薬屋のひとりごと

薬屋のひとりごと

『薬屋のひとりごと』は、日向夏による日本のオンライン小説、ライトノベル作品。コミカライズもされており、ビッグガンガン版(作画:ねこクラゲ、構成:七緒一綺)と「猫猫の後宮謎解き手帳」の副題がつくサンデーGX版(作画:倉田三ノ路)がある。なお2誌とも同じ原作の内容を描いている。物語は中国によく似た世界での話。元花街で働いていた猫猫(マオマオ)が後宮で働くことになる。そこで様々な事件に巻き込まれ(たまに自ら首を突っ込み)持っている薬の専門知識で事件を次々と解いていくファンタジーラブコメミステリー作品。

5rledfoxのレビュー・評価・感想

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薬屋のひとりごと
10

続きが気になり過ぎてっ…!!

舞台は中国、後宮のお話。
花街で暮らしていた薬屋の娘、猫猫(マオマオ)が薬草採取中の森で人攫いに誘拐されてしまい、宮廷の中に区分された後宮というところに売り飛ばされ下女になる。後宮とは帝の子を成す為の女の園。
後宮に勤めるにあたり事前に礼儀を叩きこまれ、字の読み書きが出来ると給金が上がる。だが猫猫は給金が増えたところで人攫いに間引き(仕送り)されることを考えあえて隠す。
ある日、同じ後宮下女の小蘭(シャオラン)から宮中での噂話を耳にする猫猫。
それは宮中で生まれるお世継ぎの謎の連続死!
帝の御子が3人とも乳幼児の頃に亡くなっている。存命なのは東宮のご生母、梨花妃(リファヒ)の男児生後3ヶ月と公主のご生母玉葉妃(ギョクヨウヒ)の女児生後6ヶ月。
初めは呪いだと噂されたが、先代の亡くなった理由を聞いた猫猫は抑えられない好奇心と知識欲、そして少しの正義感から上級妃の集まる中央へと足を運ぶ。
すると梨花妃と玉葉妃が言い争いをしているところに遭遇した猫猫は話を聞いて呪いでは無いことに気づき、それをなんとか伝える為に試行錯誤するが…?
この事件をきっかけに宦官(カンガン)である壬氏(ジンシ)に一目置かれるようになった猫猫。その美形宦官との関係も進展が…!
後宮ファンタジー&ミステリー&ラブコメが詰まった作品だ。