虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

猫と植物の中間のような生物。空気を操作するスタンドを持つ。「ストレイ・キャット」のスタンド名、呼び名は吉良がつけたもので、早人は「猫草」と呼んでいた。元は川尻家の地下室に迷い込んだ野良猫で、しのぶが猫を追い出そうとホウキを振り回した際に死亡している。吉良によって川尻家の庭に埋められ、そこから生えてきた。
吉良はスタンド能力を持ったこの奇妙な生物を「何かに使える」と踏み、こっそり屋根裏で飼育していた。「父」の様子を探っていた早人はストレイ・キャットの存在と能力を知り、バイツァ・ダスト発動後、吉良を殺すため天井裏から連れ出した。
最終決戦の際、キラークイーンの腹に収容される。キラークイーンへの攻撃を自分への攻撃と見なして空気の弾丸を発射し、空気爆弾を作る武器にされた。
復活した億泰によってキラークイーンから解放される。最終的に億泰の父と友達になった。TVアニメ版最終話では、虹村親子と共にトラサルディーの店内にいる光景が描かれた。
好物はキャットフード。

虹村億泰の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ゥンまああ~いっ」

イタリアンレストラン「トラサルディー」で前菜の「モッツァレラチーズとトマトのサラダ」を食べた億泰は、初め「味がしない」「しょせん外国の食い物」と言った。しかし、トニオの勧めに従いトマトとチーズを同時に食べるや「ゥンまいい~いっ」と叫んだ。この後億泰は、トマトとチーズの調和など料理に対する感想を豊富な表現力と語彙力で述べていくのだが、一口食べた瞬間のこの一言だけでも料理のインパクトや感動が伝わってくる。
先ほどまでの冷めた印象から一転してのコミカルな表情も相まって、食欲をそそる場面といえる。

「オレは、くれるっつーもんは病気以外なら何だってもらうかんなーコラァ!」

重ちーが自身のスタンド「ハーヴェスト」で集めた小銭を半分あげると言った際、億泰は喜んで受け取ろうとしたが仗助は重ちーの申し出を断った。億泰は仗助に「いい子ぶってんじゃあねえぞ。くれるっつーんだからもらうんだよボケェ!」と言うが、仗助は「そういうのはプライドが許さねえんだよ、この仗助君はよ~」と返した。億泰は「オレは、くれるっつーもんは病気以外なら何だってもらうかんなーコラァ!」と涙ながらに訴えた。
億泰の単純な性格がコミカルに描かれたセリフであり、後に続く仗助の悪知恵の布石ともいえるセリフでもある。

「とてもさびしい夢だったよ」

兄と「再会」をし、自分の意志で杜王町に戻った億泰は兄との別れを「寂しい夢」と表現した。

吉良との戦闘の際、億泰は空気爆弾を受け瀕死の重傷を負った。仗助の能力で怪我は治ったが、目を覚まさない億泰は生死の境におり、そこで兄の形兆と再会を果たす。「どこへ行くんだ」と聞いてきた形兆に、億泰は「兄貴についていくよ」と答える。幼い頃から兄に従ってきたためで、兄の決定は間違いがなく安心だからだった。
しかし、形兆は「億泰。行き先を決めるのはお前だ」と返した。少し考え、億泰は自らの意志で「杜王町に帰る」と言って生還し、目を覚ました。億泰は一連の出来事を「さびい夢だったよ」と口にしたが、初めて兄に頼らず自分の意志で復活を遂げた億泰の成長と、それに伴う兄との完全な別れに対する寂しさが垣間見える。

虹村億泰の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「ザ・ハンド」のスタンド名の由来はアメリカのロックバンドThe Band

「ザ・ハンド」のスタンド名の由来はアメリカのロックバンド「ザ・バンド(The Band)」から来ている。1968年にアルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」でデビューを果たした。

「うまい棒」とコラボした「億泰の“ンまぁ~い棒”」が発売された

2016年『ジョジョの奇妙な冒険』とお菓子の「うまい棒」がコラボを果たし、「億泰のンまぁ~い棒」が開発された。アミューズメントコーナーのクレーンゲームの商品で、トニオの料理を食べた億泰のリアクションを元にしたパッケージイラストが目印となっている。

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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