機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズとは、2015年10月から2016年3月に第1期(第1話~第25話)、2016年10月から2017年4月に第2期(第26話~第50話)が放送されたアニメ作品。生き抜くために、戦いを繰り広げる少年たちの姿を描いている。
本作の舞台のひとつ。テラフォーミングにより、人が生命活動を維持できるような環境下になっている。
厄災戦後は、経済回復を目的として結ばれた条約が足かせとなり、実質、地球の植民地と化している。
特に基幹産業であるハーフメタル取引の不公平化、そしてハーフメタル以外の資源の枯渇により、貧困が蔓延している状態。
そのため、人々の独立への機運は高まるばかりである。
クリュセ
火星におけるアーブラウ領独立自治区。
現在の代表はクーデリアの父であるノーマン・バーンスタイン。
アーブラウから制限つきの自治権を獲得したが、現在は地球重視の政策に対しての不満が高まってきている。
そんな中にあって、革命の乙女とされるクーデリアの存在は、人々から絶大な支持を受けている。
技術・兵器
阿頼耶識システム(あらやしきシステム)
厄災戦時代のモビルスーツに採用されたシステム。
パイロットの脊髄にピアスと呼ばれる機具を埋め込み、それをモビルスーツの操縦席に設置された端子と接続する。
パイロットの脳神経とマシンが直結されることで、通常はディスプレイなどで得られる情報が直接、パイロットの脳に伝達され、マシンの機能性も飛躍的に向上する。
ただしまず、脊髄にピアスを埋め込む手術において、非常に高いリスクを伴う。また場所が場所だけに、失敗した際には命は勿論のこと、全身の機能が失われてしまう可能性もある。
そしてもうひとつ、パイロットに対しての負荷がかかりやすいと言うリスクも存在している。情報が直接、脳に流れ込んでくるため、その負荷に耐え切れなかったパイロットは意識を失ってしまったり、身体に障害が発生したり、最悪の場合には死に至ることもある。
こうした理由から、非人道的なシステムとして禁止されている。が、圏外圏においては不完全な形で、今もこれが横行している。
更にギャラルホルンも、マクギリス主導の下でこれを密かに研究、開発していた。
その結果、生み出されたのが、瀕死状態のアインを生体プログラムとして組み込んだマシン、グレイズ・アインである。
ダインスレイブ
特殊運動エネルギー弾を射出する大型レールガン。
レールガンとは、電磁誘導により物体を加速させ、打ち出す装置のことである。
少し難しいが、非常に大型でありながら高い機能性を持ち、かつ、攻撃力・殺傷能力が極めて高い弾丸と理解するとわかりやすい。
厄災戦後は非人道兵器としてギャラルホルンによって禁じられている。
しかしそのギャラルホルンが大量のダインスレイブを有している。
そしてその多くはアリアンロッドによって実戦投入される。
鉄華団もこのダインスレイブには苦しめられ、アリアンロッドによる総攻撃、それに対抗するしんがりをつとめた三日月と昭弘に致命傷を負わせたのも、ダインスレイブによる猛攻だった。
火星ハーフメタル(かせいハーフメタル)
火星で産出される希少金属。
電波障害を防ぐと言う性質上、非常に高い需要がある。
それ故、地球による搾取、そして安値での買取が横行しており、クーデリアはそうした現状を改善することが、火星住人の自立と独立の第一歩になると考えている。そのため、火星とアーブラウの間で結ばれた取引規制の解除のために地球に向かう、その護衛を鉄華団に依頼すると言うのが物語の始まりである。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主題歌
第1期 第1話~第13話のOP(オープニング)
Raise your flag/MAN WITH A MISSION
第1期、前半のオープニング曲はMAN WITH A MISSIONによる『Raise your flag』。
なお第1話ではエンディングとして使用されている。
どこか緊迫感を漂わせながらも疾走感あふれるメロディラインと、英語の歌詞、そして突き抜けるような解放感あるサビの部分が、戦わなければ生き抜くことができない少年たちの姿、あるいはそうした世界を的確に表現している。
MAN WITH A MISSIONは日本のみならず、世界でも支持を受けているロックバンド。
頭はオオカミ、体は人間と言う究極の生命体5人で活動している、と言う設定。
アグレッシブなライブは多くの者を魅了し、ライブイベントには引っ張りだこの存在である。
第1期 第14話~第25話のOP(オープニング)
Survivor/BLUE ENCOUNT
第1期、後半のオープニング曲を務めたのは BLUE ENCOUNT。
曲は『Survivor』。
曲名の『Survivor』は、直訳すると、生存者。
数多くの犠牲を生み出しながら、また自らも心身共に傷つきながら、それでも歩みを止めることなく生存者になるべく戦いに身を投じていく少年たちの姿を感じさせる曲となっている。
BLUE ENCOUNTは、日本のロックバンド。
黒縁眼鏡をかけているボーカル、田邊はライブ中、涙ながらに熱い思いを語ることも多い。
(ちなみに黒縁眼鏡には度は入っておらず、田邊はコンタクトを装着している)。
それがメディアに取り上げられ『号泣バンド』として紹介されたことで認知度が広がった。
まっすぐな歌詞と、ロックとポップが融合したメロディラインが人気である。
第2期 第26話~第38話のOP(オープニング)
RAGE OF DUST/SPYAIR
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機動戦士ガンダムは日本サンライズによって制作された矢立肇・富野喜幸(現:富野由悠季)原作のロボットアニメである。ガンダム以前のロボットアニメとは違い、重厚な人間関係や緻密なロボット設計で新たなロボットアニメとしてジャンルを築いた。ロボットアニメでありながら、戦争という環境に置かれた主人公アムロ・レイの成長を主軸に描かれているこの作品には数多くの名言が残されている。
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機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(Mobile Suit Gundam 0083)とは、1991年から1992年にかけて、全13話が製作されたOVAシリーズである。アムロ・レイの活躍によって終結した、『機動戦士ガンダム』の戦いの三年後を描く。本作の星の屑作戦によって地球にコロニーが落とされたことで、物語は『機動戦士Ζガンダム』へと続いていく。
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機動戦士ガンダム0083(Mobile Suit Gundam 0083)は、OVAとして発売されたアニメ作品である。1991年より全13話が発売、1992年にはOVAを編集した総集編が劇場公開された。地球連邦軍と、ジオン軍残党デラーズフリートとの戦いを描く。シリーズ作品である「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Ζガンダム」の間をつなぐ物語として制作され、両者の空白の期間を埋めるものとなっている。
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目次 - Contents
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の概要
- 物語の舞台
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場人物・キャラクター
- 鉄華団
- 三日月・オーガス(みかづき・オーガス/CV:河西 健吾・幼少期は諏訪 彩花)
- オルガ・イツカ(CV:細谷 佳正・幼少期は東内 マリ子)
- ビスケット・グリフォン(CV:花江 夏樹)
- ユージン・セブンスターク(CV:梅原 裕一郎)
- 昭弘・アルトランド(あきひろ・アルトランド/CV:内匠 靖明・幼少期は村中 知)
- ノルバ・シノ(CV:村田 大志)
- ヤマギ・ギルマトン(CV:斉藤 壮馬)
- タカキ・ウノ(CV:天﨑 滉平)
- ライド・マッス(CV:田村 睦心)
- チャド・チャダーン(CV:石谷 春貴)
- ダンテ・モグロ(CV:濱野 大輝)
- アストン・アルトランド(CV:熊谷 健太郎)
- ハッシュ・ミディ(CV:逢坂 良太)
- ザック・ロウ(CV:古川 慎)
- デイン・ウハイ(CV:木村 昴)
- ナディ・雪之丞・カッサパ(ナディ・ゆきのじょう・カッサパ/CV:斧 アツシ)
- メリビット・ステープルトン(CV:田中 理恵)
- デクスター・キュラスター(CV:江越 彬紀)
- クリュセ独立地区
- クーデリア・藍那・バーンスタイン(クーデリア・あいな・バーンスタイン/CV:寺崎 裕香)
- アトラ・ミクスタ(CV:金元 寿子)
- フミタン・アドモス(CV:内山 夕実)
- クッキー・グリフォン(CV:桑原 由気)/クラッカ・グリフォン(CV:千本木 彩花)
- 桜・プレッツェル(さくら・プレッツェル/CV:鈴木 れい子)
- ギャラルホルン
- マクギリス・ファリド(CV:櫻井 孝宏・幼少期は藤原 夏海)
- ガエリオ・ボードウィン(CV:松風 雅也・幼少期は藩 めぐみ)
- アイン・ダルトン(CV:内田 雄馬)
- クランク・ゼント(CV:間宮 康弘)
- カルタ・イシュー(CV:井上 喜久子)
- ラスタル・エリオン(CV:大川 透)
- イオク・クジャン(CV:島﨑 信長)
- ジュリエッタ・ジュリス(CV:M・A・O)
- 石動・カミーチェ(いするぎ・カミーチェ/CV:前野 智昭)
- テイワズ
- マクマード・バリストン(CV:石塚 運昇)
- ジャスレイ・ドノミコルス(CV:竹内 良太)
- タービンズ
- 名瀬・タービン(なぜ・タービン/CV:鳥海 浩輔)
- アミダ・アルカ(CV:田中 敦子)
- ラフタ・フランクランド(CV:日笠 陽子)
- アジー・グルミン(CV:國立 幸)
- その他の人物
- アグニカ・カイエル
- 蒔苗 東護ノ介(まかない とうごのすけ/CV:麦人)
- 昌弘・アルトランド(まさひろ・アルトランド/CV:山下 誠一郎・幼少期はLynn)
- イズナリオ・ファリド(CV:速水 奨)
- アルミリア・ボードウィン(CV:加隈 亜衣)
- ノブリス・ゴルドン(CV:長 克己)
- ガラン・モッサ(CV:三宅 健太)
- 登場機体
- ガンダム・バルバトス
- ガンダム・バルバトスルプス
- ガンダム・バルバトスルプスレクス
- ガンダム・フラウロス
- ガンダム・グシオンリベイク
- ガンダム・ヴィダール
- グレイズ・アイン
- ガンダム・バエル
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のあらすじ・ストーリー
- 第1期
- CGS編
- 鉄血編
- テイワズ編
- ブルワーズ編
- コロニー編
- 地球降下編
- 地球編
- 第2期
- 夜明けの地平戦団との戦い
- 地球支部からの撤退
- ハシュマルとの激闘
- テイワズからの離脱
- 革命軍への合流
- 敗北と逃走
- オルガの死
- 最後の戦いとその後の結末
- 作中用語解説
- 世界観・設定
- 厄災戦
- ヒューマンデブリ
- 勢力・組織
- クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)
- 鉄華団
- ギャラルホルン
- セブンスターズ
- 月外縁軌道統合艦隊アリアンロッド
- 革命軍
- 4大勢力
- アーブラウ
- テイワズ
- タービンズ
- 地名
- 火星(かせい)
- クリュセ
- 技術・兵器
- 阿頼耶識システム(あらやしきシステム)
- ダインスレイブ
- 火星ハーフメタル(かせいハーフメタル)
- 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主題歌
- 第1期 第1話~第13話のOP(オープニング)
- Raise your flag/MAN WITH A MISSION
- 第1期 第14話~第25話のOP(オープニング)
- Survivor/BLUE ENCOUNT
- 第2期 第26話~第38話のOP(オープニング)
- RAGE OF DUST/SPYAIR
- 第2期 第39話~第50話のOP(オープニング)
- Fighter/KANA-BOON
- エンディング
- 第1期 第2話~第13話、第21話のED(エンディング)
- オルフェンズの涙/MISIA
- 第2期 第14話~第26話のED(エンディング)
- STEEL-鉄血の絆-/TRUE
- 第2期 第27話~第38話のED(エンディング)
- 少年の果て/GRANRODEO
- 第2期 第39話~第50話のED(エンディング)
- フリージア/Uru
- 作中の名シーン・名場面
- 登場人物・キャラクターたちの死亡シーン
- フミタン・アドモス
- ビスケット・グリフォン
- カルタ・イシュー
- 名瀬・タービン/アミダ・アルカ
- ラフタ・フランクランド
- ノルバ・シノ
- 石動・カミーチェ
- オルガ・イツカ
- マクギリス・ファリド
- ハッシュ・ミディ
- 昭弘・アルトランド
- 三日月・オーガス
- 鉄華団の日常生活
- 作中の名言・名セリフ
- 「あの目に映る俺は、いつだって最高に粋がって、カッコいいオルガ・イツカじゃなきゃいけねぇんだ」
- 「生まれ変わりがホントか嘘かそれももうすぐ分かるよ…。先に確かめてくるね兄貴…兄ちゃん…」
- 「オルガ・イツカ。連れていってくれるんだろ?俺は次どうすればいいんだ?」「ああ分かったよ!連れてってやるよ!どうせ後戻りはできねぇんだ、連れてきゃいいんだろ!途中にどんな地獄が待っていようとお前を…お前らを俺が連れてってやるよ!」
- 「こんなの間違ってる!ビスケット君だってフミタンさんだってこんなの望んでない!絶対に間違ってる!間違ってるのに…どうしてなの?もう…何も…言えない」
- 「俺はお前に…フウカに… 出会わなければよかった。 ヒューマン・デブリは感情なんて 持ってたら生きていけない。 仲間が殺されても悲しんでたら潰される。 俺たちは自分の心を殺して生きてきたんだ。 なのに…なのに…本当に…お前らに… 出会わなければよかった…だって… 死にたくないって思いながら… 死ななくちゃいけないんだからな… でも…ありがとう………」
- 「生き残ってくれてありがとな」
- 「俺ら家族だろ?身内でどうとかピンと来なくてよ」「俺みてぇなの、好きになってくれる物好きもいてよぉ… ユージン、いろんなヤツがいるここが俺は好きだ。 守りてぇよ、鉄華団を」
- 「ならクーデリアさんも作りましょう、一緒に! 三日月の赤ちゃん!」
- 「けど今は…。俺にはオルガがくれた意味がある。なんにも持っていなかった俺のこの手の中に…こんなにも多くのものがあふれてる。そうだ、俺たちはもうたどりついてた…」
- 「なるほど」
- 「クーデリアさんがいつか言ってくれた。多くの世界を見て知識を深めることで自分の選択肢を広げられるって。俺分かってきた気がするんです」
- 「オルガ・イツカを覚えてますか?」「ああこっちも終わった」
- 作品の魅力
- 登場人物・キャラクターの個性
- モビルスーツ同士の戦闘
- 善悪の判断が付け辛い人間ドラマ