『空の境界』とは、奈須きのこによる長編伝奇小説、およびそれを原作とした劇場アニメや漫画作品。事故により2年間昏睡状態であった少女・両儀式と、その周辺の人物を巡る物語である。本作は、著者の奈須きのこ独特の言い回しが特徴となっており、登場人物・キャラクターのセリフにもその特徴がよく表れている。主人公である両儀式にも、「人生のある時期(中二病)にしか許されないポエムだだ漏れテキストだよ」と語られている。
荒耶宗連と蒼崎橙子の問答の中で登場したセリフである。原作での流れは以下の通り。
「アラヤ、何を求める?」(蒼崎橙子)
「―真の叡智を」(荒耶宗連)
「アラヤ、何処に求める?」(蒼崎橙子)
「―己の内に」(荒耶宗連)
「アラヤ、何処を目指す?」(蒼崎橙子)
「―知れたこと。この矛盾した螺旋の果てを…」(荒耶宗連)
「人形風情が悟ったつもりか。そんなものは魔境にすぎぬ。明鏡を得ようと止水に至ろうと、所詮その身が作り物である事実は変わりはしない」
第五章「矛盾螺旋」での、臙条巴(えんじょう ともえ)に対する荒耶宗蓮の言葉。
「わりぃな、両儀。俺は、おまえのために死んでやれねぇわ。俺はさ―――俺のために、この命を懸けなくちゃいけねえみてえだ」(臙条巴)
「俺は偽物か、アラヤ」(臙条巴)
「―――すでに、語るまでもない」(荒耶宗蓮)
「…人形風情が悟ったつもりか。そんなものは魔境にすぎぬ。明鏡を得ようと止水に至ろうと、所詮その身が作り物である事実は変わりはしない」(荒耶宗蓮)
「ああ。―――それでも、この心は本物なんだよ」(臙条巴)
「私は何者でもない。ただ結論が欲しい。この、醜く汚く下衆で蒙昧な人間共。奴らが死に絶えた後、歴史にそれしか残されないのなら―――その醜さこそが人間の価値だったのだと結論できる。醜く、救われない存在こそが人間なのだと、私は安心できるのだ」
「私は何者でもない。ただ結論が欲しい。この、醜く汚く下衆で蒙昧な人間共。奴らが死に絶えた後、歴史にそれしか残されないのなら―――その醜さこそが人間の価値だったのだと結論できる。醜く、救われない存在こそが人間なのだと、私は安心できるのだ」とは、荒耶宗蓮の言葉。
「お前は何もなし得ない。何故なら、お前の起源は無価値だからだ。」
第五章「矛盾螺旋」での、臙条巴(えんじょう ともえ)に対する荒耶宗蓮の言葉。原作での文章は以下の通り。
「よいか。人間には存在の元となった現象がある。
前世からの業ではなく、臙条巴という存在になった因。
その混沌の衝動を我々は”起源”と呼ぶ。
おまえが母を殺し、自らに絶望した時に私が救ったのは、おまえの起源が実に明白だったからだ」
「最後に教えよう。おまえはなにも成し得ない。
なぜなら―――おまえの起源は”無価値”だからだ。」
「報われない者も救われない者も、その全てを一から見なおす事ができるのなら―――何が幸福と呼ばれるものかを判断できる。世界が終わった後、この出来事こそが人間の意味だったと解るのならば――無意味に死んでいった者達にも、総じて意味が与えられるのだ。故に世界が果てれば、人は、人間の価値というものを検分できる。 それだけが―――唯一、共通の救いである。」
荒耶宗蓮の言葉。原作での文章は以下の通り。
「とおい昔の噺だ。人間は救いきれぬ。生きていく以上、どうあっても報われぬ者が出てしまう。全ての人間は幸せになどなれぬ。ならば――救われなかった人間とは何だ。その一生は何をもって報われるのか。
答えはない。無限と有限に等しいのだ。救われぬ者がいなければ、救われる者が吐き出されない。ならば――救済など、ただ巡るだけの金貨と同じだ。
人問は救われない。世界に救いなどない。だから死を記録しようと思った。物事の最後までを記録して、世界の終わりまでを記録して、一から最後までを検分する。その上でなら、一体何が幸せだったのか判別がつくだろう。
報われない者も救われない者も、その全てを一から見なおす事ができるのなら―――何が幸福と呼ばれるものかを判断できる。世界が終わった後、この出来事こそが人間の意味だったと解るのならば――無意味に死んでいった者達にも、総じて意味が与えられるのだ。故に世界が果てれば、人は、人間の価値というものを検分できる。
それだけが―――唯一、共通の救いである。」
臙条巴の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「―――そりゃあ、うちの家族はろくな連中じゃなかった。でも、こんな風に殺されるほど、悪いヤツラじゃなかった。こんな風に死んじまうほど、罪深くはなかったんだ…!」
「―――そりゃあ、うちの家族はろくな連中じゃなかった。でも、こんな風に殺されるほど、悪いヤツラじゃなかった。こんな風に死んじまうほど、罪深くはなかったんだ…!」とは、第五章「矛盾螺旋」での臙条巴のセリフ。
「――風は止んだし、合図も鳴った。さあ―そろそろ本気で走りはじめなくちゃ――」
「――風は止んだし、合図も鳴った。さあ―そろそろ本気で走りはじめなくちゃ――」とは、第五章「矛盾螺旋」での臙条巴のセリフ。
「ああ。―――それでも、この心は本物なんだよ」
第五章「矛盾螺旋」での、荒耶宗蓮に対する臙条巴の言葉。
「わりぃな、両儀。俺は、おまえのために死んでやれねぇわ。俺はさ―――俺のために、この命を懸けなくちゃいけねえみてえだ」(臙条巴)
「俺は偽物か、アラヤ」(臙条巴)
「―――すでに、語るまでもない」(荒耶宗蓮)
「…人形風情が悟ったつもりか。そんなものは魔境にすぎぬ。明鏡を得ようと止水に至ろうと、所詮その身が作り物である事実は変わりはしない」(荒耶宗蓮)
「ああ。―――それでも、この心は本物なんだよ」(臙条巴)
浅上藤乃の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「凶(まが)れ」
「凶(まが)れ」とは、浅上藤乃の歪曲の魔眼発動キーワード。
両儀式の祖父の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「ああ。人を殺せるのは一度だけだ。そこから先はもう意味のない事になる。たった一度きりの死は、大切なものなんだ。誰かを殺してそれを使いきった者は、永遠に、自分を殺してあげることができない。人間として、死ねないんだ。」
「ああ。人を殺せるのは一度だけだ。そこから先はもう意味のない事になる。たった一度きりの死は、大切なものなんだ。誰かを殺してそれを使いきった者は、永遠に、自分を殺してあげることができない。人間として、死ねないんだ。」とは、第七章「殺人考察(後)」で登場する両儀式の祖父の言葉。
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目次 - Contents
- 『空の境界』の概要
- 両儀式の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「生きているのなら、神様だって殺してみせる」
- 「なにもかもを受け入れるのなら傷はつかない。自分に合わない事も。自分が嫌いな事も。自分が認められない事も。反発せずに受け入れてしまえば 傷はつかない。」
- 「ここは私の居たかった場所じゃないんだ。早く、帰らなくっちゃ。自分の家、私の帰るべきあの場所へ。でも、不思議なことに。そう思う私が心に描いたものは 両儀の屋敷じゃなくて、黒桐幹也が待つ、なんでもない平凡なアパートだったんだ。」
- 「――私を許せないといったな。確かにその一点だけ私達は似ているよ、白純」
- 「私は顔を上げてヤツの死を視る。無くしてしまうのはわかっている きみが信じてくれたものや、きみが好きだといってくれた私を。わかっていても、私はヤツを殺すことにした。」
- 「―――それは ほんとうに 夢のような 日々の名残。」
- 「…そう。全部あいつのせいなんだ。あいつのせいでこうなった。あいつのせいで弱くなった。あいつがいなければこんなわたしじゃなかった。だから、――あいつがいないと、わたしは、生きてさえいけないんだ。」
- 「あたりまえように生きて、あたりまえように死ぬのね ああ、それは―――なんて、孤独―――」
- 「だっておかしいじゃないか。人間が見れるのは外見だけだろ。それを見てくれたおまえはいらなくて、心なんて見えもしないモノを見てくれなきゃイヤだ、なんて普通じゃない。普通じゃないって事は異常ってこと。ほら、おかしい話じゃないか。そいつもさ、心を見てほしかったら紙に書けばよかったのにね。臙条。おまえ、そいつと別れて正解だよ」
- 「ほんの少し――ほんの少しだけ、おまえよりの殺人衝動――」
- 「私は、おまえを犯(ころ)したい」
- 黒桐幹也の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「式。君を――― 一生、許(はな)さない」
- 「…ああ、もっと早く気がつけば良かった。殺すとまで言われた事なんか笑い飛ばせるぐらい、黒桐幹也は両儀式が好きなんだっていうことに。」
- 「根拠はないんだ。けど、僕は式を信じ続けるんじゃないかな。…うん、君が好きだから、信じつづけていたいんだ。」
- 蒼崎橙子の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「学院時代からの決まりでね。私を”傷んだ赤色”(スカー・レッド)と呼んだ者は、例外なくブチ殺している。」
- 「魔術師が無闇に魔法などと口にしてはいけないな。」
- 「君の俯瞰風景がどちらであるかは君自身が決めることだ。だがもし君が罪の意識でどちらかを選ぶなら、それは間違いだぞ。我々は背負った罪によって道を選ぶのではなく、選んだ道で罪を背負うべきだからだ」
- 「なんてお決まりの台詞はよしてくれよコルネリウス 器が知れるぞ。あまり、私を失望させないでくれ。」
- 「黒桐。魔術師という輩はね、弟子や身内には親身になるんだ。自分の分身みたいなものだから、必死になって守りもする。…まあそんなわけだから、きみは安心して待っていろ 今夜には式を連れて帰る。」
- 「伽藍洞だという事はいくらでも詰め込めると言う事だろう。この幸せ者め、これ以上の未来が一体どこにあるというんだ。」
- 「認めろ荒耶。私達は誰よりも弱いから、魔術師なんていう超越者である事を選んだんだ。」
- 「えっ!?知らないのか……?ロケットペンシル。」
- 「自殺に理由はない、今日は飛べなかったんだろう。」
- 荒耶宗蓮の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「語るまでもない。私が幾度となく争ってきた想念、荒耶が敵とみなすモノは、救いきれぬ人間の性である。」
- 「真の叡智を」「ただ、己が内にのみ」「知れた事。この矛盾した螺旋の果てを」
- 「人形風情が悟ったつもりか。そんなものは魔境にすぎぬ。明鏡を得ようと止水に至ろうと、所詮その身が作り物である事実は変わりはしない」
- 「私は何者でもない。ただ結論が欲しい。この、醜く汚く下衆で蒙昧な人間共。奴らが死に絶えた後、歴史にそれしか残されないのなら―――その醜さこそが人間の価値だったのだと結論できる。醜く、救われない存在こそが人間なのだと、私は安心できるのだ」
- 「お前は何もなし得ない。何故なら、お前の起源は無価値だからだ。」
- 「報われない者も救われない者も、その全てを一から見なおす事ができるのなら―――何が幸福と呼ばれるものかを判断できる。世界が終わった後、この出来事こそが人間の意味だったと解るのならば――無意味に死んでいった者達にも、総じて意味が与えられるのだ。故に世界が果てれば、人は、人間の価値というものを検分できる。 それだけが―――唯一、共通の救いである。」
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- 「―――そりゃあ、うちの家族はろくな連中じゃなかった。でも、こんな風に殺されるほど、悪いヤツラじゃなかった。こんな風に死んじまうほど、罪深くはなかったんだ…!」
- 「――風は止んだし、合図も鳴った。さあ―そろそろ本気で走りはじめなくちゃ――」
- 「ああ。―――それでも、この心は本物なんだよ」
- 浅上藤乃の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「凶(まが)れ」
- 両儀式の祖父の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ああ。人を殺せるのは一度だけだ。そこから先はもう意味のない事になる。たった一度きりの死は、大切なものなんだ。誰かを殺してそれを使いきった者は、永遠に、自分を殺してあげることができない。人間として、死ねないんだ。」
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