小説『流星ワゴン』のあらすじ・ストーリーをネタバレありで紹介!西島秀俊・香川照之の主演でドラマ化

本記事では2015の冬に放送されたドラマ『流星ワゴン』の原作小説の内容を、ネタバレを含めてまとめて紹介している。原作者は重松清で、2001年1月号から12月号まで月刊小説誌『小説現代』に連載されていた。主人公は息子の家庭内暴力、妻の浮気、自身のリストラなど様々な不幸な出来事に苦しむサラリーマン男性である。

●ドラマ
2014年秋ドラマ情報まとめ!連続テレビ小説『マッサン』など
https://renote.net/articles/123360
2015年に放送された冬ドラマの情報まとめ!曜日ごとにわかりやすく紹介
https://renote.net/articles/104940

●アニメ
2016年に放送された夏アニメの情報まとめ!放送局ごとにわかりやすく紹介
https://renote.net/articles/100997
2015年に放送された冬アニメの情報まとめ!放送曜日ごとにわかりやすく紹介
https://renote.net/articles/125086

renote.net

小説 流星ワゴン

出典: www.amazon.co.jp

流星ワゴン 重松 清 著

家族小説の新境地。直木賞受賞後初の長篇。ひきこもり、暴力をふるう息子。浮気を重ねる妻。会社からはリストラ寸前…死を決意した37歳の僕は、死んだはずの父子が運転する不思議なワゴン車に乗り込んだ

ja.wikipedia.org

bookmeter.com

ストーリー

主人公の永田一雄の前に、1台のワゴン車が止まったことからこの物語は始まる。ワゴン車には橋本義明・健太親子が乗っており、彼らはなぜか永田の抱えている問題をよく知っていた。
永田の家庭は崩壊寸前。妻の美代子はテレクラで男と不倫を重ね、息子の広樹は中学受験に失敗し家庭内暴力をふるう。永田自身も会社からリストラされ、小遣いほしさに、ガンで余命いくばくもない父親を訪ねていくようになっていた。「死にたい」と漠然と考えていたとき、永田は橋本親子に出会ったのだ。橋本は彼に、自分たちは死者だと告げると、「たいせつな場所」へ連れて行くといった。そして、まるでタイムマシーンのように、永田を過去へといざなう。

小説の設定は、冒頭から荒唐無稽である。幽霊がクルマを運転し、主人公たちと会話する。ワゴン車は過去と現在とを自由に往来できるし、死に際の父親が主人公と同年齢で登場し、ともに行動したりするのだ。

過去にさかのぼるたびに、永田は美代子や広樹がつまづいてしまったきっかけを知ることになる。何とかしなければと思いながらも、2人にうまく救いの手を差し伸べられない永田。小説の非現実的な設定と比べて、永田と家族のすれ違いと衝突の様子は、いたくシビアで生々しい。

永田は時空を越えて、苦しみながらも毅然と家族の問題解決に体当たりしていく。その結果はけっきょくのところ、家族が置かれた状況のささいな改善にとどまるだけでしかない。それでも死にたがっていた男は、その現実をしっかりと認識し生きていこうとする。「僕たちはここから始めるしかない」という言葉を胸に刻んで

登場人物

永田一雄
本作の主人公、38歳。人生をやり直していく内に、自分が知らなかった様々な事を知る事になる。
永田忠雄
一雄の父親。瀬戸内海近辺の病院で入院している。金融業を営んでいたが、今は長女の夫の伸之に任せている。ひょんな事から、38歳の姿で一雄の前に現れる。愛称は「チュウさん」。記憶も38歳までしかない。
永田美代子
一雄の妻。一雄に離婚を申し出る。
永田広樹
一雄の息子。中学受験に失敗し、そのせいでイジメにあって引きこもりになる。
智子
一雄の妹。地元に残って忠雄の面倒を見ている。
伸之
智子の夫。忠雄に代わって会社をきりもりしている。
橋本義明
5年前に自身が運転する車で交通事故を起こして死亡した。健太の義父。生きていれば、一雄と同い年。
橋本健太
5年前に義明が運転する車に乗り、交通事故で死んでしまった。母親に逢いたがっている。

流星ワゴン ネタバレ

出典: www007.upp.so-net.ne.jp

車で数分も走れば神奈川県に入る。東京の西の外れ。ニュータウンと呼ぶほどには規模の大きくない
住宅街だ。駅から我が家までは、急な坂を上って徒歩15分。昼間の仕事でかろうじて残った
体力と気力は、たいがいこの坂で力尽きる。

この一節で、素晴らしく簡潔に主人公の環境が伝わってくる。
38歳。上京して結婚。ひとりの子供。

予測もしないリストラ。子供の頃から折り合いの悪い田舎の父親は末期癌。
こどもは中学受験に失敗し、地元の中学に通うもいじめられ、不登校になり、
あげくには家庭内暴力。そして妻はテレクラで数え切れないほどの男と肌をあわせる。

死んじゃってもいいかなぁ、もう…。

死のう、と決めるほどの気力もなく、駅前のベンチに座り込んだ一雄の前に
一台のワゴンが停まる。
ワインカラーのオデッセイだ。

「遅かったね。早く乗ってよ。ずっと待ってたんだから。」

そしてワゴンは光に包まれて闇の中へ滑り出す。

過去へ。

たちかえらねばいけない場面へ。

やりのこした事があるはずの場面へ。

そして目の前には一雄を「カズ」と呼ぶチュウさんが現れる。一雄と同い年の父親、忠雄である。
オデッセイを運転するのは、「橋本さん」
5年前、一雄も目にとめた新聞記事の中の人物。「間抜けで哀れな父親」だった。

子連れの女性と再婚し、息子の義理の父親になった橋本さんは、息子となんとかうまく
やっていこうと一念発起して車の免許をとる。
その息子の健介くんを乗せて初めてのドライブで景色に気をとられ、対向車線の
トラックと衝突。父親と息子は即死だった。

そして、その後、こうやってワゴン車を運転しながら、死に関わり合いのある人たちを
乗せては、過去へ舞い戻り…舞い戻っては…。

もうすでに死んでしまった橋本さんと健介くん。
そしてまもなく死期を迎える忠雄と一雄。
そしてその一雄と息子の広樹。

この3つの親子の物語が切なく、入り交じりながら絡み合う。
時代を越え、父の昔の姿であるチュウさんとの会話。

「こどもがかわいくない親なんているもんか」

そんなセリフがどこか遠くの方から耳の奥でこだまする。

「あぁ、もしもあの時こうしていれば…」
という場面にオデッセイは走る。
しかし、結局同じ場面に立ち戻っても結果は同じ…。

そんな胸の痛い哀しみ。

方言まるだしのチュウさんと健介くんの無邪気な絡み。
未来がわかっていながら子供の心をつかみきれない一雄。

そして健介を成仏させてやりたいと願う橋本さん。

切ないファンタジーをファンタジーらしくさせているのは、その
対局にあるリアリズムだ。

少しずつやり直せる事を確信する一雄。
本当に少しずつなのだ。

そして、一雄は「サイテーでサイアクの現実」に戻っていく。
それでも愛する者と生きる事を選択したのだ。

生きることはつらい。生き続ける事はもっとつらい。
読み終えて3時か3時半くらいだったろうか…。
ギンギンに目がさえてしまって眠れなかった。

方言まじりのチュウさんの声が耳にこびりつく。

「橋本さんよ。教えてくれぇな。カズの生き死には誰が決めるんな。神さんか。仏さんか。」
「どげなことでもしますけん、カズを死なさんといてつかぁさい。
ワシの大事な息子なんですわ、カズは…」

流星ワゴン ネタバレ (2つめ)

出典: d.hatena.ne.jp

優しくて少し痛い、父と息子の話だった。
大人なら誰でもひとつふたつ思い当たる、ちいさな後悔。そのちいさな後悔が少しずつ蓄積されて、いつの間にか大きく道を違ってしまうのかもしれない。そのときは、自分なりに最善を尽くしたつもりだったのに…。この小説は、そんな後悔を一つずつ“やり直して”いく物語である。
人生は自分次第でいつでも変えられる-。使い古された言葉だが、そう思える作品だった。

永田一雄は、死んでもいいかなと思っていた。死にたい、ではなく死んでもいい。これは、同じように聞こえて全く違う意味の言葉だ。積極的に人生を終わらせてしまいたい訳ではないのだが、この先の人生に対する希望は一切ない。これからの自分に良い未来が待ち受けているはずがない、という絶望に似た状態。ともすれば、「死にたい」と願うよりもネガティブな考え方かもしれない。
妻は外泊ばかりで家に寄り付かなくなり、中学生の一人息子は不登校状態で、家庭内暴力はひどくなる一方。もう死んでもいいと考えていた折、一台のワゴン車に導かれる。その運転席と助手席には、五年前に交通事故死した父子が座っていた。主人公の永田一雄と、病院で危篤状態にある父親の忠雄。一雄と、息子の広樹。そして不思議なワゴンを運転する、橋本義明と息子の健太。この物語は、三組の父と息子それぞれの後悔を描いている。

ワゴンに乗って夜のドライブを続け、やがて朝がくると一雄は「たいせつな場所」へ行くことになる。たいせつ、とは人生の分岐点の事で、つまりは後悔の残る過去の記憶である。家族がバラバラになってしまったあとだから分かるウィークポイントを「やり直す」ことになるのだ。本編中でも引き合いに出されているが、映画「バックトゥーザフューチャー」の設定に似ている。しかし決定的に違うのは、あくまで“タイムスリップ”ではなく“やり直し”というところにある。やり直しの世界は現実とは少し別のもので、たとえやり直しの世界で何らかのアクションを起こしたり、人と関わりを持ったとしても、それは現実の世界に反映されることはなく、人の記憶にも残らないらしい。
いくらやり直しても、現実の世界で家族が幸福に転じる訳ではない。では、なぜやり直さなければならないのか。
それはきっと、一雄本人だけのためなのだ。「あの時こうしていれば」という後悔を、実際に実行してみる。少しの行動で今を変えることが出来たかもしれないという、いわば確認作業である。一雄は合計三回、やり直しの世界へ行くことになる。後悔とは生きている限りどんどん増えて蓄積されていくものだが、逆に言えばそれは、未来を変えることの出来る分岐点は生きている限り何度でもあるということなのだ。「たいせつな場所」へ行くことは、一雄にそのことを教えたのではないかと思う。

やり直しの世界では何故か、一雄と同い歳である三十八歳の父親と出会う。父親の忠雄は自分の事を「チュウさん」と呼ばせ、一雄を朋輩だと言う。不仲になる前の、幼い自分しか知らない父との対面。一雄にとって、現実の父親と三十八歳の「チュウさん」のイメージは微妙に異なり、同一人物とは思い難かった。
当たり前の事だが、親と子の年齢差は永遠に縮まらない。子は常に下から見上げる格好になるので気付きにくいが、親もまた子供との付き合い方に悩んだり迷ったりしながら少しずつ、「親」として形成されていくものなのかもしれない。同い歳の親とは、まだ自分の知る親になる過程の状態であり、その分印象がかけ離れて感じるのだろう。
「どんなに仲の悪い親子でも、同い歳で出会えたら、絶対に友だちになれるのにね」
責任感や上下関係を排除して、人間同士として親と子が向き合えたとしたら、きっと分かりあえないはずはない…ということだろうか。どんな確執があったとしても、心の底から嫌いあっている親子などいないのだから―。

大嫌いになるはずの父親であるチュウさんとの交流、そして五年前に死んでしまった橋本親子のお互いを思いやる気持ちにふれて、やがて一雄は生きる意欲を取り戻していく。ワゴンを降りて帰った現実の世界では、家族は最悪の状態のままであった。それでも一雄は、今度は“やり直し”ではなく、今この瞬間から未来を“変える”べく、新しい一歩を踏み出し始める。
都合良くまとまり過ぎておらず、しかしながら希望ある将来を予感させることが出来る。丁度良いバランスの結末だと感じた。

ただ一つ言うとすれば、健太が成仏する、しないのシーンは、よく分からなかった。父親は自分の事を忘れて成仏することが息子の幸せだと信じているが、息子は父と離れたくないと思っている。健太が意図的に父の元へ戻ると決めたのか、父と一緒に居たいという思いが未練となって成仏できなかったのか。そこは判然としないし、ずっと健太が成仏して生まれ変わることだけを願っていた様子の父が、戻ってきた息子をあっさりと受け入れてしまうのもなんだか腑に落ちない。親子の愛情は感じたし、そこは感動的なのだが、「うーん…コレでいいのかなぁ」と釈然としないものが残ってしまった。

程度の違いはあれ、どんな人でも感動出来る作品だと感じた。文体も読みやすく、親子というテーマも取っ付きやすい。もし両親が読んだらどんな感想を持つのだろう?と、少し想像した

物語のラストは、上記文章(2つのネタバレ)にあるように
主人公は過去のやり直しではなく、家族は最悪の状態のままであった現実世界で生きていくことを選び、今の未来を少しでも変えようと新しい1歩を歩み出します

fashionomega
fashionomega
@fashionomega

Related Articles関連記事

20世紀少年(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

20世紀少年(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。 コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。

Read Article

Dolls ドールズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Dolls ドールズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Dolls(ドールズ)』とは、2002年公開、北野武が監督を務めた日本のラブストーリー映画である。 北野武監督第10作目。人形浄瑠璃『冥途の飛脚』をモチーフに3つの物語から構成される。 青みがかった色彩のキタノブルーで知られる北野武監督だが、本作ではさまざまな色彩に満ちた映像になっていることが話題になった。 第59回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門正式出品作。衣装を山本耀司、音楽を久石譲が手がけた。 キャッチコピーは「あなたに、ここに、いてほしい。」である。

Read Article

HERO(2007年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

HERO(2007年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「HERO」とは2007年9月8日に公開された日本の映画作品。2001年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の映画版。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2007年の日本映画興行収入第1位 (81.5億円)を記録した。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が傷害致死事件を通して大物代議士の疑惑に関わることになる。

Read Article

半沢直樹(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

半沢直樹(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。

Read Article

シン・ウルトラマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シン・ウルトラマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。

Read Article

ゴールデンスランバー(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴールデンスランバー(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。

Read Article

アンフェア(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アンフェア(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アンフェア』とは、2006年にフジテレビ系列で放送が開始された、女性が主人公のハードボイルド系の刑事ドラマ。硬派なストーリー展開が特徴である。主人公の女性刑事・雪平夏見(ゆきひらなつみ)が、刑事だった父が殺害された事件の真相を追いつつ、数々の難事件を解決していく姿を描いた。テレビドラマ放送終了後も幅広い層から高い人気を集め、スピンオフも含めてスペシャルドラマ4作品と映画3作品が公開された。原作は奏建日子の『推理小説』。主人公の雪平夏見役を篠原涼子が演じた。

Read Article

蛇のひと(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

蛇のひと(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2010年3月7日に「ドラマW」でテレビ放送され、同年9月25日より角川シネマ新宿ほかで1週間限定で劇場公開されたサスペンスドラマ。会社の金を横領した疑いをかけられ行方不明になっている今西。同僚の三辺が居所を探るうちに彼の意外な姿が露わになっていく。ギャラクシー賞テレビ部門2010年3月度月間賞受賞。2009年3月に受賞した『第2回WOWOWシナリオ大賞』受賞作品を三好晶子脚本で映像化した。

Read Article

99.9-刑事専門弁護士-(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

99.9-刑事専門弁護士-(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『99.9-刑事専門弁護士-』とは嵐の松本潤が主演のTBSのテレビドラマである。『SEASON I』に引き続き、続編として『SEASON II』が放送された。物語は「99.9%有罪でも0.1%に真実が隠れているかもしれない」という考えを持つ弁護士の深山大翔が、事件の検証や調査をして真実を追求する。松本潤の他に香川照之、榮倉奈々、木村文乃などの俳優がドラマ出演している。IとIIの放送が終わった後にSPドラマの制作や映画化もされている。

Read Article

嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

嫌われ松子の一生(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。

Read Article

小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『小さな巨人』とは、警察組織と戦いながら事件解決をしていく、エンターテインメントドラマである。優秀な刑事・香坂真一郎(こうさかしんいちろう)が所轄に異動になり、警察の上層部と戦いながら、所轄の刑事と共に事件解決をしていくストーリー。主演の長谷川博己の他に、岡田将生、安田顕、芳根京子、香川照之らがドラマ出演している。プロデューサーは伊與田英徳たち、脚本は丑尾健太郎たちが担当した。キャッチコピーは「敵は味方のフリをする」であり、警視庁と所轄の確執や警察内部の裏切者など、警察同士の戦いが描かれている。

Read Article

六本木クラス(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

六本木クラス(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『六本木クラス』とは2022年に日韓共同プロジェクトによって製作された日本のドラマ。2020年に韓国で放送された『梨泰院クラス』のリメイク作品で、主演を竹内涼真が務めた。主人公の宮部新は交通事故によって父親を亡くす。しかし事故は大手外食チェーンの長屋ホールディングスの息子・長屋龍河が起こしたもので、その不祥事が明るみに出ないよう、父・長屋茂によって真実は隠蔽された。新は復讐を誓い、長屋ホールディングスを潰してのし上がる計画を立てる。数年後、飲食店の経営者となった新は下剋上に挑む。

Read Article

鍵泥棒のメソッド(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鍵泥棒のメソッド(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鍵泥棒のメソッド』とは、2012年に公開された日本映画で、監督と脚本は内田けんじ。仕事も無くうだつの上がらない生活をしていた桜井武史は、たまたま入った銭湯で身なりの良い山崎信一郎と入れ替わることに成功する。しかし山崎は裏の仕事を請け負う便利屋であることがわかる。桜井は記憶をなくした山崎や結婚相手を探す真面目な雑誌編集者の水嶋香苗を巻き込み、危険な仕事へと足を踏み入れていってしまう。この物語は人生の進路を見失った大人たちが、次第に生きる希望を見つけていくヒューマンコメディとなっている。

Read Article

るろうに剣心(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

るろうに剣心(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『るろうに剣心』(るろうにけんしん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。人斬りとして刃を振るった過去を悔いる剣士が、明治という時代の中で弱者を守るために戦う様を描いている。原作の派手なアクションを可能な限り再現しており、漫画原作映画の中でも傑作の1つとされている。 伝説の人斬り緋村剣心は、維新の成立と共に仲間たちの前から姿を消し、贖罪の旅を続けていた。ある時彼は神谷薫という少女と出会い、彼女の道場が“偽者の緋村剣心”に苦しめられていることを知る。

Read Article

シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ

シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ

禍威獣(かいじゅう)とは、『シン・ウルトラマン』に登場する敵性大型生物。ある時を境に日本各地に出現するようになり、多大な被害を生み出した。その姿は爬虫類のようなものから鳥に似たもの、巨大な植物まで多種多様。既存の生態系から完全に独立した生物であり、放射性物質を食べたり破壊光線を発したりと個々が地球の常識では考えられない能力を秘めている。 その正体は、外星人こと地球外の知的生命体が、人類発祥以前に後に日本となる土地に不法投棄していった生物兵器。日本にしか出現しないのもこれが理由である。

Read Article

天体制圧用最終兵器ゼットン(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

天体制圧用最終兵器ゼットン(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

天体制圧用最終兵器ゼットンとは、『シン・ウルトラマン』に登場する、一兆度もの火球を放ってその星系ごと天体を消滅させる光の星の兵器。元ネタは『ウルトラマン』の最終話に登場し、ウルトラマンを敗北に追い込んだ怪獣ゼットンである。 「地球人の生物兵器としてのポテンシャル」を“宇宙の将来的脅威”と判断した光の星の決定を受け、ゾーフィによって地球に持ち込まれる。同族たちの決定に1人反発したウルトラマンと戦い、これを造作も無く一蹴する強さを見せつけた。『シン・ウルトラマン』の実質的ラスボスである。

Read Article

ウルトラマン/リピア(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウルトラマン/リピア(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウルトラマン/リピアとは、『シン・ウルトラマン』の登場人物で、同作の主役でもある巨大人型外星人。ウルトラマンは地球でつけられた名称で、リピアが同族間で用いる本名である。 禍威獣の出現に合わせて地球に来訪し、外星人の遺物であるこれらを撃破する。しかし初戦闘時にアクシデントから禍特隊の神永新二の命を奪ってしまい、“肉体を融合する”という方法で彼を救う。その後は普段は神永として行動しつつ、彼が見せた「自分より弱い者を命懸けで守る」という行動の意味を調べ、地球人について学んでいった。

Read Article

ゾーフィ(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゾーフィ(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゾーフィとは、『シン・ウルトラマン』の登場人物で、ウルトラマンと同じ天体出身の外星人。 彼らの出身地は「光の星」と呼ばれており、個々の高い戦闘力と優れた科学力を用いて宇宙の調停者として振る舞っている。地球人の生物兵器としての高いポテンシャルが明らかとなった時、光の星はこれを“全宇宙の知的生命体にとっての将来的な脅威”と見なして滅ぼすことを決定する。そのために地球を訪れるも、なんとしても地球人を守らんとするウルトラマンと決裂。最後は地球人の生物兵器として以外の可能性を認め、地球を去った。

Read Article

神永新二(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

神永新二(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

神永新二(かみなが しんじ)とは、『シン・ウルトラマン』の登場人物で、禍威獣特設対策室専従班の作戦立案担当官にしてウルトラマンをその身に宿す青年。 元公安課の刑事で、その職務上当然ではあるが前歴には明かされていない情報も多い。寡黙で実直、合理性を重んじる性格ながら、同時に自らを犠牲にしてでも弱者を救おうとする高潔な意志を併せ持つ。ウルトラマンが地球に来訪した際、その着地の衝撃から子供を守ろうとして命を落とすも、彼のこの行動がウルトラマンと人類の運命を変えていくこととなった。

Read Article

メフィラス(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

メフィラス(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

メフィラスとは、『シン・ウルトラマン』の登場人物で、地球に潜伏して暗躍する外星人。 腹黒い一方で、振る舞いは紳士的。ウルトラマンがやってくる前から地球で活動しており、自らを「外星人0号」と名乗って禍特隊に接触。地球人そのものが禍威獣や外星人の脅威に対抗する術を持つ必要があると説き、日本政府に対して技術供与を申し出る。しかし裏では地球人の潜在的な戦闘能力に目を付けており、これを生物兵器に仕立てて売りさばくことを計画していた。この陰謀を見抜かれて、ウルトラマンと敵対することとなる。

Read Article

浅見弘子(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

浅見弘子(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

浅見弘子(あさみ ひろこ)とは、『シン・ウルトラマン』の登場人物で、禍威獣特設対策室専従班の分析官。突如出現して禍威獣を撃破していった“銀色の巨人”の調査のために物語途中で禍特対に加わり、彼に「巨大人型生物ウルトラマン」という名称をつける。 頭脳明晰かつ明朗快活な才媛で、禍特対では新入りの立場ながら歯に衣着せぬ物言いで周囲に意見する。同僚の神永にウルトラマンが融合していることを知らないまま彼とバディを組み、“地球人とはどういう生き物か”のもっとも身近な実例として様々な気付きを与えていく。

Read Article

ザラブ(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ザラブ(シン・ウルトラマン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ザラブとは、『シン・ウルトラマン』の登場人物で、地球人を「地球の害獣」と見なして絶滅させることを目論む外星人。 「体の前半分の皮膚以外が透明」という奇怪な姿をしている。電子機器を操る生体器官を有しており、外見をまったく別のものに変える擬態能力を持つ。ウルトラマンこそは自身の計画の最大の障害だと判断し、禍特隊の神永新二と融合していた彼を監禁する一方、自身はウルトラマンの姿になって都市を攻撃。人類の間に疑念と互いへの敵意を植え付けて大戦争を巻き起こそうと画策した。

Read Article

ドラマ 『流星ワゴン』のキャスト・あらすじ・感想を紹介!西島秀俊・香川照之が出演

ドラマ 『流星ワゴン』のキャスト・あらすじ・感想を紹介!西島秀俊・香川照之が出演

本記事では2015年の冬に放送されていたドラマ『流星ワゴン』のキャスト・あらすじ・感想などをまとめて紹介している。これは重松清による同名の長編小説を原作としており、リストラや家庭内暴力などが原因で死を考えていた主人公が1台のワゴン車で人生のターニングポイントとなる場面を旅するという、SFテイストのヒューマンドラマだ。

Read Article

【福山雅治】芸能人がタバコを吸ってる画像と銘柄まとめ!【藤原竜也 など】

【福山雅治】芸能人がタバコを吸ってる画像と銘柄まとめ!【藤原竜也 など】

俳優、女優、ミュージシャン、ジャニーズ、お笑い芸人とタバコを吸っている画像と愛煙している銘柄をまとめています。福山雅治や藤原竜也など人気芸能人ばかりなのでぜひ最後までご覧ください!福山雅治は、日本のシンガーソングライター、俳優。所属事務所はアミューズ。所属レコード会社はユニバーサルミュージック。公式ファンクラブは「BROS.」。

Read Article

「MOZU」のあらすじ・キャストをまとめて紹介!西島秀俊・長谷川博己・真木よう子などが出演する名作刑事ドラマ!【ネタバレ注意】

「MOZU」のあらすじ・キャストをまとめて紹介!西島秀俊・長谷川博己・真木よう子などが出演する名作刑事ドラマ!【ネタバレ注意】

2014年の木曜ドラマ枠で放送された『MOZU』。原作は小説で、その内容がハードであることから「映像化は不可能」といわれ続けてきたのですが、様々な努力の甲斐あってドラマ化が実現しました。あらすじ・ストーリーや、キャスト情報などを掲載しているので、まだ見ていない方はチェックしてみてください。ネタバレツイートもあるので注意です!

Read Article

日本のおじさん俳優のクオリティが高すぎる!【西島秀俊・竹野内豊など】

日本のおじさん俳優のクオリティが高すぎる!【西島秀俊・竹野内豊など】

ただでさえイケメンなのに、若い頃にはなかった渋さや色気が加わり、ますます魅力を増す日本のおじさん俳優。そのクオリティが高すぎると話題に!年を取ってもオシャレで清潔感があり、様々な人生経験を経て包容力やユーモアにも溢れる…そんな40代以上のかっこよすぎるイケオジ俳優の画像をまとめました。

Read Article

【中居正広】芸能人の結婚条件のハードルが高すぎて話題!厳しすぎる内容とは?【西島秀俊】

【中居正広】芸能人の結婚条件のハードルが高すぎて話題!厳しすぎる内容とは?【西島秀俊】

結婚とは人生の中でも特に大きなイベント。赤の他人だったパートナー同士が生涯を添い遂げるには、相手もそれなりに慎重に選びたいし、理想というものもある。ただその理想が高すぎるとなかなか結婚見つからないという事態に陥る。かと言って妥協して結婚相手を選べば、価値観の相違や生活時間のすれ違いから離婚を招くことになる。多忙な芸能人はパートナーの仕事への理解がなければ結婚も難しい。しかし西島秀俊や中居正広のように、逆に結婚条件のハードルが高すぎるのでは、という芸能人も多数存在している。

Read Article

2014年下半期に結婚・離婚・熱愛・破局した芸能人まとめ【西島秀俊 など】

2014年下半期に結婚・離婚・熱愛・破局した芸能人まとめ【西島秀俊 など】

1年を通して話題に事欠かない芸能ニュース。結婚や離婚、熱愛に破局。芸能人達の浮世話が日々報道される。2014年もたくさんのニュースがありました。西島秀俊と一般人女性の結婚、辻仁成と中山美穂の離婚、竹野内豊と倉科カナの熱愛、新井浩文と二階堂ふみの破局。この記事では2014年の下半期に話題になった芸能人の恋バナに関する話題をまとめた。

Read Article

【鍵泥棒のメソッド】存在感は主役級!?香川照之の怪演がすごい映画5選【キサラギ】

【鍵泥棒のメソッド】存在感は主役級!?香川照之の怪演がすごい映画5選【キサラギ】

香川照之といえば、映画やドラマの中で脇役として活躍することが多い俳優ですよね。ところが、それらの作品のフタを実際に開けてみると、香川照之がもはや主役を食ってしまうかのような怪演でバツグンの存在感を示しています。この記事では、そんな彼の活躍を目にすることのできる映画についてまとめました。実際観てみたら、主演俳優よりインパクトあるかも!?

Read Article

【スタジオジブリ】鈴木敏夫が映画『ストロベリーナイト』に出演した西島秀俊の演技を絶賛!

【スタジオジブリ】鈴木敏夫が映画『ストロベリーナイト』に出演した西島秀俊の演技を絶賛!

本記事では、ラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』のなかで、鈴木が映画『ストロベリーナイト』に出演していた西島秀俊の演技を絶賛していたという話題をまとめて紹介している。2週連続で鈴木のラジオ番組に出演した西島は、初対面にもかかわらずアニメや映画の話題で大いに盛り上がる。そんな中で鈴木は、『ストロベリーナイト』で西島が演じた刑事の菊田が「映画の中で一番目立ってた」と絶賛したのだった。

Read Article

西島秀俊の画像まとめ!『流星ワゴン』の橋本義明役や 『MOZU』の倉木尚武役で話題

西島秀俊の画像まとめ!『流星ワゴン』の橋本義明役や 『MOZU』の倉木尚武役で話題

本記事では俳優・西島秀俊の画像をまとめて紹介している。西島は実力派俳優として『MOZU』シリーズや『流星ワゴン』、『ストロベリーナイト』などのドラマに出演しているほか、映画やCMにも引っ張りだこだ。記事中ではCMやドラマの出演シーンや記者会見登壇時の様子、猫と戯れるプライベートショットなど多数の画像を掲載した。

Read Article

【鍵泥棒のメソッド】堺雅人が出演する映画ランキング!劇団出身の演技力が光る【ゴールデンスランバー】

【鍵泥棒のメソッド】堺雅人が出演する映画ランキング!劇団出身の演技力が光る【ゴールデンスランバー】

堺雅人(さかいまさと)といえば、穏やかな表情が印象的な俳優ですよね。彼は劇団出身ということもあり、そのバツグンの演技力には定評があります。この記事では、そんな彼が出演している映画をランキングにしてまとめました。どの作品も全部違う「堺雅人」で、本当に演じ分けがすごい人だなと感じます。さすが劇団出身ですね!

Read Article

目次 - Contents