蜩ノ記(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『蜩ノ記』(ひぐらしのき)とは、葉室麟による時代小説、およびそれを原作とした映画作品である。2014年秋に役所広司主演・岡田准一助演で映画化された。第146回直木三十五賞受賞作で、のちに大人気歴史小説作家となった葉室麟が文壇の注目を集めた出世作である。藩主の側室との不義密通の罪で幽閉され、10年後の切腹と家譜の編纂を命じられた戸田秋谷を、檀野庄三郎という若い侍が藩命で監視する。秋谷の家族と共に時間を過ごすうちに、庄三郎は秋谷の無実を確信する。

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百姓の息子。郁太郎とは親友同士で、明るい性格をしている。

万治(まんじ/演:小市慢太郎)

源吉の父親。播磨屋の手先になっていたことを村人たちの前で矢野に暴かれてしまう。

万治の妻(演:大寶智子)

万治の妻で源吉の母親。

その他

播磨屋 吉左衛門(はりまや きちざえもん/演:石丸謙二郎)

博多の商人。藩の役人と深く結びついている。

庄屋(演:渡辺哲)

向山村の庄屋。小説での氏名は「次郎右衛門(じろうえもん)」。

『蜩ノ記』の用語

豊後(ぶんご)

豊後は、日本の地方行政区分だった令制国の一つ。のちの大分県に属する。

『蜩ノ記』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

ノミネート5度目での直木賞受賞

原作者である葉室麟の作品は、2009年から4年連続で直木賞候補になっている。本作にてノミネート5度目での受賞となった。

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