薬屋のひとりごと

薬屋のひとりごと

『薬屋のひとりごと』は、日向夏による日本のオンライン小説、ライトノベル作品。コミカライズもされており、ビッグガンガン版(作画:ねこクラゲ、構成:七緒一綺)と「猫猫の後宮謎解き手帳」の副題がつくサンデーGX版(作画:倉田三ノ路)がある。なお2誌とも同じ原作の内容を描いている。物語は中国によく似た世界での話。元花街で働いていた猫猫(マオマオ)が後宮で働くことになる。そこで様々な事件に巻き込まれ(たまに自ら首を突っ込み)持っている薬の専門知識で事件を次々と解いていくファンタジーラブコメミステリー作品。

kwt-1991のレビュー・評価・感想

レビューを書く
薬屋のひとりごと
8

壮絶な過去を持った少女が事件を解決!「薬屋のひとりごと」(ネタバレあり)

薬師として生きる少女・猫猫(マオマオ)が、薬の知識と洞察力で様々な事件を解決する物語です。
「これ、毒です」
この名言は薬師である猫猫が宮廷で毒見をしたさいのコメントです。
毒マニア変態の猫猫が毒を飲んだ際の恍惚の表情が印象的。

また、「薬屋のひとりごと」の魅力ポイントを4つ紹介します。

1つ目は猫猫を取り巻く登場人物たちも、それぞれに個性的で魅力的だというところです。
最もおすすめはやはり絶世の美男子・壬氏ですね。
壬氏と猫猫の恋の行方(?)に読者の心が揺さぶれます。

色街出身の猫猫と超上流階級の壬氏。
もともとは毒見役を依頼した壬氏が事件を解決する猫猫に惚れたようにも見えます。

読者によっては意見が分かれるところかもしれません。

2つ目は物語の舞台となる薬師の世界が緻密に描かれており、読者の想像力を掻き立てる点です。

3つ目は、ミステリー、ファンタジー、ヒューマンドラマなど、様々な要素が織り交ぜられており、飽きさせない点。
作中に猫猫の両親のエピソードがあります。
壮絶な過去を経験した猫猫。その全貌が感動を呼び読者を飽きさせません。

4つ目が2023年10月に待望のアニメ化した点。
アニメ化される漫画に外れ無しです!
原作小説の魅力がそのまま再現されています。
また、声優陣が非常に豪華です。
ティザーを是非見てください!映像の技術の驚かされるでしょう。