『心が叫びたがってるんだ』の魅力
僕たちが何かをしようとする時、心がイメージを作ります。
何かを話そうとする時、心が意識を紡ぎます。
普段、何となく会話をしたり、行動したりしていますが、全て先天的に心が動くことで現象化しています。
『心が叫びたがってるんだ。』。
僕はタイトルを見た時に、情報も物も溢れた現代だからこそ必要な物語なんじゃないか…と感じました。
実際にこの作品を見た時、とてもわがままな女の子と、気まぐれの優しさで周囲の人を振り回す男の子の甘酸っぱい青春物語だと思う人が多いかもしれません。
でも、きっとこの作品が伝えたいのは、情報も物も溢れた現代に見失った「自分自身の心」にもっと目を向けるべきなのではないか…という問題提起のような気がします。
僕たちは無意識に社会性を優先し、わがままであることを避けます。
何も考えなくとも、自分がどう見られているかを社会のルールと照らし合わせて、常に気にしています。
でも、だからこそ、重要なのは自分が自分を大切にすることを思い出さなくてはいけません。そうじゃないと心が壊れていく。『心が叫びたがってるんだ。』と言う作品は、今の時代にこそ必要な事を「青春」という誰もが見やすい形で教えてくれる作品だと僕は思います。
心理学が大流行しつつあります。少しずつ「自分の心」に目を向け始めている人が増えています。ふと立ち止まり、わがままな少年少女の恋愛物語を見てみませんか?
『心が叫びたがってるんだ』の映画予告編はこちら
→https://www.youtube.com/watch?v=xjsJPAExuLg