マキシマム ザ ホルモン（MAXIMUM THE HORMONE）の徹底解説まとめ

マキシマム ザ ホルモンの概要

「マキシマム ザ ホルモン」とは、日本を代表するミクスチャー・ハードコアロックバンドである。略称は「ホルモン」。1997年、東京八王子市で結成。オリジナルメンバーは、ナヲ、DAISUKE（現・ダイスケはん）、SUGI、KEY-YANの4人であった。
当初のバンド名は「Maximum The Hormone」という英表記であり、メンバーチェンジ後よりカタカナ表記となった。英表記はサブ的に併用されている。
バンド名の由来は、メンバーが肉好きだったため焼き肉のホルモンの名前を入れ、かっこいい言葉として「MAXIMUM」をつけ加えた。マキシマムザ亮君いわく、「脳内分泌物（ホルモン）が最大級（マキシマム）に分泌されるくらいの血沸き肉踊るような音楽をぶちかます」としているが、これは後付けである。
ファンの総省は「腹ペコ」。キャッチフレーズは「三度の飯より飯が好き」。
激しい演奏で意味不明の歌詞を叫ぶという独自性の強い音楽に魅了されるファンは後を絶たない。メンバーの病気や出産などで一時活動を休止していたが、2017年5月、ライブツアーを開始した。

マキシマム ザ ホルモンの活動経歴

結成

1998年、ドラムのナヲ、ヴォーカルのダイスケはんを中心に結成。
インディーズレーベルで『A.S.A Crew』というアルバムをリリースしたが、現在とは曲調が全く異なる。
メンバーの違いもあり、現在では同名の別バンドのアルバムとして捉えられている。
その後、ギターとベースが抜け、代わりにギターのマキシマムザ亮君、ベースの上ちゃんが加入し、現在のメンバー構成となった。
インディーズ時代には、『耳噛じる』『糞盤』の2枚のアルバムをリリースした。

メジャーデビュー

2004年、メジャー1stシングル『ロック番狂わせ/ミノレバ☆ロック』をリリースし、メジャーデビュー。
2006年にリリースした『恋のメガラバ』は初のオリコンチャートトップ10に入った。
2007年には4枚目のアルバム『ぶっ生き返す』がオリコンチャート5位を記録し、40万枚以上の売り上げの大ヒットとなった。

トップバンドへ

ライブを中心に活動を続けていたが、ダイスケはんの喉の手術、ナヲの妊娠出産などによる一時休養が相次いだ。
2011年、メジャー6枚目のシングル『グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011〜2011』がついにオリコンチャート初登場1位を記録した。
2013年には6年ぶりのアルバム『予襲復讐』をリリース。オリコンチャート3週連続1位を記録し、トップバンドであることをしっかりと示した。
2016年にはナヲが第二子妊娠、出産をしたため、活動を休止していたが、2017年5月から活動を再開し、ツアーを行うことが発表された。

マキシマム ザ ホルモンのメンバー

マキシマムザ亮君

ヴォーカル、ギター担当。歌と六弦と弟。本名：川北亮。
クリーンボイスとシャウトを使いこなしており、ほとんどの楽曲の作詞作曲を担当。
とてもこだわりがある人物で、靴は履かず常に便所サンダルで生活したり、かなり変わっている。
既婚者で三児の父。ドラムのナヲは実の姉。

ダイスケはん

ヴォーカル担当。本名は津田大輔。
（キャーキャーうるさいほう）担当。デス声が特徴。
デスヴォイスとシャウトを行うため、喉へ強い負担がかかり、2008年には声帯にのう胞が見つかり摘出手術を行った。
曲によっては、ナヲがヴォーカルをとるため、代わりにドラムを演奏することもある。
主にライブではMCを担当。ドラムのナヲと軽快なトークを繰り広げている。
ライブ中はTシャツに格闘技ブランド「リバーサル」のハーフパンツを履いている。
2014年、バンドで一番最後に結婚を発表した。

上ちゃん

ベース担当。本名：上原太。
一部ボーカル、コーラスを担当している。
スラップが得意で、多くの曲でスラップを披露している。
ライブ中は上半身裸。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのファンで、メンバーと同じ柄のタトゥーをしている。
既婚者で二児の父。

ナヲ