薬屋のひとりごと

薬屋のひとりごと

『薬屋のひとりごと』は、日向夏による日本のオンライン小説、ライトノベル作品。コミカライズもされており、ビッグガンガン版(作画:ねこクラゲ、構成:七緒一綺)と「猫猫の後宮謎解き手帳」の副題がつくサンデーGX版(作画:倉田三ノ路)がある。なお2誌とも同じ原作の内容を描いている。物語は中国によく似た世界での話。元花街で働いていた猫猫(マオマオ)が後宮で働くことになる。そこで様々な事件に巻き込まれ(たまに自ら首を突っ込み)持っている薬の専門知識で事件を次々と解いていくファンタジーラブコメミステリー作品。

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薬屋のひとりごと
8

後宮の薬師が謎を解くアニメ

後宮での謎解きを中心にしたアニメで、主人公・猫猫(マオマオ)の魅力と物語の展開が高く評価されています。このアニメは、猫猫が後宮で起こる様々な事件や謎を解決していく物語。彼女は薬師としての知識を駆使して、後宮の中で起こる謎を解き明かしていきます。

1度外廷での仕事に就くものの、後宮への復帰が期待される猫猫など、物語は予想外の展開を見せ、新キャラクターの登場も物語に深みを増しました。
特に、新しいオープニングとエンディングの曲は壬氏の視点から猫猫を見た歌詞となっており、2人の関係の深さを感じさせるものとなっています。

アニメは1話完結型で、各話ごとに独立したストーリーが展開されるため、視聴しやすい構成になっています。物語は基本的にハッピーエンドで終わり、後味の良い内容が多いです。猫猫の解決する事件は、現実世界の歴史や文化に基づいており、教養も身につく内容となっているのです。
2023年秋にアニメが放送されましたが、同時期に放送された注目作品の中でも、『薬屋のひとりごと』は独特の世界観とキャラクターで人気を集めました。

Blu-rayには、各巻に特典として初回生産限定で豪華な封入特典が付いており、ファンにとっては見逃せません。特製ブックレットやキャラクターデザインの描き下ろしデジパックなど、充実した内容が魅力。
歴史や文化、科学的な知識を含みつつ、謎解きの面白さやキャラクターの魅力を楽しめる『薬屋のひとりごと』は、幅広い年齢層におすすめのアニメです。