特に若い世代にオススメ!1度見て何年か後にまた見直してほしい!
とある一人の女の子が主人公のお話です。普通の家庭に生まれた女の子です。ある時、実の父親が知らない女の人とホテルから出てくるところを目撃してしまいます。それを母親に言ってしまいました。母親からは喋らないで、誰にも言わないでと言われ、追い出される父親には全部お前のせいじゃないかと責められてしまいます。それから女の子は自分を強く責めてしまい、話すとお腹が痛くなるようになってしまいました。よく喋って明るい女の子だったのに、暗くて何も話さない、話したいけど話せない子になってしまいました。
その状態のまま高校生になり、担任の先生に委員会を勝手に決められてしまいます。そこから、その子の人生が変わっていきます。話したらお腹が痛くなってしまうので、携帯を使って話しながら、同じ委員会の子たちと地域の交流会のようなもので発表するミュージカルを作っていきます。その時に喋るのはだめだけど歌いながら言葉を話すときにはお腹が痛くないことに気づくのです。
この子の声が可愛くていいなと見ていたのですが、歌を歌った時の感じもすごく素敵でした!携帯を使いながら話すという所なんかも現実っぽくていいなと感じるところです。何より、話のしょっぱなでホテルから出てくる父親を見つけてしまうという衝撃的なものってないですよね(笑)現代の問題を含めながらそれをどう受け止めていくか、どう変わっていくかを上手く表している映画だなと思います。ぜひ一度見てから何年か後に見返してどう感じるかも含めて楽しんでいただきたいです!