機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(逆シャア・CCA)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は富野由悠季による日本のアニメ映画。
宇宙世紀0093。新生ネオ・ジオン軍のアクシズ落とし計画を阻止しようと、全力をもって挑む連邦軍の特殊部隊「ロンド・ベル」。その中で、アムロ・レイとシャア・アズナブルという、『機動戦士ガンダム』シリーズきってのメインキャラクターが互いの信念をぶつけ合い、決着を迎えることとなる。
「νガンダムは伊達じゃない!」
アムロのνガンダムとシャアのサザビーが激突している最中、ブライトは作業用のプチ・モビルスーツ部隊を率いてアクシズ内にいくつもの爆薬を仕掛けていた。
そしてアムロとシャアの決着がついたころ、アクシズは2つに分割される。しかしシャアは笑っていた。アクシズの2つの破片のうち、後ろ半分は地球の重力にひかれて落ちると計算したためだった。
「貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」
アムロは、シャアのコックピットをアクシズに叩き付け、νガンダムを最大出力にしてアクシズの進路を変えようとする。
その行為に、連邦の他の部隊のモビルスーツや、さらには新生ネオ・ジオン側のギラ・ドーガまで加勢する。
「ロンド・ベルばかりにいい思いはさせませんよ!」
「地球がダメになるかならないかなんだ、やってみる価値はありますぜ!」
しかし幾つかの機体は摩擦熱とオーバーロードで自壊していく。
そんな中で、νガンダムから虹色の光が放たれた。その光は他のモビルスーツを弾き飛ばし、アクシズを包み込んだ。
その光を、シャアはサイコ・フレームに多くの人々の意思が共振した現象と見た。不安を感じさせない、むしろ暖かさを感じさせる光だった。
その中でも、シャアは「この暖かさをもった人類が地球を破壊する」と主張し続け、アムロは「世界に人の心の光を見せなければならない」と返した。
2人の男は分かり合うことはなかった。
その一方で、撃墜されたチェーンが持っていたサイコ・フレームに導かれるようにして、アクシズの破片は地球を離れた。
ブライトはそれを見て一言「奇跡だ……」と呟く。
そして、地球では新たな命が生まれていた。そこからスタッフロール、主題歌の「BEYOND THE TIME~メビウスの宇宙を超えて~」と続き、終焉する。
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目次 - Contents
- 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の概要
- 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のあらすじ・ストーリー
- 主な登場人物・キャラクター
- アムロ・レイ(CV:古谷徹)
- シャア・アズナブル(CV:池田秀一)
- ブライト・ノア(CV:鈴置洋孝)
- ララァ・スン(CV:潘恵子)
- ナナイ・ミゲル(CV:榊原良子)
- クェス・パラヤ(CV:川村万梨阿)
- ハサウェイ・ノア(CV:佐々木望)
- ギュネイ・ガス(CV:山寺宏一)
- チェーン・アギ(CV:弥生みつき)
- ケーラ・スゥ(CV:安達忍)
- ベルトーチカ・イルマ
- 登場するモビルスーツ・モビルアーマー
- RX-93 νガンダム(ニューガンダム)
- MSN-04 サザビー
- RGZ-91 リ・ガズィ
- RGM-89 ジェガン
- AMS-119 ギラ・ドーガ
- MSN-03 ヤクト・ドーガ
- NZ-333 α・アジール(アルバ・アジール)
- 見どころ
- アムロとシャアの決着
- 「νガンダムは伊達じゃない!」