毒見薬が織りなす謎解き&宦官との切ない関係 面白要素全開でだれもが虜になるアニメ
人さらいにあった主人公の少女猫猫(マオマオ)は後宮の下女になる。
後宮とは帝の妃やその侍女が住む場所で男性は立ち入り禁止で去勢手術をした宦官が取り仕切っていた。
ある事件が起き、だれをも惚れさせてしまうほどの絶世の美貌をもつ宦官の壬氏(ジンシ)に字を読めることがバレてしまう。そして呪いの正体を見破ったスキルによって帝の寵妃の毒見薬と侍女になる。
実は花街で薬屋を父親とやっており、薬学に精通していた。そして、毒に対して耐性もあり
何を隠そう「薬」と「毒」が大好物で適任であった。ここか壬氏と猫猫の関係が少しずつ始まっていく。
猫猫の薬の知識により二人の上級妃の侍女を務め、人脈が広がる。そして園遊会という大イベントで毒が盛られるという事件発生。猫猫の活躍により毒は発見され上級妃をまもることに成功。毒をもった犯人は上級妃の一人阿多妃の侍女であった。その侍女は猫猫の薬屋の父親と関係があり、侍女と関係のあるものはすべて処分されるなか猫猫も処分の対象となり後宮を去ることなる。
猫猫への思いを捨てきれない壬氏は第2期へと続く。
侍女の立場の猫猫が宦官の壬氏に意見したりしてやられたりするシーンはほっこりする。ましてや謎解きをして位の高いものも魅了するシーンは見ているものにとって痛快そのもの。今後の猫猫と壬氏との関係や壬氏と帝の関係と謎を残したまま第1期が終わってしまいワクワクが止まらないアニメである。