【イラストつき!】空の境界の名言・名セリフまとめ【両儀式・黒桐幹也・蒼崎橙子】

『空の境界』は本作の主人公・両儀式に「人生のある時期(中二病)にしか許されないポエムだだ漏れテキストだよ」と語られており、著者の奈須きのこ独特の言い回しが光る作品である。それは登場人物・キャラクターのセリフにも表れている。
ここでは『空の境界』の名言・名セリフをまとめた。

「君の俯瞰風景がどちらであるかは君自身が決めることだ。だがもし君が罪の意識でどちらかを選ぶなら、それは間違いだぞ。我々は背負った罪によって道を選ぶのではなく、選んだ道で罪を背負うべきだからだ」

[蒼崎橙子]

語るまでもない。私が幾度となく争ってきた想念、荒耶が敵とみなすモノは、救いきれぬ人間の性である。

[荒耶宗蓮]

―風は止んだし、合図も鳴った。
さあ―そろそろ本気で走りはじめなくちゃ―

[臙条巴]

式。君を――― 一生、許さない
[黒桐幹也]

「アラヤ、何を求める?」

「―真の叡智を」

「アラヤ、何処に求める?」

「―己の内に」

「アラヤ、何処を目指す?」

「―知れたこと。この矛盾した螺旋の果てを…」

[青崎橙子]
[荒耶宗連]

わりぃな、両儀。俺は、おまえのために死んでやれねぇわ
俺はさ―――俺のために、この命を懸けなくちゃいけねえみてえだ
俺は偽物か、アラヤ
―――すでに、語るまでもない
…人形風情が悟ったつもりか
そんなものは魔境にすぎぬ
明鏡を得ようと止水に至ろうと、所詮その身が作り物である
事実は変わりはしない
ああ。―――それでも、この心は本物なんだよ
[臙条巴]
[荒耶宗蓮]

「だっておかしいじゃないか。人間が見れるのは外見だけだろ。それを見てくれたおまえはいらなくて、心なんて見えもしないモノを見てくれなきゃイヤだ、なんて普通じゃない。普通じゃないって事は異常ってこと。ほら、おかしい話じゃないか。そいつもさ、心を見てほしかったら紙に書けばよかったのにね。臙条。おまえ、そいつと別れて正解だよ」

「ほんの少し━ほんの少しだけ、おまえよりの殺人衝動━━━」

「私は、おまえを犯(ころ)したい」

学院時代からの決まりでね。
私を”傷んだ赤色”と呼んだ者は、例外なくブチ殺している
[蒼崎橙子]

認めろ荒耶。私達は誰よりも弱いから、
魔術師なんていう超越者である事を選んだんだ。
[蒼崎橙子]

「私は何者でもない。ただ結論が欲しい。
この、醜く汚く下衆で蒙昧な人間共。奴らが死に絶えた後、
歴史にそれしか残されないのなら―――その醜さこそが
人間の価値だったのだと結論できる。
醜く、救われない存在こそが人間なのだと、
私は安心できるのだ」
[荒耶宗蓮]

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