機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズとは、2015年10月から2016年3月に第1期(第1話~第25話)、2016年10月から2017年4月に第2期(第26話~第50話)が放送されたアニメ作品。生き抜くために、戦いを繰り広げる少年たちの姿を描いている。

46話、昭弘が口にした言葉。

ブルワーズの生き残りであり、昭弘の姓、アルトランドを授かった少年兵、デルマ・アルトランド。
彼はアリアンロッドと革命軍との戦いにおいて、片腕を失ってしまう。
しかし多くの仲間たちが死んだ現実に、こんな半端な状態で生き残っても役には立てないのに、と言葉をもらす。
そんな彼に対して、昭弘が口にしたのがこの言葉である。

少年兵にとっては、死ぬことよりも皆の役に立てないこと、そしてそれによって皆に捨てられてしまうことの方が恐ろしいのかもしれない。
特にブルワーズのような、役に立たない少年兵は大人たちによって切り捨てられていた組織に属していたデルマは、一層、その思いを強く抱いていたのかもしれない。

その心を察知し、それを受け止め、ただ生きていてくれたこと、それが何よりも嬉しいと伝えた昭弘の言葉に、デルマは涙を見せ頷く。
言葉数は多くないが、仲間に対しての思いやりに溢れた昭弘の人間味が感じられる言葉である。

「俺ら家族だろ?身内でどうとかピンと来なくてよ」「俺みてぇなの、好きになってくれる物好きもいてよぉ… ユージン、いろんなヤツがいるここが俺は好きだ。 守りてぇよ、鉄華団を」

46話。ユージンの回想における、シノとユージンの会話の中でシノが口にした言葉。

この言葉を口にする前には、シノはユージンに対して、ヤマギが自分に思いを寄せているのかを問うている。
それに対して、そのことにとっくに気がついていたユージンは、今さらかよ、と突っ込みを入れている。
ヤマギのシノに対する思いは、鉄華団内では暗黙の了解だったが、それを寄せられているシノ自身は気がついていなかったと言うことだ。

だがシノは、ヤマギの思いを否定はしなかった。
それは同性だからと言う理由ではなく、大切な家族だから、身内だからと言う理由のためである。
この言葉をユージンから聞いたヤマギは、シノと一緒に終りたかったと言う思いを改め、シノが好きだった鉄華団を守るために、生き続けることを誓う。

恋愛感情には不器用で、けれど自分にその気持ちを寄せてきてくれているヤマギに対して、丁寧に向かい合おうとしているシノの人間性が感じられる言葉である。

「ならクーデリアさんも作りましょう、一緒に! 三日月の赤ちゃん!」

47話。アトラがクーデリアに対して発した言葉。

アトラは幼いこともあって非常に天真爛漫、鉄華団の中でも癒やしのポジションを担うような少女である。
しかし一方、三日月に対しては強い思いを寄せている。
そしてまた、自分と同じように三日月を想うクーデリアに対しても強い親愛の情を抱いている。

そんなアトラは、三日月の命が戦いによって危険にさらされるたび、彼の存在をどうにかして残したいと思うようになる。
そして実際、三日月との子づくりに成功したと推測されるのだが、そこで終わらず、こんな言葉を口にしてしまうのがアトラのアトラたるゆえんである。

「けど今は…。俺にはオルガがくれた意味がある。なんにも持っていなかった俺のこの手の中に…こんなにも多くのものがあふれてる。そうだ、俺たちはもうたどりついてた…」

最終話。ダインスレイブにさらされ、ほとんど意識がない状態で戦い続ける三日月の言葉。

物語中において三日月の心情が、彼自身の語りで明かされることはほとんどない。
ただ言葉や行動からわかるのは、彼がオルガに対して絶大な信頼を寄せており、そしてそのオルガが作り上げた鉄華団のことを、心の底から大切に思っていると言うことだ。

大切な鉄華団を守るために戦う。
その意味を見つけたのは他ならぬ三日月自身である。
しかしそれでも、三日月にとっては、幼い頃、出会ったオルガの存在こそがその意味を作り上げ、与えてくれた存在なのだ。

もし、オルガと三日月、そして鉄華団の団員たちが、ヒューマンデブリでなければ。もっと恵まれた環境下で生きることが許されていたのであれば。
それはそれで、とても幸せなことだっただろう。戦場に散ることもなかったかもしれない。
しかしたとえヒューマンデブリであっても、貧しい環境下で生きることを、戦いを余儀なくされ、その中で命を落としていったとしても、そこには確かな意味があった。
その意味の価値、重さ、そして何より、それを見つけることができた三日月たちの気持ちがひしひしと伝わってくるような言葉である。

「なるほど」

最終話。ヒューマンデブリ廃止条約の調印式に出席したラスタルの言葉。

同じく調印式に出席したクーデリアは、ラスタルに礼を述べる。
するとラスタルは、自分はかねてからヒューマンデブリの存在には胸を痛めてた、これからはクーデリアの夢、すなわち人民の自立を実現させるために、ギャラルホルンが総力を尽くす、と語る。

それに対してクーデリアは話す。
自分にはかつて、ヒューマンデブリの家族がいた。そしてその家族は、その境遇と真正面から戦い、散って行った。自分はただ彼らに恥じないよう、生きていきたいのだ、と。
その言葉を受けての、ラスタルの「なるほど」の一言である。

クーデリアが自分に対してどんな感情を抱いているのか。どんな感情で家族を失った話を、自分に対してしたのか。
クーデリアが話したヒューマンデブリの家族=鉄華団を壊滅に追いやったラスタルが、それを知らないはずはない。
しかしそんなことなど歯牙にかける様子も見せず、ラスタルはただ一言、クーデリアの思いを「なるほど」の一言で受け止めた。
清濁併せのむ度量の大きさを感じさせると言えば聞こえは良いが、それ以上に、権力者としての冷徹さ、底知れ無さを感じさせる、短いが恐ろしさをも感じさせる一言である。

だがそんなラスタルを前にして、鉄華団を壊滅状態に追いやられた遺恨を一切見せず、クーデリアは淡々と鉄華団のことを話した。
その度量、覚悟のようなものも、また見事だと言える。

「クーデリアさんがいつか言ってくれた。多くの世界を見て知識を深めることで自分の選択肢を広げられるって。俺分かってきた気がするんです」

最終話。薪苗の墓参りに訪れたクーデリアやユージンたちを前にしたタカキの言葉。

鉄華団の団員である最中、自らの不甲斐なさもあってアストンと言う大切な友人を亡くしてしまったタカキ。
その後、彼は鉄華団を辞し、傷ついた心を抱えたまま新たな人生を始めることを選択した。

血と暴力、戦いの世界から距離を置いて、社会人として様々なことを経験したのであろう。
タカキのこの言葉には、知識こそが選択肢の源であり、選択肢が生まれていくことが自分や、誰かを支えることにつながるのだと言うことを感じさせる。
そしてそれと同時、知識を与えられなかった、持っていなかったが故、選択肢を広げることができず破滅的な道を進むしかなかった鉄華団の悲しさが際立つ言葉でもある。

「オルガ・イツカを覚えてますか?」「ああこっちも終わった」

最終話、オルガの仇であるノブリスに対して投げかけられた、ライドの言葉。

鉄華団の生き残った団員たちは、新しい人生を送り始めている。
その胸中には、生き残ってしまったことに対しての、そして死んでしまった者に対しての様々な思いが渦巻いているだろうと推測される。
だがそれでも、誰あろう、亡くなってしまった者の意思=鉄華団の団員を、ひとりでも多く生き残らせると言う気持ちに答えるために、彼らはそうした気持ちを押し殺しながら、新しい人生を歩んでいる。

だが、ライドにはそれができなかった。
自分を庇ったせいでオルガが死んでしまった。
そのことは、幼い彼の心に傷跡となって刻まれてしまった。
そして時が流れ、成長を遂げた彼は、皆の前から姿を消し、復讐の道を歩んだ。
同じく年少組であったタカキとの対比が、あまりにも悲しい。

自分が新しい人生を歩み始めることこそが、死んでいった者、オルガの願いであろうことは、ライドにも理解できていたはずである。
しかしそれでも、復讐の道を歩まざるを得なかった彼の姿、この言葉は、彼の深い悲しみ、そして気持ちを割り切ることができない重い現実を突きつけてくる。

作品の魅力

登場人物・キャラクターの個性

やはり今作の魅力、その筆頭として挙げられるのは登場人物たちの個性である。

たとえば主人公の三日月は、自分の仲間以外に対しては、その言葉に耳を貸すことすらせず、時には冷酷にその命を奪う。
そのキャラクターは主人公でありながらダークヒーローを思わせるようなものであるが、一方で彼は、仲間を守る、仲間との居場所=鉄華団を守るためであれば、自らの命を顧みずに戦い抜く、非常に(仲間に対してのみだが)熱い気持ちを持った人物でもある。
極端に矛盾した彼のキャラクターは、多くの視聴者を魅了した。

他にも、鉄華団の団長として団員を引っ張っていくオルガは、しかし仲間を失い続けるにつれ、自らのせいで仲間の命が失われたのではないか、そしてこのまま進み続けていっても良いのかと苦しむ。頼れる兄貴分として描かれる姿と、誰にも吐露することができない苦しみに煩悶する姿もまた相反するものであり、視聴者の胸を打つ。

他にも、経験を重ねていくことで少しずつ、思慮深さと人間性を身に着けていくユージン。
言葉数は少ないが、特に年少の子どもたちに対しての思いやりの深さに溢れている昭弘。
楽天家でありながら、家族である鉄華団を守り抜くために自らの命を賭していったシノ。
そんなシノに一途に思いを寄せており、シノの死後に、彼の思いを知り、気持ちを新たにすることができたヤマギ。
自らの不甲斐なさゆえ友を失い、そのために鉄華団を辞し、新たな人生を歩んで行ったタカキ。
年少組のひとりとして様々なことを経験し、しかしオルガに庇われたことがきっかけで、復讐の道を歩むことになってしまったライド。

過去に兄貴分を失った経験から、最初は反目していた三日月に対し、憧れを抱くようになり、最後は彼と同じ戦場に散って行ったハッシュ。
一般家庭の出自であるが故、鉄華団のあり方に疑問を抱かずにおれず、しかし最後は生き残るために鉄華団に戻り、ハッシュの死を知ったザック。
そして過去に殺人を起こしており、無くしていた居場所を鉄華団に見つけることができたデイン。

自分たちで作り上げた居場所=鉄華団を、奪われないよう、失わないよう、残し続けるために。
懸命に歩み続けた鉄華団を構成する登場人物たちのキャラクターは、簡単に『良い』『悪い』で区切ることができないからこそ、魅力あるキャラクターばかりである。

更に敵陣のキャラクターも個性に溢れている。

ギャラルホルンに属していながら、その改革のために友をも裏切り、しかし最後は計画の甘さからその友に討たれていったマクギリス。
マクギリスに一度は敗れながらも、彼への復讐、そして友情を胸に戦い抜き、マクギリスを討ち、穏やかな表情を取り戻すことができたガエリオ。
大仰な言動の裏側に、部下への熱い思いを抱えており、裏切られていることも知らずに、ガエリオをマクギリスと勘違いしたまま亡くなっていったカルタ。
上司の仇を胸に鉄華団への憎しみを募らせ、最後はマシンと同化して戦場に散って行った若き戦士、アイン。

1期から登場したこうしたキャラクターは勿論だが、特に視聴者からの反響が大きかったのが、2期から登場したイオクである。

その若さゆえ、戦場での経験が不足しているにもかかわらず、独断的な正義感と思慮の浅さ、そしてセブンスターズのひとつであると言う圧倒的な権威を盾に行動を起こしていくイオク。

その行動が実になっていれば良いのだが、しかし物語においては、彼が行動を起こすことで事態がさらに悪化している、あるいは無辜の民が命を落としていることがほとんどである。

たとえば敵陣に一人で突っ込む。それをカバーするため部下が次々に命を失っていく。しかしイオクはこれに反省せず、部下の仇をとるため、と再度、敵陣に一人で突っ込んでいく。
あるいはハシュマルの再起動、それによる多くの市民の死亡も、元はと言えば彼が不用意に、独断的にハシュマルに近づいたからである。
更に彼は、ジャスレイと結託してタービンズを壊滅に追いやっている。その際には、タービンズから発せられた停戦信号を無視し、禁止兵器であるダインスレイブを撃ちこむと言う所業をやってのけている。ここでもタービンズの非戦闘員である多くの女性が、命を落としている。

当初、簡単に言えば『功を焦るあまり暴走してしまう若き当主』として、比較的、面白がるような形で好意的に受け入れられていたイオクだが、タービンズ壊滅後には一転して、あまりに非道かつ独断的、しかも自らの所業に対して一切、反省をしないと言うキャラクターには、視聴者からの嫌悪感、憎しみをぶつけられることも多くなった。ただ勿論、その一方で、物語のかき回し役としては十分すぎるくらいの存在と言った声もあったのは確かである。

そんなイオクの最期は、アリアンロッドにおける鉄華団壊滅戦の最中である。
この時も、実はイオクは出撃を部下やジュリエッタにより制止されている。
にもかかわらず出撃しわざわざ名乗った挙句、それが徒となる形でラフタの仇を討つべく、怒りに駆られた昭弘により機体ごと押し潰されてしまった。
これにより、イオクのみならず部下たちが必死に守ろうとしてきた名門、クジャン家の血は途絶えてしまったのだから、自業自得の極みである。

ただ2期において、ある意味では主役級の注目を集めることができたイオクは、良くも悪くも魅力的なキャラクターであるのは確かである。

最期は昭弘の機体に押し潰され戦死。

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『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。

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機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。人型機動兵器MS(モビルスーツ)のパイロットを目指す少女たちが、彼女たちを飲み込まんとする巨大企業や大組織の陰謀に抗っていく様を描いている。 『ガンダムシリーズ』はリアル路線のロボットアニメとして知られており、作中に登場するロボットはあくまでも“兵器”として扱われている。ここでは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSなどの兵器を紹介する。

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XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。

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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

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機動戦士ガンダムAGE(エイジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムAGE(エイジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「機動戦士ガンダムAGE」とは2011年10月から2012年9月までMBS・TBS系列にて放送されたテレビアニメである。突如あらわれた謎の勢力との戦争の中で、主人公(フリット、アセム、キオ)が世代交代していくのが特徴だ。子供向けの絵柄とは裏腹に、敵との戦争の中で各々の異なった葛藤を描いているのも魅力の一つであり、子供から大人まで楽しめる作品となっている。

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ダリルバルデ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリルバルデ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリルバルデとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作に登場するジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の最新鋭機。 タイプとしては分厚い装甲を売りとする重MSで、それを意識させないだけの高い出力と機動力を持つ。両腕とシールドにドローンシステムを搭載しており、これを利用した立体的な戦闘を持ち味としている。最新型の意志拡張AIにより、完全なオートパイロットで戦闘を行うことも可能だが、反応が早過ぎて陽動に引っかかりやすいという弱点を持つ。

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