空の境界の時系列は?章ごとにまとめてみた!【終章・未来福音も!】

『空の境界』は時系列順に描かれているわけではなく、2章が1章の前の出来事であるなど、章によって年月日がバラバラだ。作中の出来事がどの順番で起きたのか、ここでは章ごとに分かりやすくまとめてみた。

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第二章 殺人考察・前

世間で猟奇殺人事件の恐怖が広がっている頃、高校生の黒桐幹也は、二重人格だという両儀式と交友を深めていった。
しかし、冬のある日、黒桐幹也は両儀式が首なし死体の隣に立っているところを目撃してしまう。
だが黒桐幹也は、両儀式が殺人犯だと断定せずに、むしろその無実を証明するために、毎夜その動向を見張っていた。
ただ、ある雨の日。両儀式が黒桐幹也をナイフで襲ってきた。黒桐幹也は逃げるが、ついに両儀式に捕まってしまい――

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第四章 伽藍の洞

交通事故で数年間を昏睡状態でいた両儀式が目覚めた。しかし、両儀式はなぜか「モノの死を見る目」を手に入れて、その内にいた別人格である両儀織が消えていたことに気付き、塞ぎこんでしまう。
だが、自称 魔法使いの蒼崎橙子との対話を通じて、両儀織が死んだ理由を考えて、ついに黒桐幹也と再会する。

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第三章 痛覚残留

高校生の浅上藤乃は、不良達に性的暴行を受けていて――。
今朝発生した猟奇殺人事件の犯人を探して、保護あるいは殺害してほしい。そんな依頼を蒼崎橙子から受けた両儀式は、早々に犯人である浅上藤乃を見つけ出す。
それと同時期。黒桐幹也は、ひょんなことから浅上藤乃と接点を持ち、暴行されていたことに同情。そしてその素性を調べだした。
だが、浅上藤乃の凶行は続き、ついに両儀式と浅上藤乃の決闘は始まる。しかし戦いは浅上藤乃の負けとなりながらも、両儀式は浅上藤乃の病気を殺すのみに留めた。

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未来福音

ある日のこと。両儀式は爆弾魔に狙われる。しかし両儀式はそんな爆弾をものともせず、爆弾魔 倉密メルカの未来視の力を殺して、圧倒した。
それと同時期。未来視の能力がある瀬尾静音は、黒桐幹也という青年に出会った。瀬尾静音は、未来視の能力についての悩んでいたが、この黒桐幹也に諭されることで、その悩みは払拭された。そして瀬尾静音は黒桐幹也に恋をするが、黒桐幹也が恋人持ちということを知って、あえなく失恋する。

――この物語は、二年前の両儀織、また十二年後の倉密メルカなどの物語もあるが、それについては割愛。

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第一章 俯瞰風景

巫条ビルの屋上に幽霊がいる。
そんな巫条ビルに近寄ったがために黒桐幹也は昏倒してしまう。
両儀式は、最初こそそれを気にする風ではなかったが、まもなく黒桐幹也を助けるために幽霊の頭である巫条霧絵を殺す。

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第五章 矛盾螺旋

高校生の臙条巴は両親を殺したために、両儀式の家を隠れ家にしていた。
だが、臙条巴とその両親は、実は魔術師 荒耶宗蓮の実験の駒の一つだった。その事実を知った臙条巴だが、何も出来ずに両儀式を荒耶宗蓮に捕らえられてしまった。
それと同時期。黒桐幹也は、蒼崎橙子の学友 コルネリウス・アルバから両儀式が拘束されたことを知る。しかし、その救出に向かった蒼崎橙子は荒耶宗蓮に敗北。
そして黒桐幹也と臙条巴は出会う。二人は両儀式を助けることにしたが、二人共があえなく敗北。
しかし黒桐幹也は蒼崎橙子に助けられ、臙条巴は死ぬものの、その時間稼ぎによって両儀式は自ら拘束から脱出。そして両儀式は荒耶宗蓮を圧倒し、殺す。

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第六章 忘却録音

黒桐幹也の妹 黒桐鮮花は、師匠の蒼崎橙子から礼園女学院での不可思議なことの調査を依頼されて、両儀式とともに調査を始める。
最初は先輩の黄路美沙夜が怪しかったが、その裏には荒耶宗蓮に招かれて日本にやってきた魔術師 玄霧皐月がいた。
黒桐鮮花と両儀式は協力して玄霧皐月らを倒し、事件を見事解決してみせる。

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第七章 殺人考察・後

二年前にあった猟奇殺人事件が再び起こり始めた。そして時を同じくして両儀式の動向が怪しくなり、黒桐幹也はついに両儀式と連絡が取れなくなってしまった。
だが、黒桐幹也は事件の独自調査を進めていき、高校時代の先輩 白純里緒が犯人だと知る。
白純里緒は、荒耶宗蓮と薬により人格が破綻しており、執拗に両儀式を追っており、黒桐幹也にもわずかだが執着を見せていた。
二人は白純里緒に傷つけられるが、ついに両儀式は白純里緒を殺してしまう。
そうして、傷だらけの黒桐幹也は、やはり傷だらけの両儀式を抱きしめる。
それから数週間後、二人は寄り添い合って歩いて行った。

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終章・空の境界

雪のある日。
黒桐幹也は両儀式と再会する。しかしそれは、黒桐幹也がよく知る両儀式でもなく、両儀織でもない第三の人格だった。
この両儀式によると、両儀式は世界を作り変える力さえあるようだが、黒桐幹也はそんなことを望まなかった。
そんな会話をして、二人は別れた。

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