへ行くんだ億泰」と弟に尋ねた。億泰は、いつだって頼りになった兄の決断に間違いはないと安心し、「兄貴についていく」と言った。しかし、形兆は「自分で決めろ」「億泰。行き先を決めるのはお前だ」と口にする。少し考え、億泰は「杜王町に戻るよ」と答え、目を覚ました。

今まさに、重傷の仗助が空気爆弾でやられそうになっているところで目覚め、億泰はザ・ハンドで空間を削り、空気爆弾を引き寄せる。「いっつもよー。不思議に思うんだぜ。俺のザ・ハンドで削り取った物は一体どこへ行っちまうんだろうってな。ま、俺頭悪いから深く考えると頭痛がするんだけどよ」と言い、あっさりと空気爆弾を削って消滅させる。形兆との再会を「寂しい夢」と言った億泰に、仗助は泣きながら「生きてんならよーさっさと目を覚ませコラぁ!」と悪態をついた。
運命が自分に味方していると確信していた吉良は、なおも空気爆弾を発射しようとしたが、ザ・ハンドによりストレイ・キャットを抜き取られる。
爆発音を聞いた承太郎たちが集まり、吉良は完全に追い詰められた。同じく爆発音を聞いて駆け付けた救急隊員の女性を爆弾にしてバイツァ・ダストを再び作動させようとした吉良だが、スタンド使いたちにより阻止され救急車に轢き殺される。
魂は鈴美とアーノルドのいる小道に送られ、彼らのコンビネーションによって振り向いた吉良は、小道にあるルールである「振り返った者をいずこかへ連れ去る」無数の手に捕まれ「安心なんかないところ」へと送られ消滅した。

吉良を倒したことで、鈴美とアーノルドはこの世にとどまる理由がなくなった。杜王町のスタンド使いたちは鈴美たちに別れを言い、彼女らの成仏を見送り、それぞれの日常へと帰って行った。
億泰は父と友達となったストレイ・キャットを新たに同居人として迎えるのだった。

虹村億泰のスタンド能力:ザ・ハンド(手)

スタンドとは

「スタンド」とは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する一種の超能力である。生まれつき、或いは宇宙由来のウイルスが付着した矢に貫かれることで発動する。スタンドを持つ者「スタンド使い」にだけ能力をヴィジョンとしてとらえ、触れることができる。
個々に異なる特殊能力を持つ。等身大の亜人型のものが多いが、小さな個体が複数存在する群体型、一般人にも見える物質同化型などタイプがある。能力のタイプも近距離パワー型、遠隔操作型、自動追跡型などが存在する。能力によっては本体の意のままに動かせないものもある。
スタンドと本体は一心同体で、スタンドが傷を負えば本体もダメージを受ける。

ステータス

破壊力‐B / スピード-B / 射程距離-D / 持続力-C / 精密動作性-C / 成長性-C
(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間と同じ D-ニガテ E-超ニガテ)

能力:右手で触れたものを削り取る

右手で触れたものを何でも削り取る能力を持つ。削り取る対象の物理的、科学的な性質を無視することができ、削り取った切断面は元々そうであったかのようにぴったりと閉じる。化学反応も起こらないので、爆発性のある物質も右手でとらえれば爆発させることなく完全に消滅させられる。
空間を削り取ることもでき、対象との距離を縮めて任意のものを引き寄せることもできる。削られたものがどこへ行くかは億泰も知らない。尚、削られた者は「壊れた」わけではないので、仗助のスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」でも直すことは不可能である。
スピードや射程距離こそあまりないが、敵を捕らえれば即座に相手を殺すこともできるため、兄の形兆をして「この俺が思い出しただけでもゾッとするスタンドだ」と言わしめた。

虹村億泰の関連人物・キャラクター

虹村父 / 虹村万作(にじむら まんさく)

幸福だったころの家族写真を見て号泣する虹村父。

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鋼田一豊大(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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鋼田一豊大(かねだいち とよひろ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、鉄塔に住むスタンド使い。極度の人見知りでつねにマスクを被っており、「鋼田一豊大」という名前も偽名だ。 廃棄された送電鉄塔を安く買い取って住みつき、自給自足の生活を3年以上続ける変わり者。彼のスタンド「スーパーフライ」は彼が住む鉄塔と一体化しており、鋼田一本人にも制御できない一人歩きのスタンドとなっている。

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川尻しのぶ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻しのぶ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻しのぶ(かわじり しのぶ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する川尻浩作の妻で、早人の母。浩作とは大学で知り合い、妊娠が発覚したために結婚した。夫婦仲は冷めきっており、しのぶは浩作を嫌っていたが、吉良吉影が浩作を殺して成り代わったことで浩作に恋をする。最後まで夫の正体を知ることはなかった。 スタンド能力はなく、早人が関わったスタンド使いたちの戦いを知ることもない。吉良が死んだことで夫は永遠に行方不明となってしまった。

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東方朋子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方朋子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方朋子(ひがしかた ともこ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の母。大学生の時に65歳のジョセフ・ジョースターと出会って恋に落ち、ひとりで仗助を出産した。仗助には「真剣に恋をして子どもを産んだ」と語っており、ずっとジョセフを一途に思い続けている。 職業は学校の教師で、父親の良平と仗助との3人暮らし。非常に気の強い性格で、ナンパしてきた男をぶちのめして撃退するシーンがある。

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矢安宮重清/重ちー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

矢安宮重清/重ちー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

矢安宮重清(やんぐう しげきよ)/重ちーとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する中学生のスタンド使い。仗助たちの通うぶどうヶ丘高校に附属している中学校に通っている。実年齢より幼めの性格で間の抜けた話し方をするが、頭の回転は速い。基本的には素直で善良な性格だが、非常にケチなので欲に目がくらむことがある。 仗助と億泰と知り合い、揉めることもあったが親しい友人になる。しかしその後、殺人鬼・吉良吉影の正体に気付いたことで消されてしまった。

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乙雅三(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

乙雅三(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

乙雅三(きのとまさぞう)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する建築士。東方仗助とのチンチロリンのせいで半焼した岸辺露伴の自宅の修理の見積もりのため、岸辺邸を訪れた。 吉良の父親によってスタンド使いにされていたが、発現したスタンドは乙には認識できず、制御も出来ない「チープ・トリック」だった。乙には「絶対に他人に背中を見られてはいけない」という強迫観念だけがあり、それを面白がった露伴に背中を見られて死亡する。

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宮本輝之輔(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

宮本輝之輔(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

宮本輝之輔(みやもと てるのすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する敵スタンド使い。スタンドの名前を取って「エニグマの少年」と呼ばれており、作中で本名が明かされることはない。 人が恐怖する姿を観察するのが大好きな性格。吉良吉影の父親によってスタンド使いにされ、仗助の抹殺のために動く。作中の刺客の中では唯一、仗助に勝利している。 スタンドはどんなものでも紙の中に封印することができる「エニグマ」。

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間田敏和(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

間田敏和(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

間田敏和(はざまだ としかず)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する高校3年生のスタンド使い。生前の虹村形兆がスタンド使いを生み出す矢で貫いたことで、スタンド「サーフィス(うわっ面)」が発現した。 執念深く思い込みの激しい、陰湿な性格。同じ学校の生徒に「好きなアイドルだかアニメだかをけなされた」という理由で、スタンドを使って目玉をえぐり取るという行き過ぎた報復を行っている。空条承太郎を町から追い出そうと企むが、仗助に返り討ちにされた。

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支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

支倉未起隆(はぜくら みきたか)/ヌ・ミキタカゾ・ンシとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、宇宙人を自称する少年だ。彼いわく「支倉未起隆」は地球での偽名で、本名は「ヌ・ミキタカゾ・ンシ」というらしい。 自身の体や身に着けているものを別のものに変身させる力を持っている。これがスタンド能力なのか、別の超能力なのかは不明。作中では吉良吉影の父親が持っていたスタンド使いを生み出す矢が「刺さらない」という異例の事態が起きている。

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片桐安十郎/アンジェロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

片桐安十郎/アンジェロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

片桐安十郎(かたぎり あんじゅうろう)/アンジェロとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する最初の敵スタンド使い。「日本犯罪史上最低の殺人鬼」と言われる連続殺人樹で、「アンジェロ」はマスコミからつけられたあだ名だ。主人公の東方仗助の祖父・良平はかつて少年だったアンジェロを逮捕したことがあり、アンジェロは良平を深く恨んでいる。 スタンド能力は水と一体化し、水を自在に操る「アクア・ネックレス」。

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小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

小林玉美(こばやし たまみ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するチンピラのスタンド使い。定職につかず、スタンド能力をつかってゆすりたかりをしている。広瀬康一を罠に嵌めてお金を巻き上げようとするが、東方仗助に妨害されて失敗し、その日のうちに康一の家に押しかけて詐欺を働こうとする。母と姉を守るべく、闘争心を呼び覚ました康一の子スタンド能力によって撃退されて改心し、康一の子分として振舞うようになった。

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虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虫喰い/虫喰いでないとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いのネズミたち。音石明がスタンド使いを生み出す矢で遊び半分でネズミを射たところ、凶悪なスタンドを身に着けてしまった。空条承太郎と東方仗助が駆除に乗り出し、農場を舞台に死闘を繰り広げることになる。 スタンドは一発命中すれば人間でもスタンドでもドロドロに溶かすことができる毒針を発射する「ラット」で、2匹とも同じ能力を身に着けている。

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東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ひがしかた りょうへい)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の祖父。杜王町の警察署に勤める警察官で、階級は巡査だ。出世とは無縁だったが、35年間真摯に町を守り続けてきた正義漢だった。父親のいない子どもを産んだ娘・朋子と孫の仗助を心から愛している。 物語の冒頭、町に現れた連続殺人鬼・アンジェロに目をつけられ、殺されてしまった。仗助は祖父の代わりに自分が町と母親を守ると決意する。

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大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(おおやなぎ けん)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いで、通称「ジャンケン小僧」。吉良の父親がスタンド使いにした少年で、人気漫画化の岸辺露伴に勝負を挑む。露伴とのジャンケン勝負はファンからの評価が高い名勝負で、NHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』で実写化された。 スタンドはジャンケン勝負に勝つことで相手のスタンド能力を奪う「ボーイ・II・マン」。

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【デッドマンズQ】ジョジョ第4部から続く吉良吉影の奇妙な人生【ジョジョリオン】

【デッドマンズQ】ジョジョ第4部から続く吉良吉影の奇妙な人生【ジョジョリオン】

『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使い・吉良吉影。杜王町に潜み、長年にわたって人の「手」を求めて殺人を繰り返していた。シリアルキラーでありながらも、人として「平穏」な人生を好む。『デッドマンズQ』や『ジョジョリオン』でも引き続き描かれ続ける吉良吉影の奇妙な人生について解説する。

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