薬屋のひとりごと

薬屋のひとりごと

『薬屋のひとりごと』は、日向夏による日本のオンライン小説、ライトノベル作品。コミカライズもされており、ビッグガンガン版(作画:ねこクラゲ、構成:七緒一綺)と「猫猫の後宮謎解き手帳」の副題がつくサンデーGX版(作画:倉田三ノ路)がある。なお2誌とも同じ原作の内容を描いている。物語は中国によく似た世界での話。元花街で働いていた猫猫(マオマオ)が後宮で働くことになる。そこで様々な事件に巻き込まれ(たまに自ら首を突っ込み)持っている薬の専門知識で事件を次々と解いていくファンタジーラブコメミステリー作品。

GameChannel神楽彩のレビュー・評価・感想

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薬屋のひとりごと
10

頭脳派なアニメ好き必見。オススメの作品です。

『薬屋のひとりごと』は、推理と恋愛要素が絡む非常に魅力的な作品です。舞台は中国。皇帝の妃が暮らす女の園、後宮でひょんなことから働くこととなった薬屋の娘、猫猫(マオマオ)が主役です。
本人は大の毒好きであり、毒や薬草を報酬に出されると無理難題に応じてしまうところが可愛らしいです。
猫猫は後宮の役人である宦官の壬氏から、後宮内の様々なトラブルについて相談されるのですが、彼女は以前から持ち合わせている豊富な薬に関する知識で謎を解き明かします。
このトリックが非常に面白く、どのように正解を導き出すのかと思うと目が離せません。
さらに話の中では以前解決した様々な謎が組み合わさることでさらに大きな企みが発覚するなど、猫猫の観察眼に驚くと共に、次はどのような展開になるのかと思うと毎週楽しみでたまりませんね。

また猫猫は単に薬が好きというだけでなく、命に関して非常に重い責任感を持っており、他の登場人物が命を投げ出そうとした時は本気で怒るといった正義感溢れるシーンを見ることができます。
このような謎解き要素もありながら恋愛要素、そして正義感溢れるシーンを一度に味わえる点がこのアニメの一推しポイントです。
こちらは漫画が原作なので読んで頂きたいですが、まずはアニメでストーリーを楽しむのも一興です。