とある魔術の禁書目録(インデックス第1期)のネタバレ解説・考察まとめ

『とある魔術の禁書目録』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とする、J.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメ作品。第1期は、2008年10月から2009年3月まで放送された。超能力が科学によって解明された世界。その街に住む主人公の上条当麻は普通の高校生で無能力者。しかし彼の右手は「幻想殺し(イマジンブレイカー)」であり、異能の力であればすべて打ち消すという力を持っていた。

『とある魔術の禁書目録』の概要

『とある魔術の禁書目録』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とする、J.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメ作品。第1期は2008年10月から2009年3月までAT-Xほかにて放送された。全24話。キャッチコピーは「科学と魔術が交差するとき、物語は始まる――!!」。原作の第6巻までをアニメ化。ほぼ忠実に原作を再現しているが、第2・4・5巻における一部の登場人物とエピソードはカットされている。特に、原作第4巻を元にした第15話 - 第17話は台詞回しの整理やエピソードの脚色が多く、アニメオリジナル色が強い。

舞台は、近未来の学園都市である。学園都市は、人口の8割が学生で、学校では超能力の開発が行われているという超能力特区のような場所となっていた。物語は、上条当麻を主人公として進められていく。上条当麻自身は、学園都市の中でも一番程度の低い学校に通う学生であり、本人も学業もパッとしない、また特段の超能力も持たないレベル0の存在である。ただ、彼の右手は、あらゆる超能力を無効にする効果を持っていた。その上条当麻が、禁書目録(インデックス)と名乗る不思議な少女と出会い、そこから物語が始まっていく。そして第1期は出会い編、吸血殺し編、一方通行(アクセラレーター)編、御使堕し(エンゼルフォール)編と目まぐるしく展開していく。

こうして上条当麻とインデックスを中心に、物語が進んでいき、科学と魔術の交差する世界へと足を踏み入れ、学園都市がどのような存在なのかが明らかにされていく。
『とある魔術の禁書目録』以外にも『とある科学の超電磁砲』『とある科学の一方通行』などの世界観を同じくするスピンオフ作品が存在し、一連の作品は「とあるシリーズ」と呼ばれている。『とある魔術の禁書目録』のアニメが1期から3期まで放映されたほか、他のスピンオフ作品も次々アニメ化される人気シリーズとなっている。また、映画化、ゲーム、パチンコなどの種々のコンテンツも存在している。
原作本は累計で1000万部を超える発行部数を誇る日本を代表するライトノベル。アニメについては一部のファンから原作との違いがあるという批評もあるが、ネット配信でも人気の上位に来る作品であり、近年の人気作の一つに挙げられる作品である。

『とある魔術の禁書目録』のあらすじ・ストーリー

出会い編(第1話~第6話)

インデックスと出会う上条。

物語は、人口の8割が学生でその学生たちが通う学校では超能力を養成する「学園都市」と呼ばれる場所から始まる。上条当麻は高校1年生の男子生徒として学園都市の高校に通っていた。上条自身、無能力とされるレベル0ながらも、その右手には生まれつき「幻想殺し(イマジンブレーカー)」が宿っていたのだが、イマジンブレーカーのせいで「神のご加護」までも打ち消し、不幸な人生を歩んでいた。

そんな毎日を送る上条の前に一人の女の子が現れる。その女の子は上条の住む学生寮のベランダに、まるで布団を干すかのようにぶら下がっていた。彼女は「禁書目録(インデックス)」と名乗り、これが不幸少年・上条当麻と不思議シスター・インデックスとの運命の出会いだった。インデックスは10万3000冊の魔導書を記憶の中に持っていて、とある魔術師集団に追われているところであるということを聞かされ、上条は、半信半疑ながらインデックスをとりあえず自分の部屋の中に匿うことにし、自分はいったん学校へ登校することにした。

その後、学校から帰宅した上条が見たものはなんと血まみれのインデックスだった。イギリス清教「必要悪の教会(ネセサリウス)」のステイル=マグヌスが、インデックスを回収するためにやって来ていたのだった。最初はどう対処していいかわからない上条だったが、突然、昏睡状態だったインデックスが魔術を活動させ、何とかステイル=マグヌスを退かせることができたのだった。その後ネセサリウスの神裂火織にも襲撃される。何とか神裂の襲撃を退けた上条だったが、戦いの中で彼女たちがインデックスを追う本当の理由を語り始める。
ステイルと神裂が言うには、完全記憶能力を持つインデックスの中には10万3000冊の魔導書が記憶されていて、インデックスは日常生活で常人の15%しか脳が使えず、その15%は1年間で一杯になってしまうため、1年に1度記憶を消さなければ死に至るということだった。

しかし、完全記憶能力があっても脳がパンクするということはあり得ないということを教師である月詠小萌( つくよみ こもえ)から聞き、インデックスが1年に1度記憶を消さなければ死に至るように「誰か」に「何か」を仕掛けられていたということに気づいた上条。
彼は、協会の手によりインデックスの脳のほとんどを使用して仕掛けられていた「自動書記(ヨハネのペン)」を右手の「幻想殺し」で破壊する。それと同時に発動する「聖ジョージの聖域」。さらに追加発動された「竜王の殺息(ドラゴン・ブレス)」をステイルと神裂の力を借り、抑え、インデックスを助けることに成功する。しかし、「竜王の殺息」の余波である「光の羽」により記憶を破壊されてしまう。
記憶喪失となってしまった上条だが、周りを悲しませないため記憶喪失である事を隠して生活することを決意した。

吸血殺し編(第7話~第9話)

上条当麻がインデックスを守り記憶を失ってしまった後も、上条は病院から退院後にまた通常の学生生活を続けていた。ある日、インデックス、上条、クラスメイトの土御門元春、青髪ピアスがファーストフード店で食事をしていると、そこに自称「魔法使い」を名乗る姫神秋沙(ひめがみ あいさ)が現れた。彼女は「吸血殺し(ディープブラッド)」の能力を持っていた。姫神は、自分の世界にこもっているような態度でしか人と接することはなく、上条達とはあまり交流しようとはしなかった。
ある日、上条が食事をしていると、偶然に姫神の姿を見かけた。姫神の周りを大勢の黒い服の集団が取り囲み、姫神は彼らのことを「塾の先生」と呼び、異様な雰囲気を漂わせながら去っていってしまった。その後、帰り道に上条の前にステイルが現れ、姫神は「三沢塾」という塾に監禁されていて、監禁している主犯は錬金術師のアウレオルス=イザードという人物ということを聞かされる。上条は、まだ状況はよくつかめていないながらも、ステイルに頼まれ、彼女を助けに行くことにした。
上条とステイルは三沢塾に乗り込んでいき、ビルの内部へと侵入していった。外見は何の変哲もないビルであったが、内部は結界が張られて表と裏の世界に分けられてしまっており、二人はその構造に戸惑う。結界による幻術に惑わされながらも、何とか上条とステイルはビルの奥の部屋にいたアウレオルスの元に辿り着く。するとそこには、インデックスが眠らされて囚われの身となっていたのだった。上条たちはインデックスを救出しようとアウレオルスに近づいていく。するとアウレオルスは、自分がインデックスの元パートナーで、彼女を救うために吸血鬼の力を利用しようと考えていたと話し始めた。最初は疑心暗鬼であった二人も、ステイルがインデックスの過去を知っていたためアウレオルスが嘘をついているわけではないということが分かった。そして、上条はアウレオルスを説得しようと、既に自分がイマジンブレーカーを利用してインデックスを救出したことを話す。だが、アウレオルスはインデックスが本当に救われたことが信じられず、自分の行動があまりにも無意味なように感じ、自暴自棄になって上条とステイルに襲いかかっていく。アウレオルスは、言葉のままにすべて実現する「黄金錬金(アルス=マグナ)」を駆使し、上条達を追い詰めていく。上条は右手も切断されてしまうなどかなりの苦戦を強いられたが、上条のイマジンブレーカーを発動させることで「黄金錬金(アルス=マグナ)」を無効化することに成功し、形勢逆転して勝利したのだった。

一方通行(アクセラレーター)編(第10話~第14話)

ある日、登校中に自動販売機でジュースを買おうとしていた上条は、販売機の故障でお金をいれたにも関わらず商品が出てこないという不運に見舞われる。金欠に常に悩まされている上条ではあったが、仕方なくジュースをあきらめようとしたとき、そこへ中学生・御坂美琴(みさか みこと)が現れる。
御坂は、上条の情けない姿を見ながらも、コツがあると言いながら自動販売機を蹴り上げた。すると大量の缶ジュースが出てきて、美琴はそのうちの1本を上条に手渡す。そうしている二人の目に御坂にそっくりではあったが、大きなゴーグルをつけていた少女が映った。その少女は自分自身を「ミサカ」と名乗り、少し複雑な表情をした御坂とともにどこかへと去っていった。上条も不思議に思いながらも、そのまま登校していった。

後日、上条が本屋で本を探していると、「ミサカ」が再び彼の前に現れた。上条が「ミサカ」に話しかけようとすると、何もしゃべらず本屋を立ち去ってしまい、結局上条は「ミサカ」と話すことはできなかった。そしてその日の夜、上条が本屋から帰っているときに、「ミサカ」が路地裏で血まみれになって死んでいる姿を発見した。その周りには、「ミサカ」と同じ姿をした大勢の御坂妹たちが周りを取り囲んでいた。
上条は御坂妹達から、自分たちはその見た目通り御坂美琴のクローンであり、「ミサカ」はある実験のために殺され、その他大勢の御坂妹たちもその実験のせいで殺されていることを聞かされる。

上条はその真相を確かめるべく、御坂が住んでいる学生寮を訪れる。上条は御坂の部屋を訪問するが、部屋には同室に寄宿している白井黒子しかいなかった。黒子は御坂のベッドで寝ていたが、それには構わず御坂の帰りを部屋で待つことにした。御坂を待つ間部屋の中を見ていると、ベッドの下に資料があるのを発見した。それは、御坂妹達の例の実験について詳細が書かれた資料であった。
上条は資料の内容を見て愕然とした。御坂妹の実験は、「学園都市最強のレベル5である一方通行(アクセラレーター)を前代未聞のレベル6にするための実験で、美琴のクローンである御坂妹を2万人殺せばレベル6に到達するという仮説の下に行われている」というものであったからだ。
一瞬、記述内容に怒りを覚えた上条だったが、そこに御坂が帰ってくる。御坂は資料を見た上条に対して、自分がアクセラレーターを倒せば、御坂妹達を助けることができると言う。しかし、超能力者No.1のアクセラレーターを容易に倒すことは難しく、おそらく自分自身を犠牲にして、相打ちに持ち込むぐらいが関の山だということは上条にも十分理解できた。

そこで、上条は無能力者である最弱の自分がアクセラレーターを倒せば彼は最強の称号を失い、実験は中止になるのではと御坂に提案する。御坂は自分より弱い人間がアクセラレーターに勝てるわけがないと猛反対するが、上条にはイマジンブレーカーがあり、No.1の能力者であろうと超能力は無効化できる自信があると御坂を説得する。
そして上条と御坂は御坂妹たちを救うべく、その日実験が行われている場所へと向かい、一方通行(アクセラレーター)と対峙する。

アクセラレーターは、容赦なく上条へと襲い掛かり、攻撃の手を緩めることはなかった。反撃の糸口がなかなかつかめない上条であったが、肉弾戦で少しづつアクセラレーターへ間合いを詰めていき、接近戦でイマジンブレーカーを使用することに成功した。
上条はアクセラレーターの頬にパンチを見舞うことができたが、今度はアクセラレーターが風を操作して巨大なプラズマを作り出し、すぐに反撃に出ようとする。その時美琴と妹たちが現れると学園都市の風車を電撃で操作して、アクセラレーターが作ったプラズマを破壊し、アクセラレーターからの攻撃を防いだのだった。
その後上条は肉弾戦の末辛くもアクセラレーターをねじ伏せ、この戦いに勝利したのだった。その結果、アクセラレーターの事件は中止となり、御坂妹たちは救われたのだった。

御使堕し(エンゼルフォール)編(第15話~第17話)

アクセラレーターを倒したことは瞬く間に学園都市中の噂になってしまい、上条はすっかり有名人になってしまっていた。普段の生活にも支障をきたすようになってしまった上条は、その混乱が収まるまで担任の月詠小萌先生の計らいで、海が近い温泉旅館「わだつみ」にしばらく身を置くことになった。
上条とインデックスが旅館に到着すると、そこには上条の両親と従妹の姿もあった。久しぶりに会う母親は何故か外見がインデックスそっくりで、従妹も御坂美琴にそっくりであった。自分がインデックスの救出のために記憶を失ってしまったせいかと思った上条だったが、さらにその後旅館に戻るとインデックスが青髪ピアスに、女性従業員が御坂妹に、男性従業員がステイルの姿に変わっていた。

さすがに自分の記憶のせいではないと思い、余計に混乱してしまう上条だったが、その前に謎のシスターが現れる。謎のシスターは上条に対して襲い掛かり、刃を向けてくる。何とか刃の攻撃をかわしながら、上条は謎のシスターの正体がロシア教会対幽霊部隊「殲滅白書(Annihilatus)」のミーシャ=クロイツェフであることを聞き出す。
そして、彼女が襲い掛かってくる理由が、今起こっている不思議な現象の原因を上条だと勘違いしているせいだということを知る。

ちょうどそこにタイミングよく神裂とクラスメイトの土御門が止めに入ってくる。さすがに3対1は分が悪いと思ったミーシャは、その場を退却する。いったん落ち着いた土御門は実はネセサリウスの一員で、スパイとして学園都市に潜り込んでいたこと、そのせいで土御門自身、レベル0でありながら能力者となってしまい、魔術を使うと身体に大きな負担を負うようになったことなどを上条、神裂に説明した。
さらに上条は、神裂、土御門と話をし、ミーシャが何らかの能力を使って今のような不思議な事態を起こしていると考え、この現象から大規模魔術「御使堕し(エンゼルフォール)」による現象であると予測したのだった。

上条達は、エンゼルフォールの原因を探るべく、発動しているそもそもの原因の調査を続ける。ミーシャによる現象の発動と考えていた3人であったが、そもそも上条へ襲い掛かってくるということ自体、どうもミーシャによる現象とは考えにくいことがわかってくる。さらに調査を進めると、エンゼルフォールを発動した真犯人は上条の父親で、それも父親が上条を気遣って、転勤先や旅行先から様々な人形などの土産を飾っているうちに偶然にもエンゼルフォールの術式に合致し術が発動したことが判明する。そして、原因が上条の父であることがわかると、エンゼルフォールを解除するためには、術者を殺害するか、魔法陣自体を破壊するしかないということも判明する。

上条の父を殺すわけにはいかないため、土御門は魔法陣の破壊を試みることになる。だが、上条の父が発動させた魔法陣は上条の家の全体で構成されていて、一部を破壊したところで魔法陣の効果が薄れるということはなかった。結局、土御門は上条の家全体を破壊し、ようやくエンゼルフォールの魔法陣による魔術は発動しなくなった。
その頃神裂はエンゼルフォールの術者だと思われていたミーシャと対決していたのだが、土御門がエンゼルフォールの術式を解いたことによりその効果がなくなると、戦闘中にもかかわらず突然ミーシャは姿を消した。ミーシャ自身もエンゼルフォールが生み出した天使だったため、術の効果がなくなり消え去ってしまったのであった。こうして、エンゼルフォールの騒ぎは収束したのであった。

御坂、上条デート編(第18話)

夏休み最終日、既に学校の宿題などは終えて時間を持て余していた御坂美琴は、散歩がてらコンビニに寄って立ち読みでもしようと学生寮を出て歩いていた。寮を出たその時、ちょうど寮の前で常盤台中学の理事の息子、海原光貴にばったりと出くわす。海原は偶然を装ってはいたが、どうも御坂に好意を寄せているようで、御坂はどこへ行くにも海原の姿を見かけることに困惑していた。しかし理事の息子ということもあり、特に御坂に危害をくわえるということもなかったので、追いかけてくるなとは言いづらい状況であった。

その日もなかなか無碍にできない状況で困っていると、そこに偶然上条が通りかかる。上条もたまたま散歩で通りかかっただけだったのだが、御坂は上条の腕をつかみ、自分に話を合わせてほしいと頼みながら海原から逃れるように遠ざかっていった。そして、二人きりになったところで事情を話し始めた。
最近、海原に付きまとわれていて困っているので、海原に自分の事をあきらめさせるようにするため、上条に恋人のふりを続けてほしいということだった。その事を聞いた上条は、いったん御坂と話を合わせて恋人のふりをしていた。海原はその姿を見て、御坂からいったん離れていった。そして海原の姿が見えなくなると、御坂も上条と別れ、その場を去っていった。

その後、海原のことが気になった上条は海原を探し出し、彼に御坂を付け回していた理由を確認してみた。彼は純粋に御坂に惚れ込んでいて、本気で彼女と付き合いたいと上条に熱く語った。海原が純粋に御坂を好きで彼女のことを真剣に考えているといった様子だったため、これ以上海原をだますことに気が引けた上条は、彼に本当のことを話すことにした。実は御坂に恋人のふりを頼まれただけで、彼女とは実際には恋人関係ではなくただの知り合いだと海原に告げ、上条はその場を去るのであった。

後日、上条が外を歩いていると、海原の姿を見つけた。御坂とどうなったのかが気になった上条は、海原にその後の御坂との関係を確認しようと話しかける。しかし海原の口からは思いもかけない事実が伝えられる。実は彼は、海原の姿を借りた中米魔術結社「翼あるものの帰還」所属のアステカの魔術師だったのだ。魔術サイドと科学サイドの両方に知り合いがいる「上条勢力」を恐れた組織は、海原に上条とその周りの仲間たちの関係を破壊するように仕向けていた。そして、海原は、魔術を使って襲い掛かってきたのだった。
上条は、魔術師をイマジンブレーカーで撃退し、勝利を収める。魔術師も本気で上条を打ち負かすことは考えていなかったので、「御坂美琴とその周囲の世界を守る」ことを上条と約束を交わすことで満足し、その場を去っていくのであった。

ラストオーダー編(第19話~第21話)

レベル0の上条との対決で敗れたアクセラレーターは、「学園都市1位の最強の超能力者」の称号を失ってしまい、町の不良たちに絡まれてしまうほど落ちぶれた生活を送っていた。
ある日そんなアクセラレーターの前に、一人の裸の少女が現れた。少女をそのまま放っておくわけにもいかず、アクセラレーターは彼女を人目のつかないところまで連れていき、服を着せながら彼女の話を聞いてみた。
彼女はラストオーダーといい、アクセラレーターの実験のために作られた20001体目の御坂妹ということであった。だがアクセラレーターが上条に敗れ、実験が打ち切られたことによって、成長途中であったが施設を追い出されてしまったとのこと。途方に暮れていた時に、偶然アクセラレーターと出会ったのであった。

彼女は、追い出されてどこへも行く当てがないので、研究所へ戻るために連絡を取ってほしいとアクセラレーターに頼むが、アクセラレーターはそれを断りその場を立ち去ろうとした。しかし、他に行く当てもないラストオーダーは、結局アクセラレーターについてきたのだった。アクセラレーターは、しつこくついてくる少女に根負けし、結局その日は彼の自宅に泊めることになった。

翌朝になり、アクセラレーターとラストオーダーは、前日まともに食べていないことから、朝食をとるべくファミレスへと向かっていった。二人はファミレスに入ると普通に注文し、普通に食事をしていたが、その途中でラストオーダーが突然倒れてしまう。原因はわからないものの治療できそうな場所に思い当たる節があったアクセラレーターは、ラストオーダーを残して急ぎ研究機関へ向かっていった。研究所では、アクセラレーターの実験の後始末をしていたのか、主任担当者であった芳川桔梗がいた。
アクセラレーターは芳川に、ラストオーダーの事を訪ねる。当初は戸惑っていた芳川だが、アクセラレーターの必死な様子に、ラストオーダーが上位個体であることに目を付けた研究者・天井亜雄により、彼女の体内には学園都市を破壊するウイルスが仕込まれている事を話した。

それを知ったアクセラレーターは、急ぎラストオーダーを残したファミレスへと戻っていったが、到着した時には既に天井亜雄によってラストオーダーは連れ去られた後であった。アクセラレーターは天井の痕跡をたどりながら追跡を行い、とある閉鎖された研究所へとたどり着く。研究所の入り口を入っていくと、そこに逃げ込んでいた天井とラストオーダーを見つけた。
天井は、ラストオーダーに仕込んだウイルスを発動させることで、ミサカネットワークを暴走させ、学園都市を破壊しようと画策していた。アクセラレーターは、芳川からも天井の思惑を事前に聞いていたため、何とかラストオーダーを破壊することなく、ミサカネットワークの暴走を食い止めようと画策する。天井自身はアクセラレーターの攻撃で気絶させることができたが、ウイルスはラストオーダーをかなり侵食しており、ウイルス駆除に苦戦する。

試行錯誤していたアクセラレーターであったが、ウイルス起動直前にある方法を思いつく。それは、ウイルスに感染する前のラストオーダーのデータと、感染後のデータを比較し、感染している余分なデータを消去することによりウイルスを除去するという方法であった。
しかしその方法を思いついた時、天井も目を覚ましアクセラレーターの頭をめがけて持っていた拳銃を発砲した。アクセラレーターはウイルス除去の緻密な作業を行っていたため、普段であれば避けることができる銃弾を避けることができず、頭に銃弾を食らってしまう。しかし同時にウイルス除去に成功し、ラストオーダーを救出したのだった。

転校生・風斬氷華編(第22話~第24話)

新学期が始まり、上条が学校へ登校すると、夏休み中に出会った姫神を教室で見かけた。転校生として上条のクラスに仲間入りすることになったのだった。
そして、その日はそのまま何事もなく授業が続いていたのだが、昼休みになり、上条は教室の外でインデックスの姿を発見する。朝出かける前に、上条がインデックスの昼食の準備を忘れていたのが原因であった。インデックスも上条を見つけ、食事を何とかしろというように詰め寄ったため、上条は仕方なく姫神とインデックスを食堂に連れていった。

上条達が食堂に着くと、そこには見かけない少女の姿があった。彼女は、風斬氷華と名乗り、姫神と同じく転校生だということであった。姫神は転校生は自分だけのはずだと主張するが、インデックスは特に気にすることなく、氷華と意気投合していった。上条は姫神の言動が気になり、氷華に少し不信感を持ちつつも、午後の授業が始まるチャイムが鳴ったため考えるのをやめた。上条はインデックスに、校内で目立たないところにいるように言いながら、教室に戻ろうとした。

その時、突然謎の少女が現れる。少女は突然呪文を唱え始め、土でできた巨大なゴーレムを作り出しインデックスと風斬を襲い始めた。彼女は魔術師のシェリー=クロムウェルと名乗ったが、上条達には襲われる理由に思い当たる節はなかった。インデックス達はシェリーの攻撃に翻弄され、攻撃をよけきれなかった氷華はゴーレムの一撃を受けてしまう。すると、氷華の顔面が割れ、中で何か光っているものが見えた。
氷華の正体は、AIM拡散力場が作り出した自然現象だったのだ。AIM拡散力場は能力者が無自覚に発してしまう微弱な力のフィールド全般であるAIM拡散力場を演算媒体として自律思考し、行動する存在の総称であり、「AIM系思考体」とも呼称されている。

自分が人間でないことを自覚していなかった氷華は、その事実を受け止めきれずに、その場から逃げ出してしまう。しかし、初対面にもかかわらず自分のことを友達として接してくれたインデックスを放っておくことができず、インデックスを助けるために勇気を振り絞り再びゴーレムの元へと駆けつけていく。
再びゴーレムが暴れている現場に戻った氷華の目には、ゴーレムと必死に対峙しているインデックスの姿が映った。インデックスは、ゴーレムの攻撃に対して自分の記憶にある魔導書から対抗する手段を探していたが、対抗手段が見当たらずにいた。そこに、ゴーレムの攻撃で吹き飛ばされていた上条が戻り、インデックスの助言に従って何とかゴーレムの攻撃をしのぎながら反撃の機会をうかがっていた。
氷華はそんな上条を助けるべく、ゴーレムではなく術者であるシェリーに対して一撃を食らわせた。氷華の一撃でシェリーのゴーレムを動かす魔術が弱まり、次第にゴーレムの動きが弱まっていく。そして、上条は動きの遅くなったゴーレムに一撃をくらわすと、ゴーレムは力なく倒れ込みそのまま動かなくなった。また、ゴーレムが動かなくなると同時に、シェリーの姿も見えなくなっていた。
しかしシェリーの攻撃を退けたと同時に、氷華も力を使い果たしたのか、姿を消してしまったのであった。

『とある魔術の禁書目録』の登場人物・キャラクター

科学サイド(とある高校)

上条 当麻(かみじょう とうま)

CV:阿部敦

学園都市に住む高校1年生の少年で、学園都市第7学区にある「とある高校」の1年7組の生徒として学校生活を送っている。普段の住居は同学区にある、とある高校の男子学生寮の7階の一室に住んでいるが、実家は神奈川県にある。容姿は、特にこれといって特徴がないのに加え、体格も中肉中背で、多少筋肉質ではあるが細身の体であり、まったく普通の男子高校生である。また、服装も、決しておしゃれとは言い難く、普段も学生服を着ているような状況である。外見からは、普通の生活からは、まったくさえない普通の高校生であり、また性格も基本は怠惰で、面倒くさがり屋という人物である。
しかし、超能力こそないが、右手には生まれつきに「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という力が宿っていて、いざという時には、この力を使って困っている人を見れば老若男女・親交の有無・自身の危険一切不問で助けに行く超がつくほどの正義感が強い人物でもある。また、自身の危険一切不問で助けに行く超がつくほどの正義感が強くお人よしな性格でもあり、当初、敵であった者ですら、説得してしまうこともある。このことで、上条を中心として、科学サイド、魔法サイドのいずれに対しても、彼を中心とした人間関係が出来上がり、さまざまな物語が展開されていくことになるのである。

1999_demian5
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とある科学の超電磁砲(レールガン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『とある科学の超電磁砲』は原作:鎌池和馬、作画:冬川基による漫画作品。 超能力を科学で開発してしまう超科学の町、学園都市で、主人公「御坂美琴」は第三位の能力を誇っていた。0から5まで6段階で計られる能力レベルの中で、最強のレベル5は御坂を含め七人しかいない。最強の電撃使いとして「超電磁砲」の異名を持つ御坂は、学園都市で起こる様々な事件に巻き込まれていく。その最中に生まれた名言も数多い。

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とある魔術の電脳戦機(電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録)のネタバレ解説・考察まとめ

とある魔術の電脳戦機(電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録)のネタバレ解説・考察まとめ

『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』とは、2018年2月にセガゲームスから発売されたPlayStation 4及びPlayStation Vita用の3D対戦ロボットゲーム。セガの3D対戦ロボットゲーム『電脳戦機バーチャロン』と鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』の公式コラボ作品『とある魔術の電脳戦機』を原作としており、主人公の上条当麻が学園都市でゲームとして流行したバーチャロンを巡る数々の事件に仲間たちと共に立ち向かう物語を描いている。

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とあるシリーズの能力者・原石まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

とあるシリーズの能力者・原石まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

『とあるシリーズ』には科学的に開発された能力者が登場する。能力者は学園都市の中で生まれるものだが、まれに外部で天然の能力者が生まれることもある。この能力者は原石と呼ばれ、特殊性・稀少性が高いことで知られている。ここでは小説以外にもシリーズのアニメ・マンガ・ドラマCDなどに登場した能力者・原石をまとめた。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)の能力者まとめ【レベル0から5まで!】

とある魔術の禁書目録(インデックス)の能力者まとめ【レベル0から5まで!】

『とある魔術の禁書目録』では、学園都市に住む学生たちが能力開発によって科学的に「超能力」を扱えるようになっている。能力はその出力や効果によってレベル0「無能力者」からレベル5「超能力者」までの6段階に分けられており、主人公の上条当麻はレベル0「無能力者」に分類される。

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御坂美琴中心!とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

御坂美琴中心!とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

御坂美琴は『とある魔術の禁書目録』、『とある科学の超電磁砲』に登場する「常盤台のエース」と呼ばれる超能力者である。能力名は「超電磁砲(レールガン)」であり、発電能力における最高の能力とされる。 ここでは御坂美琴のものを中心に、とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像をまとめた。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)の魔術師まとめ【聖人や魔神も記載!】

とある魔術の禁書目録(インデックス)の魔術師まとめ【聖人や魔神も記載!】

『とある魔術の禁書目録』には多くの魔術師が登場する。魔術師はそれぞれ魔法名という通り名を持っており、自身の願いや信念を名前に込めている。また聖人という「生まれながらにして神の力の一端を宿した人間」や、魔神という「魔術を極め過ぎて神の領域に到達した魔術師」も作中に存在する。

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レベル5第5位・食蜂操祈のかわいい壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

レベル5第5位・食蜂操祈のかわいい壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

食蜂操祈は『とある魔術の禁書目録』に登場する学園都市第5位の超能力者(レベル5)だ。彼女の能力は「心理掌握(メンタルアウト)」。記憶の読心・人格の洗脳・離れた相手と念話など、多彩な力をこなせる学園都市最強の精神系能力である。 上条当麻とは『禁書目録』開始の1年程前に出会い、命を救ってもらっている。しかしその際の出来事によって上条の脳はダメージを受け、食蜂のことを記憶に残せなくなってしまった。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)の高画質な壁紙・画像まとめ

とある魔術の禁書目録(インデックス)の高画質な壁紙・画像まとめ

『とある魔術の禁書目録』は超能力などのオーバーテクノロジーを扱う「科学サイド」と、聖書や魔術などのオカルトを扱う「魔術サイド」が混在する世界観を描いた作品である。主人公の上条当麻は「科学サイド」に所属しながらも、「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という科学や魔術では説明がつかない力を持っている。

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学園都市第2位・垣根帝督の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

学園都市第2位・垣根帝督の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

垣根帝督は『とある魔術の禁書目録』に登場するレベル5の超能力者である。序列は第2位。学園都市の暗部「スクール」のリーダーで、「未元物質(ダークマター)」というこの世に存在しない新しい物質を作り出す能力を持つ。能力使用時には天使のような6枚の発光する翼が形成される。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)のレベル5の超能力者まとめ

とある魔術の禁書目録(インデックス)のレベル5の超能力者まとめ

『とある魔術の禁書目録』に登場する超能力はその出力や効果によってレベル0から5までの6段階に分けられており、最高位であるレベル5は7人しかいない。その中でも第1位から第7位までの序列が存在するが、こちらは出力などではなく「能力研究の応用が生み出す利益」を基準に評価されている。

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学園都市最強の超能力者!一方通行(アクセラレータ)のイラスト・画像集【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

学園都市最強の超能力者!一方通行(アクセラレータ)のイラスト・画像集【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

一方通行(アクセラレータ)は『とある魔術の禁書目録』に登場する超能力者(レベル5)の序列第1位である。あらゆる力のベクトルを任意に操る能力を持ち、学園都市最強の座に君臨していたが、ある事件で脳に障害を負い、ミサカネットワークという補助がなければ能力の使用はおろか思考や発声もままならない状態になってしまう。

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打ち止め(ラストオーダー)のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

打ち止め(ラストオーダー)のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

打ち止め(ラストオーダー)は『とある魔術の禁書目録』に登場する御坂美琴のクローン「妹達」の1人で、他の個体に対する制御や命令権を持つ上位個体だ。自分を命懸けで救ってくれた一方通行(アクセラレータ)をとても慕っている他、「妹達」を助けてくれた上条当麻に対しても感謝の気持ちを抱いている。

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インデックス(とある魔術の禁書目録)の画像まとめ

インデックス(とある魔術の禁書目録)の画像まとめ

インデックスは『とある魔術の禁書目録』に登場する魔術師の少女で、10万3000冊の魔道書を記憶する「魔道書図書館(禁書目録)」という役割を担っている。この役割のため、当初は1年毎に魔導書以外の記憶を消去しなければ命を落とすという制約がかけられていたが、上条当麻の働きによって解除された。

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レベル5第3位・御坂美琴のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

レベル5第3位・御坂美琴のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

御坂美琴は『とある魔術の禁書目録』に登場するレベル5の超能力者の1人で、序列は第3位。能力名の「超電磁砲(レールガン)」は彼女の通り名でもあり、作中でしばしば「常盤台の超電磁砲」と呼ばれている。外伝作品の『とある科学の超電磁砲』では主役を務める。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)の表紙まとめ【漫画や超電磁砲の画像も!】

とある魔術の禁書目録(インデックス)の表紙まとめ【漫画や超電磁砲の画像も!】

『とある魔術の禁書目録』はサイエンスの科学サイドと、オカルトの魔術サイドが混じりあう世界観を描いた作品で、2021年までに本編小説のみで55巻も発売されている。ここでは『とある魔術の禁書目録』の小説・漫画、外伝作品『とある科学の超電磁砲』の表紙をまとめた。

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絹旗最愛のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

絹旗最愛のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

絹旗最愛は『とある魔術の禁書目録』に登場する暗部組織「アイテム」の一員だ。「窒素装甲(オフェンスアーマー)」という能力を持つ大能力者(レベル4)で、窒素を自在に操ることができる。また過去に「暗闇の五月計画」という計画の被験者になっており、一方通行(アクセラレータ)と同じような常時展開された自動防御能力を有している。

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希少な原石!姫神秋沙の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

希少な原石!姫神秋沙の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

姫神秋沙は『とある魔術の禁書目録』に登場する上条当麻のクラスメイトで、学園都市外部において自然に発現した天然の能力者「原石」の1人である。彼女の能力「吸血殺し(ディープブラッド)」は”吸血鬼をおびき寄せ、血を吸わせて灰に帰す”という非常に特異な効果を持っている。

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フレンダ=セイヴェルンのイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

フレンダ=セイヴェルンのイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

フレンダ=セイヴェルンは『とある魔術の禁書目録』に登場する暗部組織「アイテム」の一員である。敵に対しては冷徹だが、友達全員に誕生日プレゼントとボイスメッセージを用意するなど、親しい相手には優しさを見せる。 「結局」や「~なワケ」などの特徴的な口癖がある。

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