ヴィネガー・ドッピオ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ヴィネガー・ドッピオとは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part5『黄金の風』に登場するキャラクターである。気弱な少年にしか見えないドッピオだが、ギャング組織パッショーネのボス・ディアボロのもう一つの人格で、隠れ蓑であった。自身はそのことを知らず、自分をボスの忠実な部下だと思い彼の指示で行動する。ボスのスタンド「キング・クリムゾン」の一部を使うことができる。ボスからの「指令」を「電話」で受け取る際、自らの口から着信音を発し、その場にあるものを電話として使う奇妙な行動が多い。
CV:中村悠一(TVアニメ版)、石上静香(TVアニメ版幼少期)、杉山紀彰(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)、櫻井孝宏(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』)
パッショーネの幹部。20歳。あらゆる場所にジッパーを取り付けるスタンド「スティッキー・フィンガー」を持つ。収納の他戦闘で自身の体をばらして相手の攻撃を回避する、切断個所を付け直すなど用途は広い。
登場時はスタンド使いの幹部ポルポの下で働いていた。ポルポの死に伴い、彼から預かっていた6億円相当の貴金属を回収して組織に収めることで幹部に昇格した。就任直後よりトリッシュの護衛を仰せつかり、仲間たちと共に彼女を守っていた。
幼い頃麻薬の取引現場を目撃したことで父がチンピラに刺されて寝たきりになり、命を失った経緯を持つ。その為麻薬に対する憎しみは強く、自身が入った組織のボスが麻薬で益を得ていることにショックを受け彼を倒そうと決意する。
トリッシュの引き渡しの際、ボスが彼女を安全に保護するのではなく自らの手で始末するのが目的だと知り、ボスと組織を裏切った。
ローマでシルバーチャリオッツ・レクイエムが発動した際、ドッピオの魂はブチャラティの肉体へと入った。
ブローノ・ブチャラティ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ブローノ・ブチャラティとは荒木飛呂彦原作『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」に登場する人物で、イタリアのギャング「パッショーネ」に身を置くスタンド(作中における超能力)使い。チームリーダーを務めた後、幹部に昇進する。葛藤を抱きながらも忠実な働きぶりを見せていたが、組織を根底から変える夢を持つ少年「ジョルノ・ジョバァーナ」に共感、共に組織の頂点を目指すようになる。
スタンドは対象にジッパーを取り付けて開閉する能力を持つ「スティッキィ・フィンガーズ」。人望が厚く、多くの者から慕われている。
ジョルノ・ジョバァーナ
CV:小野賢章(TVアニメ版)、藤原夏海(TVアニメ版幼少期)、浪川大輔(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』、朴璐美(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』)
Part5主人公。物に生命を与えるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」を持つ。正義のギャングを志し、ボス(ディアボロ)を倒すことを目的とする。
殺されたアバッキオが握りしめていた破片に意味があると感じ、破片をテントウムシに変える。結果、ディアボロの顔のデスマスクに行きついた。結果として、ドッピオやディアボロ、組織の運命を変えることとなる。
ジョルノ・ジョバァーナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ジョルノ・ジョバァーナとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の主人公。第1部および3部の敵役DIOの息子で、物体に生命を与えるスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」の使い手。15歳。
冷静沈着で正義感が強い性格で、ジョースター家の「黄金の精神」を受け継いでいる。ブチャラティとの出会いを通じてギャング組織「パッショーネ」に入団し、ギャングスターになる事を志す。口癖は「無駄無駄」。
最終的に「パッショーネ」のボス、ディアボロのとの戦いに勝利し、新たなボスとなって君臨する。
レオーネ・アバッキオ
CV:諏訪部順一(TVアニメ版)、楠大典(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)、稲田徹(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』)
20歳でブチャラティチームの一員。特定した人物に変身し、特定した時間まで遡ることで、どこで何をしていたかを探るスタンド「ムーディー・ブルース」を持つ。
この能力を持ってディアボロの正体を探ろうとしたが、地元のサッカー少年にドッピオの状態で交じっていたディアボロによって殺された。しかし、死力を尽くして再現し終えたディアボロの顔を近くの岩に押し付け、デスマスクを作っていた。
トリッシュ・ウナ
CV:千本木彩花(TVアニメ版)、東山奈央(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)、夏樹リオ(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』)
15歳。ディアボロの娘。ディアボロの命令で、組織に保護され匿われた。後にブチャラティのチームにより護衛される。血の絆により、父であるディアボロの存在を感じることができる。ドッピオは占い師から「15歳の自分の娘を探しに来た」と言われた。
コロッセオの辺りでディアボロは、ブチャラティが既に死んだ状態にあり、魂の形で物を見ていると知ると自身と同じ魂を持つトリッシュの姿をドッピオに投影させた。これにより、ブチャラティはドッピオをトリッシュと思い込みしばし行動することとなる。
ジャン・ピエール・ポルナレフ
CV:小松史法(TVアニメ版 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)、根岸朗(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風)
Part3に登場したスタンド使い。
妹を殺したスタンド使いを追い、吸血鬼DIO討伐の旅に参加する。中世の騎士のようなスタンド「シルバー・チャリオッツ」を持つ。妹の仇を討ち、DIOが倒された後も仲間だった空条承太郎(くうじょう じょうたろう)と共にスタンド能力を引き出す矢の行方を追っていた。
その中で矢を発掘したディアボロに行きつくが、既に彼が立ち上げた組織が成長を遂げていた為に社会的に孤立させられ肉体をバラバラにされる。その後は死んだことにして身を隠し、再起不能になった後もディアボロを倒す者の存在を待ち続ける。
ブチャラティたちがディアボロの顔のデスマスクを手に入れ調査している際連絡を入れてきた為、ディアボロのスタンド能力の詳細について語り、スタンドを引き出す矢の真の能力を伝える為コロッセオで彼らと待ち合わせる。
ブチャラティたちと接触する前にディアボロと戦う羽目になり、止むを得ず自らのスタンドに矢を刺す。肉体はディアボロに殺されたが、精神は「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」の力絵か目の体に異動していた。
ドッピオはこの能力に巻き込まれブチャラティの体に入っていた。
ドナテラ・ウナ
CV:早水リサ(TVアニメ版)
サルディニアに旅行していた際、ソリッド・ナーゾ(ディアボロがかつて使っていた偽名)と短期間付き合った女性。ソリッドの子を妊娠し、娘のトリッシュを産んだ。
トリッシュが15歳の時病に伏し、自らの死期を悟って娘を父親に会わせてやりたいとソリッドを人に探させ始める。ディアボロ、そしてドッピオの運命を大きく変えるきっかけとなった人物。
ヴィネガー・ドッピオの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「とうおるるるるるるるるるるん」
ボスであるディアボロからの「指令」が送られる際、ドッピオは「とうおるるるるるん」と電話の着信音のようなものを口ずさみ、その場にある「電話」で「指令」を受ける。
傍目には異様な光景でしかないが、この「着信」はディアボロとドッピオの異様な関係性の象徴といえる。
「見なくていいものを見たものは!!この世に存在してはならねーんだぜッ!」
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目次 - Contents
- ヴィネガー・ドッピオのプロフィール・人物像
- ヴィネガー・ドッピオの来歴・活躍
- ヴィネガー・ドッピオという少年
- ドッピオの秘密
- 裏切り者たち
- ボスからの「指令」
- メタリカ戦
- 裏切り者たちへの粛清
- ブチャラティの真実
- 新たなるスタンドの力「レクイエム」
- ドッピオ消滅
- ヴィネガー・ドッピオのスタンド能力:キングクリムゾン(一部) / エピタフ
- スタンドとは
- ステータス
- 能力
- エピタフによる未来予知
- キングクリムゾンの腕
- ヴィネガー・ドッピオの関連人物・キャラクター
- ディアボロ
- リゾット・ネエロ
- ブローノ・ブチャラティ
- ジョルノ・ジョバァーナ
- レオーネ・アバッキオ
- トリッシュ・ウナ
- ジャン・ピエール・ポルナレフ
- ドナテラ・ウナ
- ヴィネガー・ドッピオの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「とうおるるるるるるるるるるん」
- 「見なくていいものを見たものは!!この世に存在してはならねーんだぜッ!」
- ヴィネガー・ドッピオの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ドッピオとディアボロの関係に関する考察
- ドッピオ主人格説
- ディアボロ主人格説
- ドッピオが使用した「電話」の変遷