空の境界の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『空の境界』とは、奈須きのこによる長編伝奇小説、およびそれを原作とした劇場アニメや漫画作品。事故により2年間昏睡状態であった少女・両儀式と、その周辺の人物を巡る物語である。本作は、著者の奈須きのこ独特の言い回しが特徴となっており、登場人物・キャラクターのセリフにもその特徴がよく表れている。主人公である両儀式にも、「人生のある時期(中二病)にしか許されないポエムだだ漏れテキストだよ」と語られている。

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出典: pbs.twimg.com

映画『空の境界 未来福音』の来場者特典として配布された、書き下ろし小説、「第_章「終末録音」」での両儀式のセリフ。黒桐幹也との会話の中で登場する言葉である。

「…そろそろ行くわ。
ねぇ、黒桐くん。あなたは本当に何も望まなかった。
白純里緒と対峙した時も、死と隣り合わせだったのに中立を選んだ。
わたしには、それが不思議で仕方なかったの。あなたは今日よりもっと楽しい明日がほしくないの?」(両儀式)

「…ああ、今だって楽しいからね。それで十分だって、思えるんだ」(黒桐幹也)

「あたりまえのように生きて、あたりまえのように死ぬのね」(両儀式)

ああ、それは―

「なんて、孤独――」(両儀式)

「だっておかしいじゃないか。人間が見れるのは外見だけだろ。それを見てくれたおまえはいらなくて、心なんて見えもしないモノを見てくれなきゃイヤだ、なんて普通じゃない。普通じゃないって事は異常ってこと。ほら、おかしい話じゃないか。そいつもさ、心を見てほしかったら紙に書けばよかったのにね。臙条。おまえ、そいつと別れて正解だよ」

「だっておかしいじゃないか。人間が見れるのは外見だけだろ。それを見てくれたおまえはいらなくて、心なんて見えもしないモノを見てくれなきゃイヤだ、なんて普通じゃない。普通じゃないって事は異常ってこと。ほら、おかしい話じゃないか。そいつもさ、心を見てほしかったら紙に書けばよかったのにね。臙条。おまえ、そいつと別れて正解だよ」とは、第五章「矛盾螺旋」での両儀式のセリフ。

「ほんの少し――ほんの少しだけ、おまえよりの殺人衝動――」

「ほんの少し――ほんの少しだけ、おまえよりの殺人衝動――」とは、第二章「殺人考察(前)」などで語られる両儀式のセリフ。式が持つ「殺人衝動」や彼女の世界観を表す象徴的な言葉の一つである。

「私は、おまえを犯(ころ)したい」

「私は、おまえを犯(ころ)したい。」とは、第二章「殺人考察(前)」での両儀式のセリフ。赤い着物で雨の中佇む式に対し、幹也は腕を差し出した。それと同時に式は彼の腕を切る。逃げる幹也を追いかけ、ナイフの切っ先を彼の喉元に向けた式は、「コクトー、何か言ってよ」と言う。「僕は……死に……たく、ない――」と言う幹也に対して、式は「私は、おまえを犯(ころ)したい」と発言する。

黒桐幹也の名言・名セリフ/名シーン・名場面

黒桐幹也(こくとう みきや)は、本作の主要人物の一人である。両儀式の高校時代からの友人であり、蒼崎橙子が主宰する事務所「伽藍の堂」に調査員として勤務している。
雪の日に遭遇した式に心を奪われ、高校で再会を果たしたのちに共に大学へ進学する約束を結ぶ。事故によって式が2年間の昏睡状態に陥った際も絶やすことなく見舞いに通い続けた。大学進学後は橙子の制作物に魅了されたことで中退を選び、「伽藍の堂」へ就職。目覚めたものの実家へ戻らない式の身の回りの世話を引き受け、寄り添い支えている。

renote.net

「式。君を――― 一生、許(はな)さない」

「式。君を――― 一生、許(はな)さない」とは、第七章「殺人考察(後)」での黒桐幹也の名セリフ。劇場版における同作のキャッチフレーズとしても使用されている。

「…ああ、もっと早く気がつけば良かった。殺すとまで言われた事なんか笑い飛ばせるぐらい、黒桐幹也は両儀式が好きなんだっていうことに。」

「…ああ、もっと早く気がつけば良かった。殺すとまで言われた事なんか笑い飛ばせるぐらい、黒桐幹也は両儀式が好きなんだっていうことに。」とは、第二章「殺人考察(前)」での黒桐幹也のセリフ。

「根拠はないんだ。けど、僕は式を信じ続けるんじゃないかな。…うん、君が好きだから、信じつづけていたいんだ。」

「根拠はないんだ。けど、僕は式を信じ続けるんじゃないかな。…うん、君が好きだから、信じつづけていたいんだ。」とは、第二章「殺人考察(前)」での黒桐幹也のセリフ。第二章では幹也の式へ対する恋愛感情にフォーカスが当たっているが、そのバックボーンもまた根拠のない確信に基づいている。終盤、夕日の教室で自分の式への感情を問われた幹也は、このように答えたのだった。

蒼崎橙子の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「学院時代からの決まりでね。私を”傷んだ赤色”(スカー・レッド)と呼んだ者は、例外なくブチ殺している。」

「学院時代からの決まりでね。私を”傷んだ赤色”(スカー・レッド)と呼んだ者は、例外なくブチ殺している。」とは、蒼崎橙子の名セリフ。怪物に喰われているアルバに言い放った、遅すぎた警告の言葉である。

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