トイ・ストーリー3(Toy Story 3)のネタバレ解説・考察まとめ

ピクサーによる生きたおもちゃの物語3作目です。おもちゃで遊ばなくなったアンディと、遊んでほしいおもちゃたち。大学に同行するカウボーイ人形のウッディ以外は、捨てられたと思い込んで保育園に寄付される道を選びます。そこが、おもちゃの楽園に見せかけた地獄だとも知らずに。容赦ない展開と冒険に手に汗握る、それでいて爽快にして感動の物語です。ジョン・ラセター製作総指揮、リー・アンクリッチ監督。

トリケラトプスの人形で、女の子。コンピュータが使え、アンディの家との距離を割り出します。別の恐竜のおもちゃとチャットを行っているようですが、そのことに関しては何故か慌てていました。エンディングでレックスと一緒にコンピュータゲームに興じるシーンが描かれます。

お豆三兄妹(CV:アンナ・クローバー/チャーリー・ブライト/ブリアンナ・メイワンド)(日本語版CV:大谷咲季/松本航輝/古口孝子)

出典: twitter.com

鞘入りのえんどう豆人形。三粒入っており、一人だけ男の子で、他二人は女の子。ウッディがカウボーイハットをかぶっていないからと「偽者」呼ばわりしました。

トトロ

ある意味夢のコラボ。

ジブリアニメ『となりのトトロ』のキャラクター人形。
ジョン・ラセター監督がジブリアニメが好きで、自信を失くした時などに見るようにしているだけでなく、ジブリ、ピクサーという会社ぐるみでの付き合いもあるそうで、宮崎駿監督により「おもちゃでの出演ならいいですよ」と許可が下りました。権利の関係と、元のトトロの声を担当していた高木均氏が亡くなっていたため、セリフはありません。

人物

アンディ(CV:ジョン・モリス/小野賢章/少年時代:チャーリー・ブライト/石坂虝流)

出典: kaigai-ootd.com

ウッディたちの持ち主。二作目まではあどけない少年で、独自の設定やストーリーを盛り込んだ人形劇のような遊びを得意とし、ウッディ、バズがヒーローとして悪を退治する遊びを展開していました。今作では17歳になり、大学進学を控えた姿で登場。
おもちゃで遊ばなくなって久しく、ウッディの作戦でおもちゃ箱を開け、おもちゃを持つ所まで行くものの、童心に帰り遊ぶには至らず。
ガラクタと言いながら愛着はあるようで、誰かにあげるかと聞かれた際は拒み、ウッディだけを連れて行って他は屋根裏にしまおうと考えていました。
ラストで箱に貼られたメモに従い、ボニーの家に行って自分のおもちゃたちを譲渡。箱に入れた覚えのないウッディに驚いて手に取り、ボニーから庇うような素振りを見せながらも、「ウッディは覚えていないくらい小さなころから友達だった。彼のいい所は友達を見捨てたりしない所」と語り、「ウッディとも遊んでくれるかい?」と渡しました。
別れの儀式のごとく、ボニー、おもちゃたちと遊び、去っていきます。ノベライズ版によると、ウッディを部屋の棚に飾っておくつもりだったらしく、ほこりまみれになるよりはと託したようです。

アンディのママ(CV:ローリー・メトカーフ/小宮和枝)

アンディの母。大学入学を控えた息子を前に荷物をまとめるよう厳しめに言いますが、殻になった部屋を見て息子の巣立ちを実感、涙ぐんでいました。「離れるだけで、別れじゃないよ」と息子に励まされます。

モリー(CV:ハベアとリス・ミラー/きゃさりん)

アンディの妹。前作までは赤ん坊でしたが、今作では10才になっています。おませな性格で、兄がまだおもちゃを持っていることを茶化す一方、「大学に行ったらお兄ちゃんの部屋は私が使う」「パソコンちょうだい」とちゃっかりした面も覗かせました。兄に比べておもちゃに対する愛着はなく、寄付用の箱にあっさりとバービー人形を放り込みます。

ボニー(CV:エミリー・ハーン/諸星すみれ)

出典: twitter.com

アンディの家の近所に住む少女で、保育園児。木に引っかかっていたウッディを見つけて家に持ち帰り、彼に久しぶりの遊びの喜びを味わわせました。アンディ以上に想像力や創意工夫に富んだ遊び方をします。ボニーがおもちゃを大事に扱うことを知っていたウッディにより、アンディのおもちゃを全て譲られました。

デイジー

ロッツォ、ビッグ・ベビー、チャックルズの元の持ち主。三体共大事にしていましたが、ロッツォは格別で、チャックルズが言うには「あんなに仲のいい子供とおもちゃは他にいない」とのこと。「ずっと一緒だよ」と書かれたハート形の名札をビッグ・ベビーの首元にかけていました。ドライブピクニックの際三体を連れて行きますが、昼食の後眠ってしまい、両親はおもちゃのことまで気にかけていなかったようで結果三体は置き去りとなったのです。

見所

アンディのお遊びがアニメ化

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